【ニュース】BGGで注目度No.1のレース系ボードゲーム『ヒート』が発売!

昨日ホビージャパンさんから『ヒート 日本語版』の発売アナウンスがありました!
【新製品案内2/2】本日1,960年代のレースシーンをカードを用いて熱く再現したレースゲーム『ヒート』の案内を各取引先様に送付いたしました。近日中に各店舗様で受注がはじまると思いますので、よろしくお願いいたします。 #BoardgameJP pic.twitter.com/hdNzs8jdtf
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) January 5, 2023
世界最大のボードゲームサイトBGGのホットネスで1位になっていて、海外での注目度はトップクラス!
個人的にも、レースゲームというテーマにめっちゃ惹かれるし、仲間内でも絶対に盛り上がりそう。そして、ゲーム内容はハンドマネジメント系なのでかなり好きな部類。さらに6人で遊ぶことがちょくちょくあるので、ベストが5~6人というのも自分の中では熱い!
今回は、めちゃくちゃ気になるボードゲーム『ヒート(Heat: Pedal to the Metal)』について調べたので、どんなボードゲームなのかを紹介します!
予約始まりました
ゲーム名 | ヒート |
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 10歳~ |
発売時期 | 2023年1月 |
デザイナー | Daniel Skjold Pedersen Asger Harding Granerud |
版元 | Days of Wonder |
日本語版販売 | ホビージャパン |
価格 | 9,350円(税込) |
関連ページ | ホビージャパンの公式ページ Board Game Geek |
ヒートはどんなボードゲーム?
ヒートは、1960年代の熱いレースシーンを舞台にした、ハンドマネジメント系ボードゲームです。


ギアをシフト(1速~4速)して、手札からカードをプレイすることで車の速度をコントロールして、誰よりも速くゴールすることを目指します。
レースに勝つためにはスピードが重要ですが、スピードを出し過ぎるとコーナーを曲がり切れずにスピンしてしまうこともあります。時には、スピードを抑えて、クールダウンするのも大事です。
また、上級モードでは天候や路面状況が変化して、通常とは違った状況でのレースをプレイすることもできます。また、自動運転ドライバーを追加することで、ソロプレイをしたり、人数追加することもできます。
ヒートのルール・遊び方


ルールブックに一通り目を通したので、ヒートのルール・遊び方を簡単に紹介します。
ゲームの目的
ゲームの目的は、誰よりも速く既定の回数を周回する(2周 or 3周)こと。
周回回数は、4種類あるコースのうちどれを選ぶかで変わります。
ギアを変えて、カードを出す
手番の最初にギアをシフトできます。
ギアは1速~4速まであり、1つ上げたり、1つ下げたりできます。(一気に2段階の上げ下げもできますが、デッキにお邪魔要素のヒートカードが追加される)


参考:BGG
ギアの数値は、その手番中にプレイできるカード枚数です。1速なら1枚、4速なら4枚プレイできます。
手札からギアに応じた枚数のカードを場に出します。
カードには0~5までのスピード(数値)があり、その合計値分を進めます。


引用:BGG
プレイヤーはカードの数値でスピードをコントロールして、1位を目指します。
ただ、デッキの中には何マス進むか分からないストレスカードというものも混ざっています。ストレスカードを出した場合は、デッキの一番上から引いて、出てきた数値がこのカードのスピードになります。
使ったカードは捨て札にして、手札は手番の最後に7枚になるように補充します。
コーナーではスピードの出しすぎ注意!
コーナーでスピードを出し過ぎるとスピンしてしまう可能性があります。
コーナーには制限速度(2とか3とか)が設定してあります。


引用:BGG
コーナーを通過した時に合計スピードが制限速度を超えてしまっていたら、ペナルティーとしてお邪魔要素のヒートカードをデッキに加えなければなりません。
さらに、既にデッキにヒートカードが一定枚数入っていてそれ以上加えられない場合は、スピンしてしまいます。スピンしたら、コーナーよりも手前に戻り、1速にして、さらにストレスカードを手札に加えなければなりません。
手番中に1回だけブーストできる
また、手番中に1回だけ、自分のスピードを上げるためにブーストすることもできます。
ブーストする場合は、ヒートカード(お邪魔要素)をデッキに加える代わりに、デッキからカードを引いて、カードに書かれているスピードの分だけ進めます。
クールダウンでヒートカードを取り除く
先ほどからお邪魔要素と言っているヒートカードは、何の役にも立たないカードで、デッキの回転率が低下してしまいます(ドミニオンでいうところの呪い)。ゲーム開始時にはデッキに1枚入っていて、最大で6枚追加される可能性があります。
このヒートカードをデッキから取り除くためには、クールダウンする必要があります。
クールダウンすることで、手札のヒートカードを1枚取り除くことができます。クールダウンは低速ギアにすることで実行できて、2速ギアにすることで1枚除外、1速ギアにすることで3枚除外できます。
ゲームの終了
規定のラップ数を終えて、最初にフィニッシュラインを通過したプレイヤーの勝利です。
複数のプレイヤーが同じラウンドにフィニッシュラインを通過した場合は、より前に進んでいるプレイヤーの勝ちです。
ヒートの上級モード
ヒートの上級モードでは、レースカーをカスタマイズできたり、天候・路面状況が変化したりします。
①レースカーをカスタマイズできる


参考:BGG
上級ルールでは、自分のレースカーをカスタマイズすることができます。
ゲーム開始前にドラフトで改良カード3枚を手に入れて、自分のデッキに組み込めます。
四輪駆動・冷却システム・ウイング・サスペンションなど様々な改良カードがあり、通常カードにはないハイスピードのカード、特殊効果付きのカードなどがあります。
②天候・路面状況が変わる


参考:BGG
ゲーム開始前に、6枚の天候トークンから1枚引いて、その効果が適用されます。天候カードは、各プレイヤーのデッキにヒートカードやストレスカードを追加するなどの効果があります。
また、各コーナーに路面状況トークンを1枚ずつ置いて、路面状況を変化させて遊ぶこともできます。これにより、特定のコーナーやセクターに、制限速度の変更や永続的な効果が加わります。
最後に:
以上が、ボードゲーム『ヒート(Heat: Pedal to the Metal)』の紹介でした。
価格は9,350円と高めだけど、テーマもゲーム内容も好みだし、5~6人で遊ぶ中量級として手に入れておきたいボードゲームです!これは、今年初めて買うボードゲームになりそう。
今のところ、ヒート日本語版の発売予定日は1月下旬です。
また、この他の新作ボードゲームについては『新作ボードゲームの発売予定一覧表』にまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
実際に遊んで余裕があったら、またレビューを更新したいと思います。