シャドウレイダーズ|あのレアなボードゲームの新版が遂に登場!

シャドウレイダーズ

今回紹介するボードゲーム『シャドウレイダーズ』は、国内で廃版となり入手困難となっていた人気の正体隠匿ゲーム『シャドウハンターズ(通称:シャドハン)』のリニューアル版です!

個人的にシャドウハンターズは何度遊んだか分からないくらい遊び尽くした思い入れの深いボードゲームなので、すごく楽しみにしていました!

今回の記事では、新版『シャドウレイダーズ』のルール・遊び方シャドウハンターズからの変更点をまとめて紹介します。

<シャドウハンターズ情報>
 ジャンル   正体隠匿
プレイ人数 4-8人
プレイ時間 40-60分
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ゲームの概要

シャドウレイダーズは「シャドウ」vs「レイダー」vs「シチズン」

シャドウレイダーズは、闇が生み出した邪悪な存在『シャドウ』と、シャドウ討伐のために集まった『レイダー』、そしてその戦いに巻き込まれてしまった一般人『シチズン』という、三つの陣営が戦うボードゲームです。

この三つ巴の戦いの中、最後まで生き残った陣営が勝利となります。

旧版シャドハンからの『変更点』

「シャドウレイダーズ」と旧版「シャドウハンターズ」の主な違いをまとめてみました。
※「シャドウハンターズって何?」という方は、こちらの記事で紹介しています。
シャドウハンターズ:人狼系×殴り合いの正体隠匿ボードゲーム

①箱がコンパクト化

個人的に持ち運びがとても楽になったので、とても嬉しいリニューアルでした!片手で持てる小箱サイズになっています。シャドウレイダーズとシャドウハンターズの外箱のサイズを比較したのが下の写真です。比べるとかなりコンパクトになっていますね。シャドウレイダーズとシャドウハンターズの外箱のサイズを比較

②イラストがポップに!

イラストがポップでかわいい絵柄になりました。(個人的には、シャドウハンターズの無気味な絵柄が好きでしたが…笑)名前が変わっているキャラクターもいますが、基本的な能力はシャドウハンターズにあった能力と同じです。

同じ特殊能力を持っているキャラクター同士を比較してみました。
上段が新版『シャドウレイダーズ』のキャラクター、下段が旧版『シャドウハンターズ』のキャラクターです。シャドウレイダーズとシャドウハンターズのイラスト比較

③攻撃範囲の変更

シャドウハンターズでは攻撃範囲が「自分のエリア」と「隣接するエリア」でしたが、シャドウレイダーズは「自分のエリア」と「左隣のエリア」になりました。(記事後半で紹介しています)

その他、エリアの名称やカードの名称が微妙に変わっていたりします。また、シャドウハンターズにあった追加キャラクターセットはありません。

各陣営のキャラクター紹介

それぞれの陣営のキャラクターを紹介します。

『レイダー陣営』

まず、シャドウの討伐を目指す『レイダー陣営』を紹介します。全部で3人です。

シャドウレイダーズのキャラクターカード『レイダー陣営』

左から、「映魅(えみ)」「フェリックス」「ゴードン」という名前です。

レイダー陣営の勝利条件は『シャドウ全員の脱落(全滅)』です。

各キャラクターの特殊能力を下の通りです。

映魅の特殊能力
移動する時、「出目のエリア」か「その両隣のエリア」のどれかを選んで移動できる。
◆フェリックスの特殊能力
プレイヤー1人を選び、6面ダイスを振ってその出目分のダメージを与える。(ゲーム中1回)
◆ゴードンの特殊能力
次の自分の手番まで、あらゆるダメージを無効化する。(ゲーム中1回)

『シャドウ陣営』

次に、邪悪な存在である『シャドウ陣営』を紹介します。こちらも全部で3体です。

シャドウレイダーズのキャラクターカード『シャドウ陣営』

左から「ウルリッヒ」「ヴァンパイア」「狼男」です。

シャドウ陣営の勝利条件は『レイダー全員の脱落、またはシチズンが3人脱落』です。

各キャラクターの特殊能力は以下の通り。

ウルリッヒの通常能力
推理カードに対して、嘘をついてもよい。
◆ヴァンパイアの特殊能力
相手に攻撃してダメージを与えた時、自分のダメージが2回復する。
◆狼男の特殊能力
攻撃を受けた時、ただちにその相手に攻撃できる。
特殊能力には使用条件(後述)がありますが、ウルリッヒのみ特殊能力ではなく通常能力なので、いつでも能力を使用できます。

