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心理戦ゲームのおすすめ26選|行動・ウソ・正体の読み合いが面白い!!

『心理戦ゲーム』のおすすめ18選。行動・ウソ・正体の読み合いが面白い!!
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「面白い心理戦ゲームが知りたい!!」という方に向けて、『おすすめの心理戦ボードゲーム26選』を紹介します。

「相手の心理を読みきった時」や「ウソで相手を翻弄できた時」の高揚感は、心理戦ゲームならではですね!僕も大好きなジャンルです。

今回は「相手の行動を読み合う」「ウソを読み合う」「正体を読み合う」「2人で遊べる」という4つのカテゴリーに分けているので、気になるものからチェックしてみてください!

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目次

『相手の行動』を読み合う心理戦ゲーム

『相手の行動』を読み合う心理戦ゲーム

まずは、相手のカードの出し方や行動から「相手の思惑」を読み合う心理戦ゲームを紹介します。

①オリフラム

オリフラム|心理戦ゲーム
人数2~5人
時間20分

オリフラムは、場の「左端に置くか・右端に置くか」を選択してカードを配置していく心理戦カードゲームです。

手番の度に、場のカード列の「左端」か「右端」に裏向きで手札を配置していきます。配置したカードは「公開するか・しないか」を選択することで、勝利点を貯めたり、カード効果を発動したりすることができます。

左端か右端かを選択してカード配置する|オリフラム

10種類のカードはどれも効果がシンプルですが、「左か右のどっちに置く?」「カードを公開する?しない?」という判断がとても悩ましいです。伏せられているカードが何かを予想しながら、コンボを考えてカードを配置したり、破壊される前に勝利点をギリギリまで貯められるよう公開するタイミングを見計らったりします。

1ゲームの20分という軽さでありながら濃密な読み合いができるので、個人的にはこの系統で一番気に入っている作品です!

>>オリフラムのルール&レビューを見る

②ハゲタカのえじき

心理戦ボードゲーム『ハゲタカのえじき』
人数2~6人
時間20分

ハゲタカのえじきは、一斉に数字カードを1枚出して、一番大きい数字を出した人が得点カードを獲得できるという競り系ボードゲームです。

このゲームの面白いところは、他の人と同じ数字を出してしまうと、得点カードの獲得権がなくなるというバッティングシステム。

『ハゲタカのえじき』の心理戦ポイントは「他の人と数字が被ったら、得点カードの獲得権を失う」というルール

数字被りすると、得点カードが手に入らない

ゲーム中は「強い数字を出したいけど、他の人と被りそう…」というジレンマが常になり、バッティングが起こる度に「うわーまた被った!」「せっかく最強カード使ったのに…」といった叫び声が絶えず、すごく盛り上がります。

遊べば遊ぶほど、みんなの相場観やカードの出し方が分かってきます。そうなってからは「いかに相手の裏をかけるか」という読み合いに発展して「あえて弱い数字を出す」や「裏の裏をかいて、素直に強い数字を出す」といった駆け引きになり、さらに面白くなります!

>>ハゲタカのえじきのルール&レビューを見る

③犯人は踊る

心理戦ゲームのおすすめ:犯人は踊る
人数3~8人
時間20分

犯人は踊るは、誰が犯人カードを持っているのかを推理する心理戦ボードゲームです。

手札に犯人カードを持っている人を当てると勝つことができますが、犯人カードはプレイヤーの手札を移動していくので、プレイ中に「犯人役」が次々と変わっていきます。

犯人は踊るのプレイ画像

「さっきはAさんが犯人だったと思うけど、今はBさんかも?」というように、手札の交換状況から犯人カードを持つプレイヤーを推理します。一方で、犯人カードを持つ人は最後までバレずに手札に残すことができれば、逃げ切って勝つことができます。

