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コヨーテ(ボードゲーム)のルール・遊び方|自分のカードだけ見えない!?

コヨーテ
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コヨーテ」は、ハッタリと推理が勝負のカギを握る、心理戦ボードゲームです。

このゲームは『場に出ている数字の合計値を予想する』ゲームですが、その一番の特徴は『自分の数字だけ見えない』ということです!つまり「相手の見えている数字」と「自分の見えない数字」があり、その合計の数を推理します。

これだけ聞くと「そんなの無理だよ…」と思われるかもしれませんが、『他のプレイヤーの宣言する数字』や『周りの表情』をよく観察することで自分の数字を推理することができます!

一方で、ハッタリをかまして周囲を騙したりすることもできます!ハッタリがうまく決まるととても気持ちいいんですよね。笑

ルールもとても簡単ですぐに覚えられて、プレイ人数も2~10人と幅広いので、誰とでもすぐに遊べるのでとても重宝しているカードゲームです。

この記事では、ボードゲーム「コヨーテ」のルール・遊び方をご紹介します。

ゲーム名コヨーテ
プレイ人数2~10人
プレイ時間15~30分
対象年齢10歳~
出版社ニューゲームズオーダー
目次

コヨーテの内容物

コヨーテで使用するカードです。

コヨーテ カード

カードには「-10」から「20」までの数字が書かれています。

黄色のカードは、場を狂わす『特殊カード』です。

ちなみに、カードの裏面がこちら。

コヨーテ カードの裏

カードの裏には、「すべてのカードの種類と枚数」が表示されていて、いつでも確認できるようになっています。

コヨーテを始め遊ぶ人にも分かりやすい親切設計です。

コヨーテのルール・遊び方

全てのプレイヤーは山札からカードを1枚ずつ受け取ります。

ただし、自分のカードを見てはいけません。

図のように、カードが自分には見えないように、おでこに当てます。

コヨーテ カードをおでこにつける

こうすることで、自分からは自分の数字が見えません。

ただ、他のプレイヤーの数字を見ることができます。

コヨーテ 他人のカードは見れる

場の合計値を予想して宣言

最初のプレイヤーは、他のプレイヤーの数字を確認したら『数字』を宣言します。

この時宣言する数字は、

(自分を含めた)場の合計値を超えない数字

です。

たとえば、下の場合はどうでしょう。

コヨーテ 数字を宣言

他プレイヤーの数字の合計が「15」で、たとえ自分の数字が「-10」であったとしても大丈夫なように、「5」を宣言しています。

次の人が選べる2つの行動

前のプレイヤーが数字を宣言したら、次のプレイヤーの順番になります。

次のプレイヤーは、下の2つのどちらかを行います。

  1. 前の人の宣言よりも「大きい数字」を宣言
  2. 前の人の宣言が場の合計値を超えたと思ったら「コヨーテ」を宣言

①前の人よりも「大きい数字」を宣言

前のプレイヤーと同じように、「場の合計値より小さい数字」を予想して宣言しますが、宣言するときは、『直前の宣言よりも大きい数字』を言わなければなりません。

たとえば、下のように、次のプレイヤーに移る度に、どんどん数字が吊り上っていきます。

前のプレイヤーよりも大きな数字を宣言|コヨーテ

②前の人の宣言が合計値を超えたと思ったら

『直前の宣言が合計値を超えた!』と思ったら「コヨーテ!」と宣言します。

「コヨーテ」が宣言されたら、そこで答え合わせをします。全員がカードを表向きにして机に置き、場の合計値を数えます。

『前のプレイヤーの宣言』『場の合計値』を比べます。

  • 「前プレイヤーの宣言」が合計値を超えていたら、前プレイヤーの負け
  • 「前プレイヤーの宣言」が合計値以下なら、コヨーテを宣言した人の負け

たとえば下のように、直前のプレイヤーが〈20〉を宣言して、次の人が「コヨーテ」と宣言した場合はどうでしょう。

コヨーテ

この場合、場の合計値が〈18〉なので、直前のプレイヤーの宣言は場の合計値を超えていたことになります。

つまり、このときは〈20〉を宣言した人の負けとなります。

負けたプレイヤーは『ライフ』をひとつ失います。

ライフは全部で3つあるので、3回負けたら脱落となります。

ちなみに、ライフの管理には、『身代わり人形カード』を使います。「2体の身代わり人形」と「自分の命」で、3つのライフを示します。下の写真のように、「ライフ3は身代わり人形カードを〈表〉にして」「ライフ2は身代わり人形カードを〈裏〉にして」「ライフ1は身代わり人形カードを捨てて」表します。

コヨーテ 身代わり人形

最後に、使い終わったカードは捨て札にして、新たにカードを1枚ずつ引いて、次のラウンドを始めます。

これを繰り返し、ライフが0になった人が脱落していき、最後まで残った人の勝利です。

特殊なカードを紹介

カードには、数字カード以外に『特殊なカード』があります。

コヨーテ 特殊カード

特殊カードは、上の写真のように、『×2』『MAX→0』『?』の3枚があります。その効果を下にまとめます。

・「×2」
場の数字を合計して、最後に2倍します。

・「MAX→0」
場に出ている一番大きな数字を0に変えます。

・「?」
「コヨーテ」が宣言されたら、山札からあらたに1枚引いてその数に置き換わります。

このカードが場に出ることで、プレイヤーの予想がかき乱されます。笑

慣れてきたらスペシャルカードを追加

慣れてきて少し変化を付けたい場合は、『スペシャルカード』を加えて遊びましょう。

自分の番にスペシャルカードを出すことで、6つの効果のうち1つを選んで使用できます。

たとえば、「パス」したり、「順番を逆回り」にしたり、「相手の宣言を変更」させたりすることができます。

コヨーテ スペシャルカード

ちなみに僕のおすすめの遊び方は、あまりルールをややこしくならないように「パス(SAME)」だけできるルールにしています。

コヨーテを遊んだ感想

コヨーテを2,3回遊んで慣れてコツが分かってくると、騙し合いが始まり、これがとても面白いです!

たとえば、小さい数字を持っている人にあたかも大きな数字を持っているように思わせたり、逆に大きい数字を持っている人に小さい数字を持っているように思わせたり。

特に「20」や「MAX→0」などの特殊カードを掴んでしまったら、周りは「獲物だ!」と言わんばかりに連携してその人を嵌めようとします。笑

コヨーテで特に白熱するのは、最後まで残った2人の対決です。1対1はお互い相手のカードしか見えないので言いたい放題になり、絶対に面白いゲームになります!脱落した人も見ていて楽しいです。

合計値をすでに越えているのに、2人で数字をどんどんつり上げていったりしているところは傍から見ていると爆笑ものです。大抵のゲームでは脱落した人が暇になってしまいますが、コヨーテの場合は見て楽しめるところがとても良いです。

ただ、人数には少し注意です。
10人という大人数でプレイできますが、10人でプレイをすると、思った以上に時間がかかってしまいます。そのため、8人以上で遊ぶときのコツは「ライフを2からスタートする」など工夫するのがおすすめです!

◆『コヨーテ』はこちら。

◆コヨーテに対応した『スリーブ』はこちら。

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