『テストプレイなんてしてないよ』バカらしくて理不尽な最高のクソゲー
いきなりですが、このカードゲーム…
クソゲー中のクソゲーなんです!!
いや、これは褒め言葉です。ここまで振りきれるのは逆にすごい!笑
「テストプレイなんてしてないよ」というタイトルの通り、適当に作ったような理不尽なカードばかり入っています。そのため「ガチな戦略ゲームをやりたい」という人は絶対に手を出してはいけません!
逆に、大勢でワイワイ遊びたいという時にはうってつけで、この滅茶苦茶なバカらしさや意外性で盛り上がれます!
ということで、今回は『テストプレイなんてしてないよのルール・遊び方』を詳しく紹介してきます。
▼テストプレイなんてしてないよ
▼カードサイズに合うスリーブ
ジャンル | パーティー系 |
プレイ時間 | 1~5分 |
プレイ人数 | 2~10人 |
定価・値段 | 1500円 |
▽パーティーゲームのおすすめはこちら
テストプレイなんてしてないよはどんなゲーム?
『テストプレイなんてしてないよ』はどんなカードゲームなのか…それは言葉で説明するよりもカードの効果を見るとすぐに理解してもらえると思います。
えっ?と目を疑った方。
もう一度、カードの説明文を読んでみましょう。
はい、クソゲーです。
このカードを自分の前に置かれた人は自分の手番終了時にブラックホールに吸い込まれて敗北する…なんという理不尽。
他にも、「2択問題で一方を選んだ人は敗北」「〇〇と口にした人は敗北」など、即死効果のオンパレードです!自分の手番が回ってくる前に気づいたら敗北していた…なんてことも珍しくありません。笑
そう、これはバカらしさに極限まで振り切ったゲームなんです!!(褒め言葉)
この理不尽さを笑って楽しめる心の広い人が集まるとすごく盛り上がります!
テストプレイなんてしてないよの『内容物』
『テストプレイなんてしてないよ』の内容物は下の写真で全部です。
箱の中には「カード90枚」と「説明書」が入っています。
テストプレイなんてしてないよの『ルール・遊び方』
『テストプレイなんてしてないよ』のルール・遊び方はとても簡単です。ルール説明せずにいきなり始めてもいいくらいです。
ゲームの流れは以下の通り。
①最初の手札は2枚
ゲームを始める前に、手札を2枚受け取ります。
②山札から1枚引く
手番の初めに山札からカードを1枚引きます。
③手札を使う
手札の中から1枚を選んで、そのカードを自分の手元に表向きで出します。
そして、カードに書かれている指示に従います。
ゲームのルールはこれだけです!
④勝敗は…
ゲームに勝つための条件は、「その他のプレイヤーが敗北する」か「カードに書かれている勝利条件を満たす」かです。
理不尽なカードで、最初の人の手番でいきなりゲーム終了、ということもありえます…恐ろしいゲームです…。
テストプレイなんてしてないよの『カード一覧』
ではここから『テストプレイなんてしてないよ』を象徴する理不尽なカードの数々を紹介していきます!
『通常カード』
まずは、テストプレイなんてしてないよの「通常カード」を3つ紹介します。
通常カード①:創英角POP体
カードを出す前に「創英角POP体最高」と言わなければならないというカオスなカード…。
言い忘れただけで、即敗北となります…。
通常カード②:わたし
「わたしを意味する言葉」を発してしまうと敗北する、というカード。
「次、俺の番?」と聞いたりすると、即アウトですね。
このカードの効果を利用して、分かっているのに「次、誰の番だっけ?」などと聞いて誘導すると、誰かが自滅してくれるかもしれません。
通常カード③:いじわる
他のプレイヤーが勝利した時に使って、その人と自分が敗北する、というカード。
自分が敗北してでも勝たせたくない相手がいる時に道連れにできます。ただし、その後ギスギスしないように気を付けましょう。
より強力な『スターカード』
また、テストプレイなんてしてないよには通常カードよりも強力な「スターカード」があります。
「スターカード」には、カードの表裏にうっすらと星マークがついています。
より強力なスターカードがどんなものかということで、2枚のスターカードを紹介します。引けた人はラッキーです!
スターカード①:ゾンビ!
