
6人・7人でできるボードゲームのおすすめ24選

6~7人で集まる時に何をして遊ぼうか迷っている方に向けて『6人・7人でできるボードゲームのおすすめ24選』を徹底紹介します。
記事中では「6人までできるゲーム」と「7人でできるゲーム」に分けているので、あなたが探しているプレイ人数に合う方からチェックしてみてください。



7人で遊べるゲームはもちろん6人でも遊べます!
▽大人数向けのおすすめボードゲーム
▽ボードゲームのおすすめランキング
目次
6人でできるおすすめボードゲーム


まずは、「6人まで遊べる」おすすめボードゲームを紹介します。
①スカル(Skull)


ジャンル | ブラフ系 |
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人数 | 3-6人 |
時間 | 15-30分 |
スカルは、相手が伏せたカードを読み合う心理戦ボードゲームです。
各プレイヤーの手札は「花3枚」と「ドクロ1枚」のみで、手番ではカード1枚を裏向きで重ねていきます。また、カードを置く代わりに「花を何枚めくれるか」を宣言することもできます。最も多い枚数を宣言したプレイヤーが場のカードをめくっていきます。


途中でドクロがでたら失敗で、自分のカードをランダムで1枚失います。全て花をめくれたら成功で、2回成功したプレイヤーの勝利です。
ゲーム中は、心理戦の仕かけあいが何度も発生し、常にスリリングな展開にドキドキしっぱなしです。特に「バラを置いたと見せかけて相手にドクロをめくらせる」ことでうまくハメた時は快感です!
②ディクシット(Dixit)


ジャンル | 表現系 |
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人数 | 3-6人 |
時間 | 30分 |
ディクシットは、抽象的なイラストを「言葉・歌・踊り・ジェスチャー」などで自由に表現して、自分のカードを当ててもらうというボードゲームです。6人まで遊べます。
下の画像のように、手番のプレイヤーはカードを自由に表現して、他のプレイヤーに複数のカードの中から自分のカードを当ててもらいます。


他のプレイヤーに当ててもらうと言いましたが、実は「全員に当てられてはダメ」という絶妙なルールがあります。そのため、何人かにだけ伝わるように具体的すぎず抽象的すぎない曖昧な表現をするのがこのゲームの肝です。
そのあいまいさの加減が悩ましくて、毎回みんなの微妙な表現に笑わせてもらっています!また、正解を発表した後にも「なんであんなタイトルなの?」「あれじゃ分からんよ!」などと口々に感想を言い合って盛り上がれます。
③ハゲタカのえじき


ジャンル | 競り系・心理戦 |
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人数 | 2-6人 |
時間 | 10分 |
ハゲタカのえじきは、1~15の数字が書かれた手札から一斉に1枚のカードを出して、一番大きい数字の人が得点をゲットするという競り系カードゲームです。
このゲームの面白いところは、他の人と同じ数字を出してしまうと、得点カードの獲得権がなくなるというバッティングシステム。


ゲーム中は「強い数字を出したいけど、他の人と被りそう…」というジレンマが常にあって、バッティングが起こる度に「うわーまた被った」「せっかく最強カード使ったのに…」といった叫び声が絶えず、すごく盛り上がります!
人数が多いほどバッティングが頻繁に起こって盛り上がるので、ぜひ6人で遊んでみてもらいたいボードゲームです。
④タイニータウン(Tiny Towns)


ジャンル | ドラフト |
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人数 | 1-6人 |
時間 | 45-60分 |
タイニータウンは、4×4マスの個人ボードに資材を配置して、その資材を建物に変換していくパズル系ボードゲームです。
複数の資材を建物のレイアウト通りに配置することで、資材コマを建物コマに置き換えることができます。隙間なく美しい街を作ったプレイヤーの勝利となります。


