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【ボドゲ紹介】『カタン(Catan)』無人島で開拓競争ゲーム

4.5
『カタン』ボードゲームのルール&レビュー:無人島を開拓して繁栄させよう

カタンの開拓者たち(Catan)は、無人島で開拓競争するボードゲームです。開拓地や道を作って、無人島の繁栄を目指します。

カタンの開拓者たちは1995年にドイツで発売され、同年に「ドイツ年間ゲーム大賞」を受賞しました。現在では「世界で2番目に売れているのがカタン」というほど世界的にヒットしている作品です。

今回はボードゲーマーで知らない人はいないくらい有名なボードゲーム『カタン(Catan)』のルール&レビューを紹介します。

▼カタン スタンダード版

商品名カタン(CATAN)
プレイ人数2-4人
プレイ時間60-90分
対象年齢8歳以上
ジャンル拡大再生産
発売時期1995年
デザイナーKlaus Teuber
メーカーGP

▼ボドゲブロガーが選ぶ!ボードゲームランキング

【まとめ】カタンの感想

お気に入り度:4.5

「戦略性・ダイス運・交渉・資源管理」など、ボードゲームの醍醐味がしっかりと押さえられている王道ボードゲームです!

 

ボードゲームを初めて遊ぶという人には、把握するポイントが多いのでややハードルがありますが、「軽ゲーを遊んだことがあって、もう少し重たいゲームを遊びたい」という人には満足度の高いゲームだと思います。

 

カタンの一番の特徴は「交渉」です。「交渉は苦手…」という人がいるかもしれませんが、実際は「羊毛2個あげるから、レンガ1個と交換して」くらいの会話でOKなので、とても簡単です。交渉と聞いてカタンを食わず嫌いしていた方はぜひ遊んでみてください。

カタンはどんなボードゲーム?

カタンは無人島を開拓するゲーム

カタンの開拓者たちは「カタン島と呼ばれる無人島を開拓しよう!」というボードゲームです。

カタンは「無人島を開拓しよう」というボードゲーム

 

開拓者たちは、様々な土地から「木材・小麦・鉱石」などの資源を手に入れます。

木材・小麦・鉱石などの資源を手に入れる|カタンの開拓者たち

 

その資源を利用して、「街道」を敷き「開拓地」を作っていきます。

街道を敷いて開拓地を作る|カタン

時には「盗賊から資源を奪われる」こともありますし、時には「他の開拓者と交渉して資源を交換する」こともあります。

そんな中、このカタン島を誰よりも早く開拓して島の支配者を目指します!

カタンには「世界大会」もある!!

カタンには世界大会がある

実は、カタンには「全国大会」から「世界大会」まであるのを知っていましたか?

2019年には北海道から沖縄まで全12地区で日本選手権が行われ、最終的な優勝者1名は日本代表として2020年にアメリカで行われる「世界大会」に出場できます。※2019年のファイナル東京大会は7月30日に開催されました。

カタン19’日本選手権:ファイナル大会の結果はこちら。

カタンの開拓者たちを遊んでみてハマったら、競技として取り組んで大会に出場してみるのも面白そうです!

カタンの『内容物』

カタンの開拓者たち(Catan)に入っているものがこちら↓

内容物|カタンの開拓者たち

  • 海フレーム
  • 地形タイル
  • 数字チップ
  • サイコロ2個
  • 盗賊コマ
  • 街道・開拓地・都市のコマ
  • ボーナスカード2枚
  • 資源カード
  • 発展カード
  • 建設コスト表

ここでは、メインで使うものだけピックアップします!

まずは、カタン島を構成する「土地タイル」です。

土地タイル|カタンの開拓者たち

「丘陵」「山地」「森林」「牧草地」「畑」の5種類があります。

また、これらの土地からは「資源」が手に入ります。

5つの資源|カタンの開拓者たち

カタン島では「レンガ・羊毛・鉱石・小麦・木材」という5種類の資源を利用して島を開拓していきます。

では、これら5つの資源を使って建設できるものがこちら。

街道・開拓地・都市|カタン(Catan)

「街道」「開拓地」「都市」が作れます。開拓地や都市を建設すると勝利ポイントが貰えます。

カタンの『ゲーム準備』

まずカタンの開拓者たち(Catan)を遊ぶためのゲーム準備からです。

カタン島のマップ作り

「海フレーム」と「土地タイル」を使って、メインボードとなる「マップ」を作ります。

海フレーム・土地タイル|カタン(Catan)

 

外側となる「海フレーム」を繋げて、「土地タイル」をランダムに並べます。

土地タイルをランダムに並べる|カタン(Catan)

 

そして、土地タイルの上に「数字チップ」を置いていきます。

数字チップを置く|カタン

これで、マップの完成です!

