
【家族で遊べるゲーム38選】親子で楽しめるボードゲームをジャンル別に紹介

家族で遊べるボードゲームを知りたい!
という方に向けて、今回は家族で遊べるゲームのおすすめ38選を徹底紹介します。
これまで家族や父母、弟夫婦と色んなボードゲームを遊んできたので、その中から特にファミリーで遊びやすいゲームを選びました。
紹介するボードゲームは5種類のジャンルに分けているので、気になるジャンルがあれば下記リンクから飛んでください。
気になるジャンルに飛ぶ



どれもルールが簡単なので、普段ボードゲームを遊ばない人にもおすすめのゲームばかりです!
目次
【幼児向け】家族で遊べるゲーム
まずは、幼児(3歳・4歳・5歳)と一緒に家族で遊べるゲームを紹介します。
「サイコロを振る」「コマを進める」「パズル要素がある」などの簡単なゲームなので、小さい子供でもすぐに理解して遊べます。
①雲の上のユニコーン


プレイ時間 | 10分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 3歳~ |
雲の上のユニコーンでは、ユニコーンが雲の上を進んで、キラキラな宝石を集めながらゴールを目指します。ルールがとても簡単なので、3歳くらいの幼児でもすぐに遊べます。


ピンクのマスに止まったら、宝石用のサイコロを振って、出目の数だけキラキラの宝石が貰えます。また、虹を通って近道したり、他の人に宝石をプレゼントしたり、おやつ休憩で一回休みになるなど、すごろくゲームらしい要素が詰まっています!
かわいいイラスト&キラキラの宝石で、我が家の幼児(3歳児)が夢中で遊んでいたゲームです!宝石をプレゼントし合って「ハイどうぞ~」「ありがと!」と仲良く遊んでいます。
②果樹園ゲーム


プレイ時間 | 10分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 3歳~ |
果樹園ゲームは、カラスが食べに来る前にみんなで果物を収穫しようという親子で協力するゲームです。
遊び方はとても簡単で、サイコロを振って出た色の果物を収穫していきます。全ての果物を収穫したらプレイヤーの勝利です。


ただし、サイコロの出目には「カラスマーク」もあり、その目が出たらカラスのパズルを1枚はめなければなりません。全9枚のカラスパズルが完成すると、カラスが果物を全て食べてしまい、ゲームオーバーになります。
完全にサイコロ運のゲームですが、我が家の幼児たちはカラスが出る度に「わーカラスだー!」と悲鳴を上げて盛り上がっています。また、木製コマのクオリティーが高く、ゲームが終わったらおままごとをすることもできるので、親子のふれあいにぴったりのゲームです!
③カタミノ


プレイ時間 | 10分 |
プレイ人数 | 1~2人 |
対象年齢 | 3歳~ |
カタミノ(Katamino)は、カラフルなブロックをボード上に隙間なく埋めたら完成、というパズル系ボードゲームです。
カタミノの特徴は、「仕切り棒の位置」と「使用するブロック数」を変えることで難易度調整が簡単にできるところ。様々な難易度のパズルが500問用意されているので、3歳から99歳まで遊べます。


我が家の子供たちが3歳の時は幼児向けの簡単ルールで遊んでいましたが、6歳にもなるとブロックを置く前に「ここに置くと、これが置けなくなるから…」と次の状況をイメージしながら遊べるようになりました。
最近では、親チーム・子供チームに分かれて、相手チームの問題を選びあってタイムを競うという遊び方で盛り上がっています。難易度調整しやすいので、子どもも大人も楽しめるパズルゲームです。
④パカパカお馬


プレイ時間 | 5~15分 |
プレイ人数 | 2~5人 |
対象年齢 | 3歳~ |
パカパカお馬は、「パズル」と「すごろく」が一緒になった家族で遊べる幼児向けゲームです。
「数字が書かれた赤いサイコロ」と「パズルのピースが描かれた青いサイコロ」を両方を同時に振って、馬を進ませるか・パズルを埋めるかを選びながらゴールを目指します。


ただし、ゴールするためには、パズルのピース7つを全て埋めておかなければなりません。馬を進めつつ、パズルを完成させなければならないので、今どちらを選ぶかというちょっとした悩ましさがあります。
4歳児にはちょうどいいレベルの2択なので、単純な運だけのすごろくゲームからのステップアップにおすすめです!
⑤スティッキー