特徴は、毎ターン変わる「棟梁プレイヤー」が資材1種類を選び、その資材を全員が自分のボードに配置しなければならないというルールです。お互いのボードは常に見えているので、相手が欲しくない資材を強制的に取らせることもできます。
5人・6人で遊ぶと、どんどん要らない資源が入ってきて、「もう小麦いらないからー!」「お願いだからレンガにして~」と悲鳴が上がってワイワイ遊べます。
⑤ブラフ(Bluff)


ジャンル | ブラフ系 |
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人数 | 2-6人 |
時間 | 30分 |
ブラフは6人まで遊べるブラフ系ボードゲームで、たくさんのダイスを転がしてハッタリで勝負する心理戦ボードゲームです。
各プレイヤーは自分にしか見えないように5つのダイスを振って、全員のダイスの出目の数を予想し宣言します。「3が7個」「4が7個です」「じゃあ、2が8個で」という感じで、出目 or 個数をつり上げていきます。


前のプレイヤーの宣言が疑わしいと思ったら「ブラフ」を宣言して、全員のダイスをオープンにします。間違っていたプレイヤーはダイスを失い、すべてのダイスを失ったプレイヤーの負けとなります。
このゲームでは「ハッタリ」がとても重要です。例えば、3の出目が全く出ていなくても「3が6個!」と自信たっぷりに言うことで、相手を信じ込ませることができれば自分に有利な展開を作れます。「ブラフ」「確率」「運」が絶妙に絡み合っているので、ハッタリ・騙し合いが好きな人におすすめのボードゲームです。
⑥ナナトリドリ


ゲームタイプ | 戦略系 |
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 10~20分 |
ナナトリドリは、トランプの大富豪のように、場よりも強いカードを出していき手札を早くなくすことを目指すカードゲームです。
一度に同じ数字をたくさん出すほど強くなりますが、一緒に出すためには手札で同じ数字が隣り合っている必要があります。ただし、手札の並べ替えは禁止です。


そこで面白いのが、前のプレイヤーが出したカードを回収して自分の手札の好きなところに差し込めるところ。これで、手札で大きな役が作りやすくて、一気出しの気持ちよさが体感しやすくなっています。
ルールが超簡単で、爽快感を感じやすく、ストレスフリーな遊び心地で、ボードゲーム初心者に優しいゲームです。普段ボードゲームを遊ばない人と遊ぶときの1発目のゲームにぴったりです!
⑦ヒート


ゲームタイプ | 戦略系 |
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 60分 |
ヒートは、デッキから引いたカードをプレイすることで車を前進させていくカーレース系ボードゲームです。
ギアをシフト(1速~4速)することでプレイできるカード枚数を決定し、カードの数値で車の速度をコントロールして、誰よりも速くゴールすることを目指します。


このゲームの肝は「ヒートカードの管理」です。プレイヤーはデッキにお邪魔要素の「ヒートカード」を加えることで、ブーストしてよりスピードアップしたり、コーナーをオーバースピードで走り抜けることができます。ただ、ヒートカードを溜め込み過ぎると、手札の選択肢を狭めたり、最悪の場合コーナーで曲がり切れずにスピンしてしまうこともあります。そのため、タイミングを見て車をクールダウンさせて、ヒートカードをデッキから排除するのも大事です。
また、後続車を押し上げるシステムがあるので、抜きつ抜かれつの白熱したレース展開になりやすいのも良いところ。デッキに強力なカードを3枚だけ入れて車をカスタマイズできるのも面白いし、天候や路面状況を変化させて毎回違ったレースを楽しめるのもGOODです!
⑧ごきぶりポーカー


ジャンル | ブラフ系 |
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人数 | 2-6人 |
時間 | 20分 |
ごきぶりポーカーは、ゴキブリ・カメムシ・コウモリといった嫌われ者のカードを押し付けながら、相手の宣言が「嘘」か「本当」かを見抜くカードゲームです。
下の画像のように、カードを差し出しながら「これはゴキブリです」などとカード内容を宣言しますが、ウソをついても構いません。


