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【ボドゲ紹介】『ピロス PYLOS』球体積みボードゲームのルール&レビュー

【ボドゲ紹介】『ピロス PYLOS』球体積みボードゲームのルール&レビュー

ピロス(PYLOS)は、交互に玉を配置していき、ピラミッドの頂点に自分の玉を置いた方が勝ちという2人専用ボードゲームです。

英国のエンジニアであるDavid G. Royffe氏が考案し、フランスのギガミック社から発売されました。

今回は、球体積みボードゲーム『ピロス(PYLOS)』のルール&レビューを紹介します。

▼ピロス(PYLOS)

商品名ピロス(Pylos)
プレイ人数2人
プレイ時間10~20分
対象年齢8歳~
ジャンルアブストラクト
発売時期1994年
デザイナーDavid G. Royffe
販売元ギガミック

▼2人用のおすすめボードゲームを紹介中!

ピロス(Pylos)はどんなボードゲーム?

ピラミッドの頂点に置いたら勝ち!

ピロス(Pylos)は、2色の玉を交互に置いていき、ピラミッドの頂点に自分の玉を置いたら勝ちという2人用ボードゲームです。

ピロスは、ピラミッドの頂点に自分の玉を置くことを目指すボードゲーム

お互いの玉を全て使うことでピラミッドが完成するので、先に相手の玉を全て使わせることで自分の勝利が決まります。そのため、ピロスでは「自分の玉を節約する」ことがとても重要です。

「玉4個を正方形状に並べる」ことで自分のストックの玉を残しながらプレイできるので、このルールをうまく利用して「いかに相手に玉を使わせて、自分の玉は残しておくか」というのが勝利の鍵となります。

ピロスの歴史

ピロスは、英国のエンジニアであるDavid G. Royffe氏によって考案され、フランスのギガミック社から発売したボードゲームです。

彼は最初1964年にスヌーカーボールを使ってこのアイデアを思いつき、1993年にドイツのエッセンで開催されたゲームフェアに持ち込みました。ギガミック社の代表がこのアイデアを気に入って、Pyraosというゲーム名で発表しました(後に、ゲーム名をPylosに変更)。

ピロスは、1994年と1995年にGames Magazineの「Best Strategy Game」賞を受賞し、1994年には高IQ集団が選ぶ『メンサセレクト TOP5 Best Games』にも選ばれました。

また、ギガミック社では「シンプルなルール」と「インテリアにもなる美しい見た目」を追求したボードゲームを数多く制作しており、ピロスの他にも『クアルトコリドール・クイキシオ』などを発売しています。

▼『クアルト』のルール&レビューはこちら。

▼『コリドール』のルール&レビューはこちら。

ピロス(Pylos)の内容物

ピロス(Pylos)には「通常版」の他に「ミニ版」もあります。ボードの大きさなどの違いはありますが、ルールは全く同じです。今回は『ピロス・ミニ』を使って、ゲームを紹介していきます。

『ピロス・ミニ』の内容物がこちら。

ピロスの内容物

<内容物>
木製ボード、木製玉(白)15個、木製玉(黒)15個、収納袋

ピロス(Pylos)のルール

ここからは、ピロス(Pylos)のルール・遊び方を紹介します。

ゲームの準備

「白の玉」と「黒の玉」を全てボードの溝、またはボード外に置きます。これがストック用の玉になります。

ピロスのゲーム準備

各プレイヤーがどちらの色を使うか決めたら、ゲーム準備完了です。

自分の玉を1個置く

最初のプレイヤーはストックから自分の玉を1個取り、好きなマスに配置します。ボードには4×4マスの16マスあり、このうちどこに置いてもOKです。

自分の玉を配置する|ピロス(Pylos)

次のプレイヤーも同様に、自分の色の玉を1個取り、空いているマスに配置します。

このように、交互に自分の玉を1個ずつ置いていきます。

正方形状に並んだ4個の玉の上にのせる

4個の玉が正方形状に並んでいる所があれば、その上に玉をのせることができます。(4個の玉の色は関係ありません)