ちなみに、マップのパターンは「2兆9000通り以上」にもなります!

まず同じマップになることはありません。このように、毎回違ったマップを楽しめるのもカタンの良いところです。

「街道」と「開拓地」を配置する

最初に、各プレイヤーはカタン島に「街道+開拓地」を2セット配置できます。

街道と開拓地の「置き方」

開拓地は「タイルの角」に置き、街道は開拓地に隣接するように「タイルの辺」に置きます。

街道と開拓地の置き方|カタン

ただ、ここで注意しておきたい配置ルールがあります。

そのルールとは「開拓地の隣に開拓地を置くことはできない」というもの。

開拓地の隣に開拓地を置くことはできない|カタン

上の場合は、既にオレンジの開拓地が置かれているので、その隣の角には開拓地を置くことはできません。

この配置ルールを守って、各プレイヤーは順番に「街道+開拓地」のセットを置いていきます。

初心者におすすめの初期配置

カタン初心者におすすめの初期配置がルールブックに載っています。こんな感じ↓

おすすめの初期配置|カタンの開拓者たち

矢印で示した部分が、各プレイヤーの開拓地の初期位置です。

最初はどこに配置すればいいのか分からないと思うので、まずはこの初期配置で始めるのがおすすめです。

カタンの『ルール・遊び方』

では、ここからカタンの開拓者たち(Catan)のルール・遊び方を詳しく紹介していきます。

手番の流れ

手番でやることは3つです。

手番の流れ|カタンの開拓者たち

  1. ダイスを2個振る
  2. 資源を手に入れる
  3. アクションを実行

①ダイスを2個振る

まず最初に、ダイスを2個振ります。

ダイスを2個振る|カタンの開拓者たち

上の場合、ダイスの合計値は「6」です。

②資源を手に入れる

その数字の土地から資源をゲット

ダイスの合計値と同じ「数字チップ」が置かれている土地から資源が産出されます。

その数字の土地タイルに開拓地があるプレイヤーは「開拓地1つにつき資源1枚を獲得」できます。

土地タイルから資源を獲得する|カタンの開拓者たち

上の場合は、6の数字チップが置かれている「山地」から資源が産出されるので、ここに開拓地がある赤と黄色のプレイヤーは「鉱石」をゲットします。

また、別の土地にも6の数字チップがあるので、そこからも資源が産出します。

森林から木材を獲得する|カタン(Catan)

上のように、森林にも6の数字チップがあるので、ここに開拓地を持つ白と青のプレイヤーは「木材」をゲットします。

7がでたら「盗賊出現」

実は7の数字チップはないので、7がでたら誰も資源を獲得できません…。

そのかわり、「盗賊」が動き出します!!

これが盗賊コマです↓

カタンの盗賊コマ

7が出たらまず、全プレイヤーは資源カードを8枚以上持っていたら半分捨てなければいけません。

さらに7を出した人は、盗賊を好きな土地タイルの上に移動させることができます。その土地に開拓地がある人から「資源カード1枚をランダムで奪う」ことができます。

他のプレイヤーから資源カードを1枚奪う|カタンの盗賊

ただ、盗賊が怖いのはこれだけではありません!

さらに、盗賊がいる間はその土地から資源が手に入らなくなります…。

カタンの盗賊ルール|盗賊がいる土地から資源が手に入らなくなる

上の場合だと、6が出ても盗賊に取られてしまうので、赤と黄色のプレイヤーは資源を貰うことができません。

ただ、この効果は「盗賊がいる間だけ」なので、また誰かが7を出して盗賊が他の場所に移動すれば、盗賊がいなくなった土地から資源を獲得できるようになります。

③アクションを実行

手番の最後には、アクションを実行します。アクションはざっくり分けると以下の3つです。

3つのアクション|カタン

これらのアクションは可能な限り、何度でも実行できます。

a. 資源を交換する

プレイヤーに交渉を持ちかけて「資源の交換」をすることができます。

プレイヤーと交渉する|カタン

自分のメリットだけでなく、相手にもメリットのあるように交渉するのがコツです!