カードの内容を宣言するけど、ウソでもOK!!
「ウソ」と「真実」が飛び交って、終盤には誰も信じられなくなるほど激しい騙し合いになります。
特に、負けに近づくと周りがトドメを刺そうと集中的に狙ってくるので、その立場になるとかなり緊張感のある読み合いを楽しめます!
⑨サメマゲドン


ジャンル | 駆け引き |
人数 | 2~6人 |
時間 | 10~15分 |
サメマゲドンは、サメの頭・胴体・しっぽのパーツを組み合わせて新種のサメを作り出してバトルするカードゲームです。
パーツはどれも「ゴリラ・ドリル・トルネード・スプリング」などありえないものばかりで、完成するのはむちゃくちゃな融合ザメばかり!完成したサメで人間たちを襲って得点を稼ぎ、最終的に最も点数が高いプレイヤーの勝利です。


上のサメは、ジョーズゴリラゲーミングトルネードアイスシャーク!サメの名前を声に出しながらカードを出すと、自然に大喜利っぽくなって盛り上がります。
ただ、サメマゲドンはインパクト重視のパーティーゲームのようで、「サメをどの程度強化するのか」や「いつサメマゲドンを宣言するのか」といった悩ましい要素もしっかりあります。相手のサメの強さや相手の宣言に左右されるので、見た目以上に駆け引き要素が強いゲームです。
⑩スパイシー


ジャンル | ブラフ |
人数 | 2~6人 |
時間 | 15分 |
スパイシーは、カードの「種類」と「数字」を宣言しながら裏向きでカードを出していくブラフ系ボードゲームです。
手番がきたら、前のプレイヤーよりも数字が大きくなるように「スパイス」と「数字」を宣言しながら裏向きにカードを置いていきます(嘘でもOK)。トランプのダウトのようですが、宣言が嘘だと思ったら「スパイス」か「数字」のどちらが違うのかを指摘するのが独特なポイント。


相手の嘘を見破ったり、相手を騙すことで得点を獲得していきます。
たとえ嘘がバレていても、2択を当てられなければセーフになるので、嘘をつきやすいのが良いところ。また、半分嘘で半分本当(スパイスが嘘で数字が本当)のことが言えるので、嘘が苦手な人でも遊びやすい万人向けのブラフ系ボードゲームです!
⑪ことばのクローバー!


ジャンル | 協力系 |
人数 | 3~6人 |
時間 | 30分 |
ことばのクローバーは、ボードに書いてあるヒントを見て、カードを正しい位置に配置する協力型連想ゲームです。
クローバーボードに4枚のカードをはめて、各辺の2つのワードから連想できるヒントを書きこみます。例えば、一辺に「バナナ」と「メニュー」のワードがあれば、その2つを結び付けるワードとして「パフェ」などとヒントを書き込みます。


計4つのヒントを書き込んだら、全てのカードを取り外し、他のプレイヤーがヒントを見てカードを正しい位置に戻すことを目指します。
関連性がなさそうな2つのワードをどう結び付けるのかを考えるのが面白いですし、他のプレイヤーが作ったヒントを推理しながらみんなで喋っている時間も楽しいです!連想ゲームにしては珍しく少人数(3人)で遊んでもちゃんと面白いので、色んなシーンで活躍してくれるボードゲームです。
⑫ラマ(L.A.M.A)


ジャンル | 手札管理 |
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人数 | 2-6人 |
時間 | 20分 |
ラマは、「いつ降りるか」という引き際を見極めるのが重要なカードゲームです。
手番では、場のカードと「同じ数字」か「1大きい数字」を手札から出していくだけです。また、手札を出す代わりに「カードを1枚引く」or「ゲームから降りる」こともできます。


誰かの手札がなくなるか、全員がゲームから降りたらラウンド終了で、残った手札の数字がマイナス点になります。そのため、手番の度に「リスクがあるけどもう少し続けるか」「これ以上マイナス点を増やさないためにゲームから降りるか」という選択に悩まされます。
シンプルなルールに、程よいジレンマと運要素があって、王道感のあるカードゲームです。斬新さはありませんが、誰でも楽しめる安定感があります!
⑬キャット&チョコレート


