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はとまめ
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『ディクシット Dixit』イラスト表現ボードゲームのルール&レビュー

『ディクシット Dixit』のルール&レビュー:伝わりすぎるとアウトな表現系ゲーム
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『ディクシット(Dixit)』はラテン語で「彼は言いました」という意味で、そのタイトルの通り「抽象的なイラストを言葉で表現する」ボードゲームです。

2008年にフランスで発売し、2010年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞しています。日本語版は2011年にホビージャパンから発売しました。

今回は、表現系ボードゲームの定番『ディクシット(Dixit)』のルール&レビューを紹介します。

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▼ディクシットに合うスリーブ

商品名ディクシット
プレイ人数3~6人
プレイ時間30分
対象年齢8歳~
ジャンルアクション
発売時期2018年
デザイナージャン=ルイ・ルビラ
販売元ホビージャパン

▽ディクシットの拡張シリーズの紹介

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目次

ディクシット(Dixit)はどんなボードゲーム?

ディクシット「抽象的なイラストにお題をつけて、複数の候補から当ててもらう」というボードゲームです。

まずは、親が不思議なイラストの描かれたカードにお題をつけます。

ディクシット(Dixit)は「抽象的なイラストにお題をつけて、複数の候補から当ててもらう」というボードゲーム

言葉の代わりに、歌う・踊る・ジェスチャーなどで表現してもOKです!

そして、他のプレイヤーが選んだ「お題に合っていそうなカード」の中から、自分のカードを当ててもらいます。

ディクシット(Dixit):お題に合っていそうな複数のカードの中から、自分のカードを当ててもらう

このように、ディクシットは「お題を発表」⇒「カードを当てる」というシンプルなゲームです。

こう聞くととても単純そうですが、このゲームの悩ましいところは「全員に当てられたらダメ」というルール。

そのため、「簡単すぎず、難しすぎない、絶妙な加減で表現すること」が重要です。どう伝えるかが本当に悩ましくて、その表現に笑ったり、感心させられたりする面白いカードゲームです。

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ディクシットの『内容物』

ディクシットに入っているものがこちら。

ディクシットの内容物は「カード・投票トークン・ウサギコマ・ゲームボード」

《ディクシットの内容物》
カード 84枚 / 投票トークン 36枚(6色×6枚) / ウサギコマ6個 / ゲームボード

ディクシットの主役は、不思議なイラストが描かれたカードです。

ディクシットの主役は「不思議なイラストが描かれたカード」

どのカードにも不思議なイラストが描かれていて、色んな解釈ができそうなものばかりです。

ディクシット(Dixit)の『ルール』

ここからは『ディクシット(Dixit)』のルール・遊び方を詳しく紹介していきます。

①親がお題を表現する

全プレイヤーに手札6枚を配ります。

ディクシット(Dixit)のルール:全プレイヤーに手札6枚を配る

最初に親となるプレイヤーは6枚から1枚を選んで伏せます。

ディクシット(Dixit)のルール:親となるプレイヤーが手札から1枚を選んで伏せる

そして、選んだカードから連想されるイメージを表現します。

ディクシット(Dixit)のルール:選んだカードから連想されるイメージを表現する

また、表現の方法は、言葉以外に「歌」「踊り」「ジェスチャー」でもOKです。

ディクシット(Dixit)のルール:表現の方法は言葉以外に「歌」「踊り」「ジェスチャー」でもOK

いきなり歌ったり、踊ったりするととても盛り上がります!

②他のプレイヤーもお題に合うカードを提出

お題を聞いた他のプレイヤーは「そのお題に最も合っていると思うカード」を自分の手札から選んで、裏向きにして親に提出します。

ディクシット:他のプレイヤーもお題に合うカードを提出

③全カードをシャッフルしてから並べる

親は「親が出したカード」「他のプレイヤーが出したカード」を全て裏向きのままシャッフルします。

そして、シャッフルしたカードを表向きにして並べます。

ディクシット:「親が出したカード」「他のプレイヤーが出したカード」をシャッフルしてから並べる

カードは左から順番に番号が割り振られます。(※親の投票トークンを使いましょう)

④親のカードを当てよう!

親以外のプレイヤーの目的は「親のカードを当てること」。

親以外のプレイヤーは「親のカードだと思う番号」の投票トークンを裏向きにして手元に置きます。(親は投票に参加しません)

Dixitのルール:「親のカードだと思う番号」の投票トークンを裏向きにして手元に置く

親以外の全てのプレイヤーが投票トークンを置いたら、一斉に表向きにして、投票先のカードの近くに置きます。

ディクシット:全員投票が終わったら、トークンを投票先のカードの近くに置く

⑤得点計算

まず、親は自分のカード(正解)をみんなに伝えます。

親のカードを当てたプレイヤーがいれば、「親」と「当てたプレイヤー」は3点を獲得します。

ただし、親は「全員に当てられてしまった場合」と「誰も当てることができなかった場合」は0点になってしまいます。これらの場合、他のプレイヤーは2点ずつ獲得します。

また、親以外のプレイヤーは、自分が選んだカードに投票された場合、1つの投票に付き1点獲得できます。

以下に、得点計算をまとめました。

親以外
①全員が当てた0点2点
②誰も当てられなかった0点2点
③「①・②」以外の場合3点3点
④自分のカードに投票が入った時(親以外)0点1つにつき
1点

このような点数システムなので、親は、抽象的すぎず、具体的すぎない、メンバーの半分くらいの人に分かってもらえるような絶妙な表現をすることを目指しましょう!