正方形状に並んだ4個の玉の上にのせることができる|ピロス(Pylos)

 

玉を上にのせる場合は、「ストックの玉」を使うほかに「配置済みの玉」を移動させてもOKです。

ストックの玉か配置済みの玉のどちらでもOK|ピロス

配置済みの玉を移動させれば、ストックの玉を使わずに残しておくことができます。自分の玉のストックがなくなると負けになるので、玉の節約はとても重要です。

配置済みの玉を移動させる場合は、元々あった位置よりも上段に置かなければなりません。

自分の玉で4個の正方形を作ったら、ストックに戻せる

自分の色の玉4個で正方形を作ったら、ボーナスとして「ボード上の玉1~2個をストックに戻す」ことができます。(ちなみに、玉を下で支えている玉を戻すことはできません)

自分の色の玉4個で正方形を作る|ピロス(Pylos)自分の色の玉4個で正方形状になったらボーナス!

配置済みの玉1~2個を戻せる|ピロス(Pylos)配置済みの玉1~2個をストックに戻せる

先ほども書きましたが、ストックの玉が尽きたら負けとなるので、自分の玉をストックに戻すことができればかなり有利になります。相手の玉が正方形状に揃いそうになっていたら、自分の玉を置いて阻止しましょう。

頂点に置いた人の勝ち

交互に玉を配置していき、4段目の頂点に自分の玉を置いた人の勝利となります。

頂点に置いた人の勝ち|ピロス ボードゲーム

また、自分のストックの玉がなくなったらそのプレイヤーの負けとなります。

ピロス(Pylos)のバリアントルール

ピロスには、「上級ルール」「子供用ルール」というバリアントルールがあります。

上級ルール

上級ルールでは、配置済みの玉を戻せる条件が、正方形状の配置に加えて、「縦 or 横に一列揃える」というルールが加わります。

一段目なら自分の玉を直線上に4個揃えることで、配置済みの玉1~2個を戻せます。

一段目なら直線状に4個並べる|ピロスの上級ルール

 

二段目なら、自分の玉を直線上に3個揃えたらOKです。

二段目なら直線状に3個並べる|ピロスの上級ルール

正方形状以外にも直線状に揃えてもボーナスを受けることができるので、相手の玉の配置状況により注意しなければなりません。

子供用のルール

自分の玉を正方形状に揃えるとストックに戻すというボーナスルールをなしにして遊びます。

ピロス・ミニの違い

ピロスには、コンパクト版の『ピロス・ミニ』があります。僕が持っているのも『ピロス・ミニ』です。

ピロスとピロス・ミニの主な違いは「ボードの大きさ」です。ピロスのボードの大きさは「23×23cm」で、ピロス・ミニの大きさは「17×17cm」です。

ピロス・ミニのボードサイズ

ミニ版だからといって「小さすぎる」ということはなく、ちょうどいいコンパクトさだと思います。

ただ、ひとつだけ残念なのは、ボード外側の溝に玉を全て置けないところ。

ボード外側の溝に玉を全て置けない|ピロス・ミニ

上の画像の通り、玉が6個分置けないので、ゲーム開始時には各プレイヤーが3個ずつ手元に置いておかなければなりません。転がっていってしまうこともあるので、ちょっと面倒な時もあります。ピロスの通常版なら、30個の玉全てを溝に置くことができます。

ただ、通常版でもミニ版でも基本的なルール・面白さは変わらないので、「とりあえず遊べればいい」という方は、価格が安いミニ版で十分だと思います。一方で、「玉が全てのったほうが良い」「プレゼントしたい」という方は通常版の方がおすすめです。

▼ピロス(通常版)