手番でやることは「カードを出して、その効果に従うだけ」と簡単なので、ちょっとした隙間時間にもみんなで遊べるカードゲームです。

>>犯人は踊るのルール&レビューを見る

④ニムト

心理戦ゲーム『ニムト』
人数2~10人
時間30分

ニムトは、手札から数字カードを1枚ずつ出して、場の4つの列に配置していくカードゲームです。

全員一斉にカード1枚を出して、小さい数字カードから順に、場の4列の決まった位置に昇順で並べていきます。

4つの列にカードを配置していく|ニムト

ただし、1列に置けるカードは5枚まで。各列の6枚目になってしまった人はペナルティとして、その列のカードを全て引き取らなければなりません(引き取ったカードはマイナス点になる)。そのため、みんな6枚目にならないようにカードを出す時には熱い読み合いになります。

特に大人数で遊ぶと、先の展開が読みづらくなるので、カードをオープンする度に「絶対大丈夫と思ったのに…」「おお、助かった」と盛り上がります! この予測不能でハラハラする展開が楽しいゲームです。

>>ニムトのルール&レビューを見る

⑤レヴィアス

レヴィアス|心理戦ゲーム
人数2~5人
時間30~60分

レヴィアス(Leviath)は、津波を引き起こす海の怪獣「レヴィアス」と「海上自衛隊」との戦いをテーマにした心理戦ゲームです。「怪獣役1人」と「人間チーム1~4人」に分かれて戦います。

レヴィアスと海上自衛隊が戦うゲーム|レヴィアス

このゲームの面白いポイントは、人間側からレヴィアスの位置が分からないこと!人間はどこにレヴィアスが潜んでいるか分からないドキドキ感、怪獣役は相手の推理で追い詰められていくドキドキ感があって、いい緊張感のあるゲームです。相手がレヴィアスがいる位置とは全く反対方向にいると予想している時にはニヤニヤが止まらなくなります…笑

プレイ感は、怪獣役はわりとサクサク好きなようにプレイできて、人間側は相手の見えない位置を推理しなければならないのでちょっと考え込む感じ。最初は、ゲーム慣れしている人が怪獣役に回るのがおすすめです。

>>レヴィアスのルール&レビューを見る

⑥宿命の旅団

宿命の旅団|ボードゲーム
人数2~5人
時間30分

宿命の旅団は、9人の団員から4人を選出して、お互いのカードを読み合うボードゲームです。

ラウンドの最初に4枚の団員カードを選んだら、カードを1枚ずつ出しながら団員の能力を使っていきます。

団員4人を選んで冒険する|宿命の旅団

このゲームの特徴は、それぞれの団員に「すぐ使える弱めの能力」と「次のターンで使える強力な能力」があってどちらを使うか選べるところ。ただし、強力な能力は他のプレイヤーによって打ち消されるかもしれないというリスクがあります。

「今回はどの4人にするか」「カードを出す順番をどうするか」「弱か強のどちらにするか」といった悩ましいポイントが至るところにあって、心理戦要素の強いカードゲームです。

>>宿命の旅団のルール&レビューを見る

⑦ラブレター

ラブレター|ボードゲーム
人数2~4人
時間20分

ラブレターは、お互いの手札1枚を読み合うカードゲームです。

手番でやることは、山札からカードを引いて〈手札〉か〈引いたカード〉のどちらかを出して、カード効果に従うだけ。

ボードゲーム『ラブレター』

カード効果は、相手の手札を見たり、交換したり、脱落させるなど様々。他のプレイヤーを脱落させて自分だけ残るか、ゲーム終了時に一番強いカードを持っていたプレイヤーの勝利となります。

序盤は情報がないので運頼りになりがちですが、中盤になって「誰がどの順番でカードを使ったのか」といった情報が出てくると、読み合いが回りだして、そこから一気に面白くなります。1ゲーム5~10分で終わるので、短時間で深い心理戦に到達できるのがラブレターの魅力です。

>>ラブレターのルール&レビューを見る

⑧XENO(ゼノ)

心理戦ゲーム『XENO(ゼノ)』
人数2~4人
時間3~10分

XENO(ゼノ)は、オリラジのあっちゃんこと中田敦彦氏が2019年に作ったカードゲームで、先ほど紹介した『ラブレター』のリメイク版です。

XENO:ラブレターの心理戦要素はそのままに「より脱落が起こりづらい」ように調整されている

遊んでみた感想としては、ラブレターの心理戦要素はそのままに「より脱落が起こりづらい」ようになっているので、良い調整が施されたラブレターだと思います。カッコいいイラストもかなり好みです!