プレイ時間 | 10分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 6歳~※3歳でも遊べる |
スティッキーは、棒の束を崩さないようにしながら、サイコロで出た色のスティックを抜いていくという家族で遊べるバランスゲームです。


我が家の幼児(双子2歳5か月)のボードゲームデビューがコレで、家族で数えきれないくらい遊びました!最初の頃は「サイコロを使わずに好きな棒を1本ずつ取る」という簡単な遊び方にしていましたが、少し経つとサイコロを振って普通に遊べるようになりました。スティッキーには「対象年齢6歳~」と書かれていますが、親子で一緒に遊ぶなら3歳前後からでも全然大丈夫だと思います。
「カラフルな見た目」「触り心地のいい木製スティック」「溶剤を含まない安全品質」なので、幼稚園児(保育園児)への誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントにもおすすめのファミリーゲームです。
⑥ナンジャモンジャ


プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 4歳~ |
ナンジャモンジャは、カードをめくるたびに謎の生物に「名前」をつけていき、再び同じカード(生物)が現れたら、その名前を誰よりも早く叫ぶというカードゲームです。
自分の番になったら山札からカードを1枚めくり、カードに描かれている謎の生物に名前を付けます。


上のように「くるくるえだまめちゃん」「もじゃもじゃちゃん」「みどりくん」など好きなあだ名をつけてOKです。次のプレイヤーも同様にカードをめくってあだ名をつけていき、再び同じカードが現れたら、その生物の名前をいち早く言った人が点数を獲得できます。
僕は子供のいる友人家族と遊びましたが、「変な名前」や「絶対に噛んでしまいそうな長い名前」をつけると子供たちは大盛り上がりでした!子供もすぐに理解できるくらい簡単で、記憶力と瞬発力が試されるゲームです。
⑦どうぶつしょうぎ


プレイ時間 | 5分 |
プレイ人数 | 2人用 |
対象年齢 | 4歳~ |
どうぶつしょうぎは、幼児から「将棋」で遊べるように考えられた、とても簡単な将棋ゲームです。
普通の将棋では自分のコマが20個ありますが、どうぶつしょうぎではなんと4個だけ!そして、盤面も3×4マスになっていてとてもコンパクトです。


自分のコマは4個だけで、盤面もコンパクト!
どうぶつしょうぎを考案したのは女流棋士の方で、自分の将棋教室に4歳児の子供が来た時に「幼児でもなんとか将棋ができないものか…」と悩んで考えたのがこのゲームだそうです。
とてもシンプルなルールなので、将棋を知らない親子でもすぐにできる簡単ゲームです!
⑧キャプテン・リノ


プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2~5人 |
対象年齢 | 5歳~ |
キャプテン・リノは、ビルを倒さないように、壁カードと床カードをのせていくという家族で盛り上がるバランスゲームです。


床カードには「順番を逆回りにする」「次の人の順番を飛ばす」などの特殊効果があります。自分の番が終わってホッとしていたところに、次の人が「逆回り」に変えて、またすぐに自分の番になって絶望…なんてこともよくあります!
また、ビルが倒れても「紙製」なので、痛くないし、うるさくないのもGOODです。子供と一緒に家族でできるおすすめのファミリーゲームです。
⑨きらめく財宝


プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 5歳~ |
きらめく財宝は、次に落ちそうな宝石の色を予想して、たくさんの宝石を集めるボードゲーム。
順番に次に落ちると思う宝石の色を予想して、親プレイヤーが一番上の氷のリングを取り除きます。


リングを1段取り除くことで、上部の宝石がバラバラとボード上に転がります。いくつかは穴に落ちることも。ボード上に残った宝石のうち、自分が予想した色の宝石を全て獲得できます。これを繰り返して、最後に宝石をたくさん手に入れたプレイヤーの勝ちです。
リングを持ち上げて宝石が転がる度に「やっぱり!赤が3個も落ちた!」「緑が穴に落ちちゃった~」などと子供たちは大盛り上がりです。また、親視点で良かったのは「ゲーム中の得点状況が分からないので途中で諦めたり泣き出すことがない」「手加減してもわざとらしくならない」「子供でも片付けやすい」という点で、随所に子供への配慮を感じられる良作です!
⑩ゴブレットゴブラーズ


プレイ時間 | 5分 |
プレイ人数 | 2人用 |
対象年齢 | 6歳~※5歳でも遊べる |
ゴブレットゴブラーズは、自分のコマを縦・横・斜めのいずれか一列に並べたら勝ちという〇×ゲーム風の2人用ボードゲームです。プレイヤーはそれぞれ大・中・小のコマを持っていて、そのコマを3マス×3マスの盤面に置いていきます。
このゲームの面白いのは、コマを配置する・動かすだけでなく、既に置かれているコマの上に自分のコマを被せることもできること!


