子供に与えるゲームは、テレビゲームやスマホゲームではなく、コミュニケーション力や考える力を養えるボードゲームがおすすめです。今では、学校や研修など教育の場で採用されることが増えています。
ただ、「子ども向けボードゲーム」と言っても様々な種類があるので、どれがいいのかよく分からない人も多いと思います。
そこで今回は、子供と遊べるおすすめボードゲーム31選を年齢別(5歳~10歳)に紹介します。気になるゲームがあれば「ルール紹介記事」も書いているので、紹介文の下の詳細記事をチェックしてみてください。
▼幼児(3歳・4歳)向けのおすすめボードゲームはこちら。
『5歳』からできる子供向けボードゲーム
まずは、「5歳」から遊べる子供向けボードゲームを紹介します。5歳から遊べるボードゲームには「瞬発力・判断力・バランス感覚」を使うゲームが多いです。
①ナンジャモンジャ
ジャンル | スピード系 |
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プレイ人数 | 2人~6人 |
プレイ時間 | 15分 |
おすすめの年齢 | 4歳~ |
ナンジャモンジャは、カードをめくるたびに謎の生物に「名前」をつけていき、再び同じカード(生物)が現れたら、その名前を誰よりも早く叫ぶというボードゲームです。記憶力・瞬発力が大事なゲームです。
自分の番になったら山札からカードを1枚めくり、カードに描かれている謎の生物に名前を付けます。
上のように「くるくるフラワーヘアー」「もじゃもじゃさん」「大きなえだまめちゃん」など好きなあだ名をつけてOKです。次のプレイヤーも同様にカードをめくってあだ名をつけていき、再び同じカードが現れたら、その生物の名前をいち早く言った人が点数を獲得できます。
僕は子供のいる友人家族と遊びましたが、「変な名前」や「絶対に噛んでしまいそうな長い名前」をつけると子供たちは大盛り上がりでした!子供もすぐに理解できるくらい簡単で、記憶力と瞬発力が試されるゲームです。
※ミドリ・シロの2種類がありますが、イラストの違いだけです。
▼ナンジャモンジャの詳しいルールはこちら。
②ねことねずみの大レース
ジャンル | すごろく系 |
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プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 4歳~ |
ねことねずみの大レースは、「追いかけてくるネコ」から「自分のネズミ」を逃がしながらゴールを目指し、集めたチーズの得点を競うというボードゲームです。
サイコロを振って自分のネズミ(4~5匹)を動かしていきますが、サイコロで「ネコのマーク」がでたら、後ろからネコがどんどん近づいてきます。ネコに捕まってしまう前に、コースの途中にある部屋に入ってチーズを手に入れなければなりません。
基本的にサイコロ運に左右されるので子供が大人に勝てるくらいの運要素がありつつ、一方で「どのネズミを動かすか?」という考える要素もあります。運と判断のバランスがちょうどいい加減なので、4歳・5歳くらいの子供におすすめのボードゲームです。
③キャプテン・リノ
ジャンル | バランス系 |
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プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 5歳~ |
子ども向けボードゲームの定番と言えば、キャプテン・リノ!このゲームは、ビルを倒さないように、壁カードと床カードをのせていくというバランスゲームです。
どんどん高くなってギリギリのバランスで立っている時には「もう回ってこないで」とドキドキしっぱなしです!
また、床カードには「次の人の番を飛ばす」「逆回りにする」などの特殊効果があります。自分の番が終わってホッとしていたところに、次の人に「逆回り」に変えられて、またすぐ自分の番になって絶望…なんてこともよくあります。笑
紙製で崩れても危なくないので、子供たちだけでも安心して遊ばせられるのも良いところです。
▼キャプテンリノの詳しいルールはこちら。
④どこでもドラえもん 日本旅行ゲーム
ジャンル | すごろく系 |
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プレイ人数 | 2人~6人 |
プレイ時間 | – |
対象年齢 | 5歳~ |
どこでもドラえもん日本旅行ゲームは、Amazonのすごろくランキングでいつも上位にある人気のすごろくゲームです。これひとつで5つのゲームが遊べます!