▼ピロス・ミニ

ピロス(Pylos)のゲームレビュー

最後は、ピロス(Pylos)のボードゲームレビューです。

自分の玉を節約するゲーム

ピロス(Pylos)のボードげーっむ画像

ギガミック社のゲームは「単純明快なルールですぐに遊べる」のが良いところだと思いますが、ピロスはクアルトやコリドールと比べると「どうプレイしたらいいのか分かりづらい」というのが第一印象でした。最初に説明書を読んだ時「よく分からん…」と思いましたが、実際に1~2回遊ぶとすぐに理解できます。(正直、説明書がかなりわかりづらいです…)

ピロスで大事なことは「自分の玉を節約する」ことです。

ピロスでは30個の玉全てを使うことでピラミッドが完成します、玉が余るということはありません。そのため、相手に15個目の玉を先に置かせた時点で自分の勝利が決まります。つまり、ゲーム中は「相手に玉を使わせる・自分は玉を残しておく」ことが重要です。

「自分の玉だけで正方形状にして、配置済みの玉をストックに戻す」ことでかなり有利な展開を作れますが、リーチになるとほぼ確実に阻止されてしまいます。ただ、リーチを阻止されて4個目を相手に置かれたとしても、自分の手番でその上に配置済みの玉を移動させることができるので、1ターン分玉の使用を節約できます。また、隙あらば「ダブルリーチの状態を作る」ことを狙い、一方が阻止されても、もう一方で正方形状を完成させるという手が打てると強力です。

このように、「自分の玉で正方形状を作って配置済みの玉を戻す」「阻止されたらその上に配置済みの玉を移動させる」ことで、自分の玉をできる限り残しておくようにするのがこのゲームの肝です。

また、玉1個の置き方で勝ちが負けに変わることがあるので、中盤~終盤にかけては一手一手に気が抜けない緊張感も魅力です。

最後に:ダントツお洒落な思考ゲーム

ピロス(Pylos)のプレイ画像

以上が、球体積みボードゲーム『ピロス(Pylos)』のルール&レビューでした。2人でサクッと15分で遊べる、思考型ボードゲームです。

個人的にはギガミックのボードゲームなら『コリドール』が一番好きですが、その次に『クアルト』と並んで好きなゲームです。ただ、見た目の美しさならピロスに勝るゲームはありません。そのため、奥さんや彼女にプレゼントして、普段はインテリアのように飾り、雨の日やちょっとした空き時間に遊ぶのにぴったりなゲームだと思います!

購入する際は「正規輸入品」を選びましょう

ピロスには「正規輸入品」と「並行輸入品」があります。販売元であるGigamic社のボードゲームの正規輸入代理店は「CAST JAPAN」です。

購入する際は、「正規輸入品」を選ぶようにしましょう。

☆★★並行輸入品にご注意ください! ! ! ☆★★
この商品は、日本の正規輸入代理店(株)CAST JAPANがフランスのギガミック社より正規の手続きで輸入をしている商品です。
子供用の玩具などにも適用される食品衛生法という日本の法基準に合わせ改良されたものであり、海外から買い付けた並行輸入品は、この法律の検査を受けていないものとなり、違法商品となります。しっかりとした検品もされていない粗悪なもの、ピース(駒)や説明書などが欠落しているもの、またコピー商品が海外には流通している可能性があります。並行輸入品には、充分にご注意くださいませ。

正規輸入品の場合は、万が一のアフターサービスも承っております。販売元がAmazonまたは、CAST JAPANと明記されていれば間違いなく正規輸入品となります。

amazonで購入する場合は、販売/出品「CAST JAPAN」から購入するようにしましょう。

▼ピロス(通常版)

▼ピロス・ミニ

こちらのゲームもおすすめ!

コリドール

個人的には、ギガミック社のゲームなら『コリドール』が一番おすすめです!コリドールはお互いに壁で妨害しながら、自分のコマをゴールに進めるボードゲームです。

クアルト

クアルト(Quarto)は、交互にコマを置いていき、色・高さ・形・穴の有無のいずれかの要素で一列揃えたら勝ちという2人専用のボードゲームです。

おすすめの『2人用ボードゲーム』

ピロスのような2人専用ボードゲームは他にもたくさんあります。下記の記事で、『2人用のおすすめボードゲーム』を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!