上のように、自分が置こうとしているコマよりも、配置済の相手のコマが小さければ上から被せることができます。そのため、毎手番で「どの大きさをどこに置くのか」が本当に悩ましいです!
このゲームの良いところは、1ゲーム3分くらいで終わるテンポの良さです。サクサクできるので、家族でトーナメント戦をした時はすごく盛り上がりました!
【心理戦】家族でできるゲーム
次に、家族でできる簡単な『心理戦ゲーム』を紹介します。
「相手の出すカードを読み合う」ことがメインで、予想外の展開になった時に家族みんなで盛り上がるゲームばかりです!
⑪ハゲタカのえじき


プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 8歳~ |
ハゲタカのえじきは、一斉に数字カードを1枚出して、一番大きい数字を出した人が得点カードを獲得できるというボードゲームです。
このゲームの面白いところは、他の人と同じ数字を出してしまうと、得点カードの獲得権がなくなるところ。


15を出した人はバッティングしているので獲得権なし
カードを出す度に「うわーまた被った!」「せっかく最強カード使ったのに…」という叫び声が上がって、ゲーム中に何度も盛り上がります!
子供でも一瞬で理解できて、盛り上がるシーンも多いので、家族で楽しめるおすすめのカードゲームです。
⑫犯人は踊る


プレイ時間 | 10~20分 |
プレイ人数 | 3~8人 |
対象年齢 | 8歳~ |
犯人は踊るは、誰が犯人カードを持っているのかを推理する心理戦カードゲームです。
手札に犯人カードを持っている人を当てると勝つことができますが、犯人カードはプレイヤーの手札を移動していくので、プレイ中に「犯人役」が次々と変わっていきます。


「さっきはAさんが犯人だったと思うけど、今はBさんかも?」というように、手札の交換状況から犯人カードを持つプレイヤーを推理します。一方で、犯人カードを持つ人は最後までバレずに手札に残すことができれば、逃げ切って勝つことができます。
「遊び方が簡単」&「カード効果がシンプル」なので、家族で気軽に心理戦を楽しめるゲームです。
⑬スパイシー


プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 10歳~ |
スパイシーは、カードの「種類」と「数字」を宣言しながら裏向きでカードを出していくカードゲームです。
手番がきたら、前のプレイヤーよりも数字が大きくなるように「スパイス」と「数字」を宣言しながら裏向きにカードを置いていきます(嘘でもOK)。トランプのダウトのようですが、宣言が嘘だと思ったら「スパイス」か「数字」のどちらが違うのかを指摘するのが独特なポイント。


相手の嘘を見破ったり、相手を騙すことで得点を獲得していきます。
たとえ嘘がバレていても、2択を当てられなければセーフになるので、嘘をつきやすいのが良いところ。また、半分嘘で半分本当(スパイスが嘘で数字が本当)のことが言えるので、嘘が苦手な人でも遊びやすい万人向けの心理ゲームです!
⑭ニムト


プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 2~10人 |
対象年齢 | 8歳~ |
ニムトは、手札から数字カードを1枚ずつ出して、場の4つの列に配置していくカードゲームです。
全員一斉にカード1枚を出して、小さい数字カードから順に、場の4列の決まった位置に昇順で並べていきます。


ただし、1列に置けるカードは5枚まで。各列の6枚目になってしまった人はペナルティとして、その列のカードを全て引き取らなければなりません(引き取ったカードはマイナス点になる)。そのため、みんな6枚目にならないようにカードを出す時には熱い読み合いになります。
特に大人数で遊ぶと、先の展開が読みづらくなるので、カードをオープンする度に「絶対大丈夫と思ったのに…」「おお、助かった」と盛り上がります! カードを1枚出すだけととても簡単なので、親子の団らんタイム・家族旅行・クリスマス会など色んなシーンで活躍してくれる名作ボードゲームです。
⑮コヨーテ