サイコロの代わりにドラえもんのルーレットを回して、日本全国を移動しながら、各地方にある7つのどこドラカードを集めてゴールに向かいます。もちろん、ドラえもんでお馴染みのひみつ道具カードもあり、ひみつ道具を使ってゲームを有利に進ませることもできます!
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都道府県の名前や名産を覚えたり、お金の計算を覚えられるので、5歳から小学生まで遊びながら学べる要素がたくさんあります。
⑤スティッキー
ジャンル | バランス系 |
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プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 6歳~※5歳でも遊べる |
スティッキーは、棒の束を崩さないようにしながら、サイコロで出た色のスティックを抜いていくというバランス系ボードゲームです。木材の子供玩具で有名なドイツのHABA社が作っています。
プレイヤーは順番に、サイコロを振って出た色のスティックを抜いていきます。
スティックの束が崩れたらゲーム終了です。スティックは色ごとに点数が異なるので、自分のスティックを数えて得点計算します。
我が家では、双子の子供(2歳5か月)の初めてのボードゲームデビューがコレで、子供たちに大ヒットでした!あまりに好きすぎて、早朝・食後・寝る前などいつも「スティッキー!スティッキー!」と言って、今でも遊んでいます。ルールは幼児用にアレンジして「サイコロを使わずに好きな棒を取る」「得点計算なし」という簡単な遊び方にしています。
「カラフルな見た目」「触り心地のいい木製スティック」「溶剤を含まない安全品質」なので、子どもへの誕生日・クリスマスプレゼントにもおすすめのボードゲームです。
▼スティッキーの詳しいルールはこちら。
⑥ドブル
ジャンル | スピード系 |
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プレイ人数 | 2人~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~※5歳でも遊べる |
ドブルは、アメリカで大ヒットした子ども向けカードゲームで、丸いカードを使ったミニゲームが5種類遊べるゲーム集です。
5種類全てのゲームに共通するのは、カードを比べて同じイラストを素早く宣言することです。
上の写真のように、各カードには8種類のイラストが描かれていますが、どのカード同士を比べても必ず同じイラストが1つだけあります。いや~不思議ですね。
「ルールが超簡単」「大人数でも遊べる」「色んな遊び方ができる」ので、家族団らんの時だけでなく、子供の誕生日会やクリスマスパーティーにも活躍してくれるカードゲームです。我が家では通常版のドブルの他に『ドラえもん版ドブル』も購入して子供たちと一緒に遊んでいます。
▼ドブルの詳しいルールはこちら。
⑦ナインタイル
ジャンル | スピード系 |
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プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~※5歳でも遊べる |
ナインタイルは、「9枚のカードをお題通りに素早く並べ変える」という早解きボードゲームです。
お題カードを公開したら、全員一斉にゲームスタート!表・裏で絵柄の違う9枚のカード9枚を動かしたり、ひっくり返したりしながら、お題通りの配置になるよう目指します。
簡単だけど、これが意外と揃わない!!
僕がこのゲームを気に入っているのは「子供・大人関係なく、みんなが本気モードでプレイできる」こと!
