今回は、これまで僕が遊んできたボードゲームの中で『8人でできるゲームのおすすめ12選』を紹介します。どれもルールが簡単で、みんなでワイワイ盛り上がれるゲームばかりです。
「8人で集まるけど、どんなゲームをしたらいいのか分からない…」という方はぜひ参考にしてみてください!
▼大人数向けゲームをジャンル別に紹介
【一覧表】8人でできるゲームまとめ
まず、今回紹介する『8人でできるゲーム』を一覧表にしてまとめました。
※タイトルをクリックすると「詳細記事」に飛ぶので、気になるゲームがあればチェックしてみてください。
▼8人で遊べるゲーム一覧表
画像 | 詳細記事へのリンク | プレイ人数 |
![]() | 犯人は踊る | 3~8人 |
![]() | ゲスクラブ | 2~8人 |
![]() | はぁって言うゲーム | 3~8人 |
![]() | インサイダーゲーム | 4~8人 |
![]() | ボブジテン | 3~8人 |
![]() | オブスクリオ | 2~8人 |
![]() | シャドウレイダーズ | 4~8人 |
![]() | ピットデラックス | 3~8人 |
![]() | ワードバスケット | 2~8人 |
![]() | コードネーム | 2~8人 |
![]() | ワードウルフ | 2~8人 |
![]() | ドブル | 2~8人 |
8人でできるゲーム①『犯人は踊る』
ジャンル | 心理戦 |
プレイ時間 | 10~20分 |
プレイ人数 | 3~8人 |
犯人は踊るは「誰が犯人カードを持っているのかを推理する」心理戦ゲームです。
ただ、この「犯人カード」がくせ者で、プレイヤーの手札をどんどん移動していき、プレイ中に犯人役が変わっていきます。
そのため、みんなが出したカードや手札の交換状況から「いま誰が犯人役なのか」を推理しなければなりません。
…というと少し難しそうに感じるかもしれませんが、実際にやることは「手札のカードを出すだけ」なので、大勢でも遊びやすいゲームです。
▼犯人は踊るの詳しいルールはこちら。
8人でできるゲーム②『ゲスクラブ』
ジャンル | 表現・読み合い |
プレイ時間 | 20~30分 |
プレイ人数 | 2~8人 |
下衆クラブ?…違います!!
ゲスクラブのゲスは「guess=推測する」という意味で、その名の通り「みんながどんな答えを書くのか」を推測するテーブルゲームです。
「無人島に持っていきたいもの」「一人暮らしに必要なもの」などのお題が与えられて、そのお題について各プレイヤーが回答を6個ずつ書きます。
少数の人だけと一致しそうな答えを考えるのが面白い!!
1人ずつ順番に回答を発表し、同じ回答を書いた人がいれば手番プレイヤーだけ賞金をゲットできます(手番ではない人はその回答を捨てるだけ)。また、他のプレイヤーと答えが被らなかったら罰金となります。そのため、「ありきたりな答えではなく、少数の人だけが思いつきそうな答え」を考えるのが悩ましくも面白いところです。
カードを公開する度に、意外な回答が飛び出したりして「その回答はさすがにないでしょ」「1人は書いてると思ったのにー」などとワイワイ盛り上がれます。「回答の一致」が肝のゲームなので、なるべく大人数(6~8人)で遊ぶのがおすすめです。
※2020年8月にリニューアルした第二版に切り替わりました。
▼ゲスクラブの詳しいルールはこちら。
8人でできるゲーム③『はぁって言うゲーム』
ジャンル | パーティー系 |
プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 3~8人 |
はぁって言うゲームは〈はぁ〉〈うん〉〈えー〉などの短い言葉だけで「おどろき・心配・感心・失恋」といった様々な感情を表現する大人数向きのパーティーゲームです。
短い言葉で感情を表現する
表現するときは「ジェスチャー禁止で、声と表情のみ」なので、それが絶妙に難しく、普段しないような表情に何度も笑わされます!
また、終わった後も「今のは”驚き”じゃなくて”怒り”でしょ」「この大根役者!」と会話(非難?)が弾んで盛り上がります。8人で遊ぶなら一番におすすめしたい表現系ボードゲームです!