ジャンル | 大喜利 |
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人数 | 3-6人 |
時間 | 20分 |
キャット&チョコレートは、「ピンチな状況を限られたアイテムを使って切り抜ける」大喜利系のパーティーゲームです。
自分の手番では、3つのアイテムカードを使って、そのピンチを回避するストーリーを発表します。例えば、ピンチのお題が「両親がケンカ、仲直りさせたい!」の場合。


例:ラーメンにほれ薬を盛って、両親へのラブレターを渡す
他のプレイヤーはそのストーリーを聞いて、「ピンチを乗り越えられたか」をジャッジします。
ピンチとは全く関係なさそうなアイテムカードを使いどうやって切り抜けるのかという「アドリブ力」や「発送力」が試されます。また、ストーリーを聞いた他のプレイヤーから「もっとこうした方が面白くない?」などとダメだしされることもあり、勝敗関係なく話が弾むゲームです。
⑭みんなでぽんこつペイント


ジャンル | お絵描き |
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人数 | 2~12人 |
時間 | 10分 |
みんなでぽんこつペイントは、お題を「直線」と「正円」だけで描いて伝えるお絵描き系ボードゲームです。
回答役以外のプレイヤーは共通のお題を与えられて、一斉に線と丸だけで絵を描きあげます。


線と丸だけしか描けないという制限も厳しいですが、さらに悩まされるのは「少ない画数の人から順に回答者に当ててもらえる」という斬新なルールです。これにより、「少ない画数で先に当ててもらうか、多い画数で発表順が後になってでも確実に分かる絵に仕上げるのか」が悩みどころです。
ルール上、簡素な絵になりやすいので、気持ち悪い絵で盛り上がるといった爆発力はありませんが、お絵かきゲームの中でも特に画力を必要としないので、万人ウケする安定感があります。プレイ人数については、個人戦なら6人まで、チーム戦にすると12人まで遊べます。(個人的には、6人プレイの個人戦が一番面白いです)
⑮海底探検


ジャンル | すごろく系 |
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人数 | 2~6人 |
時間 | 30分 |
海底探検は、プレイヤーが潜水艦の乗組員となって、限られた酸素しかない中で、サイコロを振って海底を進み、誰よりもたくさんの財宝を持ち帰ることを目指すボードゲームです。


海底の深いところに行けばより大きな財宝を手に入れることができますが、みんなで共有している空気ボンベからどんどん酸素がなくなっていきます。深く潜るほど戻ってくるまでに時間がかかって、途中で酸素がなくなり潜水艦に帰還できなくなるかもしれません…。
毎手番で、みんなの動きと酸素の残存量を見ながら「早めに戻るのか?もう少しだけ進むのか?」ということに悩まされて、この判断と駆け引きがとても面白いボードゲームです。
⑯モンスターメーカー


ジャンル | 戦略系 |
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人数 | 2~6人 |
時間 | 30分 |
モンスターメーカーは、手札を使ってダンジョンを進み、奥にある宝物を持ち帰るというカードゲームです。
元々は1988年に発売したものですが、その人気から2度もリメイクされた不朽の人気作です。


自分のターンにできることは1つだけなので、「ダンジョンを進むか」「相手の邪魔をするか」「次のターンに備えるか」を選択するのかがとても悩ましくて面白いです。
また、サイコロの出目次第でモンスターを倒せるか倒せないかが決まるというハラハラ要素もあり、サイコロを振る度に一喜一憂して盛り上がれるのも良いところです!
⑰ワードスナイパー


ジャンル | スピード系 |
人数 | 2~6人 |
時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ワードスナイパーは、場の「ひらがな」を使って、お題に合う言葉を素早く回答するパーティーゲームです。
山札の一番上にある「お題」を確認して、場の「文字」から始まる言葉を考えて、思いついたら素早く発表します。下の写真では、お題が「柔らかいもの」で、場の文字が「と」だったので、「とうふ」と答えたところ。


