協力型ボードゲームのおすすめランキング22選
協力型ボードゲームは、みんなで達成感や悔しさを共有して、まるでチームになったような一体感を感じられる魅力的なゲームジャンルです。
ただ、協力型ゲームと一口に言っても「無言で協力するゲーム」や「ドラゴンを退治するRPG風のゲーム」「謎解きをして脱出を目指すゲーム」など様々な種類があります。
そこで今回は、僕が特に気に入っている『協力型ボードゲームのおすすめランキング22選』を紹介します。これから協力系ボードゲームで遊んでみたいという方は、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです!
▽ボードゲームのおすすめランキング
協力ゲームの魅力
協力ゲームの一番の魅力は「チームがひとつになったような一体感」です。
ギリギリの状況から勝利できた時はみんなでハイタッチしながら喜びを分かち合えますし、ゲームに負けた時はみんなで反省会をしてから次の作戦を立てて再挑戦できます。また、次のアクションを相談したり、経験者が初心者にアドバイスしやすいので、自然とコミュニケーションが増えます。このように、ゲームで手軽に団結感を感じられて、仲が深まりやすいのが協力ゲームの魅力です。
また、プレイヤーに順位がつかないので他人と競い合う対人ゲームのストレスがなく、負けても嫌な気分にならないのも良いところだと思います。
協力型ボードゲームのおすすめランキング
ここからは、僕が個人的に気に入っている協力系ボードゲームのおすすめランキングを紹介していきます。
気になるゲームがあったら、レビュー記事もチェックしてみてください!
1位:itoレインボー
プレイ人数 | 2人~14人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
itoレインボーは、自分の数字カード(1~100)の大きさを「テーマに沿った言葉」で表現して、数字が小さい順に出していく協力系ボードゲームです。
お題が「あったらおいしそうなアイスクリームの味」なら、1に近いほどおいしくなさそうな味、100に近いほどおいしそうな味を表現します。例えば、自分のカードが「72」なら、かなりおいしそうな味として「一粒1000円のイチゴで作ったショートケーキ味」などと表現します。
各プレイヤーの表現を聞いて、みんなで協力して全てのカード(裏向き状態)を小さい順に並べられたらゲームクリアです。
45などの微妙な数字がきた時にはどう表現するかが悩ましくて、自分が遊んだ時には「コーラに少しだけドリアンを入れたジュース」「来航前のペリー」などよく分からない個性的な表現が飛び出してとても盛り上がりました。言葉のチョイスで数字の大きさを伝える繊細なゲームなので、大人にこそ遊んでもらいたい協力型ゲームです。
2位:ジャストワン
プレイ人数 | 3人~7人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ジャストワンは、1人だけお題を知らない回答者が、みんなが書いたヒントから連想してお題を当てるという協力系ボードゲームです。
面白いポイントは、他の人とヒントが被ってしまったら、そのヒントを回答者に見せることができなくなるというルールです。下の画像は答えが「チーズ」の時ですが、ヒント被りした「ネズミ」は回答者に見せられなくなります。
他の人と同じヒントを書いたらアウトなので、みんなが書かないような「ちょっと外したヒント」を書くのがこのゲームのコツです。一方で回答者は、微妙なヒントばかりから答えを連想しなければならないという難しさがあります。
ゲーム後も「あそこで被らなければなぁ…」「このヒントはひどくない!?」などとみんなでワイワイ言い合いながら盛り上がれます。お題が「畳(たたみ)」の時にみんなで「和室」と書いてしまって、ヒントが全て消えた時は大爆笑でした。安直なヒントは禁物です!
3位:ザ・マインド
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ザ・マインドは「協力ゲームだけどお喋り禁止」という異色のボードゲームで、2018年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされて話題になりました。
遊び方は、各プレイヤーに1~100までの数字がランダムに数枚配られ、「全員が無言で数字の小さい順にカードを出していく」だけでとても簡単ですが、クリアするのはめちゃくちゃ難しいです!