プレイ時間 | 15~30分 |
プレイ人数 | 2~10人 |
対象年齢 | 10歳~ |
コヨーテは「みんなが持っている数字の合計値を予想する」というゲームですが、面白いのが「他の人の数字は見えるのに、自分の数字だけ見えない」というところ。
下の画像のように、カードをおでこにあてるので自分の数字は見えません。


順番に「前のプレイヤーよりも大きい数字」を宣言していき、前のプレイヤーの数字がカードの合計値を超えたと思ったら「コヨーテ」と宣言します。間違っていたプレイヤーがライフを1失い、3ライフ失ったら脱落となります。
ゲーム中は、他のプレイヤーの宣言や表情などをよく観察して、自分の見えない数字を推理していきます。一方で、ハッタリをかまして周囲を騙すというのもこのゲームの楽しみ方。このハッタリで場を混乱させて勝利した時の快感は格別です。簡単・大勢でできる・子供も大人も一緒に楽しめるので、どんな場面でも遊べるおすすめボードゲームです。
【戦略系】親子で楽しめるゲーム
ここからは、親子で楽しめる『戦略系ボードゲーム』を紹介します。
戦略系と言っても難しいゲームではないので、7歳・8歳から遊べるゲームばかりです。親子でじっくり考えながら遊びたいというファミリーにおすすめです。
⑯ブロックス


プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 8歳~ |
ブロックスは、自分の色のブロックを繋げていき、たくさん置けた人が勝ちという簡単なゲームです。Amazonの「ボードゲーム売れ筋ランキング」でよく1位になっている室内ゲームの定番です!


ブロックを配置する時のルールは、自分のブロックの角と角がくっつくようにすることだけ!相手のブロックの邪魔をしたり、ブロックとブロックの隙間を通したりしながら、最終的に手持ちのブロックが少ない人の勝利となります。
僕は最初「幼児向けのパズルゲームかな…」とあまり期待していなかったのですが、一度やってみると「コレはかなり戦略的で面白い!」とすごくギャップを感じたのを覚えています。
家族でできるとても簡単なゲームで、子供から高齢者まですぐに一緒に遊べます。僕は年末など親族が集まった時にみんなで遊べるように、自分と妻の両方の実家に置いています!
⑰ナナトリドリ


プレイ時間 | 10~20分 |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 6歳~ |
ナナトリドリは、トランプの大富豪のように、場よりも強いカードを出していき手札を早くなくすことを目指すカードゲームです。
一度に同じ数字をたくさん出すほど強くなりますが、一緒に出すためには手札で同じ数字が隣り合っている必要があります。ただし、手札の並べ替えは禁止です。


そこで面白いのが、前のプレイヤーが出したカードを回収して自分の手札の好きなところに差し込めるところ。これで、手札で大きな役が作りやすくて、一気出しの気持ちよさが体感しやすくなっています。
ルールが超簡単で、爽快感を感じやすく、ストレスフリーな遊び心地で、ボードゲーム初心者に優しいゲームです。2人用のデュエルルールもあるので、親子2人でも遊びやすいです。
⑱ラミィキューブ


プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 7歳~ |
ラミィキューブは、数字タイルで組み合わせを作って場に出していくボードゲームです。1980年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞しています。
ルールはとてもシンプルで、手持ちのタイルから「同じ色の連番」か「異なる色の同数」の組みあわせを作って場に出していき、先に手持ちタイルを全て無くした人の勝ちです。


面白いのは、既に場に出ているタイルを組み替えたり、付け加えたりできるシステム。もう出せないか…と思っていても、一瞬のひらめきで場を組みかえて手持ちタイルを出せた時は爽快です。一方で、タイルを並べ替えていると「あれ…どうやるんだっけ…」と途中で混乱してイメージ通りに出せなかった時は本当に悔しいです。
脳みそフル回転の頭脳戦ゲームですが、ルールがシンプルでタイルの引き運も大きいので、家族でも遊びやすいボードゲームです。
⑲チャレンジャーズ!