⑨ワインと毒とゴブレット

おすすめの心理戦ボードゲーム『ワインと毒とゴブレット』
人数2~12人
時間30分

ワインと毒とゴブレットは、貴族の晩餐会でワインを注ぎながら談笑しつつ、その裏で”毒”を盛ってターゲットを暗殺するというボードゲームです。

自分の手番では、ワイン・毒・解毒剤のどれかをグラスに注いだり、グラスの位置を入れ替えたりします。最後にみんなでワインを飲む時に、自分のグラスに毒が残っていれば、その人は毒殺されてしまいます…。

ワインと毒とゴブレットは「ワイングラスにこっそりと毒を盛って、ターゲットを暗殺する」というボードゲーム

プレイ中は「今入れたのは毒なのか?それとも…」「毒入りのワイングラスに変えられたのかな」というような心理戦が楽しめます。

また、最後にグラスの中身を公開する時に、大量の毒が入ったワインや解毒剤ばかりのワインがあったりしてすごく盛り上がります!

⑩タイガー&ドラゴン

タイガー&ドラゴン|ボードゲーム
人数2~5人
時間20分

タイガー&ドラゴンは、他のプレイヤーの手牌を読んで自分の手牌を出し切ることを目指すボードゲーム。

他のプレイヤーが出した牌(攻め牌)に、同じ牌を出すことで受けることができ、受けたプレイヤーは好きな牌を出して攻めることができます。この「攻め」「受け」を繰り返して、先に牌を出し切った人が上がりです。

先に手牌を全て出した人の勝ち|タイガー&ドラゴン

自分が牌を出して、全員がパスしたらさらに自分が攻め続けられるというルールがあるので、他のプレイヤーが何もできずにずっと自分のターンにして勝てた時はめちゃくちゃ気持ちいいです!その状態を作るために、相手が出した牌やその順序から手持ちを予想する「読み」と、後半にどの牌を残しておくのかといった「判断」が肝です。

シンプルな読み合い・心理戦が好きな方におすすめです!

『ウソ』を読み合う心理戦ボードゲーム

『嘘』を読み合う心理戦ボードゲーム

次に、「相手の言葉が本当なのかウソなのか」を読み合う心理戦ボードゲームを紹介します。

⑪スカル

スカル|ボードゲーム
人数3~6人
時間15~30分

スカルは、相手が伏せたカードが「花」か「ドクロ」かを読み合う心理戦ボードゲームです。

各プレイヤーの手札は「花3枚」と「ドクロ1枚」のみ。最初は1枚ずつ選んで伏せていき、2巡目からは「さらにカードを伏せる」か「花のみをめくれると思う枚数を宣言する」こともできます。最も多い枚数を宣言したプレイヤーが場のカードをめくっていきます。

スカル 2023年版|ボードゲーム

めくっている途中でドクロがでたら失敗で、自分のカードをランダムで1枚失います。宣言した数の花をめくれたらチャレンジ成功で、2回成功したプレイヤーの勝利です。

ドクロか花のどちらを置いたのかを当てるだけなのに、ヒリヒリするような読み合いの緊張感、カードをめくる時のドキドキ感が凄いです。特にバラを置いたと見せかけて相手にドクロをめくらせてハメた時は快感です。たった4枚、たった15分で、誰でも楽しめる最高の心理戦ゲームです。

詳しく知りたい方はこちら

⑫ブラフ

ブラフ(Bluff)|心理戦ボードゲーム
人数2~6人
時間30分

ブラフ(Bluff)は、たくさんのダイスを転がしてハッタリで勝負する心理戦ボードゲームです。1993年にドイツ年間ゲーム大賞に輝いた、ブラフゲームの名作です。

各プレイヤーは自分にしか見えないように5つのダイスを振って、全員のダイスの出目の数を予想し宣言します。「3が7個!」「4が7個です」「じゃあ、2が8個で」という感じで、出目 or 個数をつり上げていきます。