また、プレイヤーではなく「銀行」と一定のレートで交換することもできます。

b. 建設する(街道・開拓地・都市)

資源を使って「街道・開拓地・都市」を建設できます。建設の回数は、資源があれば一度に何回でもOKです。

『街道』は「木材+レンガ」を払うことで、自分の街道や開拓地につなげることができます。

カタン:街道を建設|カタン

 

『開拓地』は「木材+レンガ+小麦+羊毛」を払うことで、街道につなげて置くことができます。

開拓地を建設|カタン

 

また、開拓地を『都市』にグレードアップすることもできます。「小麦2枚+鉱石3枚」を払うことで、開拓地を都市のコマと入れ替えます。

都市にグレードアップ|カタン

都市化すると「資源の産出量が1枚から2枚になる」「勝利点が1点から2点になる」というメリットがあります。

c. 発展カードの購入・使用

発展カードは「小麦+羊毛+鉱石」を払うことで購入できます。

カタン:発展カードの購入|カタン

 

発展カードには、ゲームを有利に進めるための様々な効果のあるカードがあります。

カタンの発展カードの効果|カタン

例えば、上の画像の左にある「騎士カード」は、盗賊コマを好きな土地に移動させて、その土地に開拓地をもつプレイヤーから資源を1つ奪うことができます。

この他にも、街道を建設できる「街道建設カード」や、勝利点となる「ポイントカード」などがあります。

状況によってボーナス点がある!!

また、プレイの状況によって「ボーナス点」を貰えることがあります。

そのボーナスとは「最長交易路」「最大騎士力」の2つです。

最大騎士力・最長交易路|カタン

1番長い道を作った人には「最長交易路」

カタンの最長交易路|1番長い道を作った人が獲得

1番長い道を作った人には「最長交易路」のボーナスが手に入ります。これは勝利点2点となります。

騎士カードをたくさん使った人には「最大騎士力」

カタンの最大騎士力|騎士カードを最も多く使った人が獲得

騎士カードを最も多く使ったプレイヤーは「最大騎士力」を獲得できます。これも勝利点2点になります。

このように、「最大交易路」も「最大騎士力」も、その状況で最も長い・最も多いプレイヤーに渡る流動的なカードで、このカードの取り合いもゲームを盛り上げてくれる要素のひとつです!

カタンの勝利条件

カタンで勝つために重要な「勝利ポイントとなるもの」をまとめると、以下の通りです。

勝利点になるもの|カタンの開拓者たち

  • 開拓地 1ポイント
  • 都市 1ポイント
  • 発展カードのポイントカード 1ポイント
  • 最大騎士力
  • 最長交易路 1ポイント

カタンの勝利条件は「最も早く10ポイント稼いだ人の勝利」です。誰よりも早く、建設やカード・ボーナスを獲得して、カタン島の支配者になりましょう!

カタンの『2人用ルール』

先日、カタンの販売元であるGPから『2人用ルール』が公開されました。

カタンの2人用ルールでは、『交易チップ20枚(何でもいい)』を用意して、「収穫2倍」「中立プレイヤーの建設」「交易チップアクション」などの独特なルールが設けられています。

下記で2人用ルールの詳細が公開されています。

カタン(CATAN)の2人用ルールはこちら。

【拡張版】カタンの開拓者たちは種類がたくさん!

カタンの開拓者たちの拡張版の種類

カタンはその人気から様々な『拡張版』があります。

現在のカタン拡張シリーズがこちら。

  • ①カタンの開拓者たち『航海者版』
  • ②カタンの開拓者たち『探検者と海賊版』
  • ③カタンの開拓者たち『都市と騎士版』
  • ④カタンの開拓者たち『商人と蛮族版』
  • ⑤カタン『アメリカの開拓者たち』
  • ⑥カタン『ゲームオブスローンズ』

上の通り、カタンの拡張版は6種類もあります!

ちなみに、①~④はカタンのスタンダード版が必要なので、まずはスタンダードから手に入れましょう。

「カタンでおすすめの拡張」は下記の記事で紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください!

カタンの開拓者たち:『拡張版の全種類』と『おすすめのシリーズ』を紹介!!
「ボードゲームファンなら知らない人がいない」と言っても過言ではない『カタンの開拓者たち』ですが、その人気から多くの種類の『拡張セット』が存在しています。 今回のボードゲーム紹介では、「カタン拡張シリーズの全種類」と「おすすめの拡張版」...

▼カタンの開拓者たち『航海者版』

▼カタンの開拓者たち『探検者と海賊版』

▼カタンの開拓者たち『都市と騎士版』

▼カタンの開拓者たち『商人と蛮族版』

▼カタン『アメリカの開拓者たち』

▼カタン『ゲームオブスローンズ』

『カタン:宇宙開拓者』が登場!