プレイ時間 | 45分 |
プレイ人数 | 1~8人 |
対象年齢 | 8歳~ |
チャレンジャーズ!は、たったの1時間弱でまるでTCG大会に参加しているような雰囲気を味わえるカードゲームです。1対1のカードバトルが複数の場所で同時に行われて、全7試合が終わったら上位2名での決勝戦が開催されます。
チャレンジャーズ!の独特な点は、試合がほぼオートで進むところ。対戦前にデッキを強化したら、デュエル開始。試合は山札からカードをめくっていくだけなので、難しい決断をする必要がなくサクサク進みます。


自分が調整したデッキがうまく回って、コンボが良い感じに繋がった時はかなり気持ちいいです。最後の上位2名による決勝戦では、みんなで観戦しながら「このコンボ強いな」「次はあのカード欲しい」とワイワイしながら盛り上がれます。
TCGを極限までシンプルにしたようなゲームなので、ポケカやデュエマ、遊戯王などが好きな子供がいるファミリーにおすすめです。
⑳タギロン


プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 10歳~ |
タギロン(TAGIRON)は、お互いに数字タイルを隠し持ち、質問カードを使って先に相手の「数字」と「色」を順番通りにぴったり当てた人の勝ちという数字当てボードゲームです。


場にある6枚の質問カードから1枚を選んで「7はどこ?」「青の数字タイルは何枚ある?」などの質問を交互にして、その返答をヒントに相手の数字を推測していきます。タギロンは瞬間的な盛り上がりはありませんが、答えが分かった時のスカッとする爽快さが癖になります!
足し算・引き算・偶数・奇数が分かれば子供でもすんなり遊べるので、小学生の子供がいるファミリーにおすすめのボードゲームです。
㉑街コロ


プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 7歳~ |
街コロは、サイコロを振ってお金を集めて、施設カードを買って自分の街を大きくしていくという街づくりボードゲームです。
最初は「麦畑」と「パン屋」だけの小さな街ですが、ゲーム終盤ではたくさんの施設が並ぶ大都市に発展します!


この街コロの良いところは「ダイスを振るだけという簡単さ」「街が大きくなっていくワクワク感」「適度な戦略性もある」というバランスの良さで、家族で遊べるおすすめゲームです!
㉒カスカディア


プレイ時間 | 30~45分 |
プレイ人数 | 1~4人 |
対象年齢 | 10歳~ |
カスカディアは、「生息地」と「動物」の両方をうまく配置していく2層構造のパズル系ボードゲームです。発売後すぐに世界最大のボードゲームサイトBGGのアブストラクト部門で1位になりました。
手番では、場にある「生息地タイル&動物ディスク」のペア4つから1つを選んで、手元に配置していきます。


生息地タイルはできるだけ地形が長く続くように配置して、動物ディスクは各動物の得点方法に則って高得点になるように配置します。
生息地と動物の2つのパズルを並行して行うので、生息地と動物のどちらを優先するかというジレンマが常にあります。一方で、タイルは四方八方に自由に伸ばせるので、窮屈感がなくて穏やかなプレイ感です。ルールがシンプルで遊びやすく、ゲーム後の満足度がとても高いので、ボードゲーム初心者やファミリーにもおすすめです。
㉓ナナ カードゲーム


プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 2~5人 |
対象年齢 | 6歳~ |
ナナは、同じ数字を3枚当てることを目指すカードゲームです。
誰かの手札の「最大」or「最小」、「場のカード」から同じ数字を連続して3枚当てるとチャレンジ成功で、チャレンジを3回成功させた人の勝利です。


もちろん記憶力が大事ですが、同じくらい手札の読み合いも重要です。プレイ中は、自分の見えている手札・他のプレイヤーのチャレンジ状況・公開された数字をヒントに「多分、あの人の最大は9かな」「今の最小は3だろうな」などと推測していきます。
手軽に遊べるシンプルなルールに、記憶と読みの絶妙なバランス、盛り上がる一発逆転要素もあって、家族で遊びやすいカードゲームです!
㉔エルドラドを探して


プレイ時間 | 45分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 10歳~ |
エルドラドを探しては、プレイヤーが探検家となって、南米の奥深くにある伝説の黄金都市「エルドラド」に到達することを目指すボードゲームです。
このゲームの特徴は、「すごろく」と「デッキ構築」が融合しているところです!通常のすごろくゲームでは「ダイス」を振ってコマを進めますが、エルドラドでは「自分で作ったデッキ」から引いたカードを使ってコマを進めます。