ダイスの出目の合計を予想する|ブラフ

前のプレイヤーの宣言が疑わしいと思ったら「ブラフ」を宣言して、全員のダイスをオープンにします。間違っていたプレイヤーはダイスを失い、すべてのダイスを失ったプレイヤーの負けとなります。

このゲームでは「ハッタリ」がとても重要です。例えば、3の出目を全然持っていなくても「3が6個!」と自信たっぷりに言うことで、相手に「自分は3がたくさん出ているぞ」と信じ込ませることができれば自分に有利な展開を作れます。

やることは「ダイスの出目の数を宣言するだけ」とシンプルでありながら、ブラフ要素・確率計算・運が絶妙に絡み合っているので、ボードゲーム初心者からブラフ好き人まで幅広い人に刺さるボードゲームです!

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⑬チャオチャオ

チャオチャオ
人数2~4人
時間30分

チャオチャオは、サイコロを振ってウソの出目を言ってもいい騙し合いのすごろくゲームです。

筒の中でサイコロを振って出目の数だけコマを進めますが、出目は自分しか確認しないので、ウソの数字を言ってもOKです。他のプレイヤーはその数字が嘘だと思ったら「ウソだ!」と宣言することができます。

チャオチャオ|ボードゲーム

ウソを見破ったら、手番プレイヤーのコマを橋の下に落とします。ウソじゃなかったら、「ウソだ!」といったプレイヤーのコマが落とされます。先に自分のコマ3個をゴールさせた人の勝ちです。

プレイ中はサイコロを振って「あー4出たわ、これでゴールするけどいいの?」と周りを煽ったり、「いやいや4出すぎでしょ!」「さすがに怪しいわ」というツッコミが入ったりして、煽り煽られながらワイワイできます。ウソを見破られないようにする演技力や相手の言葉の裏を読む力が重要で、手軽に心理戦を楽しみたい方におすすめのボードゲームです。

詳しく知りたい方はこちら

⑭ごきぶりポーカー

心理戦ボードゲーム『ごきぶりポーカー』
人数2~6人
時間20分

ごきぶりポーカーは、ゴキブリ・クモ・ネズミなどの嫌われ者のカードを押し付けながら、相手の宣言が「嘘」か「本当」かを見抜く心理戦ボードゲームです。

ごきぶりポーカー:相手の宣言を見抜く心理戦ボードゲーム

カードの内容を宣言するけど、ウソでもOK!!

「ウソ」と「真実」が飛び交って、終盤には誰も信じられなくなるほど激しい騙し合いになります。特に、負けに近づくと周りがトドメを刺そうと集中的に狙ってくるので、その立場になるとかなり緊張感のある心理戦を楽しめます!

⑮コヨーテ

おすすめの心理戦ゲーム『コヨーテ』
人数2~10人
時間20分

コヨーテは「みんなが持っている数字の合計値を予想する」というゲームですが、面白いのが「他の人の数字は見えるのに、自分の数字だけ見えない」というところ!

コヨーテの面白いポイントは『自分の数字だけ見えない』ところ

カードをおでこに当てるので、自分の数字が見えない

順番に「前のプレイヤーよりも大きい数字」を宣言していき、前のプレイヤーの数字がカードの合計値を超えたと思ったら「コヨーテ!」と宣言します。間違っていたプレイヤーがライフを1失い、3ライフ失ったら脱落となります。

ゲーム中は、他のプレイヤーの宣言や表情などをよく観察して、自分の見えない数字を推理していきます。一方で、ハッタリをかまして周囲を騙すというのもこのゲームの楽しみ方。このハッタリで場を混乱させて勝利した時の快感は格別です。「簡単・大人数でできる・子供も大人も一緒に楽しめる」ので、どんな場面でも遊べるおすすめの心理戦ボードゲームです。

