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コリドールを徹底紹介!壁でブロックしながらゴールを目指せ

【ボドゲ紹介】『コリドール』壁でブロックしながらゴールを目指せ!!
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コリドール(Quoridor)は、相手の進路を壁でブロックしながら、自分のコマをゴールに到達させることを目指すボードゲームです。

1997年にフランスのギガミック(Gigamic)社から発売され、現在では『コリドール・ミニ』『コリドール・キッズ』『コリドール・ジュニア』などのラインナップがあります。

今回は、ボードゲーム『コリドール(Quoridor)』のルール&レビューを紹介します。

▼コリドール(Quoridor)

▼コリドール・ミニ

商品名コリドール
プレイ人数2人~4人
プレイ時間15分
対象年齢6歳~
ジャンルアブストラクト
発売時期1997年
デザイナーミルコ・マルケシ(Mirko Marchesi)
販売元ギガミック

▼2人用のおすすめボードゲームはこちら

目次

コリドールはどんなボードゲーム?

コリドール(Quoridor)は、自分のコマを1マスずつ動かしてゴールまで進むことを目指すボードゲームです。

コリドールの特徴は、壁を使って相手の進路をブロックできるところです。

壁でブロックし合いながら、ゴールを目指す|コリドール

壁で進路を妨害されて大きく遠回りさせられることもあるので、簡単にゴールすることはできません。

手番の度に「コマを進める or 壁でブロックする」のどちらかを実行して、相手より先にスタート地点とは反対側のゴールに到達した人の勝利となります。

コリドールの『内容物』

コリドールには「通常版」の他に「ミニ版」もあります。ボードの大きさなどの違いはありますが、ルールは全く同じです。今回は『コリドール・ミニ』を使って、ゲームを紹介していきます。

コリドール・ミニ(Quoridor mini)の内容物がこちら。

内容物|コリドール(Quoridor)

<内容物>
ゲームボード / 壁20枚 / コマ4個 / 収納袋

壁やコマは、下の写真のように収納袋に入れてまとめられます。

収納袋|コリドール(Quoridor)

コリドールの『ゲーム準備』

まずは、コリドール(Quoridor)のゲーム準備からです。

コリドール・ミニを使って「2人プレイ」を例に紹介します。

壁を均等に分ける

壁20枚を各プレイヤーに均等に分けます。

壁を均等に分ける|コリドール ボードゲーム

「2人プレイなら10枚ずつ」「3人プレイなら6枚ずつ」「4人プレイなら5枚ずつ」です。

コマを初期位置に置く

コマを自分側の列の中央マスに置きます。

コマを初期位置に置く|コリドール

2人プレイの場合は、赤い矢印の位置がスタートマスとなります。

コリドールの『ルール』

ここからは、コリドール(Quoridor)のルール・遊び方を紹介します。

①手番では「コマを進める or 壁を使う」

手番でできることは「①コマを進める」か「②壁を使う」のどちらかです。

手番でできること|コリドール ボードゲーム

どちらかを実行したら、次のプレイヤーの番になります。

②コマを進める

コマを進める場合は、前後左右いずれかの方向に1マス分だけ進めることができます。

コマを進める|コリドール(Quoridor)

斜め方向に進むことはできません。

③壁を使う

壁を設置する場合は、手持ちの壁をマスとマスの間に設置することができます。上の写真のように、壁1枚は2マス分の大きさです。

壁を使う|コリドール(Quoridor)

設置した壁は2度と取ることができません。手持ちの壁が全てなくなったら、コマを進めることしかできなくなります。

また、完全に進路を塞ぐ置き方(どう進んでもゴールに辿り着けない置き方)はNGなので、注意してください。

進路を完全にふさぐのはNG|コリドール

④【重要】相手のコマを飛び越える

自分のコマと相手のコマが隣接したら、相手のコマを飛び越えることができます。

相手のコマを飛び越える|コリドール(Quoridor)

また、相手のコマの後ろに壁があったら、斜め(相手のコマの右か左)に飛ぶことができます。

斜めに飛び越える|コリドール ボードゲーム

⑤ゲームの終了

自分のコマが、スタート位置とは反対側の列にたどり着いた方の勝利となります。

ゲームの終了|コリドール

反対側の列であれば、どのマスでもOKです。

▼コリドール(Quoridor)

▼コリドール・ミニ

コリドールの『4人プレイ』

コリドールのおすすめのプレイ人数は2人ですが、4人で遊ぶこともできます。

4人プレイの場合は、壁を5枚ずつ受け取り、4辺の中央にそれぞれコマを置いて、ゴールとなる反対側の列を目指します。

4人プレイ|コリドール ボードゲーム

ルールは2人用と全く同じです。

4人で遊ぶ|コリドール(Quoridor)

コマを飛び越える時は、一度に2つ・3つのコマを飛び越えるということはできません。飛び越えられるのは1つのコマだけです。

また、3人プレイの場合は、壁を6枚ずつに分け、3辺の中央からスタートします。ただ、ゲームバランスが良くないので、あまりおすすめではありません。

4人プレイでは「1人に妨害が集中してしまう」などの不公平なことが起こるので、「チーム戦」にするのがおすすめです。(詳しくはレビューに記述しています)

コリドール・ミニとの違い

コリドールには「通常版」と、一回りコンパクトになった「ミニ版」があります。(記事中の写真は全てコリドール・ミニです)

