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【ボドゲ紹介】『ゲスクラブ(Guess Club)』推測ボードゲームを徹底紹介

【ボドゲ紹介】『ゲスクラブ(Guess Club)』推測ボードゲームを徹底紹介
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下衆クラブ…?

違います!!

最初見た時は僕も「下衆クラブ」と勘違いしてしまいましたが、このゲスは「guess=推測」という意味でした。

ゲスクラブは「みんながどんな答えを書くのか」を予想して賭けをするボードゲームです。元々は、台湾で発売されたボードゲームで、2019年4月にグループSNE/cosaicから日本語版が発売されました。

例えば、「朝食のおかず」「無人島に持っていくもの」「ネバネバするもの」といったお題が与えられて、その答えを自分のカード6枚に書き込みます。他の人と答えが同じなら得点、自分1人だけなら失点、という感じです。

しかし、誰でも思いつくようなありきたりの答えを書けばいい、というわけではありません。先に他のプレイヤーに同じ答えを言われてしまうと賞金がもらえません。そのため、このゲームで勝つためは「少人数の人しか書かなさそうな絶妙な答え」を考えることが重要です。

また、それに加えて「正解が何回出るかを予想して賭ける」のもこのゲームの面白いところ。「みんなの回答を推測する」「正解の数を推測する」という2つの推測が掛け合わさった、まさにguess(推測)ゲームです!

今回は、ボードゲーム『ゲスクラブ(Guess Club)』のルール・遊び方を紹介します。

※ゲスクラブはデザインが一新した「第二版」が2020年8月7日に発売します。

▼ゲスクラブ(第二版)

商品名ゲスクラブ
プレイ人数2~8人
プレイ時間20~30分
対象年齢8歳~
ジャンルアクション
発売時期2017年
デザイナーSky Huang
販売元cosaic
目次

ゲスクラブの『内容物』

ゲスクラブのコンポーネントは超豪華です!

ゲスクラブのコンポーネント

「木製マーカー」「ペン8本」「ガラス製トークン」「プラスチック製の賞金ボウル」など、アイテムがとても充実しています。

そして、一際目を惹く半円状の物体は『カードホルダー』です。

どのように使うのかというと…

まず、回答カードにペンで答えを書きこみます。

ゲスクラブ:回答カードにペンで回答を書き込む

書き込んだら、カードホルダーに差し込みます!

ゲスクラブ:回答カードをカードホルダーに差し込む

ホルダーを持つと、他の人からは書いた内容が見えません。

ゲスクラブ:カードホルダーを持つと、他の人からは書いた内容が見えない

ペンで書いたり、カードホルダーで持ったりするだけで「いまボードゲームやってるぞ」という感じがあって、ゲーム前からワクワクしてしまいます!

ゲスクラブの『ルール・遊び方』

ここからは、ゲスクラブ(Guess Club)のルール・遊び方を紹介します。

①お題を決める

ゲスクラブのルール:お題を決める

お題カードには、「食」「旅行」「カップル」「もの」などのテーマにまつわるお題が書かれています。お題の数は全部で144個もあります!

今回は「無人島に持っていくもの」にします。

②回答を書く

お題が決まったら、自分のカード6枚に回答を書き込みます。

このときのポイントは「少数の人しか書かなそうな答え」にすることです。全員が思いつくようなありきたりな答えばかり書いてしまうと、なかなか得点することができなくなります。

ゲスクラブのルール:回答を書いてカードホルダーに差し込む

周りの人に見られないように書きこんだら、カードホルダーに差し込みます。

③手番でやることは「2つのどちらか」

自分の手番でやることは、以下の2つのうち1つです。

A. 回答カードを出す
B. 賭けをする

どちらかのアクションを1つ行って、終わったら次の人の番になります。時計回りでプレイしていき、誰かの回答カードが全てなくなったらラウンド終了です。

A.回答カードを出す

手番プレイヤーは、手札のうち1枚のカードを出します。

他のプレイヤーで手札に同じ回答がある人は、そのカードを手札から出します。他のプレイヤーと回答が一致していたら、手番プレイヤーだけ賞金をゲットできます。

ゲスクラブのルール:他のプレイヤーと回答が一致したら、手番プレイヤーは賞金をゲット

逆に、他のプレイヤーと答えが被らなかったら、手番プレイヤーは罰金となります。自分のお金を没収されてしまいます…。

ゲスクラブのルール:他のプレイヤーと答えが被らなかったら罰金

ここまでを見ると、「じゃあ、みんなが書きそうな答えを書いた方がいいじゃん」と思ってしまいますが、そうではありません。

なぜなら「同じ答えを先に言われてしまうと賞金が貰えない」からです。多くの人が書きそうな答えを書いてしまうと、先に言われてしまい得点することができなくなってしまいます。