▼はぁって言うゲームの詳しいルールはこちら。
8人でできるゲーム④『インサイダー・ゲーム』
ジャンル | 正体隠匿 |
プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 4~8人 |
インサイダー・ゲームは、質問と回答を繰り返しながら、1人だけ答えを知っている『内通者(インサイダー)』を見つけ出すというボードゲームです。
インサイダーゲームは2部構成になっていて、前半では「お題当てクイズ」、後半では「インサイダー探し」という2つのゲームを楽しめます。
個人的に気に入っているのは「みんなが喋りやすい」ところ。「それは生物ですか?」「硬いですか?」などのシンプルな質問から始まり、後半のインサイダー探しでも「あの質問、怪しかったよね?」というくらいの簡単な会話でOKです。みんなが喋りやすい大人数向けゲームです。
▼インサイダーゲームの詳しいルールはこちら。
8人でできるゲーム⑤『ボブジテン』
ジャンル | パーティー系 |
プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 3~8人 |
ボブジテンは『カタカナ語のお題をカタカナを使わずに説明する』という表現系のパーティーゲームです。
出題者は、あるお題(ダウンロード・オリーブオイル・コーラなど)を、カタカナ禁止で説明しなければなりません。
ダウンロードを説明するのに「インターネット」などのカタカナが使えない
この厳しい制限の中でトークしていると、面白い発言や意味不明な言葉が飛び出したりして、その度に笑ってしまいます!
子供から大人まで世代を問わず、8人で遊べるパーティーゲームです。
▼ボブジテンの詳しいルールはこちら。
8人で遊べるゲーム⑥『オブスクリオ』
ジャンル | 想像力・正体隠匿 |
プレイ時間 | 45分 |
プレイ人数 | 2~8人 |
オブスクリオは、1人のプレイヤーが魔法の書となってヒントを出し、魔法使いチームを魔法図書館から脱出させるという協力系のボードゲームです。
魔法の書役は、イラストを使って脱出のためのヒントを出し、魔法使い役たちはそのヒントから連想して正解のイラストを見つけ出さなければなりません。
ただし、魔法使いの中には裏切り者が1人潜んでいます!裏切り者が不正解へと誘導してくるので、魔法使いたちは誰が裏切り者なのかを見極めるのも重要です。
ただ、正体隠匿ゲームでありながら、ゲームの大半が「イラストについての話し合い」になるので全体的に遊びやすいソフトな印象です。人狼のように最初からお互いを疑い合うというハードな展開にならないので、人狼嫌いの人でも楽しめる正体隠匿系ゲームとしておすすめです!
▼オブスクリオの詳しいルールはこちら。
8人で遊べるゲーム⑦『シャドウレイダーズ』
ジャンル | 正体隠匿 |
プレイ時間 | 40~60分 |
プレイ人数 | 4~8人 |
シャドウレイダーズは、3つの陣営に分かれて、誰が味方で誰が敵なのか分からない状態で戦う正体隠匿系ボードゲームです。各プレイヤーは「レイダー・シャドウ・シチズン」という3つの陣営に属するキャラクターになり、誰が味方で誰が敵か分からない状態で殴り合います。
このゲームの特徴は、自分の操るキャラクターに「HP」「特殊能力」「装備」まであるところ。ダイスを振って、エリアを移動して、近くにいるプレイヤーを攻撃できます。基本的には、敵陣営を全滅されたら勝利となります。
キャラクターの種類が豊富なので、できれば多人数(6~8人)で遊ぶのがおすすめです。また、拡張セットを加えることで最大10人で遊べるようになります。
▼シャドウレイダーズの詳しいルールはこちら。
8人で遊べるゲーム⑧『ピットデラックス』
ジャンル | スピード系 |
プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 3~8人 |
ピットデラックスは「1種類の穀物を誰よりも速く独占する」という穀物取引がテーマのボードゲームです。
交換したいカードがあれば、自由なタイミングで「3枚!3枚!」などとカード枚数を叫びます。同じ枚数を叫んだ人がいれば取引成立で、カードを交換できます。
このゲームの面白いところは、カード交換が順番制ではなく「好きなタイミングでできる」ところ。みんなが「2枚!」「4枚!4枚!」「3枚お願い!」などと口々に叫ぶので、ゲーム中は本当に騒がしくなります!
戦略性はあまりないですが、「場を盛り上げたい時」や「大勢で遊ぶ時」に活躍してくれます。
▼ピットデラックスの詳しいルールはこちら。
8人で遊べるゲーム⑨『ワードバスケット』
ジャンル | スピード系 |
プレイ時間 | 10分 |
プレイ人数 | 2~8人 |
ワードバスケットは、みんなが知っている「しりとり」をベースにした『スピードしりとりゲーム』です。
使うのは「ひらがな1文字」だけが書かれたカード。「場の文字」から始まって、「手札の文字」で終わる言葉を宣言しながらカードを出します。
ただし、通常のしりとりと大きく違うのが「1人ずつ順番にプレイするのではなく、どのプレイヤーでも思いついたらすぐにカードを出せる」というところ。つまり、早い者勝ち!