一番早く回答した人が文字カードを獲得し、最終的に獲得したカードの点数が多い人の勝利です。
子供やおじいちゃん、おばちゃんでも簡単にルールを覚えられるので、誰でもすぐにゲームに参加できるのが良いところ。子供たちの集まりや、年末年始に親戚で集まる時などに大活躍間違いなしです!
『7人でできる』おすすめボードゲーム


次に、7人でできるボードゲームを紹介します。もちろん6人で遊んでも面白いゲームばかりです!
⑱ワンナイト人狼


ジャンル | 正体隠匿系 |
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人数 | 3-7人 |
時間 | 10分 |
人狼ゲームを手軽に楽しめるようになったのが『ワンナイト人狼』で、ゲームマスター不要・脱落者なし・少人数でも遊べる・数分で終わるというのが特徴です。(最大7人まで遊べます)
各プレイヤーには「村人陣営」か「人狼陣営」の役職が配られます。村人陣営は、会話の中からウソを見破って人狼役を見つけ出さなければなりません。


一方で、人狼役は、自分の役職を偽ったり、相手を騙して間違った方向に誘導して、自分の正体がバレないように立ち振る舞います。
たった3分という短い時間で「誰が人狼なんだ…!?」というドキドキ感をここまで味わえるゲームは他にありません。最後には意外な結果になることも多く、ゲーム終了後も感想戦で大盛り上がりできるゲームです。
⑲ジャストワン


ジャンル | クイズ系 |
人数 | 3人~7人 |
時間 | 20分 |
ジャストワンは、1人だけお題を知らない回答者が、みんなが書いたヒントから連想してお題を当てるという協力系ボードゲームです。
面白いポイントは、他の人とヒントが被ってしまったら、そのヒントを回答者に見せることができなくなるというルールです。下の画像は答えが「チーズ」の時ですが、ヒント被りした「ネズミ」は回答者に見せられなくなります。


他の人と同じヒントを書いたらアウトなので、みんなが書かないような「ちょっと外したヒント」を書くのがこのゲームのコツです。一方で回答者は、微妙なヒントばかりから答えを連想しなければならないという難しさがあります。
ゲーム後も「あそこで被らなければなぁ…」「このヒントはひどくない!?」などとみんなでワイワイ言い合いながら盛り上がれます。お題が「畳(たたみ)」の時にみんなで「和室」と書いてしまって、ヒントが全て消えた時は大爆笑でした!人数が多いほどヒント被りしやすくなるので、6人・7人で遊ぶのがおすすめのボードゲームです。
⑳あやつり人形


ジャンル | ドラフト |
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人数 | 2-7人 |
時間 | 40分 |
6人・7人で「じっくり考えるボードゲームを遊びたい」という時には『あやつり人形』がおすすめです!
毎ラウンドごとに8人のキャラクターから1人をドラフトして、そのキャラクターの権力(能力)を使って、たくさんの建造物を建てた人が勝ちというボードゲームです。


自分にとってメリットのあるキャラクターを取りたいけど、それは他の人から見ても明白なので、素直にそのキャラクターを選択してしまうと、他のキャラクターの能力で行動不能にされたり、お金を奪われたりしてしまう可能性があります。
そのため、「このラウンドはあえてメリットのないキャラクターにしておこう」といった選択が起こります。この「素直にドラフトするか、裏をかくか」というジレンマが、とても悩ましくて面白いゲームです!
㉑はぁって言うゲーム


ジャンル | 表現系 |
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人数 | 3-8人 |
時間 | 15分 |
はぁって言うゲームは、〈はぁ〉〈にゃー〉〈好き〉といった短い言葉だけで「感心・怒り・失恋」などの感情を伝えて当ててもらうボードゲームです。
お題カードには、お題となる8つの感情が書かれています。各プレイヤーはそのうちの1つのお題を全員共通の短い言葉で表現しなければなりません。