⑥得点ボード上のコマを進める

点数をゲットしたら、得点ボード上の自分のコマを前進させます。

ディクシット(Dixit):得点ボード上のコマを進める

3点獲得したので、3点分進む

⑦最後に手札を補充する

得点が終わったら、各プレイヤーは手札が6枚になるようにカードを補充します。

カードを補充したら、次のプレイヤーが親になって、お題を表現するところから始めます。

⑧ゲームの終了

誰かが30点に到達したら、ゲーム終了です。

ディクシット(Dixit):誰かが30点に到達したらゲーム終了

終了時点で、最も得点の高いプレイヤーの勝利となります。

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ディクシットの『拡張シリーズ』

ディクシット(Dixit)の拡張シリーズについて紹介します。

拡張版は「デザイナー」が違う

拡張シリーズには新カードが入っていますが、拡張版によってはデザイナーが違うので、イラストの雰囲気がガラッと変わります!

例えば、「基本セット」と「拡張版のディクシット:ジャーニー」の絵柄を比較してみましょう。

ディクシット(Dixit)の拡張版は「デザイナーが違う」ので、イラストの雰囲気がガラッと変わる

王様のイラスト同士で比較↓

ディクシット(Dixit)の「基本セット」と「拡張版:ジャーニー」のイラストを比較

上の通り、「基本セット」と「拡張版:ジャーニー」ではイラストのタッチが全く違います!

実は僕は最初に買ったのは『基本セット』ではなく『ジャーニー(当時のディクシット3)』でした。その理由は、全てのシリーズのイラストを調べて一番好きな絵柄だったからです。

このように、デザイナーの違いでイラストの雰囲気が大きく変わるので、拡張に手を出す時は発売順に買うのではなく「絵柄で選ぶ」のがおすすめです。

ディクシットの拡張は「9種類」

ディクシットの拡張シリーズは種類が多く、現在9種類もあります!

どれもディクシットの追加カードなので、基本セットに混ぜて遊ぶことができます。

ディクシット(Dixit)の拡張シリーズは9種類ある
  1. ディクシット:オデッセイ
  2. ディクシット:クエスト
  3. ディクシット:ジャーニー
  4. ディクシット:オリジン
  5. ディクシット:デイドリーム
  6. ディクシット:メモリーズ
  7. ディクシット:レヴェレイション
  8. ディクシット:ハーモニー
  9. ディクシット:アニバーサーリー(10周年記念版)

ディクシットは拡張によってはデザイナーが違うので、絵柄が大きく変わっています。

「どの拡張がいいか分からない…」という方に向けて、『拡張シリーズ9種類の個人的おすすめ度』をまとめたので、ぜひチェックしてみてください。

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持ち運びやすくなった『ディクシット:ジンクス』

持ち運びやすくなった『ディクシット:ジンクス』

引用:ホビージャパン

また、拡張とは別に、ディクシットがコンパクトになって持ち運びが便利になった『ディクシット:ジンクス』もあります。

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ディクシットに合う『スリーブ』

ディクシットはカードサイズが大きいので扱いづらく、置いてあるカードを掴むときに爪がかかってカードに傷が入りやすいので、スリーブを付けるのがおすすめです!

ディクシットのカードサイズは「80×120mm」という特殊なサイズで、『ディクシットサイズ』と呼ばれています。

①ホビーベース ラージユーロサイズスリーブ

ディクシットサイズに合うスリーブは『ホビーベース ラージユーロサイズ・ハード(82×124mm)』です。

ディクシット(Dixit)のカードサイズにぴったりのスリーブ

しっかりとした硬さがあるハードタイプで、折れや傷に強いスリーブです。

このスリーブは「50枚入り」なので、基本セットに入っている84枚のカードを全て入れるためには2セットあれば足ります。

②OPPクリスタルパック S8-12

また、スリーブではありませんが、ディクシットのカード保護に『OPPクリスタルパック S8-12』を使う人もいます。

ディクシットに合うスリーブの代替品『OPPクリスタルパック』

ただ、「カードの上部が若干はみ出してしまう」「薄いフィルムなので強度がない」のがネックです。

とりあえず「汚れから守れればいい」という方には良いと思います。

ディクシット(Dixit)の『レビュー』

最後は、ディクシット(Dixit)のボードゲームレビューです。

お題発表と正解発表で盛り上がれる!

ディクシット(Dixit)はライト層におすすめのボードゲーム

僕がディクシットで気に入っているのは、たった1回の手番中に「お題発表」と「正解発表」で2回も盛り上がりのピークがあるところです。特に正解を発表すると「なんでその絵でそんなタイトルなの?」「さすがに分かりやすすぎる!」などと感想が言いやすく、会話が弾みやすいです。

また、ボードゲームを普段遊ばない人には「斬新なルール」「イラストが良い」「超簡単」という点が好評のようで、終わった後に「またこのゲームで遊びたい」と言われることが多いです。

ボードゲーム『ディクシット(Dixit)』のレビュー

ディクシットを遊んで一番衝撃だったのは、モンゴル人の友達と遊んだ時。

初プレイの初手番でいきなり「祖国の歌」を歌われた時はあまりに予想外でめちゃくちゃ盛り上がりました!

10年来の友人でしたが、祖国の歌を聞くなんてことは初めてだったので、とてもいい機会になりました。色んな人の様々な表現の仕方に笑ったり、感心したりできる大好きなボードゲームです!

もうひとつディクシットで記憶に残っているのは、妻が休日に「会社の女子会に持っていく」と言い出したこと。それまでは僕がお願いして一緒にボードゲームをやることはありましたが、自分から外に持っていくと言ったのはこのディクシットが初めてでした。ボードゲーム初心者やライト層にも刺さりやすいゲームです!

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