⑯スパイシー

スパイシー|ボードゲーム
人数2~6人
時間15分

スパイシーは、カードの「種類」と「数字」を宣言しながら裏向きでカードを出していくカードゲームです。

手番がきたら、前のプレイヤーよりも数字が大きくなるように「スパイス」と「数字」を宣言しながら裏向きにカードを置いていきます(嘘でもOK)。トランプのダウトのようですが、宣言が嘘だと思ったら「スパイス」か「数字」のどちらが違うのかを指摘するのが独特なポイント。

スパイスか数字のどちらか違うかを指摘する|スパイシー

相手の嘘を見破ったり、相手を騙すことで得点を獲得していきます。

たとえ嘘がバレていても、2択を当てられなければセーフになるので、嘘をつきやすいのが良いところ。また、半分嘘で半分本当(スパイスが嘘で数字が本当)のことが言えるので、嘘が苦手な人でも遊びやすい万人向けの心理ゲームです!

⑰ファブフィブ

人気カードゲームのおすすめランキング『ファブフィブ』
人数3~10人
時間20分

ファブフィブは、相手を騙したり、嘘を見破ったりする、まさに嘘つきのためのカードゲームです。

手番では「3枚の数字カード」を隣の人に渡す時に、そのカードで作れる「3桁の数字」を宣言します。ただし、宣言された数字はウソか本当か分かりません!

3桁の数字を宣言する|ファブフィブ

ゲーム後に数字をオープンすると「みんな嘘ついてたの!?」「信じてたのに…!!」と盛り上がれます!大人数でさくっと騙し合いが楽しめる人気のブラフゲームです。心理戦好きにおすすめ!

『正体』を読み合う心理戦ボードゲーム

『正体』を読み合う心理戦ボードゲーム

ここからは、役割が与えられるゲームで「相手の正体」を推理する心理戦ゲームを紹介します。

⑱ワンナイト人狼

おすすめの正体隠匿ボードゲーム『ワンナイト人狼』
人数3~7人
時間10分

ワンナイト人狼は、人間サイドと人狼サイドに分かれて「村人の中に紛れ込んだ人狼を見つけ出す」という人狼ゲームがお手軽になったゲームです。ハマっていた当時は、ゲーム会・居酒屋・旅行先などどこででも遊んでいたお気に入りのゲームで、100戦以上は余裕で遊んでいます。

ワンナイト人狼は「村人の中に紛れ込んだ人狼を見つけ出す」という正体隠匿ボードゲーム

人狼役は、自分の役職を偽ったり、相手を騙して間違った方向に誘導したりします。一方で、村人役は、会話の中からウソを見破って人狼を見つけ出さなければなりません。

たった3分という短い時間で「誰が人狼なんだ…!?」というドキドキ感をここまで味わえるゲームは他にありません。特に、人狼役で周りをうまく騙し切った時の気持ちよさといったら!そして、意外な結果になることも多く、終わった後も感想戦で盛り上がります。

>>ワンナイト人狼のルール&レビューを見る

⑲インサイダーゲーム

インサイダーゲーム|ボードゲーム
人数4~8人
時間15分

インサイダーゲームは、お題当てゲームをしながら1人だけ答えを知っていたインサイダーを見つけ出そうという正体隠匿系ゲームです。

出題者とインサイダーだけ答えを確認したらゲームスタート。庶民とインサイダーは「食べ物ですか?」「温かいですか?」などの質問を繰り返して、出題者は「Yes or No」で答えていきます。

インサイダーゲーム

答えが当たったら、1人だけ答えを知っていて質問の流れを誘導していたインサイダー役を見つけ出さなければなりません。庶民は「あの質問、怪しかったよね?」と不自然な誘導がなかったかを話し合い、インサイダー役を当てたら庶民の勝ち、間違っていたらインサイダーの勝ちとなります。

ゲーム前半は「お題当て」、ゲーム後半は「インサイダー捜し」という2部構成になっているので、短い時間で2種類のゲームを遊んだような満足感があるのが良いところ!正体隠匿要素がありますが、ハードな騙し合いや脱落がないので、誰でも遊びやすい万人向けのボードゲームです。

>>インサイダーゲームのルール&レビュー

⑳レジスタンス:アヴァロン

正体を読み合う心理戦ボードゲーム『レジスタンス:アヴァロン』
人数5~10人
時間30分

レジスタンス:アヴァロン「正義チーム」と「邪悪チーム」に分かれて戦う正体隠匿系ボードゲームです。脱落なし・ゲームマスター不要なので、遊びやすい人狼系ゲームとしても人気です。

このゲームでは、アーサー王の家来となったプレイヤーが任務を成功に導くことを目指します。ただし、メンバーの中には、クエストを妨害しようとする「邪悪な存在」が紛れ込んでいるので要注意!