ヒントになるのは”時間経過”で、「まだ誰も出さないなら、そろそろこの数字出してもいいかな?」というようにカードを出そうとするまでの時間からお互いの数字を推測します。
序盤はうまく噛み合わずにもどかしい展開になりがちですが、だんだんとお互いの感覚が合ってくるのが分かります。そして、何度も失敗しながらも高レベルをクリアできたときの達成感が気持ちよくて、クリアする度にハイタッチして大はしゃぎしてしまいます!少し特殊なゲームなので好き嫌いがハッキリ分かれますが、個人的には協力ゲームの中でダントツに好きなボードゲームです!
4位:ことばのクローバー!
プレイ人数 | 3人~6人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ことばのクローバーは、ボードに書いてあるヒントを見て、カードを正しい位置に配置する協力型連想ゲームです。
クローバーボードに4枚のカードをはめて、各辺の2つのワードから連想できるヒントを書きこみます。例えば、一辺に「バナナ」と「メニュー」のワードがあれば、その2つを結び付けるワードとして「パフェ」などとヒントを書き込みます。
計4つのヒントを書き込んだら、全てのカードを取り外し、他のプレイヤーがヒントを見てカードを正しい位置に戻すことを目指します。
関連性がなさそうな2つのワードをどう結び付けるのかを考えるのが面白いですし、他のプレイヤーが作ったヒントを推理しながらみんなで喋っている時間も楽しいです!連想ゲームにしては珍しく少人数(3人)で遊んでもちゃんと面白いので、色んなシーンで活躍してくれるボードゲームです。
5位:ザ・クルー
プレイ人数 | 3人~5人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ザ・クルー(The Crew)は、プレイヤーが宇宙船の乗組員となって、みんなで協力しながらミッションのクリアを目指すカードゲームです。「トリックテイキングが協力ゲームになった」という点が革新的で大きな話題となり、2020年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞しました。
ザ・クルーでは「全員が手札のカードを1枚出す」ことを繰り返して、「あるプレイヤーが特定のカードを獲得すること」などの指令をクリアしていきます。
他プレイヤーのヒントや出したカードの意図をしっかり考えるのでカードプレイに重みがあり、「ゲームを台無しにしないように…」というヒリヒリとした緊張感があります。その分、クリアできた時の達成感が大きくて、先ほど紹介したザ・マインドと同じようにクリアする度に盛り上がれます!
簡単なミッション1から少しずつ難易度がアップしていくようになっているので、トリックテイキング初心者でもチュートリアルで練習しながら理解していける感じが良かったです。
6位:トップテン
プレイ人数 | 4~9人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 14歳~ |
トップテンは、自分の数字をお題に沿った言葉やジェスチャーで表現する協力型ボードゲームです。
最初に配られるカードには1~10までのいずれかの数字が書いてあり、それぞれの数字はお題に対する「どのくらい」かを表しています。例えば、《レストランで「こちらはサービスです」と言われました。どんなサービス?》というお題なら、1に近いほど「苦笑いしてしまうもの」、10に近いほど「最高に嬉しいもの」です。
全員が自分の数字を表現したら、親プレイヤーは昇順(1⇒10)になるように、各プレイヤーを指名して数字を公開していきます。もし前の人の数字より小さい数字を出してしまうと、ペナルティとしてチップを1枚失います。5ラウンド終了した時点でチップが残っていたらプレイヤーの勝ちです。