3組の家族で集まった時に遊んだら、大人が本気で遊んで5歳の子供に負けてしまうので、その度に大盛り上がりでした!終わったら「うちでもこれやりたい!」とその場で全家族がナインタイルを買ったほどでした。子供のいる家族なら、一家に一個持っておいて損のないおすすめボードゲームです。
▼ナインタイルの詳しいルールはこちら。
『6歳』からできる子供向けボードゲーム
ここからは、『6歳』からできるおすすめボードゲームを紹介します。
6歳向けゲームからは、戦略要素・推理要素などが加わって、考えるゲームが多くなります。とは言ってもルールは簡単なので、幼稚園・保育園を卒業したてでもすぐに遊べるものばかりです。
⑧ゴブレットゴブラーズ(Gobblet Gobblers)
ジャンル | 戦略系 |
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プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 5分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ゴブレットゴブラーズは、自分のコマを縦・横・斜めのいずれか一列に並べたら勝ちという〇×ゲーム風の2人用ボードゲームです。プレイヤーはそれぞれ大・中・小のコマを持っていて、そのコマを3マス×3マスの盤面に置いていきます。
このゲームの面白いのは、コマを配置する・動かすだけでなく、既に置かれているコマの上に自分のコマを被せることもできること!
上のように、自分が置こうとしているコマよりも、配置済の相手のコマが小さければ上から被せることができます。そのため、毎手番で「どの大きさをどこに置くのか」が本当に悩ましいです!
さらに、コマの配置の仕方以外にも、実は「記憶力」も重要です!ゲーム終盤で手元にコマがなくなったら盤面のコマを動かさなければなりませんが、移動させたことで下のコマが出てきて、相手のコマが一列そろって負け…なんてこともよくあります。
たった5分でさくっと遊べて、子供と一緒に楽しめる2人用の定番ゲームです。
▼ゴブレットゴブラーズのルールはこちら。
⑨ドメモ
ジャンル | 推理系 |
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プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ドメモは、家族みんなで楽しめる「数字当て」ボードゲームです。ドメモの特徴は、他のプレイヤーの数字は見えるけど、自分の数字だけ見えないところです!
使うのは1-7の数字だけなので簡単!!
遊び方は順番に自分の数字を答えていくだけですが、他のプレイヤーの見えている数字やみんなの発言から予想したり、時には周囲を惑わすような答えを言って心理戦をしかけることもできます。
使うのは1~7の数字タイルだけなので、子どもと一緒に家族みんなで楽しめるボードゲームです。
▼ドメモの詳しいルールはこちら。
⑩コリドール
ジャンル | 戦略系 |
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プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
コリドールは、自分のコマを1マスずつ動かしてゴールまで進むことを目指すボードゲームです。
手番でやることは「コマを進める・壁で相手の進路を塞ぐ」のどちらかで、特に重要なのは壁を使って相手の進路をブロックすることです!
相手をできる限り遠回りさせるために、どこに・どのタイミングで置くかが重要です。
ルールがとても分かりやすいので、将棋や囲碁の代わりに子供と遊ぶゲームにぴったりです。4歳から遊べる『コリドール・ジュニア』、5歳から遊べる『コリドール・キッズ』などかわいくなった子供向け版もあります。
▼コリドールの詳しいルールはこちら。
⑪みんなでぽんこつペイント
ジャンル | お絵描き |
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プレイ人数 | 2~12人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 6歳~ |
みんなでぽんこつペイントは、お題を「直線」と「正円」だけで描いて伝えるお絵描きゲームです。回答役以外のプレイヤーは共通のお題を与えられて、一斉に線と丸だけで絵を描きあげます。
線と丸だけしか描けないというルールに加えて、さらに悩まされるのは「少ない画数の人から順に回答役に見せることができる」という斬新なルールです。回答役が当てた時点でゲーム終了となるので、「少ない画数で先に当ててもらうか、多い画数で発表順が後になってでも確実に分かる絵に仕上げるのか」が悩みどころです。
絵心がなくても丸と線だけ描ければいいので、絵が苦手な子供でも遊びやすい安定感のあるお絵描き系ボードゲームです。「6人まで遊べる個人戦」「12まで遊べるチーム戦」などがあるので、子供が大勢集まる誕生日会やクリスマスパーティーで活躍してくれます。
