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はとまめ
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【ボドゲ紹介】『ボブジテン』カタカナ禁止でお題を説明するゲーム

【ボドゲ紹介】『ボブジテン』カタカナ禁止でお題を説明するゲーム
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ボブジテンは、『カタカナ語を日本語だけで説明する』というカタカナ禁止カードゲームです。

「チョコレート」や「キャンプ」といったカタカナ語のお題を説明するのにカタカナを使用することができません。この制限の中でお題を表現しようとすると、面白い発言や意味不明な言葉が飛び出したりして、その度に大盛り上がりできます!

ゲームサークル「つかぽん(TUKAPON)」の作品で、ゲームデザイナーはKazuna*氏です。ボードゲームの祭典「ゲームマーケット2017春」で発表されました。また、幻冬舎から2019年に『カタカナーシ』というタイトルでリメイクもされています。

今回は、カタカナ禁止ゲーム『ボブジテン』のルール&レビューを詳しく紹介します。

▼ボブジテン

商品名 ボブジテン
プレイ人数 3-8人
プレイ時間 30分
対象年齢 10歳~
ジャンル 表現
発売時期 2017年
デザイナー Kazuna*
メーカー TUKAPON

▼ボブジテンをリメイクした『カタカナーシ』

▼おすすめのパーティーゲームはこちら。

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目次

ボブジテンはどんなカードゲーム?

ボブジテンは、「カタカナのお題」をカタカナ語を使わずに伝えるというカードゲームです。

『カタカナ語』とは「チョコレート、ミルク、バター、ベルト、キャンプ」などのカタカナで表記される言葉のことです。

例えば、お題が「テニス」なら下のような感じです↓

ボブジテン「カタカナ語を使わずにお題を説明」

上のように、「スポーツ」や「ラケット」というカタカナ語が使えれば一瞬で伝わりますが、カタカナ禁止なのでなんとか日本語だけで伝えなければなりません!

ボブジテンの『ルール』

ここからは、ボブジテンのルール・遊び方を詳しく紹介していきます。

①山札からカードを引く

最初の出題者は山札からカードを1枚引きます。カードの内容は、出題者以外見てはいけません。

ボブジテンのルール:山札からカードを1枚引く

カードには1~6までの「6つのお題」が書かれており、このうちの1つが今回のお題になります。

②お題の決定

お題は「山札の一番上のカードに書かれている数字」で決まります。

ボブジテンのルール:お題は山札のカードの数字で決まる

上の写真のように、カードの裏面には1~6の数字が書かれています。

この場合、山札の一番上のカードが「3」なので、今回のお題は3番の「オリーブオイル」になります。

③カタカナ語を使わずにお題を説明!

お題が決まったら、そのお題を「カタカナ禁止」で日本語だけで説明します。

ボブジテン『カタカナ語を使わずにお題を説明』

④お題が分かったら、すぐに回答!!

回答者で答えが分かったら、説明の途中でもいいのですぐに回答しましょう!正解者は1人で早い者勝ちです。ただし、回答権は1人1回のみ。

一番最初にお題を当てたプレイヤーの勝利となります。

⑤点数の獲得

点数がもらえるのは「出題者」と「お題を当てた人」の2人です。

得点した人は「カード」を受け取って、それを点数とします。「出題者」と「当てた人」が受け取るカードは以下の通り。

ボブジテン:「出題者」と「当てた人」は、点数としてカードを受け取る

  • 出題者は『今回のお題カード』を受け取る。
  • 当てた人は『山札の一番上のカード』を受け取る。

受け取ったカードは『1枚につきに1点』です。

カードの獲得が終わったら、今度は「お題を当てた人」が出題者になって、お題をめくるところからスタートします。

⑦カタカナを使ったらペナルティー!!

出題者がカタカナ語を使ったことに気付いたプレイヤーはすぐに指摘しましょう。

カタカナを使ったことを指摘した人は、「出題者のお題カード」を得点として受け取れます。

⑧ゲームの終了

山札のカードが「1枚以下」になったらゲーム終了です。

この時点で、最も多くカード(点数)を持っている人の勝ちとなります。

面白い特殊カード『トニーが来た』

ボブジテンのカードの中には、特殊カード『トニーが来た』があります。下のように、特殊カードには「トニーの顔」が描かれています。

ボブジテンの特殊カード「トニーが来た」

このカードが山札の一番上にきた場合、お題を『単語のみ』で説明しなければなりません。トニーはまだ日本語がそこまで堪能ではないので、カタコトで話すのが精一杯、ということのようです。笑

例えば、お題が「プロテイン」時にトニーが現れた場合はこんな感じです↓

ボブジテンの特殊カード「トニーが来た」の場合

このように、出題者は、「てにをは」などの助詞を使わずに、単語だけでお題を説明します。

ボブジテンに対応した『スリーブ』

ボブジテンはカードゲームなので、カードに汚れや爪痕が付かないようにスリーブを付けるのがおすすめです。

ボブジテンのカードサイズは「63mm×88mm」なので、「ホビーベースのTCGサイズ(66mm×92mm)」が対応しています。

スリーブは遊び始める前に付けた方がいいので、ボブジテンと一緒に揃えましょう。

たくさんある!!『ボブジテンシリーズ』

ボブジテンはその人気からシリーズ化しており、「ボブジテンその2」「ボブジテンその3」「ボブジテンきっず」「なにわのボブジテン(大阪限定)」などがあります。

たくさんあるボブジテンシリーズ「その2」「その3」「きっず」「なにわ」

基本ルールはどのシリーズも全て同じで、お題が一新されています(ボブジテンきっずのお題は子供向けになっている)

ひとつ大きな違いは「特殊カード」です。その違いをまとめました↓

ボブジテンシリーズの違いは「特殊カード」

上の通り、その2は「身振り手振りのみ」、その3は「漢字のみ」、きっずは「色の表現禁止」、なにわは「一息で一気に説明」という違いがあります。

ちなみに、これらは単独拡張なので「単体で遊んでもOK」「混ぜて遊んでもOK」です。

どれを買うか迷うという方は、「特殊効果の内容」で決めるのもいいと思います!

▼ボブジテンその2

▼ボブジテンその3

▼ボブジテンきっず

▼なにわのボブジテン

ボブジテンの『レビュー』

以上が、『ボブジテンのルール・遊び方』の紹介でした。

ボブジテンはルールがとても簡単なので、子供からおじいちゃん・おばあちゃん世代まで一緒に遊べるカードゲームです。気軽に始められるので、隙間時間にさくっと遊べるところもGOODです!

ボブジテンを実際に遊んでみると、簡単そうなお題も人によっては難しかったりして、おかしな説明をしてしまうと「なんであんな説明なの!?」「もっと他に言い方あるでしょ!!」と、皆から総ツッコミを受けることもあります!笑

また、特殊カードの「トニー」が出たら、日本語を覚えたての外国人のように、カタコトで話す演技をするとさらに盛り上がるのでおすすめです!

ボブジテン

▼ボブジテンその2

▼ボブジテンその3

▼ボブジテンをリメイクした『カタカナーシ』

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