500種類あるお題の中には「大喜利っぽいお題」や「ジェスチャー系お題(おしゃべりNG)」も含まれるので、盛り上がりやすいのが良いところ。大人数で爆笑したいときにおすすめのパーティーゲームです。
先ほど紹介した『itoレインボー』に似ていますが、数字カードを出す仕組み、数字の範囲、お題の系統などが異なり、プレイ感が意外に違います。
7位:カイト
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 10歳~ |
カイトは、凧揚げを砂時計で表現した協力型リアルタイムボードゲームです。
手番に手札を出したら、カードの色と同じ色の砂時計をひっくり返します。いずれかの砂時計が落ちきる前に、全てのカードを出したらゲームクリアです。
大事なのは砂時計と手札の情報共有。「青ヤバい!」「青あるから、誰か白おねがい」「白やります!」という感じで、わちゃわちゃしながらもしっかり協力感があるのが良いところ。砂時計がどんどん落ちていく焦りと緊張感で、成功した時の達成感がスゴイです。
自然と活発なコミュニケーションが取れて、みんなでワイワイ盛り上がれるボードゲームです。
8位:イーオンズエンド
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 14歳~ |
イーオンズ・エンドは、「デッキをシャッフルしない」という特徴をもつ協力型デッキ構築ボードゲームです。プレイヤーは魔法使いとなって協力して、敵であるネメシスを倒すことを目指します。
カードを購入してデッキを強くしていくというスタンダードなデッキ構築ゲームですが、大きく違うのはデッキが尽きたら捨て札をシャッフルせずにそのままひっくり返すだけというところ。そのため、自分のカードを捨てる順番によって、その後のターンでの手札の組み合わせを操作して、カードコンボが決めやすくなっています。
ボスは全部で4体いますが2体目以降は本当に強くて、かなり歯ごたえのある難易度になっています!4人で遊ぶとデッキ強化に時間がかかってしまうので、個人的には2人または3人で遊ぶのがおすすめです。
9位:コードネームデュエット
プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 11歳~ |
コードネーム:デュエットは、定番ボードゲーム『コードネーム』が2人用の協力ゲームになったバージョンです。
お互いに〈1つの単語ヒント〉を出しあって、そのヒントから連想して25枚のワードから複数の正解ワードを見つけ出します。
例えば、正解ワードに「レモン」「農園」「ジュース」がある場合、それらに共通するヒントとして「果実」と伝えて、回答者側に当ててもらう感じです。必死に捻り出した単語から3~4個の正解ワードを一気に見つけてもらえた時には思わずハイタッチしたくなるくらい嬉しくなります!
「9ターンという短い時間で15枚もの正解ワードを見つける」&「即失格となる暗殺者ワードが3枚も混じっている」ので、本家コードネームよりも一段上の難易度になっていて遊びごたえがあります。
10位:花火 スターマイン
プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 25~45分 |
対象年齢 | 8歳~ |
花火:スターマインは、プレイヤーが花火師となって、数字カードを小さい順に出していくことで、綺麗な花火をたくさん打ち上げようという協力系ボードゲームです。有名な協力ボードゲーム『花火』の豪華パワーアップ版です。
このゲームの独特なポイントは周りのプレイヤーの手札は見えるけど、自分の手札だけ見えないというところ!
そのため、他のプレイヤーから「コレとコレが黄色だよ」「コレだけ1ね」というように1種類の色か数字のどちらかを教えてもらいます。ただし、ヒントを出す時は限られたヒントトークンを使わなければなりません。この厳しい状況の中、ヒントの意図を読み取ってドンピシャで当てた時は、ヒントを出した側も読み取った側も最高に気持ちよくなれます!
