ねことねずみの大レースを徹底紹介!チーズを集めるすごろくゲーム
子供たちが4歳になってからよく遊んでいるのが『ねことねずみの大レース』。猫に追いつかれる前にネズミを前進させてチーズを集めるというすごろく系ボードゲームで、2003年にドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞した人気作でもあります。
後ろから猫が追いかけてくるドキドキ感に、子供たちは「食べられちゃう」「家に逃げろ~」と大盛り上がりです!
今回は、ねことねずみの大レースのルール&レビューを紹介します。
商品名 | ねことねずみの大レース |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 20~30分 |
対象年齢 | 4歳~ |
ジャンル | すごろく系 |
発売時期 | 2002年 |
デザイナー | Manfred Ludwig |
▽子供におすすめのボードゲームはこちら
ねことねずみの大レースはどんなゲーム?
ねことねずみの大レースは、「追いかけてくるネコ」から「自分のネズミ」を逃がしながらゴールを目指し、集めたチーズの数を競うすごろく系ボードゲームです。
サイコロを振って自分のネズミを前進させますが、「ネコの出目」がでたら、後ろからネコがどんどん近づいてきます。
猫に追いつかれたネズミは食べられてしまうので、その前に家に逃げ込んでチーズのかけらを手にいれます。進めば進むほどたくさんのチーズが手に入りますが、猫もどんどん迫ってくるので「前進するか・家に逃げ込むか」が考えどころ。
ネズミコマの可愛さ、ネコが追いかけてくるドキドキ感、分かりやすいすごろく形式で、我が家の子供たちが大好きなゲームのひとつです!
ねことねずみの大レースの内容物
ねことねずみの大レースの内容物がこちら。
《内容物》
ゲーム盤 / ネズミ駒(赤・青)各5匹 / ネズミ駒(黄・緑)各4匹 / チーズ20個 / サイコロ1個
このゲームではネズミがチーズを集めますが、チーズの大きさは全部で5種類あります。
チーズのかけらが1個・2個・3個・4個・6個までくっ付いたものがあって、この数がそのまま点数になります。
ねことねずみの大レースの準備
まずは、ゲーム盤の中央のスタート部屋に、自分の色のネズミたちを配置します。(2人プレイなら5匹、3~4人プレイなら4匹)
ネコもスタート地点のマスに配置します。
ゲーム盤の四隅はネズミの家になっていて、スタートに近い家から順に「1個・2個・3個・4個」のチーズのかけらを配置し、ゴールの部屋にはホールチーズ(6個)を置きます。
手前の家には小さなチーズ、遠くの家には大きなチーズがあるので、進めば進むほどたくさんのチーズが手に入ります。
ねことねずみの大レースのルール
ここからはねことねずみの大レースのルールを紹介します。
ダイスを振ってネズミを動かす
手番でやることは、ダイスを振ってネズミを移動させるだけです。
数字が出たら、自分のネズミ1匹をその数だけ前進させます。例えば、「3」がでたら、3マス分進みます。
2回目の手番からは、スタート部屋のネズミでも部屋から出たネズミでもどちらを動かしてもOKです。ただ、玄関までネコがやってくるとスタート部屋に残っているネズミは全て食べられてしまうので、まずは全てのネズミを部屋から出すようにしましょう。
ネコの出目が出たら、ネコが追いかけてくる!
ダイスには「ネコ」の出目があります。6面中2面はネコです。
ネコの出目がでたら、自分のネズミを1マス進めて、さらにネコも1マス進めます。
1マスずつなら大したことないと思いますが、6面中2面がネコで、誰のターンでも移動する可能性があるので、想像しているよりもどんどん近づいてきます。さらには、ネコは途中から1マスずつではなく、2マスずつ移動するようになるので、後半から一気にスピードアップします!
ネコに追いつかれたら食べられる!
ネコに追いつかれたネズミは食べられてしまい、ゲーム盤から取り除かれます。
上のようにネコと同じマスに入ったネズミも食べられます。食べられたネズミはゲーム盤に戻ってくることはありません…。
もしネコに追いつかれそうになったら、四隅の家に逃げ込めます。部屋には、矢印が描かれたマスから入ることができます。
ネコは家に入ることができないので、ここに入ってしまえば食べられることはありません。
家に入ったネズミは道に戻ることはできませんが、その家にあるチーズのかけらを1つもらえます。
ゴールに近づくほどチーズのかけらは大きくなり、ゴールにたどり着いたら、ホールチーズケーキ(6点)が手に入ります。
ゲームの終了
ゲーム盤のマスからネズミがいなくなったら、ゲーム終了です。
チーズのかけらの数が最も多い人の勝ちです。
ねことねずみの大レースのレビュー
最後は、ねことねずみの大レースのレビューです。
迫りくるネコに大盛り上がり!
最近の我が家の双子の子供たち(4歳)は先日レビューした『ドラゴミノ』をよく遊んでいますが、『ねことねずみの大レース』もお気に入り度TOP3に入るくらいのゲームです。
ネズミコマの可愛さ、ネコが追いかけてくるドキドキ感、分かりやすいすごろく形式で、子供たちがハマるポイントがしっかり押さえられた作品です。
特に、ネコが後ろから追いかけてくるという設定が、子供たちはすごくドキドキするようで、ネコが近づいてくるたびに「ネコがきた!」「わーはやく逃げよう」「いそげ~」と、近所迷惑を心配するくらいめちゃくちゃ盛り上がります。盛り上がり度だけ言うと、4歳で遊んだボードゲームの中ではダントツです!
協力ゲームのように平和に終われる
遊んでみて意外だったのは、協力ゲームじゃないけど子供たちが協力しているような感じになること。
子供たちはネコという共通の敵から一緒に逃げている感じになるので「まずは家から全部出そう」「はやくこっちのネズミ動かしたほうがいいよ」とアドバイスし合ったりして、半分協力ゲームかのように遊びます。点数を競う相手というよりも一緒に逃げている戦友のような感じでしょうか。そのせいか、他のゲームで負けると大泣きするのに、ねことねずみの大レースでは負けて泣くということがほぼありません。親視点でも、とても平和に終われるので助かっています。笑
最後に:運ゲーからのステップアップにぴったり
以上が、ねことねずみの大レースのルール&レビューでした。
3歳の時は『雲の上のユニコーン』や『果樹園ゲーム』などダイス運のみのゲームで遊んでいましたが、ねことねずみの大レースは「どのネズミを動かすか」「進むか・家に逃げ込むか」といった考えどころもあるので、運ゲーからのステップアップにちょうどいいゲームです!
4~5歳の子供と一緒に遊べるボードゲームを探している方はぜひ遊んでみてください!
また、ねことねずみの大レースの他にも子供が楽しめるボードゲームはたくさんあります。詳しくは『子供におすすめのボードゲームを徹底紹介』の記事にまとめているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
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