手番前に「ああ、ゾンビだ!」と言わなかったプレイヤーは、ゾンビに脳を食われて敗北します。
創英角POP体と似た効果ですが、創英角POP体は「カードを出す前」で、ゾンビ!は「手番前」です。両方のカードが場に出ている時はとても忙しくなります…。
スターカード②:指さし
指さしした人は敗北する、というカード。
おもむろに「駅ってどっちの方向だっけ?」「トイレってどこ?」と聞くと、何人か脱落してくれるかもしれません。
場を支配する『混沌パック』
さらに、テストプレイなんてしてないよには、拡張要素として『混沌パック』があります。この混沌パックは、ゲームに慣れた人が使う追加ルールのようなものです。
混沌パックを使用する場合は、ゲーム開始時に1枚引き、以降はそこに書かれているルールに従わなければなりません。
”混沌”という名前の通り、これを加えるとゲームがむちゃくちゃになる恐れがあるので、入れる時は覚悟を決めましょう。
混沌パック①:美味い!
手番の前に、食べ物の名前を言って「これはうまい!」と言わなければなりません。他のプレイヤーは即座に「おいしそう」または「ハングリー」と言わなければ敗北となります。
何このルール…もう嫌だ…
とにかく場が騒がしくなります。
混沌パック②:突然死
突然死は「いずれかのプレイヤーが敗北したらその左隣のプレイヤーも敗北する」という追加ルール。
自分は何もしてないのに急に敗北してしまいます…まさに突然死!
以上が、『テストプレイなんてしてないよ』のカード紹介でした。これはほんの一部で、まだまだ面白いカードがたくさんあるので期待してください!笑
テストプレイなんてしてないよシリーズの『種類』
『テストプレイなんてしてないよ』はその人気からシリーズ化していて、現在7種類もあります。
テストプレイなんてしてないよシリーズ
画像 | シリーズ名 |
テストプレイなんてしてないよ ・通常版 | |
テストプレイなんてしてないよ黒 ・ダイスカードやブルーカードが追加。 | |
テストプレイなんてしてないよ レガシー ・カードに書き込む要素あり。 ・プレイ回数を重ねるほど、内容が書き足されてカードが進化していく。 | |
テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ ・本作の目玉は「テーマ」。 ・すべてのカードが海賊や宇宙船といったカテゴリーに属し、ゲームごとに「テーマ・エンドカード」を1枚使用。 | |
テストプレイなんてしてないよ アニマルズ ・本作の目玉はアニマルカード。 ・各プレイヤーに超強力な動物の能力が追加され、新たな戦術(?)が楽しめる。 | |
テストプレイなんてしてないよ ゴールド ・4.5周年の特別版。 ・白と黒のノーマルカード&スターカード入り。 ・フレーバーテキスト&イラストを一新した豪華版 | |
テストプレイなんてしてないよ フェアリー ・協力要素あり ・「全員、敗北せずに○ラウンド生き残れ!」など49種類もあるミッションを協力してクリアを目指す。 |
第4弾のゾンビとバナナについては『テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナを徹底紹介』の記事で詳しく紹介しているので、興味がある方はチェックしてみてください。
テストプレイなんてしてないよの『レビュー』
ここまで紹介した通り、テストプレイなんてしてないよは「バカらしさ」「理不尽」「意外性」に振り切ったパーティーゲームです。そのため、好き嫌いがハッキリ分かれますし、初対面同士だとこのノリはちょっとキツイかもしれません…。
ただ、心置きなく笑い合える友達が集まると本当に盛り上がります!
プレイ人数については、少人数の時と10人前後で遊んだ時では盛り上がり方が全然違いました。3~4人で遊んでもあまり盛り上がらなかったので、人数が多い(7~10人)時に遊ぶのがおすすめです。
遊ぶシーンとしては、ルールが簡単&数分で終わるので、ボードゲームとボードゲームの合間の息抜きや、お酒が入っている時に向いています。バカバカしいゲームで笑いたい方におすすめのパーティーゲームです。
▼テストプレイなんてしてないよ
▼テストプレイなんてしてないよ黒
また、テストプレイなんてしてないよのほかにも面白いパーティーゲームはたくさんあります。僕のおすすめのパーティーゲームについては『みんなでできるパーティーゲームのおすすめ』の記事で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
テストプレイなんてしてないよに合う『スリーブ』
『テストプレイなんてしてないよ』はカードメインのゲームなので、早めに「スリーブ」を装着して保護することをおすすめします。
テストプレイなんてしてないよのカードサイズは63×89mmです。
このカードサイズなら『ホビーベース TCGサイズスリーブ ハードタイプ(91.5×66㎜)』がちょうどいい大きさです。
カード枚数は90枚(白紙カード含む)なので、この50枚入りスリーブが2セットあれば足ります。
【ハードタイプ】
66×91.5㎜ / 50枚入り
その他のスリーブはこちら
【ハードタイプ】
66×92㎜ / 80枚入り
【ソフトタイプ】
66×90㎜ / 100枚入り
【ソフトタイプ】
65×90㎜ / 100枚入り