▼みんなでぽんこつペイントのルールはこちら。
⑫ピクテル
ジャンル | 表現 |
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プレイ人数 | 3~6人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ピクテルは、透明のイラストカード(ピクトグラム)を重ね合わせてお題を表現するというボードゲームです。
実際に見たほうが早いということで…下の絵は何でしょう?ヒントは『嫌なこと』です。
答えは「満員電車」です。このように、お題を表現して回答者に当ててもらうゲームです。
自分には思いつかないような意外な組み合わせに思わず感心しちゃったり、逆に誰にも伝わらない表現をして周りから非難されることも…!イラストを組み合わせるだけなので、子供も大人もすぐに遊べる簡単ゲームです。
⑬人生ゲーム
ジャンル | すごろく系 |
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プレイ人数 | 2人~6人 |
プレイ時間 | – |
対象年齢 | 6歳~ |
僕が子供の頃には1家に1台あった、すごろくゲームの定番『人生ゲーム』です。
現在のスタンダード版『人生ゲーム 2016年ver』の特徴は「付け外し可能な4つの追加ステージがある」ことです。4つ全てのエリアを付けると、ボード面積が2倍にもなります。この追加エリアはいくつつけてもOKなので、付け外しすることで時間調整しやすいのがメリットです。
親からすると遊びながら子供に「お金・職業・保険証券・株券」などを教えることができるのも人生ゲームの良いところです。
▼人生ゲーム2016年verのルール&レビューはこちら。
『7歳』から遊べる子供向けボードゲーム
『7歳』から遊べる子供向けボードゲームを紹介します。
ただ、簡単さは先ほど紹介した「6歳から遊べるゲーム」と変わらないので、6歳の子どもでも普通に遊べるゲームばかりです。
⑭ブロックス
ジャンル | 戦略系 |
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プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 7歳~ |
ブロックスは、4色のブロックを盤面に広げていく陣取り系ボードゲームです。
遊び方はとても簡単!自分のブロックの角と角が接するように、ブロックを1個ずつ置いていき、たくさん置けた人が勝者となります。
ただ、「どこに置いたらより多くのブロックを置くことができるか」や「今このタイミングで攻めるか・守るか」など考えさせられる戦略的なゲームでもあるのでかなり遊び応えがあります。
子供とおじいちゃん・おばあちゃんが一緒に遊べるくらい簡単なので、僕は自分と妻の両方の実家に1個ずつ置いていて、いつでもみんなで遊べるようにしています。
▼ブロックスの詳しいルールはこちら。
⑮スライドクエスト
ジャンル | バランス系 |
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プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 15-45分 |
対象年齢 | 7歳~ |
スライドクエストは、みんなで4本のレバーを持ちあってボードを傾けながら「騎士」をゴールまで導く協力系ボードゲームです。
騎士の裏にボールが付いてるのでスルスル動く
僕は大人4人で遊びましたが、行きたい方向とは逆に行ったり、動きすぎたりして「違う違う!」「ちょっと待って!」と苦戦しながらも大爆笑でした!慣れてみんなが上達してくるとチームのレベルが上がったような一体感があって楽しいです。全20ステージもあり、終盤はかなりの難易度なので遊び応え抜群です。
子供に力加減やタイミングを教えながら一緒に遊べるので、ファミリーで遊ぶボードゲームとしてもおすすめです!
▼スライドクエストの詳しいルールはこちら。
⑯ウノフリップ(UNO FLIP!)
ジャンル | 戦略系 |
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プレイ人数 | 2~10人 |
プレイ時間 | – |
対象年齢 | 7歳~ |
ウノフリップは「カードを反転させて両面を使う」という斬新なシステムが面白い、新しいUNOです。
最初は表面の「ライトサイド」でプレイしますが、あるタイミングから裏面の「ダークサイド」に切り替わって、カードの効果がより強力になりハードなゲームに変貌します!
通常版のウノよりも刺激的で面白く、見た目もとてもカラフルです!
ベースはみんなが良く知っているUNOなので、小学生の室内遊びや大人数での旅行用ゲームにぴったりです!
▼ウノフリップの詳しいルールはこちら。
⑰バウンス・オフ!