花火:スターマインは、カードサイズの変更・カードスタンド付きで格段に遊びやすくなり、さらに「黒色の花火」「ボーナスタイル」といった新要素が追加されてやり込み度がアップしています。
11位:ドーフロマンティックボードゲーム
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 30~60分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ドーフロマンティックボードゲームは、みんなで相談しながらタイルを配置して美しい村の景観を作っていく、協力型のタイル配置ボードゲームです。
手番でやることは、タイル1枚を配置するだけ。森・麦畑・村のタイルを繋げていき「森を4つ繋げる」「村を5つ繋げる」といったタスクを達成することで、点数を獲得していきます。さらに「水路の長さ」や「線路の長さ」などでも加点されます。
このゲームの特長は、得点に応じて新要素がアンロックされる点です。新しい要素が追加されると、より高得点を目指しやすくなり、遊べば遊ぶほど点数が伸びていくのが気持ちいいです。
ゲーム終了後には「次やったらもっと点数が伸びるはず」という期待感と、「早く実績を解除したい」という欲求が生まれて、すぐに次のゲームをプレイしたくなります。ルールが簡単でリプレイ性が高く、まったりとしたプレイ感なので、家族でコツコツ遊ぶのにぴったりです。
12位:死者の日の祝祭
プレイ人数 | 4人~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 12歳~ |
死者の日の祝祭は、お題の人物名を当てる連想系協力型ボードゲームです。
まず、お題の人物名から連想する単語を書きます。そして、隣の人がその単語から連想できる単語に書き換えます。この単語への書き換えを4回繰り返して、最後の単語から人物名を当てます。
人物名とは全く関係なさそうな単語を見て、「どのように変化してそのワードになったのか」を想像して推理するのが面白いです。
答え合わせをした後では「いや飛躍しすぎ!」「そっちの意味か」「もっといい言葉があったでしょ!」と感想戦でワイワイ盛り上がれます。また、単語を単語に変換するだけと簡単で、ゲームテンポもとても速くてサクサク遊べるので、普段ボードゲームを遊ばない人にもおすすめです!
13位:パンデミック:新たなる試練
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 8歳~ |
「協力ゲームの定番と言ったらパンデミック!」というくらい有名なボードゲームです。ゲーム内容は、世界に蔓延する4種類のウイルスから世界を救うというもの。
パンデミック:新たなる試練では、世界中に「4色の病原体コマ」が蔓延しているので、プレイヤーは各病原体に対応した4種類の治療薬を作ることを目指します。
パンデミックは軽量級の協力ゲームよりも選択肢が豊富な分、綿密なコミュニケーションが重要になります。「自分はあっちの病原体を処理してくるから、そっちお願い」「カード渡したいから、こっちで合流できる?」などと相談したり役割分担しながら進めていくので、本当にチームワークで仕事をしているような感覚になるのが面白いところです。
また、最後までクリアできるか分からない緊張感があるのも良いところ。難易度は3段階ありますが、中級でも結構負けます…。ただ、プレイを振り返って反省点を見つけやすいので、ゲームに負けても「次は、こういう作戦でいこう」とすぐにもう1度挑戦したくなります。
14位:パレオ 人類の黎明
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 45~60分 |
対象年齢 | 10歳~ |
パレオ~人類の黎明~は、石器時代を生き抜いて壁画の完成を目指す協力型ボードゲームです。
食料・木材・石材などの資源を集めたり、松明・石斧・縄などの道具を作ったり、時にはヘビやオオカミ、マンモスと対峙することも!過酷な環境を生き抜きながら、壁画タイル5枚を集めたらゲームクリアです。
パレオの面白い点は、最初はクリアするために何を目指せばいいのか全く分からないところ。というのは、デッキ内容がプレイヤーに明かされていません。ゲームを進めてデッキ内容が少しずつ明らかになってくると、壁画を作るために必要なことが分かってきます。この徐々にデッキの全体像が見えてくる感じは、大昔の人類が世界の未知を解き明かしていくというコンセプトにぴったりで、カードを公開する度にワクワクします!
プレイ時間60分級の協力型ボードゲームの中では特にルールがスッキリしていて遊びやすいので、じっくり遊べる協力ゲームを探している方におすすめです!
