ボードゲームの多くは「3人・4人プレイ」のものが多く、ボードゲームを始めたばかりの人は「どれを遊べばいいのか分からない…」という人も多いと思います。
そこで、今回は「3人・4人でできるゲーム22選」をタイプ別に紹介します。各ボードゲームの特徴を簡潔にまとめているので、気になるゲームがあれば詳細記事をチェックしてみてください。
▼個人的おすすめボードゲームランキング
3人・4人でできるゲーム『デッキ構築』
3人・4人でできる『デッキ構築系』ボードゲームを紹介します。
デッキ構築とは、山札を自分の好きなように構築・カスタマイズできるというメカニクスのゲームです。デッキ全体のバランスやコンボを考えるのが醍醐味です。
①ドミニオン(Dominion)
ジャンル | デッキ構築 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 30分 |
最初に紹介するのは、3人・4人で遊べるボードゲームの定番『ドミニオン』です。
ドミニオンのジャンルは「デッキ構築」で、お金で好きなカードを購入して、自分のデッキを強化していきます。
最初はみんな同じデッキだけど、カードを購入してパワーアップしていく
次第にカードが充実してできることが増えていくので、「デッキが成長しているような感覚」になって後半になればなるほど面白くなります!
ゲームが終わっても「あのカードを買っておくべきだったかも…もう1回!!」とついつい何度も遊んでしまい止め時が分からなくなってしまいます…。僕は友達とボードゲームで遊ぶときの締めは毎回「ドミニオン」というくらい大好きでおすすめなボードゲームです。
▼ドミニオンの詳しいルールはこちら。
②エルドラドを探して
ジャンル | デッキ構築・すごろく |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 45分 |
エルドラドを探して(The Quest for El Dorado)は、プレイヤーが探検家となって、南米の奥深くにある伝説の黄金都市「エルドラド」に到達することを目指すボードゲームです。
このゲームの特徴は、「すごろく」と「デッキ構築」が融合しているところ!通常のすごろくゲームでは「ダイス」を振ってコマを進めますが、エルドラドでは「自分で作ったデッキ」から引いたカードを使ってコマを進めます。
プレイ中は「デッキを強化するか、コマを前進させるか」どちらを優先するかという選択に悩まされます。エルドラドでは、このバランスの判断がとても重要です。
デッキ構築の代表作『ドミニオン』よりも「カード効果がシンプル&勝ち負けが分かりやすい」ので、「デッキ構築ゲームの入門」という位置づけにぴったりだと思います。
▼エルドラドを探しての詳しいルールはこちら。
③イーオンズエンド
ジャンル | デッキ構築・協力 |
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人数 | 1人・2人・3人・4人 |
時間 | 60分 |
イーオンズ・エンド(Aeon’s End)は、「デッキをシャッフルしない」という特徴をもつ協力型デッキ構築ボードゲームです。プレイヤーは魔法使いとなって協力して、敵であるネメシスを倒すことを目指します。
カードを購入してデッキを強くしていくというスタンダードなデッキ構築ゲームですが、大きく違うのはデッキが尽きたら捨て札をシャッフルせずにそのままひっくり返すだけというところ。そのため、自分のカードを捨てる順番によって、その後のターンでの手札の組み合わせを操作して、カードコンボが決めやすくなっています。
ボスは全部で4体いますが2体目以降はかなり強く、歯ごたえのある難易度になっています。4人で遊ぶとデッキ強化に時間がかかってしまうので、3人で遊ぶのがおすすめです!