『シチズン』

なぜか『レイダー』VS『シャドウ』の戦いに巻き込まれてしまった一般市民たちです。

シャドウレイダーズのキャラクターカード『シチズン陣営』

左から、「アリス」「バイロン」「クレイグ」「ダニエル」です。

シチズンの各キャラクターごとの特殊能力がこちら。

アリスの特殊能力
ダメージを全回復する。(ゲーム中1回)
◆バイロンの特殊能力
相手に攻撃してダメージを2以上与えた時、その相手から装備カードを1枚奪える。
◆クレイグの特殊能力
攻撃を行った後、自分に2ダメージ与えることで、再度攻撃することができる。
◆ダニエルの特殊能力
最初に自分以外のキャラクターが脱落した時、自分の正体を公開しなければならない。

シチズンは、たまたま戦いに巻き込まれてしまった一般人のため、シャドウやレイダーを倒すことが目的ではなく、それぞれ個人的な目的を持って行動しています。つまり、シャドウやレイダーと違い、個別の勝利条件があります。

下にシチズンの勝利条件をまとめてみました。

 ◆アリスの勝利条件
ゲーム終了時に脱落していない。
◆バイロンの勝利条件
装備カードを5枚以上所持する。
◆クレイグの勝利条件
2人以上脱落している状態で、誰かを攻撃して脱落させる。
◆ダニエルの勝利条件
最初に自分が脱落する。
または、シャドウが全員脱落し、かつ自分が脱落していない。

特殊能力の使用条件

特殊能力が使用するためには条件があり、その条件とは「自分のキャラクターカードを表にして正体を明かす」ことです。

特殊能力はどれも強力なものばかりですが、正体を明かすことで敵陣営から一斉に攻撃されてしまいます。正体を明かすことはかなりのリスクを伴うので、特殊能力の使いどころを見極めることがとても大切です。

※特殊能力の使用は選択ルールではありますが、この特殊能力はシャドウレイダーズの醍醐味でもあると思うので、個人的には特殊能力ありにすることをおすすめします。

ボードと3種類のカードについて

ゲームの準備として、テーブルには『エリアボード』『ダメージボード』『3種類のカード』をセットします。

「エリアボード・ダメージボード・3種類のカード」をテーブルにセットした画像

『エリアボード』は、プレイヤーがダイスを振って移動するエリアを示すもので、各エリアでは特殊な効果を受けることができます。

エリアボードはゲーム開始時に6つのパネルをランダムに組み合わせて作るので、ゲームごとにエリアの配列が変わります。

『ダメージボード』は、各プレイヤーのダメージを管理するためのボードです。ダメージを受ける度に「自分の色のコマ」を動かしていくので、現在何ダメージ受けているのかが一目で分かるようになっています。

『3種類のカード』には、「白のカード」、「黒のカード」、「推理カード(緑のカード)」があります。

白のカードは、主に回復系アイテムやダメージ無効化する装備などが入っています。また、カードを引いた本人がシャドウの場合、強制的に正体を公開するというカードが入っていたりします。

白のカード

黒のカードは、相手にダメージを与えるアイテムや装備奪う効果のあるアイテム、強力な武器があります。

黒のカード

推理カードは、相手の陣営を探るためのカードです。

推理カード

推理カードの使い方は、カードを引いて内容を確認したら、そのカードを「正体を探りたい相手」に渡します。相手はそのカードに書かれている指示に従わなければなりません。

例えば、「君はシチズンかシャドウだね。だったら装備1つを手番プレイヤーに渡すか、1ダメージ受けたまえ」と書かれていた場合、受け取った人がシチズンかシャドウなら、この指示に従わなければなりません。その行動によって、推理カードを使った人は、相手がどの陣営なのか予想することができます。

例外として、シャドウ陣営の『ウルリッヒ』は、この推理カードに対して嘘をつくことができます。つまり、指示に従っても従わなくてもいい、ということです。これにより多くのプレイヤーを混乱に陥れ、かき乱すことができます。

シャドウレイダーズのルール・遊び方

キャラクターの決定

各プレイヤーに「キャラクターカード1枚」と「表示コマ」を受け取ります。

配られたキャラクターカードを他のプレイヤーに見られないように、こっそりと確認して、伏せておきます。この時点では、各プレイヤーは自分のキャラクターしか分からないので、誰が敵で誰が仲間なのかは分かりません。

また、表示コマは、ダメージボードやエリアボードでも使うため、誰がどのコマの色なのかが分かるように、自分の色のコマを手元にひとつ置いておきます。

手番にできること

自分の手番にできることは、3つです。

①エリアの移動
②エリアの効果を受ける
③攻撃する

①エリアの移動

エリアを移動する時は、2個のダイス(6面ダイスと4面ダイス)を振って、その出目を合計します。

「2個のダイスの合計値に合致するエリア」へ自分のコマを移動させます。

例えば、2個のダイスの合計が7だった場合、「7」と書かれているエリア『地下通路』に、自分のコマを移動させます。
エリアの移動「2個のダイスを振って、その合計値に合致するエリアに移動する」

