侍石を徹底紹介!くっついたらアウトな磁石ボードゲーム
侍石(じしゃく)は、磁石の力を利用したマグネットアクションボードゲームです。2019年5月下旬にホビージャパンから日本語版が発売しました。
ゲーム内容は、プレイヤーが交互に磁石ストーンを配置していき、先に自分の磁石を置ききった人の勝ちというシンプルなルールです。
今回は、侍石(じしゃく)の4つのルールとコツ、レビューを徹底紹介します。
▼侍石(じしゃく)
商品名 | 侍石 |
---|---|
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 14歳~ |
ジャンル | アクション |
発売時期 | 2018年 |
デザイナー | Steve Velte |
販売元 | ホビージャパン |
関連ページ | ホビージャパンの公式ページ BoardGameGeek |
▼子供向けのおすすめボードゲームはこちら
侍石は磁石の力を利用したボードゲーム
侍石は、磁石の力を利用した、2人用のマグネットアクションゲームです(3人以上でも遊べます)。
プレイヤーは交互に自分の磁石ストーンを凸凹したボードに1個ずつ置いていきます。
自分のストーンを配置する時には、磁石の力でストーン同士がくっつかないように注意しながら置きます。ストーンがくっついたら、ペナルティーとしてくっついた状態のストーンを全て引き取らなければなりません。先に手元のストーンがなくなった方の勝利です。
シンプルなルールで直感的に遊べるので、小さな子どもでもすぐに遊べます!
侍石(じしゃく)の『内容物』
侍石(じしゃく)の内容物がこちら。
※磁石を入れる袋を取り忘れました
<内容物>
ゲームボード / 磁石ストーン18個 / 磁石袋
ゲームボードには、磁石を置くための凹凸がたくさんあります。
そして、このゲームの主役の磁石ストーンは、磁力が凄まじく強力です!どのくらい強いかというと、下の画像のように、18個を繋げてまっすぐ持ってるくらいです。ガッチリくっついています。
ちなみに、見た目では磁石のN極・S極が分かりません。
侍石(じしゃく)の『基本ルール』
侍石には、全部で4つのルールがありますが、まずは最もスタンダードな「いちぬけ!」という基本ルールを紹介します。
ゲームの準備
最初に、18個ある磁石ストーンをプレイヤーに均等に配ります。
2人なら9個、3人なら6個配る
1個ずつ磁石を置いていく
プレイヤーは順番に、手持ちの磁石ストーン1個をボードのくぼみに置いていきます。
磁石がくっついたら、ペナルティー!!
磁石ストーンを置いたときに、他の磁石にくっついてしまったら、ペナルティーとしてくっついた磁石全てを手元に引き取らなければなりません。
上の画像の場合、磁石ストーンを置いたら、配置済みの磁石3個がくっついてしまったので、計4個の磁石を手元に引き取って、次のプレイヤーの番になります。
全部置いたら勝ち!
プレイヤーは順番に磁石を置いていき、先に手元の磁石を全て置いた人の勝利となります。
侍石(じしゃく)の『その他のルール』
先ほどはスタンダードなルールを紹介しましたが、その他の3つのルールも簡単に紹介します。
侍石ルール②:脱落者
脱落者は、失点を計算して脱落者を決めるルールです。
くっついたストーン1個につき1失点となり、10失点した人は脱落となり、残った人の勝利となります。
侍石ルール③:狩り
狩りは、他のルールとは違い、たくさんくっつけることを狙うルールです。
ボード上に磁石を配置した状態でスタートし、くっついた数に応じて、得点を獲得していきます。
侍石ルール④:ソロプレイ
プレイヤー1人で、磁石ストーンが一切くっつかないように、どれだけ置けるかにチャレンジします。
僕は18個中16個が限界でした…うまい人は全置きできるみたいです。
侍石(じしゃく)の『コツ』
侍石で勝つための基本的なコツ3つを紹介します。
①大きい磁石を序盤に使う
磁石ストーンは、一見どれも同じくらいの大きさに見えますが、よく見ると「大きい磁石」と「小さい磁石」があります。
大きい磁石は、ゲーム終盤のボードが埋まっている時に置こうとすると失敗する可能性が高いので、ゲーム序盤に使ってしまいましょう。
②密集地帯には小さい磁石を使う
磁石が密集している所には、手持ちの中でも「小さくて細めの磁石」を置くようにしましょう。
ぼみのどちら側に傾けて置くかも重要です。
③少し近づけてストーンの動きを確認する
置こうとしている磁石ストーンをボードに近づけて、配置済みの磁石ストーンの動きを確認しましょう。
浮かせた状態で近づけるだけで、配置済みの磁石がユラユラ揺れることがありますが、この場合はかなり危険です!
磁石は、見た目ではS極かN極か分かりませんが、特に引き合うように揺れた場合は、持っている磁石の向きを変えると置けることがあるので、色んな向きを試すのが大事です。
侍石(じしゃく)の『レビュー』
最後は、侍石(じしゃく)のボードゲームレビューです。
子供ウケ抜群で大はしゃぎ!
侍石が発売した時は、あまりビビッとこなかったので購入を見送っていましたが、「子供ウケが凄い!」という話を聞いて購入。
昨年、子供たちが集まった時に侍石を出したら、ストーンがくっつく度に悲鳴と笑いが起こって大はしゃぎでした!磁石がユラユラ揺れる度に「うわー」「あぶない!」と悲鳴が上がって、周りで見ているだけでも楽しかったです。
侍石の魅力は「シンプルさ」と「派手さ」
侍石の魅力は「シンプルさ」と「派手さ」だと思います。
シンプルな見た目そのままの遊び方なので、ルール説明するまでもなく、子供が初見ですぐに遊べるところが良いです。侍石を子供たちに渡すと、何も言わなくても子供たちだけで遊べるくらいです。
そして、「強力な磁力でくっつく動き」と「ガチンという音」が派手なので、子供たちにはかなりのインパクト!特に、密集地帯でくっついてしまった時に、1個だけでなく連鎖的に「ガチガチガチッ!」とくっついてしまうとめちゃくちゃ盛り上がります!
対象年齢は「14歳~」となっていますが、小さい子供でも遊べます。我が家の3歳児もくっついたらダメということを理解して遊んでいます。ただ、幼児の場合、誤飲したら大変なので、大人が一緒に遊べるときだけにしましょう。
最後に:
以上が、磁石の力を使うという独創的なコンセプトが面白い『侍石(じしゃく)』のルール&レビューでした。
侍石は、大人の2人プレイ用ゲームとしては向いていません。大人が2人で遊ぶゲームとしてはシンプルすぎるので、すぐに飽きてしまうと思います。僕は一度妻と遊びましたが、その後2人では遊んでいません。
ただ、磁石の動きと音にインパクトがあって、子供ウケは抜群のゲームです!親子で遊ぶ時や子どもが遊びに来た時、ホームパーティー、誕生日会などで場を盛り上げるゲームとしてぴったりです。「ストーンを置くだけ」と超シンプルなので、誰でもすぐに遊べるのも良い所です。
ちなみに、2人向けとなっていますが、磁石を複数人で分け合えば数人でも遊べますし、チーム戦にしても楽しめます!
▼侍石(じしゃく)
また、侍石のほかにも面白い2人用ボードゲームはたくさんあります。詳しくは『2人で遊べるおすすめボードゲーム』で紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。