『クリスマスプレゼント』におすすめのゲームはこちら>>

『タイニータウン(Tiny Towns)』ボードゲームのルール&レビュー:小さな町作りパズルゲーム

4.0
『タイニータウン(Tiny Towns)』ボードゲームのルール&レビュー:小さな町作りパズルゲーム

タイニータウン(Tiny Towns)は、小さな町に様々な建物を建てることで、4マス×4マスのボードを埋めていくパズル系ボードゲームです。

2019年にアメリカのAEGから発売され、2020年にケンビルから日本語版が発売されました。

今回は『タイニータウン(Tiny Towns)』のルール&レビューを詳しく紹介していきます。

▽タイニータウン(Tiny Towns)

商品名タイニータウン
プレイ人数1-6人
プレイ時間45-60分
対象年齢14歳以上
ジャンルアブストラクト・パズル
発売時期2019年
デザイナーPeter McPherson
国内メーカーケンビル

タイニータウンはどんなボードゲーム?

タイニータウン(Tiny Town)は、小さな町の町長になって町を発展させていくボードゲームです。

4マス×4マスのボードに、手番プレイヤーが宣言した資材を配置していきます。

資材キューブを配置する|タイニータウン(Tiny Town)

 

そして、自分の土地の資材を消費して、建物を建てていきます。

建物を建てる|タイニータウン(Tiny Town)

 

最終的に出来上がった町の状況で、得点計算を行います。

町が完成したら、得点計算をする|タイニータウン(Tiny Town)

マイナス点・プラス点を合計して、最も点数の高い人の勝利です。

タイニータウンの内容物

タイニータウン(Tiny Town)の内容物がこちら。

タイニータウン(Tiny Town)の内容物

得点計算用紙 / プレイヤーボード6枚 / 建物・モニュメントカード40枚 / 資材カード15枚 / 棟梁マーカー / 資源キューブ(5色)90個 / 建物・モニュメントコマ132個 

 

タイニータウンには、5色の資材キューブがあります。

5色の資材キューブ|タイニータウン(Tiny Town)

上の通り、5色のキューブは「レンガ・石材・小麦・ガラス・木材」を表しています。

また、ボード上に立てる「建物コマ」は全部で8種類あります。

8種類の建物コマ|タイニータウン

 

建物カードには「建物の種類」「建物のレイアウト」「効果」が載っています。

建物カードの見方|タイニータウン

建物カードのレイアウト通りに、資材キューブを配置することで、その建物を建築することができます。(※後述)

タイニータウンのゲーム準備

まずは、タイニータウン(Tiny Towns)のゲーム準備です。

場のセッティング

プレイヤーはゲームボードを1枚ずつ受け取り、建物カード7種類をランダムに選んで場に並べます。

場のセッティング|タイニータウン

建物カード7枚は全員共通で使うカードです。

また、資材キューブや建物コマは、ひとかたまりにして置いておきます。

モニュメントカード1枚を選ぶ

各プレイヤーは「モニュメントカード2枚」と「モニュメントコマ1個」を受け取ります。モニュメントカード2枚のうち1枚を選んで、手元に裏向きで残します。

モニュメントカードを選ぶ|タイニータウン

選ばなかったカードは箱に戻しましょう。

タイニータウンのルール

ここからは、タイニータウン(Tiny Towns)のルール・遊び方を詳しく紹介します。

①1種類の資材を宣言する

最初の手番プレイヤーは、手番プレイヤーを表す棟梁マーカーを受け取って「棟梁」となります。

棟梁は、手に入れたい資材1種類の名前を宣言します。

棟梁が資源名を宣言する|タイニータウン(Tiny Town)

5種類の資材のうち、どの資材を宣言してもOKです。

②全員が宣言された資材を配置する

棟梁を含む全てのプレイヤーは、棟梁が宣言した資材キューブを自分のボードに配置しなければなりません。

宣言された資源を配置する|タイニータウン(Tiny Town)

配置する場所は、空いているマスならどこに配置してもOKです。

③建物カードと同じレイアウトになれば建築できる

ボード上の資材キューブの配置が、場にある「建物カード」のレイアウトと同じになれば、建物を建築できます。

建物カードのレイアウト通りになれば建築可能|タイニータウン(Tiny Town)場にある「小屋カード」と同じ配置になった!

上のように、小屋カードのレイアウトと同じ配置になれば、小屋の建築が可能になります。

建築する時は、資材キューブを取り除き、キューブが配置されていたスペースの任意のマスに建物コマを配置できます。

建物コマをボードに配置する|タイニータウン(Tiny Town)3つのキューブがあったところならどこに置いてもOK!

【モニュメントについて】
ゲーム準備の時に選んだモニュメントカードは、自分だけが建てることができる特別なカードです。建物カードと同じように、資材をレイアウト通りに配置することで1回だけ建築できます。

④ラウンドの終了

ここまで終わったら、ラウンド終了です。

棟梁は、棟梁マーカーを左隣のプレイヤーに渡します。棟梁マーカーを受け取った人が次の手番プレイヤーになって、①~④を繰り返します。

ゲームの終了

自分のボード上の全てのマスが「建物コマ」と「資材キューブ」で一杯になったら、町の完成です!