15位:メンタルブロックス
プレイ人数 | 2人~9人 |
プレイ時間 | 10~20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
メンタル・ブロックスは、みんなで協力してブロックを積み上げて立体パズルの完成を目指すボードゲームです。
各プレイヤーはそれぞれ、パズルのヒントとなる「1方向から見た完成図」を持っています。
それぞれが正解の一部分だけを知っていて、その情報を教え合いながらブロックを積み上げていきます。
「こっちは良い感じ」「えっ、これだと私がダメだけど…」「これをこうしてこっちから見たらどう?」「あっいいね」「いや、それだとこっちがダメだわ」というように、ああでもないこうでもないと喋っている時間が楽しいです。また、全員がテーブルの周りをぐるぐる回って色んな方向から見るという独特なプレイ感も気に入っています。
16位:ザ・ゲーム
プレイ人数 | 1人~5人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ザ・ゲームは、具体的な数字を言うのは禁止というルールの中で、各プレイヤーが持っている数字カードを降順の場・昇順の場に出し切ることを目指す協力系ボードゲームです。
具体的な数字が言えないので「”まぁまぁ”近いから出していい?」「私は”けっこう”近いよ」「僕も”かなり”近いのあるよ」という感じの会話になり、この曖昧なコミュニケーションで数字を擦り合わせていくのがめちゃくちゃ面白いです。2回・3回と遊んでいくうちに、相手の「表現の仕方」と「数字の大きさ」が一致するようになってくるので、心が通じ合ったような一体感を味わえます。
終盤はすごく息苦しい展開になりますが、「もう次回ってきたらヤバイ」というギリギリの状況で勝利できた時は本当に気持ちいいです!みんなで協力して達成感を味わえるおすすめのカードゲームです。
17位:ミクロマクロ クライムシティ
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 15~45分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ミクロマクロ:クライムシティは、テーブルにマップを広げて、様々な事件を解決する協力系ボードゲームです。
みんなで協力しながら事件カードを1枚ずつ解いていくことで犯行の真相を明らかにしていきます。事件カードには「犯人はどこに逃げた?」「凶器はどこで手に入れた?」などの課題が書かれているので、町マップからその答えを見つけ出します。
まるで「ウォーリーを探せ」のような感じですが、ウォーリーと大きく違う点は、マップにいろんな時間軸の同一人物が描かれているところ。つまり、「5分前のAさん・10分前のAさん・15分前のAさん」が同じマップに描かれているので、犯人が事件の前後に何をしたのかを辿ることができるようになっています。
この仕掛けが面白くて、童心に帰ったように夢中で探し続けてしまいました。特に小学生高学年の子供がいるファミリーにおすすめの協力ゲームです!
18位:ドラスレ
プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ドラスレは、みんなで協力してドラゴンを討伐するというRPG風のファンタジーボードゲームです。
ゲームは「冒険フェイズ」と「決戦フェイズ」の2つに分かれており、冒険フェイズでレベル上げや武器などを集めて体制を整えて、決戦フェイズでボスのドラゴンと戦います。ただ、このドラゴン討伐がかなりの難易度で、僕は5回プレイして1回勝てるくらいの勝率でした。ただ、負ける度に仲間と相談しながら試行錯誤して、ようやくドラゴンを倒せた時の達成感といったらもう!
また、ドラスレの魅力はたくさんの拡張版で様々な職業のキャラクターを追加できるところです。基本セットに入っているのは5人のキャラクターですが、拡張版を足せばさらに13人以上のキャラクターを加えることができます。キャラクターが増えると「どのキャラでパーティーを編成するのか」を考えるところからもう楽しいんですよね!気になる職業があれば、拡張版も一緒に揃えるのがおすすめです。
19位:EXIT 脱出:ザ・ゲーム
プレイ人数 | 1人~6人 |
プレイ時間 | 45~90分 |
対象年齢 | 12歳~ |
EXIT 脱出:ザ・ゲームは、小屋・実験室・調査基地・島など様々な所に閉じ込められたプレイヤーたちが脱出することを目指す、協力型脱出ボードゲームです。2017年に「ドイツ年間ゲーム大賞」のエキスパート大賞を受賞した人気作で、イメージとしては「リアル脱出ゲームがボードゲームになった」ようなゲームです。
コンポーネントには、下の写真のような「本・カード・デコーダー」が入っており、これらを使って謎解きをしていきます。
ただ、このゲーム、他のボードゲームの遊び方と大きく異なるのが「コンポーネントに書いたり、切ったりすること」です。そのため、1度遊んだら2度と遊べないゲームになっています。「もったいない」と感じる人もいると思いますが、それだけの価値があるボードゲームです!脱出ゲームが好きな人・興味がある人はぜひプレイしてみてください。
20位:HEY YO(ヘイヨー)
プレイ人数 | 2人~10人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ヘイヨー(Hey yo)は、音楽のリズムに合わせてカードを繋いでいく協力系ボードゲームです。
ヘイヨーには音楽デバイスが付属していて、「ピーッ」というホイッスル音が鳴るタイミングでカード1枚を出していきます。カードには「HEY」「YO」などのマークが描かれているので、このマークを繋ぐことで高得点を狙います。
協力ゲームなので他のプレイヤーと相談できるのですが、ピーッ音の間隔があまりに短いので長い言葉は喋れません。最初は「みんなが伝えたいことを喋る⇒聞こえない⇒混乱する」というカオスな状態になりましたが、この速いゲームテンポの中「いま何を短い言葉で伝えるのか」が難しくも面白いゲームです。
リズムに乗りながら陽気に遊べるせいか、失敗して責められる・失敗を引きずるなんて空気にならないのも良かったです!