プレイ中は「デッキを強化するか、コマを前進させるか」どちらを優先するかという選択に悩まされます。エルドラドでは、このバランスの判断がとても重要です。
「カード効果がシンプル」&「見た目で分かりやすいレースゲーム」になっているので、デッキ構築ゲームの入門にぴったりだと思います。ボードゲーム初心者や家族と一緒に遊ぶのにおすすめのファミリー向けゲームです。
㉕コリドール


プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 6歳~ |
コリドール(Quoridor)は、自分のコマを1マスずつ動かしてゴールまで進むことを目指すボードゲームです。
手番でやることは「コマを進める・壁で相手の進路を塞ぐ」のどちらかで、特に重要なのは壁を使って相手の進路をブロックすることです!


相手をできる限り遠回りさせるために、どこに・どのタイミングで置くかが重要です。
ルールがとても分かりやすいので、将棋や囲碁の代わりに子供と遊ぶゲームにぴったりです。家族絵4人で遊ぶ場合は「チーム戦」で遊ぶのがおすすめです!
㉖クアルト


プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2人専用 |
対象年齢 | 8歳~ |
クアルトは、五目並べのように「2人で交互にコマを配置して一列揃えた方が勝ち」という2人用ボードゲームの定番です。
ただ、独特なのが駒の見た目がどれも違うところ!コマは「色・高さ・形・穴のありなし」と様々な要素が異なっていて、このうちどれか”1つの要素”を一列揃えた人の勝ちとなります。


また、「駒は自分で選べずに相手が選ぶ」というルールも面白くて、先の展開をしっかりと読む必要があります。
ルールがとても分かりやすいので、夫婦やカップルだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんとも遊べるファミリーゲームです。また、インテリアにもなる上質な見た目で、棚に出しっぱなしにしてもおしゃれです!
㉗ラッキーナンバー


プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
対象年齢 | 8歳~ |
ラッキーナンバーは、1~20のクローバータイルを縦列・横列に昇順になるように配置して、全てのマスを先に埋めた人が勝ちというボードゲームです。


数字の入れ替えや他のプレイヤーが捨てた数字をうまく使って盤面を整えて、最終局面で広く受けられる状況を作るのがポイント。盤面が徐々に整っていく過程は気持ちいいですし、最後に待っていた数字を神引きした時は快感です!
運と戦略のバランスがいいので、負けると「次やったら絶対にうまくできるはず」と思って、すぐにもう1プレイしたくなる中毒性があります。ルールがシンプルなので、ボードゲーム初心者でも気軽に遊べる良作です!
㉘ポイントサラダ


プレイ時間 | 15~30分 |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 12歳~ |
ポイントサラダは、野菜を集めてサラダを作るというテーマのボードゲームです。
野菜カードを手に入れて、その組み合わせでポイントを獲得していき、高得点を目指します。


ポイントサラダの特徴は「カードの両面を使う」ところで、表面には「野菜の種類」、裏面には「サラダレシピ(得点方法)」が載っています。どちらの面で獲得するのかで、カードの役割が変わるところがユニークです!
何回か遊んでみて、ポイントサラダの良いところは、戦略ゲームに寄り過ぎない遊びやすさだと思いました!カード運の影響は大きいですが、それでも毎ターンの最善を尽くして、得点を伸ばしていくのが面白いカードゲームです。
【協力系】家族で盛り上がるゲーム
ここからは、家族みんなで力を合わせる『協力系ボードゲーム』を紹介します。
「誰が勝った、誰が負けた」というのがないので、子供が拗ねて泣いてしまう心配がないのが良いところです。
㉙ことばのクローバー!


プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 3~6人 |
対象年齢 | 10歳~ |
ことばのクローバーは、ボードに書いてあるヒントを見て、カードを正しい位置に配置する協力型連想ゲームです。
クローバーボードに4枚のカードをはめて、各辺の2つのワードから連想できるヒントを書きこみます。例えば、一辺に「バナナ」と「メニュー」のワードがあれば、その2つを結び付けるワードとして「パフェ」などとヒントを書き込みます。


計4つのヒントを書き込んだら、全てのカードを取り外し、他のプレイヤーがヒントを見てカードを正しい位置に戻すことを目指します。
関連性がなさそうな2つのワードをどう結び付けるのかを考えるのが面白いですし、他のプレイヤーが作ったヒントを推理しながらみんなで喋っている時間も楽しいです!連想ゲームにしては珍しく少人数(3人)で遊んでもちゃんと面白いので、家族でも遊びやすいボードゲームです。
㉚花火:スターマイン