ジャンル | アクション |
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プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 7歳~ |
バウンス・オフは、ピンポン玉をトレーに投げ入れるアクション系ボードゲームです。
最初に指令カードを1枚めくり、指令カードと同じ形にボールを配置することを目指します。プレイヤーは自分のチームカラーのボールを持ち、ワンバウンドするように投げて、指令カード通りになったら得点ゲットとなります。
ボールさえ投げられれば遊べるので、7歳以下の子供でもすぐに遊べるゲームです。また、「子供は近くから投げる(大人は遠くから投げる)」などハンデをつけやすいのもGOODです。
▼バウンスオフの詳しいルールはこちら。
⑱ヒューゴ
ジャンル | すごろく系 |
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プレイ人数 | 2~8人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 7歳~ |
ヒューゴ おばけと鬼ごっこは、お屋敷のパーティーに現れたオバケから逃げるすごろく系ボードゲームです。スタートやゴールはなく、円状のルートをぐるぐると回ります。
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自分用の複数のコマを好きなマスに置いたらゲームスタート。サイコロを振って、出目の数だけコマを移動させます。ただし、オバケの出目が出たら、オバケがすごい勢いで追いかけてきます!追いつかれたコマは地下牢に閉じ込められて、マイナス点になってしまいます。オバケに追いつかれる前に、道中にある部屋に隠れましょう。
子供たちは、迫りくるオバケにキャーキャー叫びながら大盛り上がりできるボードゲームです!
『8歳』から遊べる子供向けボードゲーム
『8歳』から遊べる子供向けボードゲームを紹介します。
8歳向けからは「判断力・戦略・読み合い」など総合的な力が試されるゲームが増えます。大人でも面白いゲームばかりなので、家族一緒に楽しみましょう。
⑲ウボンゴ
ジャンル | スピード系 |
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プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ウボンゴは、パズルの完成スピードを競う簡単なパズルゲームです。
最初にダイスを振り、今回使用するピース3枚を決めて、ボードの枠内にピースを隙間なく埋めることができたら完成です。
全て埋めたら「ウボンゴ!」と叫び、一番早いプレイヤーから順番に宝石を獲得して、その点数を競います。
冷静になるとピースを回転させたり反転させればちゃんと解ける問題ですが、ゲーム中はつい焦ってしまい「ムリムリムリ!」「この問題、絶対解けないよ!」という叫び声が上がって盛り上がります。
ウボンゴは海外では小学生・中学生の知育教材としても使われているそうです。対象年齢が8歳となっていますが、とても簡単なゲームなので小学生低学年からでも遊べます。。
▼ウボンゴの詳しいルールはこちら。
⑳マンカラカラハ
ジャンル | 戦略系 |
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プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 10~15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
マンカラは、紀元前から遊ばれている世界最古のボードゲームのひとつで、種まきのように「穴に石を置いていく」2人用ゲームです。
手番でやることは「石を取って、穴に1個ずつ入れるだけ」と簡単で、、基本的には「自分の手番を増やす」「相手の石を横取りをする」ことなどを狙い、一方で同じように考えている相手の狙いを阻止していきます。自分の計画通りに大量の石を横取りしたり、終盤に相手の陣地に石を送り込んで大逆転した時は快感です!
オセロや囲碁などと同じく、運要素ゼロで全情報が公開されているので、先の先の展開を読むことが重要です。子供のための「知育ゲーム」として有名で、保育園・学童・児童館などにもよく置かれています。
▼マンカラカラハの詳しいルールはこちら。
㉑ニムト
ジャンル | 心理戦 |
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プレイ人数 | 2人~10人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ニムトは、牛の絵が描かれたカードを4つの列に配置していくというカードゲームです。
配置ルールに従ってカードを置いていきますが、1つの段に置けるのは5枚まで。各段の6枚目になってしまうと、ペナルティとしてその段のカードを全て引き取らなければなりません。そのため、カードを出す時には熱い読み合いがあって、「このカードなら大丈夫だろう」と思ってカードを出しても、他の人が出すカードによって予想外の展開になるのが面白いところ!
