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『ザ・クルー(The Crew/Die Crew)』のルール&レビュー:協力系トリックテイキングゲーム

『ザ・クルー(The Crew/Die Crew)』のルール&レビュー:協力系トリックテイキングゲーム

ザ・クルー(The Crew/Die Crew)は、プレイヤーが宇宙船の乗組員となって、みんなで協力しながらミッションのクリアを目指すカードゲームです。ゲームジャンルは「トリックテイキング」に当たります。

ドイツで開催されたボードゲームの祭典『エッセンシュピール2019』で話題となり、日本ではGPから発売することが決まっています。

今回は、ザ・クルー(The Crew)のルール&レビューを紹介します。(※原版のドイツ語タイトルは「Die Crew」です)

The Crewは、ゲームマーケット2020大阪で「先行販売」予定となっています。。
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ザ・クルー(The Crew)はどんなゲーム?

ザ・クルー(The Crew)では、プレイヤーが「宇宙船の乗組員」となって、みんなで協力して50のミッションに挑みます。

ザ・クルー(The Crew)では、プレイヤーが「宇宙船の乗組員」となって、みんなで協力して50のミッションに挑むカードゲーム

 

「全員が手札のカードを1枚出す」ことを繰り返して、「あるプレイヤーが特定のカードを獲得すること」などの指令をクリアしていきます。

 

しかし、プレイヤーがいる場所は宇宙空間…宇宙には空気がないので、お互いの声が届きません…

つまり、このゲームでは会話ができません!

唯一できるのは「無線」を使って、自分の手札の状況を知らせることのみ。

そんな限られたコミュニケーションしかできない状態で、困難なミッションの数々を協力しながらクリアしていくカードゲームです。

エッセンの新作スカウトアクション1位!

ザ・クルー(The Crew)は、ドイツのエッセンで開催されるボードゲームの祭典『エッセンシュピール2019』のスカウトアクション(会場内で試遊した人たちによる人気投票)で、1位に輝いて大きな話題となりました。

一番の特徴は何と言っても「トリックテイキングが協力ゲームになった」こと。まさに、トリックテイキングゲームの進化形です。さらに「会話禁止」&「1回だけヒントを出せる」などの面白い要素もあります。

トリックテイキング好きはもちろん、ザ・マインドのような協力ゲーム好きにもぜひ遊んでもらいたいゲームです!

The Crewはゲームマーケット大阪で先行販売!

ザ・クルー(The Crew/Die Crew)はGP(ジーピー)からの発売が決まっていて、「ゲームマーケット大阪2020」で先行販売予定となっています。


2020年のゲムマ大阪は、3月8日に開催されます。

ザ・クルー(The Crew)の『内容物』

ザ・クルー(The Crew)の内容物がこちら。

<The Crewの内容物>
ゲームカード(大きいカード)40枚 / ミッションカード(小さいカード)36枚 / メモリーカード5枚 / 司令官スタンド / 無線チップ5枚 / 緊急信号タイル / その他チップ10枚

ゲームカード(大きいカード)

大きい方のカードは、プレイヤーの手札となるゲームカードです。

1~9の数字が書かれた4色のカード(赤・青・緑・黄)と、1~4のロケットカード(黒)があります。

黒のロケットカードは、どの色よりも強いカードです。

ミッションカード(小さいカード)

また、絵柄が全く同じだけど、一回り小さい「ミッションカード」も入っています。

右側の小さいカードがミッションカード

ミッションカードは先ほどの大きいカードと全く同じ内容ですが、黒のロケットカードだけ入っていません。

ザ・クルー(The Crew)の『ルール』

ザ・クルー(The crew)のルール・遊び方を紹介します。

今回は、トリックテイキングを遊んだことがない人でも分かるように紹介していきます。

【注意】ゲーム中は会話禁止

ゲーム中は、宇宙空間にいるので、会話することができません。

「自分の所有するカードを伝えたいけど、伝えられない…」というもどかしさから、まさに宇宙にいるような息苦しさを感じます。

ただし、唯一の通信手段として「無線チップ」を使うことができます。(後述)