そのため、「少数の人だけが書きそうな答えを書く」のがこのゲームのポイントです。

B.賭けをする

また、回答カードを出す代わりに「賭けをする」こともできます。

ラウンド中に「何回、回答の一致が起きるか」を予想してその回数を賭けます。

下の写真のように、ボードには0~13までの数字が書かれていて、回答が一致する度に「ガラストークン」を0から1つずつ進めていきます。そのため、ガラストークンの場所で「回答の一致数」を確認できます。

ゲスクラブ:ガラストークンが回答の一致数を表す

回答の一致する数に賭ける時は、お金チップを$10払って「自分の色のマーカー」を数字の横に置きます。

例えば、ラウンド終了時に「回答の一致が6回起こる」ことに賭けるなら、「6」の横に自分の色のマーカーを置きます。もしラウンド終了時にガラストークンが6に止まっていれば、ボーナス賞金を獲得できます。

賭けのポイントは、全員が同じ場所に賭けられるわけではなく「早い者勝ち」というところです。

もちろん、ゲーム終盤に賭けた方が正解する可能性が高くなりますが、遅ければ他のプレイヤーにその数字を取られてしまう可能性も高くなります。そのため、いつ賭けに出るのかというタイミングを見極めるのが重要です。

④ラウンドの終了

誰かの回答カードが全てなくなったら、そこでラウンド終了です。

賭けに成功したら「ボーナス賞金をゲット」

賭けに成功している人がいれば、その人はボーナス賞金が受け取れます。

ゲスクラブ:ラウンド終了時、賭けに成功した人はボーナス賞金をゲット

上の写真の場合は、回答の一致数を示すガラストークンが「5」で、そこに書けていたシロ色のプレイヤーがボーナス賞金をゲットできます。

手札が残っている人はペナルティー

また、手札が残っているプレイヤーは、ペナルティーとして、カード1枚につきお金チップを支払わなければなりません。

⑤3ラウンドでゲーム終了

3ラウンドプレイして、最後にお金を最も稼いだ人の勝利です。

▼ゲスクラブ(第二版)

ゲスクラブの『第二版』が発売

ゲスクラブ第二版

2020年8月7日に、デザインを一新した『ゲスクラブ 第二版』が発売します。

日本ではしばらく絶版状態でしたが、作者と版元の間で版権問題があったようで、日本語版を刷ることができなかったようです。

ついに2版完成。長かった。作者と海外版元がケンカしてしばらく絶版。版元からは「作者がなんと言おうと契約は残っているので日本語版刷って出して」と言われたけどさすがにできんかった。今回は作者自身が版元。 https://t.co/NoyPHG4VP6

— 秋口ぎぐる/川上亮 (@Giggle_Akiguchi) July 21, 2020

版権問題により、第二版からはゲームデザイナーのSky Huang氏が出版した「台湾版」が元になっています。

第一版と第二版の違いは「アートワークとお題カードのデザイン変更」「お題カードの枚数アップ」「第二版はカードスタンドなし」です。また、昨年末から募集されていた「オリジナルお題」も第二版に追加されています。

▼ゲスクラブ(第二版)

【まとめ】大人数でワイワイ盛り上がれる!

以上がボードゲーム『ゲスクラブのルール・遊び方』紹介でした。

「多くの人が書かないけど、少数の人が書きそうな絶妙な答え」を考えるのがとても面白いゲームです!

また、カードを出す度に「その回答はさすがにないでしょ…」「それ書いちゃうの!?」「一人は書いてると思ったのにー」などと皆が口々に喋って一喜一憂して、ゲーム中も終了後もワイワイしながら盛り上がれます!

個人的には、6人~8人で遊ぶ機会が多いので、待ち望んでいたパーティーゲームです。大人数で遊べてゲーム性も高くて最高に面白いので、これからもヘビーにプレイしていきたいと思います。

▼ゲスクラブ(第二版)

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おすすめの『パーティーゲーム』

ゲスクラブ(Guess Club)のようなみんなで盛り上がれるパーティーゲームは他にもたくさんあります。下記の記事で『おすすめのパーティーゲーム』をジャンル別に紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

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