「ルールが簡単」「心理戦要素あり」「大人数で遊べる」ので、ひとつ持っておくと、子供の集まりや旅行など色んなシーンで活躍してくれます!
▼ニムトの詳しいルールはこちら。
㉒おばけキャッチ
ジャンル | スピード系 |
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プレイ人数 | 2人~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
おばけキャッチは「カードのイラストを見て、素早く正しいコマを掴みとる」早取り系ボードゲームです。
カードの内容は2通りあり、めくったら一瞬でどちらか判断して正しいコマをキャッチします。
友達の子どもが遊びに来るとよくこのおばけキャッチをやるのですが、子どもの瞬発力に圧倒されて普通に負けることがよくあります…。子供でも大人に勝つことができる早取りジャンルなので、大人も本気になって遊べるゲームです!
▼おばけキャッチの詳しいルールはこちら。
㉓ハゲタカのえじき
ジャンル | 心理戦 |
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プレイ人数 | 2人~6人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ハゲタカのえじきは、一斉に数字カードを1枚出して、一番大きい数字を出した人が得点カードを獲得できるというボードゲームです。
このゲームの面白いところは、他の人と同じ数字を出してしまうと、得点カードの獲得権がなくなるいうバッティングシステム。
数字被りすると、得点カードが手に入らない
ゲーム中は「強い数字を出したいけど、他の人と被りそう…」というジレンマが常になり、バッティングが起こる度に「うわーまた被った!」「せっかく最強カード使ったのに…」といった叫び声が絶えず、すごく盛り上がります。
遊べば遊ぶほど、みんなの相場観やカードの出し方が分かってきます。そうなってからは「いかに相手の裏をかけるか」という読み合いに発展して「あえて弱い数字を出す」や「裏の裏をかいて、素直に強い数字を出す」といった駆け引きになり、さらに面白くなります!
▼ハゲタカのえじきの詳しいルールはこちら。
㉔モンスターメーカー
ジャンル | 戦略系 |
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プレイ人数 | 2人~6人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
モンスターメーカーは「手札を使ってダンジョンを進み、奥にある宝物を持ち帰る」というボードゲームです。元々は1988年に発売したものですが、その人気から2度もリメイクされた不朽の人気作です。
自分のターンにできることは1つだけなので、「ダンジョンを進むか」「他プレイヤーの邪魔をするか」「次のターンに備えるか」を選択するのかがとても悩ましくて面白いです。また、サイコロの出目次第でモンスターを倒せるか倒せないかが決まるというハラハラ要素もあり、サイコロを振る度に一喜一憂して盛り上がれるのも良いところです!
テレビゲームやスマホゲームに夢中になっている子供にぜひおすすめしたいボードゲームです。
▼モンスターメーカーの詳しいルールはこちら。
㉕ダブルナイン
ジャンル | 戦略系 |
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プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 10-20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ダブルナインは、手札から数字カードを出して、大きな2ケタの数字を作るカードゲームです。
個人ボードの「十の位」と「一の位」に数字カードを置いて、最強の組み合わせである「99」を目指します。
0~9の数字カードには「一回休み」「手札交換」「カードの入れ替え」など様々な効果があり、ゲーム終盤にはカードの入れ替えなどで大逆転が起こって盛り上がります!
常に各プレイヤーの数字が公開されているので、見た目で分かりやすいのが良い所です。カード効果の内容もシンプルなので、子供でもすぐに遊べます。
▼ダブルナインの詳しいルールはこちら。
㉖新・キングオブトーキョー
ジャンル | 戦略系 |
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プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
新・キングオブトーキョーは、自分が巨大なモンスターとなって戦う怪獣バトルボードゲームです。サイコロを振って、「攻撃・回復・カード購入」をしながら戦います。
キングオブトーキョーの面白いところは「ダイスの振り直し」です。6個のダイスを振り、振り直したいダイスを選んで2回まで振り直せます。
どのダイスを振り直すかという選択が本当に悩ましく、単純な運ゲーではないところが面白いです!