▼イーオンズエンドの詳しいルールはこちら。
3人・4人で遊べるゲーム『拡大再生産』
次に、3人・4人でできる『拡大再生産』ボードゲームを紹介します。
拡大再生産とは、自分のデッキやボードの状況が次第に成長していくゲームのことです。ゲーム中に得た資源を使って、さらに利益が大きくなるように投資していきます。
④ウイングスパン(Wingspan)
ジャンル | 拡大再生産 |
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人数 | 1~5人 |
時間 | 40-70分 |
ウイングスパンは、『2019年ドイツ年間ゲーム大賞のエキスパート部門大賞』を受賞して話題になったボードゲームです。
このボードゲームでは、鳥の愛好家となったプレイヤーが「餌を集める・鳥を呼び寄せる・卵を産ませる」などして、鳥類の繁栄を目指します。
カードやコンポーネントの見た目の美しさだけでなく、「ルールがシンプルで遊びやすい」「自分がやりたいことに集中できる」のでかなり遊びやすいです。ボードゲーム初心者にもおすすめできる中~重量級ボードゲームの新定番です。
▼ウイングスパンの詳しいルールはこちら。
⑤宝石の煌き(Splendor)
ジャンル | 拡大再生産 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 30分 |
宝石の煌きは「手に入れた宝石で得点カードを購入するだけ」というとてもシンプルなボードゲーム。2014年ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされて話題になった名作です。
宝石の煌きの一番の特徴は「相手の欲しいカードをとらせないようにしつつ、自分が欲しいカードを手に入れる」という駆け引きです。手番の度に「相手の狙いを妨害するのか」「自分の戦略を優先するのか」に悩まされます!
また、面白いのが「購入したカードに次の買い物から使える割引ボーナスがついている」ところ!
最初は手が届かなかった得点カードも、割引ボーナスが増えるにつれて「これ、宝石1個で買えちゃう!」「これなんてタダだよ!」と格安で買えたり無料で貰えるようになります。ゲーム後半にかけて購買力がぐんぐんアップしていき、計画通りお得に買い物できた時はすごく気持ちいいです!
僕はよく3人・4人で遊んでいますが、2人プレイでも楽しいボードゲームです。
▽宝石の煌きの詳しいルールはこちら。
⑥タペストリー(Tapestry)
ジャンル | 拡大再生産 |
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人数 | 1~5人 |
時間 | 90~120分 |
タペストリーは、「科学・技術・探求・軍事」という4つの分野を進歩させる文明発展系のボードゲームです。2020年3月に日本語版が発売しました。
「タイル配置による領土拡大」「ミニチュアでマップを埋めていくパズル要素」など色んなことができますが、手番中の選択肢は「4つの分野のうち1つを選んで発展させる」という4択だけです。重量級ボードゲームの中でも特にシンプルなので、初めて遊ぶ重量級ゲームとしておすすめです!
ハイクオリティーな建物ミニチュアがたくさん入っているので、見た目にも豪華な作品です!
▽タペストリーの詳しいルールはこちら。
3人・4人で遊べるゲーム『ダイス系』
次に、3人・4人プレイでおすすめの『ダイスロール系』ボードゲームを紹介します。
ダイスロール系とは、ダイスを振って、アクションを実行したり、資源を得たりするゲームです。戦略とダイス運が絶妙に絡むジャンルです。
⑦天下鳴動
ジャンル | 陣取り |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 30分 |
天下鳴動(てんかめいどう)は、2018年に「ゲームマーケット大賞」を受賞して、2019年に製品化された人気のボードゲームです。
このゲームは、3つのダイスを振って「兵をどこに、何人送るのか」を決めて、各地域で戦力を競い合います。
天下鳴動で好きなのが「援軍が連鎖的に増えていく」ところです!後半戦に援軍が怒涛の勢いで増えていく様には爽快感があって、計画通りにいくとすごく気持ちいいです!
2人プレイでも面白いですが、人数が多い方がダイナミックな展開になりやすいので、3人・4人プレイがおすすめです。
▼天下鳴動の詳しいルールはこちら。
⑧カタン(Catan)
ジャンル | 拡大再生産 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 60~90分 |
ボードゲーム界で、最も有名なゲーム『カタン』。
カタンでは、無人島を舞台に様々な資源を集めながら、島を開拓していきます。「戦略性・ダイス運・交渉・資源管理」など、ボードゲームの面白い部分がしっかりと詰まっている王道ゲームです。
カタンの一番の醍醐味は「交渉」です。「今相手がどの資源を欲しいのか」を察して、相手が喜ぶ交渉ができるかが勝負のカギとなります!