①手札を配り、「司令官」を決める

大きい方のカード40枚をシャッフルして、プレイヤーに均等に配ります。

手札を確認して、最強のカードである『ロケット(黒)の4』を持っている人は、今回のミッションでの「司令官」となります。

司令官となった人は、司令官役を示すための「司令官スタンド」を手元に置きます。

②ミッションの内容を確認する

説明書を見て、今回のミッションの内容を確認します。

50までのミッションが載っていて、ストーリーとともに「ミッションカードを引く枚数」や「その他の条件」などが書かれています。

③ミッションカードを引く

小さいカードの山札からミッションカードを引いて、テーブルの中央に置きます。

カードを引く枚数はミッションによって変わります。最初は「1枚」だけですが、ミッションが進むと「2枚・3枚・4枚」と増えていきます。

⑤司令官から「ミッションカード」を取っていく

まずは、司令官から「ミッションカード」を選んで、自分の手元に置きます。

その後、残りのプレイヤーは時計回りの順で、ミッションカードを取っていきます。

【重要】ミッションカードの意味

ミッションカードは、「あなたはこのミッションカードと同じカードを獲得しなさい」という指令を表しています。(獲得方法は後述)

例えば、「青の7」のミッションカードを取った人は、このミッションで「青の7」のカード(大きい方のカード)を獲得しなければなりません。もし、他の人に取られてしまったら、その時点でミッション失敗となります。

⑥トリック(ミニゲーム)を繰り返す

ここからは、オーソドックスなトリックテイキングゲーム(マストフォロー・切り札あり)です。トリックテイキングを遊んだことがある人は読み飛ばしてもOKです。

最も大きい数字を出した人の勝ち

各プレイヤーは、司令官から順番に手札のカード1枚ずつ出します。全員のカードを比べて、最も大きい数字を出した人の勝ちです。

上の画像の場合は、一番大きい数字「緑の9」を出した人の勝利となります。

この小さな勝負のことを「トリック」といい、ここで勝つことを「トリックに勝つ」と言います。

使ったカードは脇によけておきます。そして、勝った人が次のトリックの「最初のプレイヤー」となり、同じようにカードを出して、トリックを繰り返していきます。

【注意】最初の人と「同じ色」を出すこと

カードを出すときは、一番最初に出されたカードと「同じ色のカード」を出さなければなりません。

上の場合、最初のプレイヤーが「青の7」を出したので、その他のプレイヤーは同じ青色を出さなければなりません。同じ色であれば、好きな数字を出してOKです。

同じ色のカードがない時にだけ、「違う色」のカードをプレイできます。(手札に1枚でも同じ色があるのなら、それを出さなければなりません)

ただし、違う色を出した人はトリックで勝つことができません。

数字が大きかったとしても、違う色を出した人は勝利する権利がなくなります。勝つことができるのは「最初の人と同じ色を出した人のみ」です。

ロケットカードは他の色よりも強い!

黒色のロケットカードは「他の色よりも強い」カードです。(トリックテイキングでは、切り札と呼ばれます)

たとえ、他の色の数字のほうが大きくても、ロケットを出した人の勝ちとなります。ただし、上述したように、ロケットカードも最初に出されたカードと同じ色がない場合のみに出せます(いつでも出せるわけではない)。ロケットカードが複数枚でた場合は、大きい数字のほうが勝ちます。

⑦トリックに勝つとカードを獲得できる

トリックで勝つと、その時出ていたカードを獲得することができます。

つまり、ミッションカードを与えられているプレイヤーは、ミッションと同じ数字が場に出たトリックで勝利して、そのカードを獲得しなければなりません。

例えば、自分のミッションカードが「緑の6」なら、場に「緑の6」が出たらそのトリックで勝利してなければなりません。

上の画像では、他のプレイヤーが「緑の6」を出したときに、手札の「緑の9」を出してトリックに勝利することができたら、自分のミッションカードを裏向き(達成済み)にできます。(また、自分の手札に緑の6がある場合は、そのカードでトリックに勝たなければなりません)

もし、他の人にそのミッションカードを取られてしまったら「ミッション失敗」となり、最初からやり直します。

⑧ミッションクリア

すべてのミッションカードが裏向き(達成済み)になると、ミッションクリアです。

全てのカード(大きいカード、ミッションカード)を回収してシャッフルし直して、次のミッションに挑みます。①~⑧を繰り返します。

【重要】「無線チップ」で状況を伝えられる

上述した通り、ザ・クルー(The Crew)では、お喋り禁止です。自分の手札の内容を言葉で伝えることができません。

ただし、ミッション中に1回だけ「無線チップ」を使って通信することができます!

