ワードッチを徹底紹介|2つのワードの勝敗からキジュンを予想!
ワードッチは、2つのワードの勝敗から親のお題(キジュン)を予想するボードゲームです。
アークライトゲームズのキャラメルシリーズ第1弾で、誰でも楽しめる簡単なゲームがコンパクトな箱に入っています。
今回は、盛り上がりポイントが多いワードゲーム『ワードッチ』のルール&レビューを紹介します。
▽ワードッチ
▽ワードッチに合うスリーブ
商品名 | ワードッチ |
プレイ人数 | 3~8人 |
プレイ時間 | 5~10分 |
対象年齢 | 6~99歳 |
ジャンル | ワード系 |
発売時期 | 2022年2月 |
デザイナー | ニルギリ(するめデイズ) |
アートディレクション | TANSAN |
価格 | 1,320円(税込) |
関連ページ | アークライトの公式ページ |
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ワードッチはどんなゲーム?
ワードッチは、親が密かに設定したお題(キジュン)を推理するワード系のボードゲーム。
プレイヤーは順番関係なく思いついたワードを発言します。親は2つのワードを比較し「腐りかけの卵とドリアン牛乳なら、ドリアン牛乳の勝ち」という感じで、お題に従ってワード同士の勝敗を決めます。これを繰り返すことで、親のお題がなんとなくわかってきます。
このゲームの面白いのは、親のお題を当てるのではなく、最後によりお題にぴったりなワードで勝負するという点。お題の予想が的外れでも、意外に勝ててしまうのが面白いところ!
最後にお題を公開した時の意外さ、感想戦で自分の予想を言い合ったり、親の判定にケチをつけたりして、ゲームが終わってもすごく盛り上がれるゲームです。
▽ワードッチの公式動画
ワードスコイのリメイク
ワードッチは、ゲームマーケット2021春にするめデイズさんから発売された『どひょ〜!どんなコトバもワードスコイ』のリメイクです。
引用:ゲームマーケット
ワードスコイは、アークライト・ゲーム賞2021(ゲムマで発表されたゲームから優れた作品を決める賞)で最優秀賞となって、商品化が決まりました。
リメイクにあたって、ルール調整と厳選した81キジュン、243ワードが収録されています。
アークライトのキャラメルシリーズ第1弾
ワードッチは、アークライトのキャラメルシリーズの第1弾です。キャラメルシリーズのコンセプトは「小さい・簡単・超楽しい!」。
下の写真のように、ワードッチの外装はキャラメルの箱を彷彿とさせるパッケージです。
第2弾は『ピッタンコはんはん』、第3弾は『クイックショット!』です。
ワードッチの内容物
ワードッチに入っているのは、81枚のカードです。
表面には3つのワードが書かれています。
裏面には、お題となるキジュンが1つ書かれています。
キジュンは推測するのが難しい捻られたものばかりです!
ワードッチのルール
ワードッチのルール・遊び方を紹介します。
①親がキジュンを決める
まずは、親を1人決めて、親にカードを2枚、子に1枚配ります。
親は2枚のカードの裏面(キジュン面)を見て、どちらかのキジュンを選びます。
今回は「飲食店の期間限定メニューにあったら、思わず頼みたくなるもの」をキジュンにします。子には秘密にしておきます。
②最初の暫定チャンピオンを決める
親は、自分のカードの表面に書いてあるワードから、適当な1つを読みます。これが最初の「暫定チャンピオン」になります。
上の画像では、暫定チャンピオンとして「石油王」を選びました。
③子は思いついたらワードを言う
子は、自由なタイミングで思いついたワードを言います。
なかなかワードが思いつかない人は、カードの表面に書いてあるワードを言ってもOKです!
④2つのワードの勝敗を決める
親はキジュンに従って「暫定チャンピオン」と「子が言ったワード」を比べて、どっちのワードの勝ちかを答えます。
今回の「飲食店の期間限定メニューにあったら、思わず頼みたくなるもの」というキジュンから、石油王とふわふわの溶岩を比べて、親の感覚で「ふわふわの溶岩」を選びました。
勝敗は世間一般の感覚ではなく、親の主観で判定します。
子は、親の答えをヒントにして、どういうキジュンが設定されているのかを想像しながら、新しいワードをどんどん言っていきます。子は何度発言してもOKです。
親は適当なタイミングで打ち切って、決戦フェイズに進みます。
⑤決戦フェイズ
決戦フェイズでは、親のキジュンを予想し、1番になれると思うワードを一斉に発表します。
親は今回のキジュンに最もふさわしいと思う「優勝ワード」を選びます。優勝ワードを言ったプレイヤーの勝利です。
親は、今回のキジュンをネタバラシして、最後に感想戦を楽しみましょう。
ワードッチのレビュー
最後は、ワードッチのボードゲームレビューです。
結果発表時に意外な結果で盛り上がる!
遊ぶ前は「親のキジュンを当てるゲームかな」と思いきや、キジュンを当てるのではなくてキジュンにより近いと思うワードで勝負するというゲーム。この秀逸なルールのおかげで、キジュンが全く分からないのにドンピシャのワードで勝つなど、意外な結果になりやすくてすごく盛り上がりました!また、ゲーム後の感想戦では、それぞれが予想したキジュンを言い合ったり、親の判定にケチをつけたりしてワイワイできます。
子の時は、一癖も二癖もあるキジュンを完璧に推理するのは難しいけど、「動物系のお題かな…いや、あれが暫定チャンピオンになったということは食べもの系か」という感じで予想しながらワードを挙げていくのが楽しい!
一方で、親の時は、みんなから遠すぎるワードばかりがでてくると、本当にもどかしい気持ちになります。キジュンから外れたワードばかりだと推理が全然進まないので、親は「全然遠いところで戦ってるよ」「もっとワードを飛ばして」とか軽いヒントを出すのも重要です。
最後に:どこでも遊びやすいワードゲーム!
ワードッチは、面白いワードセンスに笑える・意外な結果になりやすい・感想戦が止まらないなど盛り上がりポイントが多いゲームです!
正直遊び方さえわかってしまえば何もなくても遊べますが、答えにたどり着けない絶妙なキジュンはなかなか思い浮かべられないので、カードになっていることでスムーズに遊べるゲームだと思いました。
また、とにかくシンプルなゲームなので、ボードゲーム会のちょっとした空き時間や長距離ドライブ中の暇な時間にぴったりです!また、オンラインとの相性も良さそうなので、今度オンライン飲み会をやるときに遊んでみようと思います。
「誰とでも遊びやすくて盛り上がるゲーム」「大人数で遊べるゲーム」を探している方におすすめです!
また、ワードッチのほかにも面白いボードゲームはたくさんあります。僕のおすすめのボードゲームについては『ボードゲームのおすすめランキング』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
▽ワードッチ
ワードッチのカードに合うスリーブ
ワードッチのカードサイズは44×63㎜なので、『ホビーベース TCGハーフサイズ・ハード』がぴったりです。
ワードッチのカード枚数は81枚なので、このスリーブが1袋あればOKです。
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