カードを出そうとしたら、一瞬速く他の人に出されてしまい、「えー今出そうとしたのにっ」という悲鳴が何度もあがって盛り上がります!8人で遊ぶと場のカードの切り替わりがスピーディーになって白熱します!
▼ワードバスケットの詳しいルールはこちら。
8人で遊べるゲーム⑩『コードネーム』
ジャンル | 表現力・連想力 |
プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2~8人 |
コードネームは、単語をヒントに、各チームのエージェントに名付けられたコードネームを当てるというボードゲームです。
このゲームでは、2チームに分かれて、自分のチームのマスターが出した”1つの単語”から連想して、25枚のカードから正解を当てます。
25枚のカードの中からヒントを頼りに答えを当てる
自分が悩みに悩んで絞り出した1つの単語から、仲間が2枚、3枚と当ててくれた時はかなりテンションが上がります!
また、ゲーム終了後には「あのヒントってどういう意味?」「そのヒントはないわ…」というようにゲームを振り返りながら盛り上がれます。
▼コードネームの詳しいルールはこちら。
8人で遊べるゲーム⑪『ワードウルフ』
ジャンル | 正体隠匿 |
プレイ時間 | 5-10分 |
プレイ人数 | 2~8人 |
ワードウルフは、あるお題について話し合いをする中で、微妙に違うお題を配られた少数派(ワードウルフ)を見つけ出すパーティーゲームです。
例えば、プレイヤーの多くが「砂糖」というお題を与えられた場合、「塩」というお題を与えられた少数派がワードウルフ、ということになります。(下図参照)
最初は、秘密裏に自分のお題を確認するので、自分が市民(多数派)なのか、ワードウルフ(少数派)なのか分かりません。話し合いをしているうちに、自分が多数派だと思ったらワードウルフを見つけ出しましょう。もし自分がワードウルフかも…と思ったら、話を合わせたり、ウソをついたりして自分の正体がバレないようにします。
家族・親戚で健全なお題で盛り上がるのも良し、友人とちょっとアダルトなお題ではしゃぐのも良し!老若男女年齢問わずに8人でできる簡単ゲームです。
▼ワードウルフの詳しいルールはこちら。
8人で遊べるゲーム⑫『ドブル』
ジャンル | スピード系 |
プレイ時間 | 15分 |
プレイ人数 | 2~8人 |
ドブルは、アメリカで大ヒットした子ども向けカードゲームで、丸いカードを使ったミニゲームが5種類遊べるゲーム集です。
5種類全てのゲームに共通するのは、カードを比べて同じイラストを素早く宣言することです。
上の写真のように、各カードには8種類のイラストが描かれていますが、どのカード同士を比べても必ず同じイラストが1つだけあります。いや~不思議ですね。
「ルールが超簡単」「8人まで遊べる」「色んな遊び方ができる」ので、特に子供たちやファミリーで遊ぶときにおすすめのカードゲームです!我が家では通常版のドブルの他に『ドラえもん版ドブル』も購入して子供たちと一緒に遊んでいます。
▼ドブルの詳しいルールはこちら。
【最後に】8人以上でできるゲームもたくさんある!!
以上が、『8人でできるゲームのおすすめ12選』の紹介でした。
いかがでしたでしょうか。意外と8人で遊べるゲームはたくさんあります。また、今回は「8人まで」遊べるゲームをメインに紹介しましたが、「9人・10人まで」遊べるゲームもまだまだたくさんあります。
「他のゲームも知りたい!」と言う方は、下記の記事もチェックしてみてください。
8人で遊べるゲームならこちらもおすすめ!
「9~10人」でできるおすすめゲーム
下記の記事では「9~10人」で遊べるゲームを紹介していますが、もちろん8人でも遊べます!
「大人数」で遊べるゲームを種類別に紹介
『大人数向けのボードゲーム』をジャンル別に紹介しています。
【個人的】おすすめゲームランキング
また、僕がこれまで遊んできたボードゲームの中で、特に「面白い!」と思ったカードゲームをランキング形式で紹介しています。こちらも見て頂けたら嬉しいです!