ただ「交渉は苦手…」という人がいるかもしれませんが、実際は「小麦2個あげるから、レンガ1個と交換して」くらいの会話でOKなのでとても簡単です。2人プレイだと交渉がつまらなくなるので、遊ぶときは3人・4人がおすすめです。
▼カタンの詳しいルールはこちら。
⑨街コロ
ジャンル | 拡大再生産 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 30分 |
街コロは、「サイコロを振ってお金を集めて、自分の街を大きくしていく」というボードゲーム。3人または4人で遊ぶのがおすすめです。
最初は「麦畑」と「パン屋」しかない小さな街ですが、ゲーム終盤にはたくさんの施設が並ぶ大都市に発展します。
この街コロ、実はかなりの「ボードゲーム初心者キラー」です!普段ボドゲを遊ばない人には「街を大きくなっていくワクワク感」「ダイスの出目で一喜一憂できて、適度な戦略性もある」という部分が人気のようです。
街コロを遊ぶときは、拡張版の『街コロプラス』も加えると、戦略の幅がグンッと広がって面白くなるのでおすすめです!
▼街コロの詳しいルールはこちら。
3人・4人で遊べるゲーム『タイル配置』
ここからは、3人・4人で遊べるおすすめの『タイル配置』系ボードゲームを紹介します。
手に入れたタイルを場やボードに配置して、その配置状況で点数を獲得していくゲームです。
⑩キングドミノ(Kingdomino)
ジャンル | タイル配置 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 15分 |
キングドミノは、「好きな土地タイルを配置して、自分だけの美しい王国を作り上げる」というタイル配置系のボードゲームです。2017年に『ドイツ年間ゲーム大賞』を受賞した人気作です。
このゲームはタイル選択が本当に悩ましくて、「自分の理想の王国を作り上げるか」「相手の邪魔をするか」「次の手番のために我慢するか」といったジレンマが常にあり、軽めのゲームでありながら戦略的な要素もしっかり詰まってます。個人的には4人で遊ぶのがおすすめのボードゲームです。
▼キングドミノの詳しいルールはこちら。
⑪アズール(Azul)
ジャンル | タイル配置 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 30~45分 |
アズール(Azul)では、プレイヤーがタイル職人となって、宮殿の壁に美しくタイルを配置することを目指します。場のタイルもボードも全て公開情報なので、先読みが重要なボードゲームで、「2018年ドイツ年間ゲーム大賞」を受賞した人気作です。
手番でやることは「タイルを選んでボードに配置するだけ」とシンプルですが、どのタイルを取るかがとても悩ましくて、「自分はあのタイルが欲しいけど、これを取れば相手の邪魔ができるし…どうしよう!!」というジレンマが常につきまといます。特に慣れてくるとマイナス点の押し付け合いになり、バチバチにやり合うシビアな展開になります!「3人・4人で戦略的なゲームをじっくり遊びたい」という時におすすめです。
▼アズールの詳しいルールはこちら。
⑫アズール:サマーパビリオン
ジャンル | タイル配置 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 30~45分 |
アズール:サマーパビリオンは、先ほど紹介したアズールシリーズの第3弾です。
サマーパビリオンでも、アズール同様に「タイルの獲得」「タイルの配置」を繰り返しますが、「好きな色として使えるワイルドカラータイル」や「特定の配置によるボーナスタイルの獲得」など、これまでになかった新しい要素も加わっています。
印象としては、本家アズールを「ガチ寄り」とするなら、サマーパビリオンは「カジュアル寄り」です。他プレイヤーからの妨害を受けづらくなっています。そのため、アズールほど相手のボードを気にすることがなく、自分のボードとにらめっこして「どう得点を伸ばすか」に集中しやすいので、遊び心地は快適です!
