ゴブレットゴブラーズのルール&レビュー|移動・被せアリの3目並べゲーム
ゴブレットゴブラーズ(Gobblet Gobblers)は、3×3マスにコマを配置していき、先に一列揃えた方の勝ちという2人用ボードゲームです。〇×ゲームに似ていますが、「移動」や「被せ」という独特の要素があります。
日本では、人気番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』でも紹介されており、2019年2月にすごろくやから日本語版が発売されています。
今回は、ゴブレットゴブラーズのルール・遊び方を詳しく紹介します。
商品名 | ゴブレットゴブラーズ |
---|---|
プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 5分 |
対象年齢 | 5歳~ |
ジャンル | アブストラクト |
発売時期 | 2005年 |
ゲームデザイン | Thierry Denoual |
販売元 | すごろくや |
ゴブレットゴブラーズはどんなボードゲーム?
ゴブレットゴブラーズは、3マス×3マスの盤面に自分のコマを1個ずつ配置していき、縦・横・斜めのいずれか一列を揃えたら勝ちという2人用ボードゲームです。〇×ゲームをイメージすると分かりやすいと思います。
ゴブレットゴブラーズの面白い要素は、コマを配置する・動かすだけでなく、配置済みのコマの上からより大きなコマを被せることができるところ!
コマには「大・中・小」という3種類のサイズがあり、配置されているコマよりも大きいコマなら上から被せることができます。そのため、コマをどこに置くかだけでなく、どの大きさを使うかという悩ましさもあります!
また、戦略以外にも、実は「記憶力」も重要です!ゲーム終盤で手元にコマがなくなったら盤面のコマを動かさなければなりませんが、移動させたことで下にあったコマが出てきて、相手のコマが一列そろって負け…なんてこともよくあります。
我が家の5歳児(双子)のお気に入りで、一時期毎日のように遊んでいました!
5歳双子がゴブレットゴブラーズ。
— はとまめ@ぼくとボドゲ (@boku_bodo) October 8, 2022
3種類の大きさのコマを使う○✕ゲーム。大きいコマで上から被せられるのが特徴。
1ゲーム3分くらいで終わるテンポのよさがGOOD!すでに10戦以上やってる😂 pic.twitter.com/uJ1fiYohkv
たった5分でさくっと遊べて、大人と子供が一緒に楽しめるテーブルゲームです。
ゴブレットゴブラーズの内容物
ゴブレットゴブラーズの内容物がこちら。
水色コマ6個 / オレンジコマ6個 / 仕切り棒4本
写真の通り、水色とオレンジの大・中・小サイズのコマがそれぞれ2個ずつあります。
ゴブレットゴブラーズのゲーム準備
まずは、ゴブレットゴブラーズのゲーム準備からです。
各プレイヤーは、1色のコマ6個(大・中・小サイズを各2個)を受け取ります。
仕切り棒4本は下記のようにセッティングします。
ゲーム準備はこれだけです。
ゴブレットゴブラーズのルール
ここからは、ゴブレットゴブラーズのルール・遊び方を紹介します。
勝利条件
ゴブレットゴブラーズの勝利条件は、相手よりも先に『縦・横・斜めのいずれか一列を揃える』ことです。
手番にできること
手番では、以下2つのアクションのうちのどちらかを行います。
- コマを置く
- コマを移動させる
どちらかのアクションを実行したら、相手の手番となります。
①コマを置く
最初は、手持ちのコマ1個を選び、任意のマスに配置します。
上の写真では、水色の中サイズを真ん中に置きました。
次は、オレンジコマを持つプレイヤーの番です。
同じようにコマを配置しますが、既に置かれているコマよりも大きいサイズのコマを上から被せることができます。
上の写真では、水色の中サイズに、オレンジの大サイズを被せました!
②コマを移動させる
また、手元のコマを配置する代わりに、配置済のコマを移動させることもできます。
下の画像では「左側手前」から「右側中央」に移動させました。
左側手前から…
右側中央に移動!
移動の場合でも、移動先にあるコマよりも大きいサイズなら被せてもOKです!
また、ゲーム終盤に手元のコマが全てなくなったら、必ず自分のコマを移動させなければなりません。
③ゲームの終了
プレイヤーは交互にコマの配置・移動を行い、先に一列揃った方の勝ちとなります。
上の画像では、横一列揃っていますが、縦や斜めでもOKです。
ゴブレットゴブラーズを楽しむコツ
ここからは、ゴブレットゴブラーズを最大限楽しむコツを紹介します。
下にあるコマを記憶する
ゴブレットゴブラーズは「記憶力」も重要なゲームです。
なぜかというと、コマを移動させるときに下のコマが出てきてしまい、相手のコマが一列揃ってしまうことがあります。
水色のコマを手に取ったら、中央横一列に相手のコマが揃ってしまった
一度手に触れたコマは必ず移動させなければならないので、下にあるコマを記憶しておかないとうっかりで負けてしまうことがあります。
先手は交互にプレイする
実は、ゴブレットゴブラーズは先手必勝のゲームと言われています。
手順を理解していなくても先手有利なことには変わりないので、我が家では先手は交互にプレイするようにしています。
ゴブレットゴブラーズを遊んだ感想
ゴブレットゴブラーズは「移動」「被せ」といった独特な要素が加わった、マルバツゲームの進化バージョンという印象です。
ゲーム後半に手持ちのコマがなくなると、盤面のコマを移動させなければなりませんが、移動させようとコマを持ち上げたら、相手のコマが一列揃ってしまい「あーしまったー!!」とうっかり負けてしまうことがよくあります…笑。
相手がリーチしていることに気づかなかったり、記憶違いで負けてしまうことがあるので、初めて遊んだ人や子供でも勝てるのが良いところです。
我が家では、5歳児の双子のお気に入りゲームです。1ゲーム3分くらいで終わるテンポの良さなので、遊び始めると平気で10戦以上やっています。
他のゲームだと負けた方が泣いてしまうことがありますが、悔しさを感じる前に次のゲームが始まるせいか、とても平和に遊んでいます。そのため、親視点でも安心して子供たちだけで遊ばせられるボードゲームです。
▼ゴブレットゴブラーズ 日本語版
ゴブレットゴブラーズのアプリ
ゴブレットゴブラーズは、CPUと対戦できる『アプリ版』もあります。(対人戦は不可)
アプリには無料版と有料版がありますが、無料版では難易度が「初級」しか選べませんが、有料版では「本戦・上級・鬼級」の3つから選べるようになります。
鬼級はマジで強いので、腕に自信のある方はぜひ挑戦してみてください!
ダウンロードはこちらから
【無料版】App Store / Google Play
【有料版】App Store / Google Play
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