ワードスナイパーを徹底紹介!お題に合う言葉素早く答えるワードゲーム
最近、子供たちとしりとりカードゲームの『ワードバスケット』を遊んでみたのですが、5歳にはまだまだ難しかったようなので、他にワードゲームないかなと調べて『ワードスナイパー』を購入しました。
ワードスナイパーは、指定された「ひらがな」を使って、お題に合う言葉を素早く答えるワードゲームです。
今回は、ワードスナイパーのルール&レビューを紹介します。
▽ワードスナイパー
ゲーム名 | ワードスナイパー |
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ジャンル | ワード系 |
発売時期 | 2017年 |
デザイナー | 小川昌洋 |
版元 | リゴレ |
価格 | 1,680円(税込) |
シリーズ作品 | ・ワードスナイパーキッズ ・ワードスナイパーイマジン |
関連ページ | ワードスナイパーの公式ページ |
ワードスナイパーはどんなゲーム?
ワードスナイパーは、場の「ひらがな」を使って、お題に合う言葉を素早く回答するワードゲームです。
山札の一番上にある「お題」を確認して、場の「文字」から始まる言葉を考えて、思いついたら素早く発表します。下の写真では、お題が「柔らかいもの」で、場の文字が「と」だったので、「とうふ」と答えたところ。
一番早く回答した人が文字カードを獲得し、最終的に獲得したカードの点数が多い人の勝利です。
子供やおじいちゃん、おばちゃんでも簡単にルールを覚えられるので、誰でもすぐにゲームに参加できるのが良いところ。子供たちの集まりや、年末年始に親戚で集まる時などに大活躍間違いなしです!
ワードスナイパーの『内容物』
ワードスナイパーの内容物は、カード50枚です。
カードの表面と裏面は、「ひらがなの面」と「お題の面」になっています。
ワードスナイパーの『ルール』
ここからは、ワードスナイパーのルール・遊び方を紹介します。
場の文字を使ってお題に答える
山札(カード)をシャッフルして、お題の書かれた面を上にしておきます。
山札の一番上のカードをめくります。
山札をめくると、場に「ひらがな」が現れます。山札の一番上は、今回のお題になります。
ここから、ゲームスタートです。
場の「ひらがな」から始まって、お題に合う言葉素早く発表します。答える順番はなくて、思いついたらすぐに答えてOKです。
例えば、お題が「温まるもの」で、場のカードが「こ」なら、「ココア」などと答えます。
「コーンポタージュ」や「コート」などでもいいでしょう。
正解の判定は、みんなが合意したら正解になります。
正解した人は、ひらがな面のカードを獲得します。
獲得したカードの右上に書いてある数字が点数になります。1点のものもあれば、3点、5点のカードもあります。
誰かが正解したら、新たに山札の一番上からカードをめくります。
新たなお題とひらがなが並ぶので、同様に答えていきます。
答えが思いつかない時はもう1枚めくる
カードの内容によっては、どうしても答えを思いつかないことがあります。
答えが思いつかない時は、さらに山札からもう1枚めくります。そうすると、ひらがなカードが2枚になり、お題も新しいものに変更されます。
こんな感じで、ひらがなが場に3枚・4枚・5枚と並ぶこともあります。
場に複数のひらがながある状況では、すべてのひらがなカードで解答可能です。
例えば、場に「そ」と「も」があれば、2つの文字に対して「ソフトクリーム」「モンブラン」と答えることができます。
特殊な文字カード
ワードスナイパーには、特殊な文字カードがあります。
2文字のカードは、必ずその2文字から始まる言葉を答えなければなりません。
2文字が「あい」なら、「あいさつ」「アイフォン」「アイスクリーム」などです。
2文字カードの難易度は高いですが、その分点数が高くなっています。(2文字カードの点数は5点)
複数の文字が書かれたカードなら、どれか1つの文字を使って答えられます。
「しゃ・しゅ・しょ」なら、「シャーペン」でも「シュークリーム」でも「ショートケーキ」でもOKです。
ゲーム終了
山札のカードがなくなったら、ゲーム終了です。
最後に、自分が獲得したカード右上の点数を合計します。
合計得点の最も高い人の勝利です。
ワードスナイパーのバリエーションルール
ワードスナイパーの説明書に載っている2つのバリエーションルールを簡単に紹介します。
リバース
通常のルールでは場に「ひらがな」を並べていきますが、リバースでは場に「お題」を並べていきます。
山札から6枚のお題カード並べて、山札の1番上の文字から始まる言葉で答えるゲームです。
一番上の文字が「こ」なら、「こ」から始まる言葉で6枚のお題のどれを解答してもOKです。
正解した人が文字カードとお題カードの両方を獲得します。そして、お題が6枚になるように補充したら、次のゲームが始まります。
マルチターゲット
次は、難易度が高い「場に出ている文字だけを使って答える」ゲームです。
場にひらがなを6枚並べます。山札の一番上のカードがお題ですが、場のひらがなのみを使って答えなければなりません。
正解した人は、回答に使ったひらがなを全て獲得できます。
誰も正解できない場合はカードをそのまま残して、次の1枚をめくります。
ワードスナイパーのお題一覧
ワードスナイパーに入っているお題の一部を紹介します。(全カードではありません)