町の完成|タイニータウン(Tiny Town)

町を完成させたプレイヤーは、ゲームから抜けます。

最後の1人となったプレイヤーは、最後の棟梁として1人で資材名を宣言し続けて、ボードを全て埋めることができます。

得点計算

全員の町が完成したら、得点計算をします。

まずは、ボード上の資材キューブを全て取り除きます。自分のボード上の何も配置されていない1マスにつき-1点となります。

空きマス1つにつきマイナス1点|タイニータウン

そして、自分のボードの建物から得られる勝利点を計算します。

建物は自分の町の配置状況によって点数が得られます。例えば、井戸なら「隣接している小屋(青)1個につき1点獲得」という効果なので、下の画像の井戸なら3点獲得できます。

井戸の得点計算|タイニータウン

このように、全ての建物から得られる点数を計算をしていきます。

マイナス点・プラス点を合計して、最も点数が高い人の勝利です。

タイニータウンのソロプレイ

タイニータウンはソロプレイもできます。

ソロプレイの場合、棟梁の代わりに「15枚の資材カード」を使います。この15枚を資材デッキとして、資材を3枚公開します。

資源カード|タイニータウン

この3枚から1枚を選び、その資材を自分の町に配置します。使った資材カードはデッキの底に戻して、新たに資材カード1枚を公開します。(※配置・建築ルールは通常通り)

最終的に出来上がった町から得点計算して、高得点を目指します。また、みんなで遊ぶ前のルール確認として、一人で遊んでみるのも良いと思います。

タイニータウンの拡張版『Fortune』

タイニータウンの拡張版『Fortune』

海外では、タイニータウンの拡張版『Tiny Towns:Fortune』の発売も決まっています。

日本語版の販売元であるケンビルさんからも拡張(日本語版)のアナウンスがありました!

拡張では新たに「コイン」が追加されるようで、コインを使うことで棟梁の宣言を無視して資源を配置できるそうです!

タイニータウンのスリーブ

建物カードに合うスリーブ

タイニータウンの建物カードのサイズは「70×120mm」なので、『ウルトラプロ 70×120mmタロットカードサイズ用スリーブ』がぴったりです。

タイニータウンの建物カードに合うスリーブ

建物カードの枚数は40枚なので、ウルトラプロのスリーブが1セットで足ります。

※こちらのスリーブもタロットカードサイズに対応しています。

資材カードに合うスリーブ

タイニータウンの資材カードのサイズは「63×88mm」なので、『ホビーベース TCGサイズ・ハードタイプ』がぴったりです。

タイニータウンの資材カードに合うスリーブ

資材カードは15枚しかないので、スリーブが1セットで足ります。

タイニータウンの『レビュー』

最後に、タイニータウン(Tiny Towns)を遊んだレビューです。

タイニータウンを遊んだ感想

後半の押し付け合いが苦しいパズルゲーム

レビュー|タイニータウン(Tiny Town)

かわいい見た目&ルールが簡単なので超ライトなゲームかと思いきや、運要素がほぼないガチガチのアブストラクトゲームです!

最初はまっさらなボードに好き放題配置できますが、ゲーム後半にボードが埋まってくるととても苦しい…なぜなら、お互いのボードが見えているので、相手が欲しくない資源を強制的に取らせることができるからです。適当にほいほい置いていると、要らない資源を押し付けられて詰まされます…笑

詰まされると、先を見越した計画性がどれだけ大事で、配置ミスがどれほど痛手なのかに気づかされます…。その悔しさから「次こそはうまく作るぞ!」とついもう1回遊んでしまいます。また、全員同時プレイでサクサクできるので2戦目を遊びやすいのも良い所。

プレイ人数でガラッと変わる!

建物カードの画像|タイニータウン

タイニータウンは人数によってプレイ感がガラッと変わります!

プレイ人数が2人・3人と少ない場合、欲しい資材が手に入りやすいので、町作りのコントロールがしやすいです。わりと思い通りに建築できる分、より最初の計画性が重要になります。

一方で、5人・6人と人数が多くなると、どんどん要らない資源が入ってきて、全く計画通りにいきません!そのため、人数が多い時は、他のプレイヤーが今後集めたい資源を把握して、全体のトレンドに沿うように建築して失点を抑えることが大事です。他のプレイヤーの戦略に乗りましょう!

個人的には、大人数で「もうレンガ要らないから!」「お願いだから小麦にして~!」とワイワイ言いながらパーティーゲーム的に遊ぶ方が好きです。タイニータウンの面白さは、不自由な建築に悩みながらも、苦しい選択をしなければいけないところだと思います。

また、人数が多い場合、選択ルールの「洞窟ルール」を採用するのもアリです。「資材キューブを最大2個まで配置しない」ことができます。

まとめ

プレイ画像|タイニータウン

説明が5分くらいですぐ終わるのでボードゲーム初心者向けかと思いきや、運要素なし・計画性が大事・流れを読む・妨害アリとかなり戦略的なゲームなので、ちゃんとやるならボードゲーマー向けのゲームです。

ただ、5人・6人なら毎回悲鳴が上がってワイワイできるゲームにもなるので、人数が多い時にはボードゲーム初心者にもアリだと思います。

プレイ人数が「6人まで」という中量級ボードゲームは貴重なので、これからも活躍してくれそうなボードゲームです!

▼タイニータウン(Tiny Towns)