宇宙カタンこと『カタン:宇宙開拓者版』が登場

宇宙カタンこと『カタン:宇宙開拓者版』が2019年12月に発売しました。その名の通り、ゲームの舞台が「広大な宇宙マップ」になります。

そして注目なのが『ロケット』のクオリティー!

『カタン:宇宙開拓者版』のロケットのクオリティーが高い

資源を使って、「搭載砲」や「船倉」「動力炉」などを建造して強化できます。どんどん装備が充実していくロケットを見ているだけでワクワクします!

▽宇宙カタンのルールはこちらで紹介中です。

『カタン:3D版』の再販が決定!

カタン:3D版

2005年に発売した『カタン:3D版』は5000部のみの限定商品でしたが、その『カタン:3D版』が再販されるようです!販売元のGPからアナウンスがありました。

木製の宝箱の中に、立体的で豪華なコンポーネントが入っています。「カタン通常版」だけでなく「都市と騎士」も遊べます。カタンファンなら垂涎ものの逸品です!

カタンのカードサイズに合う『スリーブ』

カタンは小さめのカードがたくさん入っているので、傷や汚れがつくまえにスリーブで保護しましょう。

カタンのカードサイズは「42×66mm」なので、『キディトレインのドイツゲーム用スリーブ(45×68mm)』がぴったりの大きさです。

このスリーブにカタンカードを入れた写真がこちら↓

カタンのカードサイズに合うスリーブ45×68mmのスリーブがぴったり!!

カタンのカード枚数は120枚なので、この100枚入りスリーブが「2袋」あればOKです。

カタンの『ゲームレビュー』

ここからは、カタンの開拓者たち(Catan)を遊んできて感じた感想・レビューを書きました。

カタンを遊んだ感想

ボードゲームの醍醐味が詰まっている!!

ボードゲーム『カタン』のレビュー

「ダイスを振る」「戦略性&交渉が重要」そして「自分の土地が広がっていくワクワク感」などがあり、ボードゲームの面白い要素がしっかりと押さえられているゲームです。

また、どこを開拓していくかという戦略はとても重要ですが、ダイス運によっては計画通りにいかないゲームバランスもGOODです。ダイス次第で形勢が変わるので、カタン初心者でもダイスの出目に一喜一憂して楽しめるのが良いところです!

カタンの一番の特徴は「交渉」

ボードゲームレビュー:カタンの特徴は交渉

カタンの一番の特徴は「交渉」です。他のボードゲームにはあまりない珍しい要素です。

ただ、「交渉は苦手…」という人もいると思いますが、話すことは「木材2出すから、鉱石1つちょうだい!」くらいで、実際にやってみるととても簡単です。自分が多めに資源を出して相手が得をするような提案をすればいいので、難しく考えすぎなくてOKです。

まとめ:軽ゲーからの次のステップにおすすめ!

カタンのレビューまとめ:軽量級ゲームからの次のステップにおすすめ!

よく「ボードゲーム初心者におすすめ」と紹介されていることがありますが、ボードゲームを初めて遊ぶ人にとっては、「戦略性・交渉・資源管理・盗賊やボーナス点などのその他ルール」など、やること・覚えることが多く、全くの初心者にはかなりハードルの高いゲームです。

ただ、前述したように「ボードゲームの総合的な面白さが詰まったゲーム」なので、「軽量級ゲームをやったことがあって、次はもう少し重いゲームをやってみたい」という脱初心者にはちょうどいい具合のゲームです。

ゲーム後に「ボードゲームを遊んだなぁ~」という感じがして、軽量級ゲームにはない満足感があります。中量級・重量級へのステップアップにおすすめです!

ボードゲームの総合評価

5段階評価

お気に入り度4.5
簡単さ2.0
戦略性5.0
運要素4.0
盛り上り度2.0
メリット
  • 戦略&運のバランスが良い
  • 軽ゲーからのステップアップにおすすめ!
デメリット
  • 「交渉が苦手」という人に敬遠される(実際にやってみると難しくない)

▼カタン スタンダード版

▼触り心地が良く雰囲気の出る『木製コマ』

▼『5人・6人で遊べる』ようになる拡張版

▼持ち運び便利な『キャリーケース版』

▽カタン関連記事

【ボドゲブロガーが選ぶ】ボードゲームランキング

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