「モンスターになって戦うという分かりやすさ」と「攻撃・回復といった子供が好きそうなゲーム性」を備えているので、子供心をくすぐること間違いなしのボードゲームです!
▼キングオブトーキョーの紹介はこちら。
㉗クラスク
ジャンル | アクション |
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プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 8歳~ |
クラスクは、エアホッケー風の2人用アクションボードゲームです。
台の下から磁力で動くコマを動かして、ボールを相手ゴールに入れることを狙います。また、ボード上には磁石でできた障害物(白)が3つあり、これが自分の操るコマに2つくっつくと失点となってしまいます。
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ボールの打ち返す技術や瞬発力だけでなく、障害物コマをどこに誘導させるかという戦略的な要素もあるのが、クラスクの魅力です。その競技性の高さから日本大会も実施されており、子供だけでなく大人も一緒に熱中できるボードゲームです!
※クラスクの最新版は2019年リニューアル版です。
『10歳』から遊べる子供向けボードゲーム
『10歳』から遊べる子供向けボードゲームを紹介します。
㉘ワードバスケット
ジャンル | スピード系 |
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プレイ人数 | 2人~8人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ワードバスケットは、誰でも知っている”しりとり”が進化した、スピード勝負のしりとりゲームです。
使うのは「ひらがな1文字のカード」だけ。「場の文字」から始まって、「手札の文字」で終わる言葉を宣言しながらカードを出します。
例:「は」から始まって、手札の「い」で終わる言葉
普通のしりとりと大きく違うのが「思いついたら誰でもすぐにカードを出せる」というところ。そのため、カードを出そうとした瞬間に他の人に出されてしまい、「えっ今出そうとしたのに!!」と何度も悲鳴があがります!シンプルだけど、想像以上に盛り上がるおすすめのカードゲームです。
▼ワードバスケットの詳しいルールはこちら。
㉙タギロン
ジャンル | 推理系 |
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プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 10歳~ |
タギロンは、お互いに数字タイルを隠し持ち、質問カードを使って先に相手の「数字」と「色」を順番通りにぴったり当てた人の勝ちという数字当てボードゲームです。
場にある6枚の質問カードから1枚を選んで「7はどこ?」「青の数字タイルは何枚ある?」などの質問を交互にして、その返答をメモ用紙に書き込んで相手の数字を絞り込んでいきます。
「答えが分かった時のスッキリ感」と「接戦でギリギリ負けた時の悔しさ」で、何度も「もう1回!」と言ってしまい、なかなかやめられない中毒性の高いゲームです!足し算・引き算・偶数・奇数が分かれば子供でもすんなり遊べるので、小学生高学年の子供がいるファミリーにおすすめの室内ゲームです。
▼タギロンの詳しいルールはこちら。
㉚コヨーテ
ジャンル | 心理戦 |
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プレイ人数 | 2人~10人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
コヨーテは「みんなが持っている数字の合計値を予想する」というゲームですが、面白いのが「他の人の数字は見えるのに、自分の数字だけ見えない」というところ!
カードをおでこに当てるので、自分の数字が見えない
順番に「前のプレイヤーよりも大きい数字」を宣言していき、前のプレイヤーの数字がカードの合計値を超えたと思ったら「コヨーテ!」と宣言します。間違っていたプレイヤーがライフを1失い、3ライフ失ったら脱落となります。
ゲーム中は、他のプレイヤーの宣言や表情などをよく観察して、自分の見えない数字を推理していきます。一方で、ハッタリをかまして周囲を騙すというのもこのゲームの楽しみ方。このハッタリで場を混乱させて勝利した時の快感は格別です。「簡単・大人数でできる・子供も大人も一緒に楽しめる」ので、どんな場面でも遊べる万能なボードゲームです!