伝える時は「ジェスチャー禁止」というルールが絶妙に難しく、普段しないような表情や苦しい演技に何度も笑わされます。
また、ゲームが終わった後も「今のは”怒り”にしか見えなかったよ」「この大根役者!」というような会話(非難?)ですごく盛り上がれます。ひとつの言葉でお題が8種類もあるので、少人数で遊ぶよりも大人数(6人・7人・8人)で遊ぶのがおすすめのボードゲームです。
㉒ゲスクラブ


ジャンル | 表現系 |
人数 | 2~8人 |
時間 | 30分 |
下衆クラブ?…違います!!
ゲスクラブのゲスは「guess=推測する」という意味で、その名の通り「みんながどんな答えを書くのか」を推測するボードゲームです。
「無人島に持っていきたいもの」「一人暮らしに必要なもの」などのお題が与えられて、そのお題について各プレイヤーが回答を6個ずつ書きます。


1人ずつ順番に回答を発表し、同じ回答を書いた人がいれば手番プレイヤーだけ賞金をゲットできます(手番ではない人はその回答を捨てるだけ)。一方で、他のプレイヤーと答えが被らなかったら罰金となります。そのため、「ありきたりな答えではなく、少数の人だけが思いつきそうな答え」を考えるゲームです。
僕は6人でも7人でも遊んだことがありますが、回答を公開する度に、意外なワードが飛び出したりして「その回答はさすがにないでしょ」「1人は書いてると思ったのにー」といった感じでとても盛り上がりました!
㉓itoレインボー


ジャンル | 協力系 |
人数 | 2~14人 |
時間 | 15分 |
itoレインボーは、自分の数字カード(1~100)の大きさを「テーマに沿った言葉」で表現して、数字が小さい順に出していく協力系ボードゲームです。
お題が「あったらおいしそうなアイスクリームの味」なら、1に近いほどおいしくなさそうな味、100に近いほどおいしそうな味を表現します。例えば、自分のカードが「72」なら、かなりおいしそうな味として「一粒1000円の一語で作ったショートケーキ味」などと表現します。


各プレイヤーの表現を聞いて、みんなで協力して全てのカード(裏向き状態)を小さい順に並べられたらゲームクリアです。
45などの微妙な数字がきた時にはどう表現するかが悩ましくて、自分が遊んだ時には「コーラに少しだけドリアンを入れたジュース」「来航前のペリー」などよく分からない個性的な表現が飛び出してとても盛り上がりました。言葉のチョイスで数字の大きさを伝える繊細なゲームなので、大人にこそ遊んでもらいたいボードゲームです。
㉔ディセプション


ジャンル | 推理・正体隠匿 |
人数 | 4~12人 |
時間 | 15~30分 |
ディセプションは、法医学者のヒントから、捜査官に紛れ込んでいる殺人犯の「殺害手段」と「証拠」を当てるという推理&正体隠匿系ボードゲームです。
法医学者役は無言でマーカーを置いて犯行現場や死因などのヒントを出して、捜査官たちはそのヒントを頼りに「犯行現場が”キッチン”ってことはスポンジじゃない?」「ヒントに”突然の音”もあるから、ネズミの可能性もあるよね」というように話し合って推理していきます。


殺害手段と証拠を両方当てるのはめちゃくちゃ難しいですが、「証拠は当てられたんだから、次こそは」とつい意地になって何度もプレイしてしまう中毒性があります!
また、ディセプションでは推理を間違った方向に誘導する犯人役がいますが、犯人を見つけだす必要はないので、「正体隠匿要素」よりも「推理要素」の方が強いです。そのため、人狼みたいな攻撃的な会話にならないので、人狼嫌いの人にもおすすめできる正体隠匿ゲームです。6人以上で遊ぶときは「共犯者」「目撃者」という役職が追加できるので、6人・7人以上で遊ぶのがおすすめです!
最後に:6人以上で遊べるゲームは他にもたくさん!


以上が、6人~7人で遊べるおすすめボードゲームの徹底紹介でした。
また、今回の記事の他にも、人数別のおすすめボードゲームを紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。