21位:エスケープルーム ザ・ゲーム
プレイ人数 | 1人~5人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 12歳~ |
エスケープルーム ザ・ゲームは、閉ざされた空間から脱出することを目指す謎解き系ボードゲームで、時限装置に4つの鍵を正しく差し込んで脱出することを目指します。2020年1月下旬に日本語版が発売しました。
この脱出ゲームの特徴は何と言ってもコンポーネントの「時限装置」です。スタートボタンを押すと、60分のカウントダウンが始まります。目の前でみるみる時間が減っていくのを見るだけでも焦らされますが、謎解きを間違えてしまうと制限時間が1分減ってしまうので、残り数分のときには凄まじい緊張感があります。
さらにいやらしいのは、臨場感を演出する不気味なサウンドです。
目を閉じると、本当に閉ざされた部屋にいるような気分になります…。
ドキドキの臨場感あり・閃いた時の気持ち良さあり・意外なコンポーネントありで面白かったです。個人的には、2人だと作業面で厳しかったので3人以上で遊ぶのがおすすめです!
※EXIT 脱出:ザ・ゲームと同じく、折る・書き込むことがありますが、公式サイトでコンポーネントの一部を印刷して使うこともできます。
22位:スライドクエスト
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 15~45分 |
対象年齢 | 7歳~ |
スライドクエストは、みんなで4本のレバーを持ちあってボードを傾けながら「騎士」をゴールまで導く協力型バランスボードゲームです。
騎士コマの裏にはボールが付いてるので、ボードを傾けることでスルスルと動くようになっています。
最初に遊んだ時は、みんなの息が合わなくて、逆の方向に行ったり、動きすぎたりして「違う違う!」「ちょっと待って!」と苦戦しながらも大爆笑でした!ゲームに慣れてみんなの感覚が合ってくるとチームのレベルが上がったような一体感があって楽しいです。
レバーを押すだけという簡単なゲームですが、全20ステージの終盤にはかなりの難易度になるので遊び応え抜群です。子供に力加減やタイミングを教えながら大人も一緒に遊べるので、ファミリー向けの協力ゲームとしておすすめです!
【最後に】お気に入りの協力ゲームを見つけよう!
以上が、協力型ボードゲームのおすすめランキングでした。
協力系ゲームには、対戦ゲームにはない「全員で力を合わせてクリアした達成感」があって、みんなが気持ちよく終われるゲームです。また、自然とコミュニケーションが増えて仲が深まりやすいので、初対面同士の人がいる時にもおすすめです!
今回紹介したボードゲームについては詳細記事も書いているので、ルールやレビューを見て頂けると嬉しいです。
また、このほかにも面白いボードゲームはたくさんあります。僕のおすすめのボードゲームについては『ボードゲームのおすすめランキング』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。