プレイ時間 | 25~45分 |
プレイ人数 | 2~5人 |
対象年齢 | 8歳~ |
花火:スターマインは、プレイヤーが花火師となって、数字カードを小さい順に出していくことで、綺麗な花火をたくさん打ち上げようという協力系ボードゲームです。有名な協力ボードゲーム『花火』の豪華パワーアップ版です。
このゲームの独特なポイントは周りのプレイヤーの手札は見えるけど、自分の手札だけ見えないというところ!
そのため、他のプレイヤーから「コレとコレが黄色だよ」「コレだけ1ね」というように1種類の色か数字のどちらかを教えてもらいます。ただし、ヒントを出す時は限られたヒントトークンを使わなければなりません。この厳しい状況の中、ヒントの意図を読み取ってドンピシャで当てた時は、ヒントを出した側も読み取った側も最高に気持ちよくなれます!
子供の場合、首を振ったり表情に出てしまうこともあると思いますが、それで誰が損をするわけでもないので、そのくらいは許容してあげると楽しめます。どうしても難しい時は「花火を3~4色に減らす」などに変更して難易度調整するのもアリです。
㉛ミクロマクロ:クライムシティ


プレイ時間 | 15~45分 |
プレイ人数 | 1~4人 |
対象年齢 | 8歳~ |
ミクロマクロ:クライムシティは、テーブルにマップを広げて、様々な事件を解決する協力系ボードゲームです。
みんなで協力しながら事件カードを1枚ずつ解いていくことで犯行の真相を明らかにしていきます。事件カードには「犯人はどこに逃げた?」「凶器はどこで手に入れた?」などの課題が書かれているので、町マップからその答えを見つけ出します。


まるで「ウォーリーを探せ」のような感じですが、ウォーリーと大きく違う点は、マップにいろんな時間軸の同一人物が描かれているところ。つまり、「5分前のAさん・10分前のAさん・15分前のAさん」が同じマップに描かれているので、犯人が事件の前後に何をしたのかを辿ることができるようになっています。
この仕掛けが面白くて、童心に帰ったように夢中で探し続けてしまいました。特に小学生高学年の子供がいるファミリーにおすすめの協力ゲームです!
㉜カイト


ゲームタイプ | 協力系 |
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 10分 |
カイトは、凧揚げを砂時計で表現した協力型リアルタイムボードゲームです。
手番に手札を出したら、カードの色と同じ色の砂時計をひっくり返します。いずれかの砂時計が落ちきる前に、全てのカードを出したらゲームクリアです。


大事なのは砂時計と手札の情報共有。「青ヤバい!」「青あるから、誰か白おねがい」「白やります!」という感じで、わちゃわちゃしながらもしっかり協力感があるのが良いところ。砂時計がどんどん落ちていく焦りと緊張感で、成功した時の達成感がスゴイです。
自然と活発なコミュニケーションが取れるので、家族でワイワイ盛り上がりたいときにおすすめです。
【スピード・アクション系】ファミリー向けゲーム
ここからは、スピード感や手を動かすことが重要なスピード系・アクション系ボードゲームを紹介します。
㉝ワードバスケット


ジャンル | スピード系 |
人数 | 2人~8人 |
時間 | 10分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ワードバスケットは、”しりとり”をカードゲーム化してスピード勝負にしたゲームです。
使うのは「ひらがな1文字」だけが書かれたカード。「場の文字」から始まって、「手札の文字」で終わる言葉を宣言しながらカードを出します。


上の画像では、場のカードが「は」で、手札に「い」があるので、「はくさい」と言ってカードを出すことができます。
ただ、普通のしりとりと大きく違うのが、思いついたら誰でもすぐにカードを出せるというところ。そのため、カードを出そうとした瞬間に他の人に出されてしまい、「えっ今出そうとしたのに!!」と何度も悲鳴があがって盛り上がります。誰でも知っているしりとりがベースなので、初見でもみんなでできるゲームです。
㉞音速飯店


ジャンル | スピード系 |
人数 | 2~6人 |
時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
音速飯店は、手札の具材カードをどんどん出して、中華料理をスピーディーに完成させていくボードゲームです。
「タン」「タン」「メン!」や「チャー」「シュー」「メン!」というように、中華料理名になる順番でカードを次々に出していきます。