ボードゲーム初心者ならまずはアズールよりもサマーパビリオンから入るのがおすすめです。
▼アズールサマーパビリオンのルールはこちら。
3人・4人で遊べるゲーム『協力系』
ここからは、3人・4人でできる『協力系』ボードゲームを紹介します。
みんなで協力するので「一体感」や「達成感」があって、ギスギスすることなくゲーム後も気持ちよく終われます。
⑬パンデミック(Pandemic)
ジャンル | 協力系 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 45分 |
「協力ゲームと言ったらパンデミック!」というくらい有名なボードゲームです。ゲーム内容は、世界に蔓延する4種類のウイルスから世界を救うというもの。
下の画像のように、世界中に「4色の病原体コマ」が蔓延しているので、プレイヤーは各病原体に対応した4種類の治療薬を作ることを目指します。
パンデミックの醍醐味は、やっぱり「達成感」や「団結感」です。3人・4人であーだこーだ相談しながらギリギリの状況でクリアできた時には、大きな仕事をやり遂げたような重みのある達成感があります!ゲーム後には一体感も高まってみんなの雰囲気が良くなります。
また、最後までクリアできるか分からない緊張感があるのも良いところ。難易度は3段階ありますが、中級でも結構負けます…。ただ、プレイを振り返って反省点を見つけやすいので、ゲームに負けても「次は、こういうプレイでいこう」とすぐにもう1度挑戦したくなります!
▼パンデミックの詳しいルールはこちら。
⑭ザ・マインド(The Mind)
ジャンル | 協力系 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 20分 |
ザ・マインドは「協力ゲームだけどコミュニケーション禁止」という珍しいタイプのカードゲーム。2018年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされて話題になった名作です。
遊び方は「無言で数字カードを小さい順に出していく」だけでとてもシンプルですが、クリアするのはかなり難しい!
ヒントになるのは”時間経過”で、「まだ誰も出さないなら、そろそろこの数字出してもいいかな?」というようにカードを出そうとするまでの時間からお互いの数字を推測します。
序盤はうまく噛み合わずにもどかしい展開になりがちですが、だんだんとお互いの感覚が合ってくるのが分かります。そして、何度も失敗しながらも高レベルをクリアできたときの達成感が気持ちよくて、難しいけど病み付きになってしまいます!一体感が深まっていくボードゲームなので、3人・4人で遊ぶのがおすすめです!
▼ザ・マインドの詳しいルールはこちら。
⑮ザ・ゲーム(The Game)
ジャンル | 協力系 |
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人数 | 1~5人 |
時間 | 15~30分 |
ザ・ゲームは、プレイヤーが協力して数字カードを出し切ることを目指す、協力系カードームです。
「具体的な数字を言うのは禁止」という制約の中、曖昧な表現だけでお互いが持っている数字を擦り合わせて、数字カードを大きい順や小さい順に置いていきます。
「”まぁまぁ”近いから出すよ?」「私”かなり”近いのあるよ」「俺も”けっこう”近いんだけど」というような曖昧な会話でお互いの数字を探り合うのがめちゃくちゃ面白いです!プレイを重ねると、相手の表現と数字の大きさが読めるようになってくるので、みんなで成長しているような一体感があります。
終盤はとても息苦しい展開になりますが、「もう次回ってきたらヤバイ」というギリギリの状況で勝利できた時は本当に気持ちいいです!3人でも4人でも面白いカードゲームです。
▼ザ・ゲームの詳しいルールはこちら。
⑯ボルカルス
ジャンル | 戦略系 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 60~80分 |
ボルカルスは「東京に現れた怪獣”ボルカルス”と人間が戦う」という災害戦略ボードゲーム。「怪獣役1人」vs「人間チーム1~3人」で対戦します。
怪獣役は都市を破壊したり市民を葬ることで被害の拡大を目指し、人間チームは市民を避難させたり怪獣に攻撃することで都市の防衛を目指します。
怪獣のアクションにはパワーがあるので、狙い通りに被害を拡大できた時はとても気持ちいいです!一方、人間チームは、序盤から息苦しい戦いを強いられますが、ギリギリの状況から「特殊冷凍弾」で逆転できた時にはめちゃくちゃテンションが上がります!
