『ワードバスケット』は、ひらがなカードを使った「ハイスピードしりとり」カードゲームです。
誰もが知っている「しりとり」がベースのゲームなので、面倒な説明なしでいきなり始められます。とてもライトな感覚で気軽に遊べるので、ボードゲームに慣れていない人にもにおすすめです!
今回の記事では、『ワードバスケット』のルールをご紹介します。
▼ワードバスケット
ジャンル | スピード系 |
---|---|
人数 | 2~8人 |
時間 | 10分 |
対象年齢 | 10歳~ |
▼子供(5~10歳)向けのおすすめボードゲーム
ワードバスケットの『ルール』
ワードバスケットの準備
ゲームを始める前に、下の①~④を行います。
①カードの入っていた箱は、蓋を取った状態で中央に置きます。(この箱を「場」と呼びます)
②プレイヤーにカードを5枚ずつ配ります。
③残りのカードは裏向きで箱の隣に置いておきます。
④山札から1枚めくって箱に入れたら、ゲームスタート!
ワードバスケットの遊び方
ワードバスケットでは、場のカードが「頭文字」で、「自分の手札の文字で終わる言葉」を考えます。
例えば、場に『は』、手札に『い』があったとします。
その場合、「はくさい」と言って場に出すことができます。
すると今度は、場が『い』に変わるので、次は「い」から始まる言葉を考えます。
手札に『か』があれば『いるか』と言って場に出せます。
カードを出す時の決まりごとは、「みんなが知っている名詞」「3文字以上」ということだけです!
また、しりとりとの大きな違いは、「順番制ではない」ことです。
つまり、思いついたらいつでも出せます!
これがハイスピードしりとりたる所以、早い者勝ちなのです。
思いついた人からいつでもカードを出せるので、場のカードは目まぐるしく変わっていきます。
「い、い、い…ま、ま、ま…あれもう変わった!と、と、と…」
というように、考えているうちにどんどんとカードが変わります。
そして、いざ出そうとすると、ギリギリの差で他の人に先を越されることもよくあります。
自分「か、か、か…!かたつむr…」
相手「かいがら!」
ギリギリの差で負けてしまうと、とても悔しいんですよね。笑
よく他の人とほぼ同時にカードを出すことがありますが、その場合にはカードが下になった人が優先されます
このようにして手札を出していき、最初に全ての手札がなくなった人が勝ちとなります。
■特殊なカード
またワードバスケットには、「行のカード」「数字カード」という特別なカードが2種類あります。
①「行」のカード
行のカードは、「あいうえお」「たちつてと」など『あ行』や『た行』の文字が書かれているカードです。
行のカードは、「その行のどの文字として使えます。
例えば、場には「せ」、手札に「さ行」があれば、「せんす」と言って出すことができます。
②「数字」カード
数字カードは、「5」「6」などの数字が書かれています。
これは、「場の文字から始まって、数字の文字数で終わる言葉なら最後の文字はなんでもOK」というカードです。
例えば、場には『し』、手札に『6』があれば『シンガポール』と言って出すことができます。
「手札が悪い」と思ったら、手札を全交換できる
もし「手札を変えたい」と思ったら、全交換することができます。
その場合は、手札を全て捨てて、山札から「手札の枚数+1枚」を引きます。
例えば、手札を『3枚』持っていたら、それらを全て捨てて山札から『4枚』引く、ということです。
また、カードは場に捨てるので、交換後は一番上に置いたカードからスタートとなります。
ワードバスケットに対応した『スリーブ』
ワードバスケットはカードメインのゲームなので、カードスリーブをつけて汚れや傷から守るようにしましょう。
ワードバスケットのカードサイズは「56mm×87mm」なので、下の『ホビーベース ボードゲームサイズ』のスリーブ(58.5mm×90mm)がピッタリサイズになります。
実際に、カードスリーブを付けたのがこちら↓↓
上の写真の通り、カードにぴったりのサイズです!
このスリーブは「1袋50枚入り」なので、ワードバスケットの全カード(60枚)を収納するには『2セット』で足りるようになっています。
ホビーベースのスリーブは、しっかりとした硬さがあってシャッフルもしやすく、コスパも良いので、個人的にかなり気に入っています!
▼ホビーベース ボードゲームサイズスリーブ
ワードバスケットの『レビュー』
僕は、ボードゲーム慣れしていない人と遊ぶときにはまず最初に遊ぶことが多いボードゲームです。ワードバスケットは「説明が楽」「みんな喋れる」「すぐ終わる」ので、遊び始めに場を温めるトップバッターにふさわしいゲームだと思っています!
みんなが知っている「しりとり」がベースなので、幅広い年齢層の人が一緒に遊べるのも嬉しいポイントです。ボードゲームをやったことのないお年寄りでもすぐに遊べます。僕は、初プレイのおばあちゃんに普通に負けました…。お年寄りのボキャブラリーを侮ってはいけません。
また、「小さい子供」や「留学生」とワードバスケットで遊んだこともありますが、さすがに語彙力に差があるので、そのときは「2文字可」「名詞以外でもOK」というハンデをつけるとバランスが取れます。
老若男女8人までプレイできるので、「プレイヤーに子供やお年寄りがいる時」や「遊ぶ人数が分からない時」には、とりあえずワードバスケットを用意しておけば大丈夫、という安心感があって重宝しています。手のひらサイズで持ち運び便利という点もGOODです。
ワードバスケット慣れしてくると、頭の中で手札の文字をつなげていって、瞬く間に連続してカードを出して大逆転!というプレイを狙う人もいます。「イルカ!かみなり!りんご!ココナッツ!つみき!ずっと俺のターン!」みたいな。恐ろしいのでやめてください。
ワードバスケットは誰もが知ってるしりとりがベースなので、ボードゲームを初めて遊ぶ人にはハードルが低く、ボドゲ界の入り口的な存在だと思います。
▼ワードバスケット
▼子供向けの「ワードバスケットジュニア」
やさしいカードを加えたり、イラスト入りのカードにしたりして、小さい子ども(4歳~)でも楽しめるようになった、ワードバスケットです。
▼ワードバスケットに合うスリーブ
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子供(5~10歳)向けのおすすめゲーム
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