ちなみに、ダイスの合計が「10」の時は、好きなエリアへ移動できます。

②エリアの効果を受ける

各エリアには様々な効果があるので、6つのエリアの効果を紹介します。

◆大聖堂(出目の合計が6)
エリアカード『大聖堂』

『白のカード』を1枚引くことができる。

◆地下通路(出目の合計が7)
エリアカード『地下通路』

『黒のカード』を1枚引くことができる。

◆探偵事務所(出目の合計が2・3)
エリアカード『探偵事務所』

『推理カード』を1枚引くことができる。

◆ブラックミスト地区(出目の合計が4・5)
エリアカード『ブラックミスト地区』

『好きなカード』を1枚引くことができる。

◆市庁舎(出目の合計が8)
エリアカード『市庁舎』

他のプレイヤー1人を選び、「2ダメージ与える」か、「1ダメージ回復させる」ことができる。

◆オリバーの隠れ家(出目の合計が9)
エリアカード『オリバーの隠れ家』

他のプレイヤーが持っている装備を1つ選んで奪うことができる。

③攻撃する

自分が『攻撃できる範囲』にいるプレイヤー1人を選んで攻撃できます。

◆攻撃範囲

攻撃できる範囲は、「自分のいるエリア」と「その左隣のエリア」です。

例えば、下の画像の場合、自分が「大聖堂」にいたすると、攻撃範囲は「大聖堂」とその左隣の「地下通路」になります。

攻撃できる範囲は「自分のいるエリア」と「その左隣のエリア」

「大聖堂」と「地下通路」にいる他プレイヤーを1人選んで攻撃することができます。

◆ダメージ計算

攻撃のダメージ計算は、ダイスを2個振って、「大きい数字」から「小さい数字」を引いた値がダメージ、となります。

例えば、2つのダイスを振り、4面ダイスの数字が「4」、6面ダイスの数字が「1」だった場合、ダメージ計算は「4-1=3」となり、他プレイヤーに3ダメージを与えることができます。

キャラクターの脱落

自分のキャラクターのHP以上のダメージを受けたら、そのキャラクターは脱落となります。

脱落したキャラクターは、自分のキャラクターカードを表向きにして公開します。

また、他プレイヤーの攻撃で脱落した場合、攻撃したプレイヤーは、脱落したキャラクターが持っていた装備を1枚選んで獲得することができます。

ゲームの終了

キャラクターカードに書かれている勝利条件を満たしたら、キャラクターカードを公開して、ゲームの終了を宣言します。

脱落しているプレイヤーであっても、勝利条件を満たしていれば勝ちとなります。例えば、自分がレイダー陣営だったとして、既に脱落していたとしても、シャドウが全滅すれば勝利となります。

シャドウレイダーズに対応した『スリーブ』

シャドウレイダーズのような正体隠匿系ゲームでは、カードに傷や汚れが付くと、それが目印となってバレてしまい、ゲームが成り立たなくなってしまうことがあります。

カードの折れや傷を防ぐためにも、カードスリーブを付けて保護しましょう。

シャドウレイダーズのカードサイズは「63mm×89mm」なので、この大きさに対応したスリーブを装着しましょう。

シャドウレイダーズにぴったりのスリーブはこちらの記事で紹介しています。
シャドウレイダーズに『ぴったりのスリーブ』を紹介

シャドウレイダーズのレビュー

基本的な遊び方は、シャドウハンターズと同じでしたね。
個人的にはシャドウハンターズのイラストの方が無気味さがあって好きでしたが…シャドウレイダーズの嬉しいところは何と言っても、コンパクト化したこと!保管場所も取らないし、持ち運びも楽になるのでこれは嬉しいリニューアルでした!

最近ではシャドウハンターズが入手困難だったので、シャドウレイダーズが発売したことで正体隠匿ゲームの名作が手に入りやすくなったことはとても良かったと思います。「騙し合いが好き」「人狼みたいなゲームを遊んでみたい」という方はぜひ手に入れてみてください。

ちなみに、シャドウレイダーズにも追加キャラクターセットはないんでしょうか。とりあえずシャドウハンターズのキャラクターカードと差し替えても問題なさそうなので、追加キャラクター加えたくなったらそれで遊んでみようと思います。

◆シャドウレイダーズはこちら。

この他にもシャドウレイダーズのような『正体隠匿ボードゲームで遊びたい』という方は、こちらから探すことができます。
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