▼ボルカルスの詳しいルールはこちら。
3人・4人でできるゲーム『ワーカープレイスメント』
こからは、3人・4人でできる『ワーカープレイスメント』系ボードゲームを紹介します。
ワーカープレイスメントとは「ワーカーコマ」をマスに配置して、そのマスのアクションを実行するというゲームです。
⑰リトルタウンビルダーズ
ジャンル | ワーカープレイスメント |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 30分 |
リトルタウンビルダーズのジャンルは「ワーカープレイスメント」で、ワーカー(労働者)コマを配置して資源を得たり、建物を建てることで、勝利点を獲得していくボードゲームです。
ワーカープレイスメント系の中でも特に遊び方がシンプルで、「ワカプレの入門書」にぴったりなボードゲームだと思います。ただ、シンプルとは言っても「どこに建物タイルを配置するか」が本当に悩ましく、プレイ時間が短めなこともあって「次はもっとうまくやるぞ!」とつい再戦を申し込んでしまう中毒性の高さも兼ね備えています。
「カジュアルなボードゲーマー」「ファミリー」におすすめです!スッキリして分かりやすいゲームが好きな自分にとってはお気に入りのボードゲームです。
▼リトルタウンビルダーズのルールはこちら。
⑱エバーデール(Everdell)
ジャンル | ワーカープレイスメント |
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人数 | 1人・2人・3人・4人 |
時間 | 40~80分 |
エバーデールは、エバーデール谷に住む動物たちのリーダーとなって、森の小動物たちの街を作るという街づくりボードゲームです。2020年1月に日本語版が発売しました。
エバーデールでは、ワーカー(労働者)コマを森のエリアに配置することで様々な効果を受けます。小枝や樹液などの資源を集めたり、建物を建てたり・仲間を集めたりして、自分の街を発展させていきます。
冬から始まって、冬⇒春⇒夏⇒秋という流れで1年を過ごし、最終的に最も勝利点の高い人の勝ちです。
僕は「立体的な大樹のインパクト」と「動物の街づくり」というテーマに惹かれて、買わずにはいられませんでした!ただ、実際に遊んでみると、見た目だけなく「ワーカープレイスメント」と「カードコンボ」の面白さがしっかり詰まっています。
▽エバーデールの詳しいルールはこちら。
3人・4人でできるゲーム『読み合い』
3人・4人で遊べる『読み合い』がメインのボードゲームを紹介します。
⑲ラブレター
ジャンル | 心理戦 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 10分 |
ラブレターは「手札が1枚のみ」という独特なシステムが特徴の日本産カードゲーム。2012年に『日本ボードゲーム大賞』を受賞し、2014年に『ドイツゲーム賞』の4位に入選しており、海外でも高い評価を得ている人気作です。
遊び方は「カードを引いて、〈手札〉か〈引いたカード〉のどちらかを場に出して、その効果に従う」というシンプルなもの。
初めて遊んだ人は「これ運ゲーじゃん…」となることがあり、1回だけでは面白さが分かりづらいのがネックですが、2回・3回と遊ぶとジワジワと読み合いが回って熱い心理戦に変わります!
プレイ人数は「2-4人」ですが、個人的には4人で遊ぶのが一番面白いです。
▽ラブレターの詳しいルールはこちら。
⑳XENO(ゼノ)
ジャンル | 心理戦 |
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人数 | 2人・3人・4人 |
時間 | 15~30分 |
XENO(ゼノ)は、オリラジのあっちゃんこと中田敦彦氏が2019年に作ったカードゲームで、先ほど紹介した『ラブレター』のリメイク版です。
遊んでみた感想としては、ラブレターの心理戦要素はそのままに「より脱落が起こりづらい」ようになっているので、個人的には良い調整が施されたラブレターだと思います。カッコいいイラストもかなり好みです!