レジスタンスアヴァロンは「正義チームと邪悪チームに分かれて戦う」正体隠匿系ボードゲーム

正義側のプレイヤーは、クエストの達成度・投票・会話などから、誰が邪悪側なのかを推理していきます。一方で、邪悪側は、正義側のフリをして怪しまれないようにプレイします。

このゲームで気に入っているのは『一発逆転できる要素(暗殺者)』があるところ!このおかげで、正体がバレてしまっても最後まで諦めずに楽しめて、ラストのドラマチックな展開で大盛り上がりできます。純粋な正体隠匿ゲームを楽しみたい方におすすめです。

>>レジスタンスアヴァロンのルール&レビュー

㉑ディセプション

正体を読み合う心理戦ボードゲーム『ディセプション』
人数4~12人
時間15~30分

ディセプションは、法医学者のヒントから、捜査官に紛れ込んでいる殺人犯の「殺害手段」と「証拠」を当てるという推理&正体隠匿系ボードゲームです。

法医学者役は無言でマーカーを置いて犯行現場や死因などのヒントを出して、捜査官たちはそのヒントを頼りに「犯行現場が”キッチン”ってことはスポンジじゃない?」「ヒントに”突然の音”もあるから、ネズミの可能性もあるよね」というように話し合って推理していきます。

ディセプション|ボードゲーム

殺害手段と証拠を両方当てるのはめちゃくちゃ難しいですが、「証拠は当てられたんだから、次こそは」とつい意地になって何度もプレイしてしまう中毒性があります!

また、ディセプションでは推理を間違った方向に誘導する犯人役がいますが、犯人を見つけだす必要はないので、「正体隠匿要素」よりも「推理要素」の方が強いです。そのため、人狼みたいな攻撃的な会話にならないので、人狼嫌いの人にもおすすめできる正体隠匿ゲームです!

>>ディセプションのルール&レビューを見る

㉒タイムボム

タイムボム|ボードゲーム
プレイ人数2~8人
プレイ時間30分

タイムボムは、時空警察とボマー団の2つの陣営に分かれて争う正体隠匿系ボードゲームです。

各プレイヤーは配られた5枚カードを秘密裏に確認し、シャッフルしてから手元に裏向きで並べます。
誰がどちらの陣営か分からない中、皆とどの導線(カード)を切るか相談して、裏向きのカード1枚を公開します。「解除」が一定枚数でれば時空警察の勝ちですが、1枚しかない「BOOM」が出てしまったらボマー団の勝ちです。

プレイ中は皆が口々に「こっちは解除カード3枚あるよ」「解除あるけど、爆弾もあるから切らない方がいいかも」と言う中で、誰がどの導線を切るかをしっかり観察して陣営を推理するのが大事です。

シャッフルした裏向きのカードを選ぶという運要素があるので、パーティーゲーム寄りの正体隠匿ゲームです。カードをめくるたびに一喜一憂できるので、みんなでワイワイ盛り上がりたい方におすすめです!

