どうぶつしょうぎを徹底紹介!4歳から遊べる動物将棋ゲーム
『どうぶつしょうぎ』というゲームを知ってますか?
小さな子供でも「将棋」を遊べるように考えられた、とてもシンプルなゲームです。普通の将棋では初めに自分が使える駒は20個ですが、〈どうぶつしょうぎ〉ではなんと4個です!そして、盤面も3×4マスと、通常の将棋と比べるととても小さくなっています。すごく簡単なルールなので、将棋を知らない親子でもすぐに一緒に遊べます!
この〈どうぶつしょうぎ〉を考案したのは女流棋士の方で、自分の将棋教室に4歳くらいの子供が来た時に「小さな子供でもなんとか将棋ができないものか…」と悩んで考えついたのだそうです。
ルールを極力シンプルにする以外にも、子供の関心を惹くように絵柄をかわいらしくしたり、駒が進める方向を分かりやすくするなど、子供でもすぐに遊べる親切設計になっています!また、はじめに「お願いします」、終わったら「ありがとうございました」としっかり挨拶して、礼儀を学べるところもいいですよね!
僕も将棋はまったく分かりませんが、ゆくゆく大きくなった娘と遊ぶために購入しました!「ちょっと気が早いんじゃない!?」と思われるかもしれませんが、この〈どうぶつしょうぎ〉は大人同士で遊んでもとても奥が深いので、うちでは相方とちょくちょく遊んで盛り上がっています!
この記事では、『どうぶつしょうぎ』のルールをご紹介します!
商品名 | どうぶつしょうぎ |
---|---|
プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 4歳~ |
ジャンル | 将棋 |
発売時期 | 2016年 |
ゲームデザイン | 北尾 まどか |
販売元 | 幻冬舎エデュケーション |
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どうぶつしょうぎの内容物
どうぶつしょうぎには、8個の駒と盤が入っています。
かわいい動物の駒
駒は「ひよこ」「きりん」「ぞう」「ライオン」の4種類あります。動き方を覚えていなくてもいいように、駒には動かせる方向に「赤い丸印」がついています。
3×4マスの将棋盤
3×4マスのミニ将棋盤です。
どうぶつしょうぎのルール
①まずは挨拶から
はじめに「お願いします」と挨拶します。
②駒を並べる
画像のように、将棋盤に駒を並べます。
③動物駒を動かす
じゃんけんで順番を決めて、ひとりずつ駒を動かしていきます。
駒の動かし方は、動物の種類によって違います。
「ひよこ」の動き方
ひよこは「前」にだけ動けます。
また、「ひよこ」は一番奥の列(相手の一段目)までいくと「にわとり」に進化します!
ひよこの裏面が「にわとり」になっています。
ちなみに、進化する動物は、ひよこだけです。
「にわとり」の動き方
「にわとり」は、ななめ後ろ以外に動けます。
「ぞう」の動き方
「ぞう」は、ななめに動くことができます。
「キリン」の動き方
「キリン」は、縦横に動けます。
「ライオン」の動き方
「ライオン」は全方向に動くことができます。
動物の王様であるライオンは、将棋でいうところの王将に当たります。
④相手の動物をつかまえる
進むマスに相手の動物がいたら、その動物を捕まえます。
捕まえたら、その駒を自分の手元におきます。
⑤捕まえた動物を盤にもどす
次の番になったら、自分の駒を動かす代わりに、捕まえた相手の空いてるマスに置くことができます。
もちろん、その駒は「自分の仲間」として次から動かすことができます。
どうぶつしょうぎの勝ち方
どうぶつしょうぎの勝ち方は2通りあります。
- ①相手のライオンをつかまえる(キャッチ)
- ②自分のライオンを一番奥の列に進める(トライ)
①相手のライオンを捕まえる
動物の王様である「ライオン」を捕まえたら勝ちです。
②自分のライオンを一番奥の列に進める
自分のライオンを一番奥の列(相手側の一列目)に移動させて、次の相手の番に自分のライオンがキャッチされなければ勝ちです。
最後も挨拶で
終わったら、勝っても負けても「ありがとうございました!」と元気よく挨拶します。
「大きな森のどうぶつしょうぎ」と迷ったら…
どうぶつしょうぎのパワーアップ版に『大きな森のどうぶつしょうぎ』があります。
盤面が9×9マスと大きくなって、本将棋が遊べるようになりました。
動物コマは新たにいぬ(金)・ねこ(銀)・うさぎ(桂馬)・いのしし(香車)の4匹が加わっています。
また、より簡単な「あおぞらしょうぎ」「ライオンおにごっこ」「まわりしょうぎ」「つなひきしょうぎ」といった遊び方もできます。
色々な遊び方ができる一方で、盤面が大きい分プレイ時間が長くなります。
そのため、まずはどうぶつ将棋から入って、子供がハマれば大きな森のどうぶつしょうぎにレベルアップしていけばいいと思います。将棋を知らない子なら、最初は『どうぶつしょうぎ』がおすすめです。
以上が『どうぶつしょうぎ』の遊び方紹介でした。
とてもシンプルなルールなので、小さな子供も将棋のルールを知らない親もすぐに遊べます。親子のコミュニケーションの道具としても大活躍間違いなしです!
▼どうぶつしょうぎ
▼おおきな森のどうぶつしょうぎ
どうぶつしょうぎのQ&A
- パスはできるの?
-
できません。
自分の番では「駒を動かす」か「手元にある捕まえた駒を置く」のどちらかを必ず行います。 - お互い同じ動きを繰り返してゲームが膠着したら…
-
お互い同じ動きを3回繰り返したら、引き分けとなります。
- 手元のひよこを一番奥の列に打つとどうなる?
-
手元のひよこを一番奥の列に打つことはできますが、にわとりにはなれません。また、ひよこの動き方は前だけなので、それ以上移動することができません。
- 親が将棋のルールを知らなくても大丈夫?
-
とても簡単なルールなので、親も子も将棋を知らなくてもすぐに遊べます。
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