手番のないスピード勝負なので、もたもたしていると他の人に先を越されて場のカードが瞬く間に変わっていきます。手札を全て出せた人が次の試合に進み、出し切れなかった人は脱落となります。
老若男女誰でもすぐに遊べるくらい簡単で、メニュー名を叫びながらワイワイ盛り上がれるパーティーゲームです。
㉟アイスクール


ジャンル | アクション系 |
人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 30分 |
アイスクールは、ペンギンコマを指ではじいて鬼ごっこするアクション系ボードゲームです。
プレイヤーの1人が風紀委員となって、その他の生徒役を追いかけます。 生徒は自分のコマを指ではじいて、風紀委員から逃げながら、特定のドアを通過することで点数カードを獲得できます。途中で風紀委員にぶつかってしまったら、生徒手帳を取られて、風紀委員に点数が入ります。


アイスクールの面白い点は、うまくはじくことで、カーブさせたり、壁を飛び越えたりできるところ。ドアを2つ通過するスーパーショットを決めた時はめちゃくちゃ気持ちよくて、すごく盛り上がります!
子供に分かりやすい鬼ごっこ形式&指ではじくというアクション要素で、子供たちがハマるのも納得です!大人でもやりこみがいのあるテクニック要素があるので、子供と一緒に大人も楽しめるファミリー向けボードゲームです。
㊱スライドクエスト


プレイ時間 | 15~45分 |
プレイ人数 | 1~4人 |
対象年齢 | 7歳~ |
スライドクエストは、みんなで4本のレバーを持ちあってボードを傾けながら「騎士」をゴールまで導くという協力型のバランスゲームです。
騎士コマの裏にはボールが付いてるので、ボードを傾けることでスルスルと動きます。


最初に遊んだ時は、みんなの息が合わなくて、逆の方向に行ったり、動きすぎたりして「違う違う!」「ちょっと待って!」と苦戦しながらも大爆笑でした!ゲームに慣れてみんなが上達してくるとチームのレベルが上がったような一体感があって楽しいです。
レバーを押すだけという簡単なゲームですが、全20ステージもあり、終盤はかなりの難易度なので遊び応え抜群です!子供に力加減やタイミングを教えながら大人も一緒に遊べるので、家族で遊ぶ室内ゲームとしておすすめです!
㊲クラスク


プレイ時間 | 10分 |
プレイ人数 | 2人用 |
対象年齢 | 8歳~ |
クラスク(KLASK)は、エアホッケー風の2人用アクションボードゲームです。
台の下から磁力で動くコマを動かして、ボールを相手ゴールに入れることを狙います。また、ボード上には磁石でできた障害物(白)が3つあり、これが自分の操るコマに2つくっつくと失点となってしまいます。


ボールの打ち返す技術や瞬発力だけでなく、障害物コマをどこに誘導させるかという戦略的な要素もあるのが、クラスクの魅力です。その競技性の高さから日本大会も実施されています。
子供だけでなく大人も一緒に熱中できるので、親子で対決するのにぴったりのアクションゲームです!
㊳バウンスオフ


プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 7歳~ |
バウンス・オフは、ピンポン玉をトレーに投げ入れるアクション系テーブルゲームです。我が家の子供たちは「玉入れゲーム」と呼んでよく遊んでいます。
最初に指令カードを1枚めくり、指令カードと同じ形にボールを配置することを目指します。プレイヤーは自分のチームカラーのボールを持ち、ワンバウンドするように投げて、指令カード通りになったら得点ゲットとなります。


ボールさえ投げられれば遊べるので、5歳の子供でもすぐに遊べるゲームです。
また、「小さい子供は近くから、大きい子供は遠くから投げる」などハンデをつけやすいのもGOODです。
最後に:ボードゲームで家族のふれあい時間を作ろう!
以上が、家族で遊べるゲームのおすすめ38選でした。
今回紹介したボードゲームはどれもとても簡単で、親子で盛り上がるおすすめのファミリーゲームです。デジタルゲームばかり遊んでいる子供がいるご家庭なら、たまにはボードゲームで親子のふれあい時間をつくってみてはいかがでしょうか。
また、子供におすすめのボードゲームについては、別記事の『子供におすすめのボードゲーム』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
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