日本コース追加!拡張版『ヒート:ヘヴィレイン』を徹底紹介
レース系ボードゲームのヒートの拡張版『ヒート:ヘヴィレイン(Heat: Heavy Rain)』が発表されました。
ヒートは昨年遊んだゲームの中でもかなり好きなゲームなので、気になって調べてみると、何と今回は日本コースが追加されます!さらに、水たまりやシケインといった新要素も!
今回は、ヒートの拡張版ヘヴィレインの特徴を徹底紹介します。
ゲーム名 | Heat: Heavy Rain |
プレイ人数 | 1~7人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 10歳~ |
デザイナー | Asger Harding Granerud Daniel Skjold Pedersen |
アート | Vincent Dutrait |
出版社 | Days of Wonder |
関連ページ | BoardGameGeek |
ヒートの通常版については、別記事の『ヒートのルール&レビュー』をご覧下さい。
ヒート:ヘヴィレインの特徴
早速、ヒート:ヘヴィレインの特徴を紹介していきます。
①新コースは日本とメキシコ
ヒート ヘヴィレインには、日本とメキシコの2つの新しいレーストラックが導入されます。
日本グランプリは豪雨の直後にレースが行われる設定で、レーサーは雨による影響を考慮する必要があります。コースの途中に大きな水たまりがあるなど、雨天時のレースの難しさが反映されています。
メキシコのトラックでは、複数のシケイン(連続する急な左右のカーブ)を特徴としたスリリングなコースです。ベテランドライバーのスキルと戦略が試されます。
②水たまり
ヒート: ヘヴィレインの新要素の1つが、水たまりです。日本コースの所々に水没した道があります。
水たまりでは、ギアをシフトダウンする際に通常よりも1枚多くヒートが必要になります。
つまり、ギアを1段階下げるにはヒートカード1枚、2段階下げるにはヒートカード2枚を捨て札置き場に追加しなければなりません。
これは、水たまりが原因で通常よりも多くのエネルギーを使って車を制御する必要があることを反映しているようです。
③シケイン
シケインとは、連続する急な左右のカーブのことです。
ゲーム上では、2つの連続するコーナーラインと、それらの間に1つ以上のスペースがあるセクションを指します。
この2つのコーナーラインには同じ制限速度が設定されています。
雑ですがこんな感じ
例えば、日本には2マス分のスペースを挟んだ制限速度4の連続コーナー(上図)、メキシコは1マス分のスペースを挟んだ制限速度2の連続コーナーがあります。
このシケインの手前では正確なスピードコントロールとギア選択が重要で、ミスすると大量のヒートカードがデッキに加わってしまうかもしれません。
④超冷却シンボル
拡張版のヘヴィレインでは、ガレージモジュールやチャンピオンシップモードで使用する新しいシンボルの『超冷却』が登場します。
超冷却は、自分の捨て札にあるヒートカードをエンジンに戻せるという効果。
クールダウンと似ていますが、クールダウンが手札から除外するのに対して、超冷却は捨て札から除外できるのが違いです。
⑤7人まで遊べるようになった
ヒート:ヘヴィレインでは、オレンジ色の新しいドライバーが追加されます。
パッケージにも描かれている
これで、最大で7人のレーサーが参加可能になります。
⑥その他の要素
その他の追加要素も下記にまとめました。
- 新たな上級改良カード12枚追加
- 新たなイベントカード4枚追加
- 新たなスポンサーシップカード7枚
- よりアグレッシブなレジェンド
最後に:日本語版は5月上旬に発売予定
以上が、ヒートの拡張版ヘヴィレインの紹介でした。
水たまりやシケインなどの新要素は、より戦略や手札管理の重要性が増しそうで、面白そうです!
日本語版は、ホビージャパンから5月上旬に発売予定です。
【新製品案内2/2】本日、モータースポーツレースゲーム『ヒート』の拡張セット、『ヒート:ヘヴィレイン』の案内を各取引先様に送付いたしました。近日中に各店舗様で受注がはじまると思いますので、よろしくお願いいたします。#BoardgameJP pic.twitter.com/UYMGs9heFN
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) April 9, 2024
ヒートは昨年遊んだボードゲームの中でもかなりのお気に入りなので、今から待ち遠しいです。