▽XENOの詳しいルールはこちら。
3人・4人で遊べるゲーム『アクション系』
3人・4人で遊べるおすすめの『アクション系』ボードゲームです。
ここでは、「バランスを取るゲーム」や「スピードを競うゲーム」を紹介します。
㉑スライドクエスト(Slide Quest)
ジャンル | バランス・協力系 |
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人数 | 1~4人 |
時間 | 15~45分 |
スライドクエストは、みんなで4本のレバーを持ちあってボードを傾けながら「騎士」をゴールまで導く協力型バランスボードゲームです。
レバーを押すとボードが傾いてコマが動く
騎士コマの裏にはボールが付いてるので、ボードを傾けることでスルスルと動くようになっています。
4人でレバーを1本ずつ持つと、逆方向に行ったり、動きすぎたりして「そっちじゃない!」「ちょっと待って!」とわちゃわちゃしながら盛り上がります!いくつかステージをクリアしてみんなの息が合ってくるとチームのレベルが上がったような一体感があります。全20ステージもあり、終盤はかなりの難易度なので遊び応え抜群です!
▽スライドクエストのルールはこちら。
㉒ウボンゴ(Ubongo)
ジャンル | スピード系 |
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人数 | 1~4人 |
時間 | 30分 |
ウボンゴは、パズルの完成スピードを競う簡単なパズルゲームです。
最初にダイスを振り、今回使用するピース3枚を決めて、ボードの枠内にピースを隙間なく埋めることができたら完成です。
全て埋めたら「ウボンゴ!」と叫び、一番早いプレイヤーから順番に宝石を獲得して、その点数を競います。
冷静になるとピースを回転させたり反転させればちゃんと解ける問題ですが、ゲーム中はつい焦ってしまい「ムリムリムリ!」「この問題、絶対解けないよ!」という叫び声が上がって盛り上がります。
▽ウボンゴの詳しいルールはこちら。
【まとめ】3人・4人で遊べるゲーム一覧表
今回紹介した3人・4人向けのおすすめボードゲームを一覧にしてまとめました。
※タイトルのリンクは、各ゲームのルール紹介記事に飛びます。
画像 | 詳細記事へのリンク | ジャンル |
![]() | ドミニオン | デッキ構築 |
![]() | エルドラドを探して | デッキ構築 |
![]() | イーオンズエンド | デッキ構築 |
![]() | ウイングスパン | 拡大再生産 |
![]() | 宝石の煌き | 拡大再生産 |
![]() | タペストリー | 拡大再生産 |
![]() | 天下鳴動 | ダイス系 |
![]() | カタン | ダイス系 |
![]() | 街コロ | ダイス系 |
![]() | キングドミノ | タイル配置 |
![]() | アズール | タイル配置 |
![]() | アズール:サマーパビリオン | タイル配置 |
![]() | パンデミック | 協力系 |
![]() | ザ・マインド | 協力系 |
![]() | ザ・ゲーム | 協力系 |
![]() | ボルカルス | 協力系 |
![]() | リトルタウンビルダーズ | ワカプレ |
![]() | エバーデール | ワカプレ |
![]() | ラブレター | 読み合い |
![]() | XENO | 読み合い |
![]() | スライドクエスト | アクション |
![]() | ウボンゴ | アクション |
【最後に】3~4人で遊べるボードゲームは他にもたくさん!
以上が、『3人・4人でできるゲーム22選』のタイプ別紹介でした。
この中でも、特に僕が3~4人の時にヘビーに遊んでいるボードゲームは『ドミニオン』『ザ・マインド』『天下鳴動』『宝石の煌き』『ザ・ゲーム』あたりです。どのゲームも、ついつい「もう1回!」といってやめ時が分からない中毒性の高いゲームです!
また、今回は「4人まで」遊べるゲームをメインに紹介しましたが、5人以上で遊べるゲームの中にも4人で遊べる面白いゲームはたくさんあります。
下記の記事で「5~7人で遊べるボードゲーム」も紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください!
『5人向け』のおすすめボードゲーム

『6~7人向け』のおすすめボードゲーム

【個人的】おすすめボードゲームランキング
また、僕がこれまで遊んだゲームの中で、特に「面白い!」と思ったボードゲームをランキング形式で紹介しています。こちらも見て頂けたら嬉しいです!