子供と遊ぶ場合は「お題がちょっと難しいかも…」と思ったら、お題が易しいワードスナイパーキッズにしましょう。
調味料 / 黒いもの / 固いもの / 職業 / レジャー用品 / 動物園の生き物 / スイーツ / 生きるために必要なもの / 海の生き物 / 赤いもの / スポーツ / 四角いもの / キッチン用品 / 身に付けるもの / 白いもの
細長いもの / 目に見えないもの / 人間の体の一部 / 楽器 / 防災用品 / 飲み物 / 学校で使うもの / 和食 / 乗り物 / ことわざ / とがったもの / 鳥 / 植物 / 動作を表す言葉 / 四字熟語 / 県庁所在地 / 学校で使うもの / 力を表す言葉(~力) / 部首 / 首都
ワードスナイパーのシリーズ作品
ワードスナイパーのシリーズ作品2種類を紹介します。
ワードスナイパーイマジン
ワードスナイパーイマジンは、お題が大喜利のようにヘンテコになったバージョンです。
お題の一例がこちら。
- 成功者が持っているもの
- 告白する場所
- 見ると幸せになれるもの
- 夜に使うもの
- 10分でできること
- 子供にはまだ早いもの
こんな感じの大喜利チックな面白いお題がたくさん入っています。
もちろん子供でも遊べますが、お題的には大人が盛り上がれるようになったワードスナイパーという感じです。
ワードスナイパーキッズ
ワードスナイパーキッズは、4歳児から遊べるように作られた幼児向けバーションです。
小さい子供でも答えられるように、子供が分かりやすいお題になっています。
- どうぶつ
- はやいもの
- こわいもの
- おいしいもの
- かわいいもの
- いえにあるもの
通常版だと「都道府県」「首都」「歴史人物」などの小さい子供だと知らないお題もあるので、小学生低学年くらいならワードスナイパーキッズの方が楽しめると思います。
ワードスナイパーの『レビュー』
最後は、ワードスナイパーのボードゲームレビューです。
子供からおじいちゃんおばあちゃんまですぐに遊べる!
場のひらがなを使って、お題の答えを言うだけなので、我が家の5歳児も一瞬で理解して遊べました。誰でもすぐに遊べるくらい簡単なので、子供たちのクリスマス会や、年末年始におじいちゃん・おばあちゃんと遊ぶゲームにぴったりだと思います!
同じワード系ゲームで、手札の文字カードを使ってしりとりする『ワードバスケット』よりも簡単なので、初めてのワードゲームとしておすすめです。(ワードバスケットのルール&レビューはこちら)
家族で遊んでいると、親の解答に「コンパスってなに?」「サングラスは?」と知らない単語を聞いてくるので、子供たちの語彙力向上にもなりそうです!
我が家で遊んだ時は「生きるために必要なもの」というお題で、「おかし!」「ほいくえん!」といった子供らしい回答にほっこりしました。
ちなみに、語彙力が豊富な人が強いゲームなので、子供と大人が一緒に遊ぶ時は「大人は10秒待ってから答える」「大人は5文字以上で答える」などのハンデを設けるといいです。
小さい子供には難しいお題もある
ただ、通常版のワードスナイパーには小さい子供には難しいお題があります。
お題の多くは「赤いもの・柔らかいもの・海の生き物」などの分かりやすいものが多いですが、一部「県庁所在地・ことわざ・部首・四字熟語」などの難しいものもあります。さすがに我が家の5歳の子供たちには難しいので、これらのお題がでたらすぐにめくって、次のお題に切り替えています。
ただ、やっぱりゲームのテンポが悪くなるので、子供が小学生低学年以下なら、ワードスナイパーキッズの方が合っていると思います。「くだもの・いいにおいのもの・おおきいもの・やさい」など、子供でも分かりやすいお題ばかりです。
僕はこの記事を書きながらワードスナイパーキッズも注文しました。2種類持つことになりますが、子供たちがもう少し大きくなったらキッズ版と通常版を混ぜて遊ぼうと思っています。(シリーズを混ぜて遊ぶことが可能)
ワードスナイパーの対象年齢は「6歳以上」となっていますが、一部のお題の内容からして小学生高学年くらいの方が向いていると思います。
まとめ:ワードスナイパーの個人的評価
最後に、ワードスナイパーの個人的評価と良かった点/微妙だった点をまとめました。
ボードゲーム評価
おすすめ度 | (3.5) |
簡単さ | (5.0) |
盛り上がり度 | (3.0) |
考える要素 | (3.0) |
運要素 | (1.0) |
以上が、ワードスナイパーのルール&レビューでした。
ワードスナイパーは老若男女が遊びやすいワードゲームです。僕は、年末に帰省するときにワードスナイパーキッズを持って行って、みんなで遊ぼうと思います。
ワードスナイパーを購入しようか考えている方は、子供の年齢に合わせて選ぶようにしましょう。
お題の難易度的には、小学生低学年なら『ワードスナイパーキッズ』、高学年なら『ワードスナイパー』がおすすめです。
また、ワードスナイパーの他にも子供が楽しめるボードゲームはたくさんあります。詳しくは『子供におすすめのボードゲームを徹底紹介』の記事にまとめているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
▽ワードスナイパー
▽ワードスナイパー キッズ
▽ワードスナイパー イマジン