コリドールの通常版とミニ版の主な違いは、「壁置きの有り無し」「ボード・パーツの大きさ」です。

ミニ版の違い①:壁置きがない

コリドールの通常版には手元にストックの壁を立てておける「壁置き」がありますが、ミニ版には壁置きがありません。

コリドール・ミニの違い|通常版には壁置きがある

通常版には、10枚の壁を立てておける「壁置き」がある

ミニ版の違い②:大きさがコンパクト

コリドールミニの大きさを通常版と比較すると、ボード・コマ・壁のすべてが一回りコンパクトになっています。

通常版のボードの大きさは「26cm×26cm」、ミニ版のボードの大きさは「17cm×17cm」です。

コリドール・ミニの違い|ボードの大きさ

また、パーツで見ると、壁が薄くてペラペラなので安っぽい印象があります。

通常版・ミニ版で迷ったら

ミニだからと言って「すごく小さい」ということはなく、ちょうどいいコンパクトさで、僕は操作性で遊びづらいと思ったことはありません。ただ、壁が薄くてチープさはあります。

通常版でもミニ版でも基本的なルール・面白さは変わらないので、「とりあえず遊べればいい」という方は、価格が安いコリドールミニで十分だと思います。

一方で、ミニ版は質感がそこまで良くないので、「質感・見た目にもこだわりたい」「プレゼントしたい」という方コリドール(通常版)がおすすめです。

コリドールの『レビュー』

最後は、コリドール(Quoridor)のボードゲームレビューです。

超シンプルだけど奥深いゲーム!

コリドールのプレイ画像

コリドールを遊ぶ前は「ルールがあまりにシンプルだからすぐに飽きそう…」と思っていましたが、数回遊ぶと壁の色んな使い方に気づいて、このゲームの奥深さが分かりました。

例えば、壁は相手の進路を塞ぐことに使うと思いがちですが、「自分の進路を妨害されないように壁を配置する」という防御的な使い方もできます。このような、初心者の時には思いつかなかった壁の使い方・戦略を発見して、遊べば遊ぶほどレベルアップしていけるのが楽しいです。この実力をつけていく過程が楽しいので、経験者と遊んで教えてもらうよりも、初心者の2人でちょっとずつ上達していく方がコリドールの面白さを実感できると思います!

また、「うわーこれは詰んだかも…」と思っても意外な一手で大逆転できたり、逆に「これは勝った」と思ったら道を逆戻りさせられたりして、ひとつのひらめきで形勢逆転できるのも面白いところです!

4人プレイなら「チーム戦」がおすすめ!

コリドール(Quoridor)の4人プレイ

コリドールのおすすめプレイ人数は2人ですが、4人でも遊ぶことができます。2人プレイだと運要素のないガチガチの戦略ゲームですが、4人プレイだと次の自分の手番でどうなっているか予測できないので、シビアな戦略ゲームではなくワイワイ遊ぶパーティーゲーム寄りになります。

ただ、4人対戦の場合、1人のプレイヤーに妨害が集中するなどして不公平感が生まれてしまうことがあります。これを気にせず楽しく遊べるメンバーであればいいのですが、そうでないなら「チーム戦」にするのがおすすめです。

チーム戦では「2人1組のチーム」「2人で壁10枚を共有」「先にゴールした人のいるチームの勝ち」にすることで、4人プレイでのゲームバランスが良くなります。また、コマを飛び越えるルールを活かして味方をサポートするなど、2人対戦とは違った戦略もとれるので新鮮です。

まとめ:ギガミック製で一番好きなボードゲーム!

コリドールの写真

以上が、『コリドール(Quoridor)』のルール&レビューでした。

ギガミック社のボードゲームは他にも『クアルト』や『ピロス』などがありますが、個人的にはコリドールが一番おすすめです(一緒に遊んでいる奥さんも同意見です)。コリドールには思わぬ一手で形勢がガラっと変わってしまうことがあるので、他のゲームよりもドキドキ感があります。ギガミックのゲームで迷っている方には、まず遊んでほしい名作です!

また、ルールがとても分かりやすいので、将棋や囲碁の代わりに子供と遊ぶゲームとしてもぴったりだと思います。子供と遊ぶときは、壁を減らすことでハンデを付けやすいのも良い所です。

僕は購入時に「通常版とミニ版のどっちにするか」で悩みましたが、遊ぶだけならコリドールミ二でも全然支障がなかったのでこれで良かったです。ただ、ミニ版はちょっとチープな感じがするので、「品質にもこだわりたい」「プレゼントしたい」という方はコリドール(通常版)がおすすめです。

購入する際は「正規輸入品」を選びましょう

コリドールには「正規輸入品」と「並行輸入品」があります。コリドールなどのGigamic社のボードゲームの正規輸入代理店は「CAST JAPAN」です。

購入する際は、「正規輸入品」を選ぶようにしましょう。

※キャストジャパンの注意喚起

☆★★並行輸入品にご注意ください! ! ! ☆★★
この商品は、日本の正規輸入代理店(株)CAST JAPANがフランスのギガミック社より正規の手続きで輸入をしている商品です。
子供用の玩具などにも適用される食品衛生法という日本の法基準に合わせ改良されたものであり、海外から買い付けた並行輸入品は、この法律の検査を受けていないものとなり、違法商品となります。しっかりとした検品もされていない粗悪なもの、ピース(駒)や説明書などが欠落しているもの、またコピー商品が海外には流通している可能性があります。並行輸入品には、充分にご注意くださいませ。

正規輸入品の場合は、万が一のアフターサービスも承っております。販売元がAmazonまたは、CAST JAPANと明記されていれば間違いなく正規輸入品となります。

▼コリドール(Quoridor)

▼コリドール・ミニ

また、コリドールの他にも面白い2人用ボードゲームはたくさんあります。詳しくはb『カップル・夫婦でも楽しめる!2人用ボードゲームのおすすめ』で紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

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