大人数で遊ぶ時、何をすればいいのか困ったことはありませんか?
僕は10人前後で遊ぶ時にはよく『ボードゲーム』をしています!
ゲームやカラオケなどもいいですが、デジタルゲームは多人数では遊びづらいですし、カラオケも好き嫌いがあると思います。その点、ボードゲームなら自然と会話が盛り上がって大人数で楽しく遊べます!
そこで今回は、多人数でボードゲームを何度も遊んでいる僕が『8人・9人・10人という大人数でも遊べるボードゲーム15選』を紹介します。「トランプ以外でみんなで遊べるゲームが知りたい」という方の参考になれば嬉しいです!
目次
『8人』まで遊べる大人数向けボードゲーム
まずは、「8人でできるゲーム」から紹介します。
①はぁって言うゲーム
ジャンル | 表現・パーティー |
プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 3-8人 |
はぁって言うゲームは〈はぁ〉〈うん〉〈えー〉などの短い言葉だけで「おどろき・心配・感心・失恋」といった様々な感情を表現する大人数向きのパーティーゲームです。
表現するときは「ジェスチャー禁止で、声と表情のみ」なので、それが絶妙に難しく、普段しないような表情に何度も笑わされます!また、終わった後も「今の言い方だと”驚き”じゃなくて”怒り”でしょ!この大根役者!」というように会話が弾むのも良いところ。8人でできるゲームなら一番におすすめしたいゲームです!
▽詳しく知りたい方はこちら。

②犯人は踊る
ジャンル | 推理系 |
プレイ時間 | 10-20分 |
プレイ人数 | 3-8人 |
犯人は踊るは「誰が犯人カードを持っているのかを推理する」心理戦カードゲームです。
ただ、この「犯人カード」がくせ者で、プレイヤーの手札をどんどん移動していき、プレイ中に犯人役が変わっていきます。そのため、みんなが出したカードや手札の交換状況から「いま誰が犯人役なのか」を推理しなければなりません。
…というと少し難しそうに感じるかもしれませんが、実際にやることは「手札のカードを出すだけ」で、気軽に心理戦を楽しめるカードゲームになっています。大人数になるほど盛り上がります!
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③ゲスクラブ
ジャンル | 表現・読み合い |
プレイ時間 | 20-30分 |
プレイ人数 | 2-8人 |
ゲスクラブは「みんながどんな答えを書くのか」を推測するボードゲームです。
このゲームではあるお題についてそれぞれが回答を書くのですが「ありきたりな答えではなく、少数の人だけが思いつきそうな答え」を書かなければならないところが面白いです。
絶妙な線を狙うあまり意外な回答が飛び出したりするので、その度に周りからツッコミが入って盛り上がります!プレイ人数が8人までと幅広いので、大人数で中量級のボードゲームを遊びたい時におすすめです。
▽ゲスクラブの遊び方はこちら。



④ボブジテン
ジャンル | 表現系 |
プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 3-8人 |
ボブジテンは『カタカナ語のお題をカタカナを使わずに説明する』という表現系カードゲームです。
例えば「コーラ」「オリーブオイル」「マットレス」などのカタカナ語を、カタカナ禁止で説明しなければなりません。この厳しい制限の中でトークしていると、面白い発言や意味不明な言葉が飛び出したりして、その度に笑ってしまいます!
子供から大人まで世代を問わずにみんなで遊べるパーティーゲームです。
▽ボブジテンの遊び方はこちら。



⑤シャドウレイダーズ
ジャンル | 正体隠匿 |
プレイ時間 | 40-60分 |
プレイ人数 | 4-8人 |
シャドウレイダーズは「3つの陣営に分かれて、誰が味方で誰が敵なのか分からない状態から殴り合う」正体隠匿系ゲームです。
このゲームが面白いのは、人狼のような正体隠匿ゲームでありながら、自分の操るキャラクターに「HP」や「特殊能力」があり、さらに「装備・アイテム」まであるというところ!まさに「正体隠匿」×「殴り合い」のボードゲームです。
キャラクターの種類が豊富なので、できれば多人数(6~8人)で遊ぶのがおすすめです。また、拡張セットを加えると「最大10人まで遊べる」ようになります!
▽シャドウレイダーズの遊び方はこちら。