タイミングは、カードを出し始める前(各トリックの開始前)ならいつでもOKです。

手札のカード1枚を公開する

まずは、手札のカード1枚を選び、全員が見えるように公開します。そして、このカードの周りに無線チップを置いて、他のプレイヤーに情報を伝えます。

無線チップの使い方は、3種類あります。

A. カードの「上端」に置く

無線チップをカードの上端に置いた場合は、これが自分が持つ「この色の最高値のカード」ということを表わします。

例:「青の5」の上端に無線チップを置く

上の場合は、自分の手札では「青の一番大きい数字は5です」ということを示しています。

B. カードの「真ん中」に置く

無線チップをカードの真ん中に置いた場合は、これが自分が持つ「この色の唯一のカード」ということを表します。

例:「黄色の6」の真ん中に無線チップを置く

上の場合は、「黄色で持っているのは6だけです」ということを示しています。

C. カードの「下端」に置く

無線チップをカードの下端に置いた場合は、これが自分が持つ「この色の最低値のカード」ということを表します。

例:「赤の5」の下端に無線チップを置く

上の場合は、自分の手札では「赤の一番小さい数字は5です」ということを示しています。

ミッションの難易度はどんどん上がる!!

ミッションが進むと、クリア条件がどんどん難しくなっていきます。

ミッションカードが増える

ミッションをクリアしていくと、ミッションカードの枚数が「1枚⇒2枚⇒3枚⇒…」とどんどん増えていきます。

達成する「順番」が決まっている

ミッションカードを選ぶ時に、ミッションカードの上に「1・2・3」などの数字チップをのせることがあります。これは、ミッションカードの達成順を表しています。

「1」のミッションカードを最初に達成して、「2」のミッションカードを2番目に達成する、というように数字の順番に達成していかなければなりません。

〇〇よりも先に(後に)達成しなければならない

また、「>」「>>」「>>>」というようなチップを使うこともあります。

これらの記号の意味は以下の通り。

  • 「>」は「>>」よりも先に達成すること。
  • 「>>」は「>」よりも後に達成すること。
  • 「>>>」は「>>」よりも後に達成すること。

条件さえ満たしていれば、連続して達成する必要はありません。

その他にも色んなミッションがある!

この他にも色んなタイプのミッションがあります。

  • 病気の人はトリックで勝ってはいけない
  • 通信障害で無線チップが置けなくなる
  • 1の数字でトリックを勝たなければいけない

難しい時は「緊急信号」を使おう!

クリアが難しい時には、お助け要素の「緊急信号」を使いましょう。

ミッションカードを受け取った後に、緊急信号タイルを表側にすることで発動します。

緊急信号タイルを使うと、各プレイヤーは自分のカードを隣の人に1枚だけ渡すことができます。(ただし、ロケットカードを渡すのは禁止です)

「時計回り」で渡すか、「反時計回り」で渡すかは相談して決めます。

お互いのミッションカードを見て、相手が必要そうなカードを渡しましょう。

ザ・クルー(The Crew)の『レビュー』

※まだ、ステージ9までしか遊んでいないので、ファーストインプレッションです。もう少し進んだらレビューを更新すると思います。

トリックテイキング初心者でプレイ

無言で協力するゲーム『ザ・マインド』でハイタッチしながら盛り上がれるメンバーでプレイ。ただ、トリックテイキングをあまり分かっていないメンバー(スカルキングを知ってる人はいる程度)です。

果たして楽しめるのかと心配でしたが、実際にはかなり好感触でした!簡単なミッション1から徐々に難易度がアップしていくので、チュートリアルで練習しながら理解していける感じです。

他プレイヤーのヒントや出したカードの意図をしっかり考えるのでカードプレイに重みがあり、「ゲームを台無しにしないように…」というヒリヒリとした緊張感があります。その分、クリアできた時の達成感が大きくて、ザ・マインドを超える盛り上がりでした!

みんなで少しずつレベルアップ!

特に良かったのは、ミスしたとしても「おいー!」とひとしきり罵りながら盛り上がった後に、カードの出し方・ヒントの使い方を話し合って、みんなで少しずつトリテを学んでいけたことです。協力ゲームだからこその雰囲気がありました!

今回はミッション9を達成したところで止めましたが、50のミッションをクリアできるのはいつの日になるやら…完全クリアは初心者には厳しそうです。

ただ、個人的には、トリックテイキング初心者が学びながら前半戦を遊ぶというのでも十分楽しめたと思います!今のメンバーで少しずつレベルアップしてどこまで行けるかが楽しみです。また、ザ・クルー(The Crew)を入口にして、いろんなトリテも遊んでいけそうな気がします。

まとめ:協力ゲーム好きにも遊んでもらいたいカードゲーム

「トリックテイキング経験者で集まって完全クリアを目指す」という遊び方はもちろん、「初心者がトリックテイキングを学びながら前半戦を遊ぶ」というのも全然アリだと思います!

好き嫌いは分かれると思いますが、特に「ザ・マインドのような協力ゲームが好きな人」にも遊んでもらいたいカードゲームです!国内では、GP(ジーピー)から発売されます。

無言で協力する『ザ・マインド』もおすすめ!

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