▼コヨーテの詳しいルールはこちら。
㉛侍石(じしゃく)
ジャンル | アクション |
---|---|
プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 14歳~※10歳でもOK |
侍石は、磁石の力を利用した、2人用のマグネットアクションゲームです。
各プレイヤーは交互に自分のマグネットストーンを凸凹した盤面に1個ずつ置いていきます。
自分のストーンを配置する時には、磁石の力でストーン同士がくっつかないように注意しながら置きます。ストーンがくっついたら、ペナルティーとしてくっついた状態のストーンを全て引き取らなければなりません。先に手元のストーンがなくなった方の勝利です。
僕は、友達の子供(小学生)が遊びに来たときに出したら、ストーンがくっつく度に悲鳴と笑いが起こって大人気でした!ルールがとても簡単で難しく考え込む要素がないので、子供が初見ですぐに遊べます。
▼侍石の詳しいルールはこちら。
【まとめ】子供におすすめのボードゲーム一覧表
今回紹介した子供向けのおすすめボードゲームを一覧にしてまとめました。
※タイトルのリンクをクリックすると、詳細記事へ飛びます。
▼『5歳』から遊べる子供向けボードゲーム
画像 | 詳細記事へのリンク | 対象年齢 |
![]() | ナンジャモンジャ | スピード |
![]() | ネコとネズミの大レース | すごろく |
![]() | キャプテンリノ | バランス |
![]() | どこでもドラえもん 日本旅行ゲーム | すごろく |
![]() | スティッキー | バランス |
![]() | ドブル | スピード |
![]() | ナインタイル | スピード |
▼『6歳』から遊べる子供向けボードゲーム
画像 | 詳細記事へのリンク | ジャンル |
![]() | ゴブレットゴブラーズ | 戦略系 |
![]() | ドメモ | 推理系 |
![]() | コリドール | 戦略系 |
![]() | みんなでぽんこつペイント | お絵描き |
![]() | ピクテル | 表現 |
![]() | 人生ゲーム | すごろく |
▼『7歳』から遊べる子供向けボードゲーム
画像 | 詳細記事へのリンク | ジャンル |
![]() | ブロックス | 戦略系 |
![]() | スライドクエスト | バランス |
![]() | ウノフリップ | 戦略系 |
![]() | バウンスオフ | アクション |
![]() | ヒューゴ | すごろく |
▼『8歳』から遊べる子供向けボードゲーム
画像 | 詳細記事へのリンク | ジャンル |
![]() | ウボンゴ | スピード |
![]() | マンカラカラハ | 戦略系 |
![]() | ニムト | 心理戦 |
![]() | おばけキャッチ | スピード |
![]() | ハゲタカのえじき | 心理戦 |
![]() | モンスターメーカー | 戦略系 |
![]() | ダブルナイン | 戦略系 |
![]() | キングオブトーキョー | 戦略系 |
![]() | KLASK | アクション |
▼『10歳』から遊べる子供向けボードゲーム
画像 | 詳細記事へのリンク | ジャンル |
![]() | ワードバスケット | スピード |
![]() | タギロン | 推理系 |
![]() | コヨーテ | 心理戦 |
![]() | 侍石 | アクション |
【最後に】子供と遊べるゲームはたくさんある!
以上が、『子供におすすめのボードゲーム31選』の年齢別紹介でした。
ボードゲームは「判断力・瞬発力・バランス感覚」など様々な要素が必要になるので、遊びながらにして色んなことが身につきます。また、知育以外にも、親と子供のコミュニケーションの場にもなるので、ファミリーならいくつか持っておきたいものです。
どのボードゲームも本当におすすめなので、クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントで渡して一緒に遊んでみてください。
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『幼児(3歳・4歳)』におすすめのボードゲーム
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