⑥ワードバスケット
ジャンル | スピード系 |
プレイ時間 | 10分 |
プレイ人数 | 2-8人 |
ワードバスケットは、みんなが知っている「しりとり」をベースにした『スピードしりとりゲーム』です。
「ひらがな1文字のカード」を使ってしりとりをしますが、普通のしりとりと大きく違うのが「1人ずつ順番にプレイするのではなく、思いついたら誰でもすぐにカードを出せる」というところ!
早い者勝ちなので、カードを出そうとしたら、一瞬速く他の人に出されてしまい、「えー今出そうとしたのにっ!!」という悲鳴が何度もあがって盛り上がります!
▽ワードバスケットのルールはこちら。



⑦コードネーム
ジャンル | 表現力・連想力 |
プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2-8人 |
コードネームは「ドイツ年間ゲーム大賞2016」を受賞した人気のチーム戦ボードゲームです。
このゲームは、2チームに分かれて「自分のチームのマスターが出した”1つの単語”をヒントに25枚のカードの中から答えを当てる」というもの。たった1つの単語から複数の答えに導けた時は快感です!
▽コードネームのルールはこちら。



『9人・10人』まで遊べる大人数向けボードゲーム
ここからは「9人・10人で遊べるゲーム」を紹介します。中には10人以上という大人数で遊べるボードゲームもあります。
⑧クイズいいセン行きまSHOW!
ジャンル | パーティー |
プレイ時間 | 10-30分 |
プレイ人数 | 3-10人 |
このゲームは、クイズでありながら明確な答えがありません。
贅沢な外食は、何円以上から?
というような「答えのないクイズ」が出題されて、みんなの解答のうち「ちょうど真ん中の数字」が正解となるゲームです。
このゲームの良いところは、クイズ番組のように知識人が勝つのではなく「知識がない人でも勝てる」というところ!むしろ知識があるとそれに引っ張られて負けてしまうこともあります…。たまに、予想外の「ぶっとんだ数字」を書く人がいたりして、解答を見せ合う度に笑えます!多人数向きのパーティー系ボードゲームです。
▽詳しいルールはこちら。



⑨コヨーテ
ジャンル | ブラフ |
プレイ時間 | 15-30分 |
プレイ人数 | 2-10人 |
コヨーテは「みんなが持っている数字の合計値を予想する」というゲームですが、面白いのが「他の人の数字は見えるのに、自分の数字だけ見えない」ということ。
そのため、「他のプレイヤーの宣言」や「周りの表情」などをよく観察して自分の数字を推理していきます。一方で、「ハッタリをかまして周囲を騙す」というのもこのゲームの楽しみ方。このハッタリがうまく決まったときの快感といったら…これがやめられないんですよね!
肝心のプレイ人数は「2人~10人」と幅広く、大人数で遊べる軽ゲーの中で一番気に入っています!10人前後で遊ぶときは必ず持参するほどです。
▽コヨーテの遊び方はこちら。



⑩ニムト
ジャンル | 駆け引き・心理戦 |
プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 2-10人 |
カードゲームの名作『ニムト』は、牛の絵が描かれたカードを4つの列に置いていくというゲーム。
遊び方は「一斉にカードを1枚ずつ出していく」だけとシンプルですが、そこには熱い読み合いがあります。「このカードなら大丈夫だろう」と思ってカードを出しても、他の人が出すカードによってなかなか思うようにいかないのが面白いところ!
「ルールが簡単」「読み合いが熱い」「多人数(2-10人)でも遊べる」ので、ひとつ持っておくと、旅行や親戚・友達の集まりなどで大活躍してくれます!
▽ニムトの遊び方はこちら。