>>タイムボムのルール&レビューはこちら

㉓オブスクリオ

オブスクリオ|ボードゲーム
人数3~8人
時間30分

オブスクリオは、1人のプレイヤーが魔法の書となってヒントを出し、魔法使いチームを魔法図書館から脱出させるというボードゲームです。

魔法の書はカードとマーカーを使ってヒントを出し、魔法使いたちは6つのイラストから正解のイラストを当てなければなりません。

オブスクリオのゲーム画像

ただし、魔法使いの中には裏切り者が1人潜んでいます!裏切り者が不正解へと誘導してくるので、魔法使いたちは誰が裏切り者なのかを見極めるのも重要です。

オブスクリオでは会話の大半が「イラストについての話し合い」になるので、正体隠匿系ゲームの中でも遊びやすいソフトな印象です。『ディクシット』のようなイラストから連想するゲームが好きな方におすすめです。

>>オブスクリオのルール&レビューを見る

『2人』で遊べる心理戦ボードゲーム

2人で遊べる心理戦ボードゲーム

最後に、「2人で遊べる」心理戦ボードゲームを紹介します。

㉔ガイスター

2人用の心理戦ボードゲーム『ガイスター』
人数2人
時間15分

ガイスターは、ボードに配置した”良いオバケ”と”悪いオバケ”を動かして、お互いのオバケを将棋のように取り合うという2人用の心理戦ボードゲームです。

引用:BGG

ガイスターの面白い所は、相手のオバケが”良いオバケ”なのか”悪いオバケなのか分からないこと。ゲーム中は常に「このオバケは良いオバケっぽいけど、本当は悪いオバケかも…」と悩まされるので、相手のコマの動かし方や言動を注意深く観察するのが大事です。一方で、ハッタリや演技で相手に悪いオバケを取らせたときは快感です!

気軽にさくっと遊べるので、夫婦やカップル、子供とも遊びやすい定番の2人用ボードゲームです。僕は一時期妻と夕飯作りや掃除を賭けて勝負していました。笑

㉕レッドアウト

レッドアウト|2人用心理戦ゲーム
人数2人
時間5分

「たった5枚の心理戦」―それがRED OUT。漫画の「カイジ」のようなヒリヒリとした熾烈な読み合いができる2人用の心理戦カードゲームです。

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ゲームのルールは簡単で、「お互いにカードを1枚出して勝負」を繰り返すだけです。カードにはそれぞれ相性があって、勝てる組み合わせが決まっています。ただ、「強力なカード」が「最弱のカード」に勝てないようになっているので、「いつ強力なカードで勝負するか」「弱いカードをいつ使うか」という熱い読み合いを楽しめます。

また、カードが分厚く高級感があるので、1枚のカードを出す度にゲームの重みが感じられるようになっているところもニクイ演出です!ふたりでドキドキハラハラの心理戦を楽しみたいという方におすすめです!

㉖ごきぶりデュエル

2人で心理戦が楽しめるゲーム『ごきぶりデュエル』
人数2人
時間10分

ごきぶりデュエルは、お互いの心理を読み合う2人専用ボードゲームです。

プレイヤーは、「予想屋」と「騙し屋」を交互にプレイします。騙し屋は緑の丸タイル(3個)と×タイル(1個)を好きな列に並べます。予想屋は、4つのタイルのうちどれが緑の丸かを予想してタイルをめくっていきます。

引用:http://www.mobius-games.co.jp/DreiMagier/Kakerlaken_Duell.html

予想屋が緑の丸を当てたら、ごきぶりコマを予想屋の方に1マス進めます。一方で、×タイルをめくってしまったら、まだめくっていないタイルがある列のごきぶりコマを騙し屋の方向に1マス進めて、ラウンド終了(役割交代)となります。先に、ごきぶりコマを自分の手元に引き寄せた方の勝ちです。

とてもシンプルなゲームですが、単純だからこそ純度の高い心理戦を楽しめます!ただ、なぜゴキブリを相手に押し付けるではなく、自分の方に引き寄せるなのかは永遠の謎です…笑

【最後に】心理ゲームで濃厚な読み合いを楽しもう!

以上が、心理戦ゲームのおすすめ徹底紹介でした。

どのゲームも、心の読み合いや推理要素があって、熱い心理戦を楽しめます!

選べないという人は、まずは「相手の行動を読む」「ウソをついて騙す」「正体を隠す」「2人で遊べる」のどの要素が好みかで決めるのが良いと思います。

また、このほかにも面白いボードゲームはたくさんあります。僕のおすすめのボードゲームについては『ボードゲームのおすすめランキング』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。

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