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ジャストワンを徹底紹介!ヒントが消える協力クイズゲーム

『ジャストワン(Just One)』連想系ボードゲームのルール&レビュー
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ジャストワン(Just One)は「みんなが出したヒントから答えを連想する」という連想系ボードゲームです。その特徴は「自分のヒントが他の人と被ったら、そのヒントが消える」というルール。

「ドイツ年間ゲーム大賞2019」の大賞を受賞した作品で、日本語版はアークライトから2020年2月20日に発売予定です。

今回は、ヒントを考えるのが悩ましくて面白い『ジャストワン(Just One)』を紹介します。終わった後も「このヒント、どういう意味?」「それは分からんわー!!」とワイワイ盛り上がれるボードゲームです。

▼ジャスト・ワン(Just One)

商品名ジャストワン(Just One)
プレイ人数3~7人
プレイ時間20分
対象年齢8歳~
ジャンル協力・表現
発売時期2018年
デザイナーLudovic Roudy
Bruno Sautter
国内販売元アークライト
関連ページアークライトの公式ページ
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目次

ジャストワンはどんなゲーム?

ジャストワン「みんなが書いたヒントから答えを連想する」協力型クイズゲームです。

解答役は、みんなが書いたヒントから連想できるワードを答えます。

ジャストワンは「みんなの書いたヒントから答えを連想する」という協力クイズボードゲーム

ただし、みんながすぐに思いつきそうなヒントは禁物です。

なぜなら「ヒントが被ったら削除されてしまう」からです!

ボードゲーム『ジャストワン』:ヒントが被ってしまったら回答者に見せることができなくなる

上のように、ヒント被りすると、解答者にそのヒントを見せることができなくなります。

そのため、みんなが書きそうなありきたりなヒントではなく、「誰とも被らないようなちょっと外したヒント」を考えるのがジャストワンの面白いところです。これがけっこう悩ましいんですよね。

このルールから「ヒントが少ない」「答えから遠いキーワードばかり」という状況が生まれて、解答者はそこから連想しなければならないという難しさがあります。

▼ジャスト・ワン(Just One)

ジャストワンの内容物

ジャストワンに入っているものがこちら。

ボードゲーム『ジャストワン(JUSTONE)』に入っているもの

ジャストワンに入っているもの

「お題カード」「カードスタンド」「ペン」です。

この中で面白いなーと思ったのは「カードスタンドの使い方」。

このスタンド、「カードを立てる」のにも使いますが、「ヒントを書くホワイトボード的な使い方」もできます!

ボードゲーム『ジャストワン(JUSTONE)』のカードスタンドは2つの使い方ができる

このように2つの使い方ができるので、自分が「ヒント役」か「回答役」かで使い分けをします。

ジャストワンのルール

ここから、ボードゲーム『ジャストワン(Just One)』のルール・遊び方を紹介します。

①13枚の山札を作る

ボードゲーム『ジャストワン(JUSTONE)』のルール:13枚の山札を作る

最初にカードの束から13枚のカードを引いて、そのカードで山札を作ります。

②カードを引いて、スタンドに置く

「解答役」は山札からカードを1枚引いて、カード内容を見えないようにスタンドに置きます。

ボードゲーム『ジャストワン(JUSTONE)』のルール:カードを引いてスタンドに置く

こうすることで、自分からはカード内容が分かりませんが、他のプレイヤーからは見ることができます。

③1~5のうち好きな数字を言う

「解答役」は、1~5のうち好きな数字を選びます。

ボードゲーム『ジャストワン(JUSTONE)』のルール:解答役は1~5のうち好きな数字を選ぶ

その他の「ヒント役」のプレイヤーは、カードを見てその数字のお題を確認します。上の画像の場合では、「チーズ」ということになります。

④ヒントを書く

今回のお題を確認したら、お題を連想できるようなヒントを書き込みます。

ジャストワン(JUSTONE):お題が連想できそうなヒントを書く

ヒントは基本的に「単語」で書きましょう。また「数字」や「オノマトペ(擬声語)」もOKです。

⑤ヒントが被ったらアウト!!

ヒント役の全員が書き終わったら、「解答役」は目を閉じます。

その間に「ヒント役」は、自分のヒントを他の人に公開します。

ボードゲーム『ジャストワン(JUSTONE)』:ヒント役は自分のヒントを公開する

そこで、全員のヒントを確認して…

ヒントが被っていたらアウトです!!

ボードゲーム『ジャストワン(JUSTONE)』:ヒントが被っていたらアウト

被ったヒントは、スタンドを倒して見えないようにします。

ボードゲーム『ジャストワン(JUSTONE)』:被ったヒントはスタンドを倒して見えないようにする

⑤ヒントから連想してお題を答える

「解答役」は目を開けて、残っているヒントを確認します。

ボードゲーム『ジャストワン(JUSTONE)』:解答役は目を開けてヒントから連想できるお題を答える

そこから、連想できるお題を答えます。

その結果、「正解時」「失敗時」の処理がこちら。

ボードゲーム『ジャストワン』:正解時・失敗時の処理

正解した時は、正解した証として山札の隣に「今回のお題カード」を置きます。

失敗した時は、「今回のお題カード」と「山札1枚」をゲームから除外します。

また、「このヒントだけでは分からない…」と思った時はスキップする(解答しない)こともできます。スキップすると、除外されるのは「今回のお題カード」だけで済みます。

⑥山札がなくなったらゲーム終了

これを繰り返して、最初に作った13枚の山札がなくなったらゲーム終了です。

今回のゲームで何回クイズに成功できたかというハイスコアを目指す協力系ボードゲームなので、プレイヤー間の勝ち負けはありません。

ジャストワンに合うスリーブ

ジャストワンにはカードが「110枚」入っています。ペンで書いたりするボードゲームなので、カードが汚れないようにスリーブをつけたほうがいいと思います。

ジャストワンのカードサイズは「63mm×88mm」なので、「ホビーベースのTCGサイズスリーブ」が対応してます。

ジャストワン(JUSTONE)に合うスリーブ

写真の通り、スリーブに入れてもカードスタンドに立てることができるのでゲームに支障をきたすことはありません。

ジャストワンのレビュー

ジャストワン(Just One)「被らないようにヒントを考える悩ましさ」や「微妙なヒントばかり出てくる面白さ」、「そこから連想しなければならない難しさ」が楽しいボードゲームです。また、終わった後も「なんでこのヒントなの!?」「あそこでバッティングしなければなー」などと(罵り合いながら)盛り上がれます!

1つ気になるのは「遊ぶときの人数」です。プレイ人数が「3~7人」なので、一度4人でも遊んでみましたが、人数が少ないとこのゲームの肝である「バッティング」が起こりづらく、ジャストワンの面白さが半減したように感じました。人数が多ければ多いほどバッティングが発生しやすくなって盛り上がるので、6~7人で遊んだ時にこそ本領を発揮するボードゲームだと思います!

人数さえ集まれば、「ルール説明が楽」&「勝ち負けがなくて気持ちよく終われる」ので、間口の広い万人受けする連想系ボードゲームです。

また、ジャストワンのほかにも面白いボードゲームはたくさんあります。僕のおすすめのボードゲームについては『ボードゲームのおすすめランキング』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。

ジャスト・ワン(Just One)

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