⑪テストプレイなんてしてないよ
ジャンル | パーティー |
プレイ時間 | 5分 |
プレイ人数 | 2-10人 |
レビューサイトでは「愛すべきクソゲー」や「バカゲー(絶賛)」などと書かれており、とにかく予想外の展開で勝敗が決まる恐ろしいカードゲームです。笑
例えば、「じゃんけん」「2択問題」「NGワード」などで、失敗すると即脱落となってしまいます。まさしく『テストプレイなんてしてないよ』というタイトルの通り、無茶苦茶なパワーカードばかりです。
僕は友達8人で遊びましたが、とにかく理不尽のオンパレードで「えー何それ!!」「いきなり負けた!?」とカードをプレイする度に大爆笑ですごく盛り上がりました!ルールが簡単で説明いらずなところも多人数向きだと思います。
▽詳しい遊び方はこちら。



⑫ディセプション
ジャンル | 正体隠匿系 |
プレイ時間 | 15-30分 |
プレイ人数 | 4-12人 |
ディセプションは、法医学者のヒントから殺人犯の「殺害手段」と「証拠」を当てる、という正体隠匿系ボードゲームです。
難しそうな印象がありますが、実際にプレイしてみると「正体隠匿系だけどギスギスしない」「人狼のような攻撃的な議論にはならない」ので、正体隠匿系の中ではかなりライトで万人受けするゲームだと感じました。
「殺人犯」や「共犯者」でうまく周囲を誘導して逃げ切った時は爽快です!プレイ人数は「4~12人」と10人以上の大人数で遊べる、今お気に入りのボードゲームです。
▽ディセプションの遊び方はこちら。



⑬ウノフリップ
ジャンル | 戦略 |
プレイ時間 | – |
プレイ人数 | 2-10人 |
ウノフリップは「カードを反転させて両面使う」という斬新なシステムが面白い、新しいUNOです。
最初は表面の「ライトサイド」でプレイしますが、あるタイミングから裏面の「ダークサイド」に切り替わって、カードの効果がより強力になりハードなゲームに変貌します!
大人数での旅行にトランプやUNOを持っていく代わりに『ウノフリップ』を持っていきましょう。カラフルで見栄えが良く鉄板で盛り上がるカードゲームです!
▽ウノフリップの遊び方はこちら。



⑬ニムト
⑭ワインと毒とゴブレット
ジャンル | 読み合い・心理戦 |
プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 2-12人 |
ワインと毒とゴブレットは「ワイングラスにこっそりと毒を盛って、ターゲットを暗殺する」というボードゲーム。コンポーネントの「グラス」が場の雰囲気を作ってくれて、見た目にも盛り上がります!
プレイ人数は「2-12人」と10人以上で遊べますが、7人-12人の時は「チーム戦」に変わって「裏切り要素」が加わります。数人の時と大人数の時で楽しみ方が変わるので、1つで2度おいしいボードゲームですね。
▽詳しいルールはこちら。



⑮ファブフィブ
ジャンル | ブラフ系 |
プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 3-10人 |
前のプレイヤーが宣言した「3桁の数字」が本当かウソかを見破るカードゲームです。やることは「数字を宣言しながら3枚の数字カードを隣の人に回す」だけ!
隣の人が極端な数字を宣言して「それは嘘でしょ…」と思ったら本当だったり、逆に本当だと信じてカードを受け取ったら全然違う数字で騙されたりします。笑
ゲーム終了後の答え合わせで「みんな嘘ついてたの!?」と口々に感想を言い合えるので、プレイ中も終わった後もすごく盛り上がります!
▽ファブフィブの遊び方はこちら。



最後に:大人数で遊ぶならボードゲームで決まり!!
以上、『8人・9人・10人でも遊べる大人数向けボードゲーム』の紹介でした。
いかがでしたでしょうか。意外に10人でできるゲームはたくさんあるのです!
今回の記事が「大人数で遊べるゲームを教えて!!」「多人数で遊ぶことになったけど何をしよう」と困っている方の参考になれば嬉しいです!
最後に、今回紹介した中でも特に自分が気に入っているボードゲームを載せておきます。27
▼はぁって言うゲーム
▼ゲスクラブ
▼コヨーテ
▼ディセプション