
キャプテン・リノのルール&レビュー|壁と屋根を積み上げるバランスゲーム

子供向けボードゲームとしてよく名前が挙がるのが『キャプテン・リノ』です。
以前、我が家に友達の子供(5歳)が来た時に『キャプテン・リノ』を出したら、子供も大人も一緒になって大盛り上がりしました!
ルールがとても簡単で、子供でも普通に大人に勝てるので、子供と遊ぶにはうってつけのボードゲームです!今回はそんなファミリーにおすすめのボードゲーム『キャプテン・リノ』のルール・遊び方を紹介します。
▼キャプテン・リノ
商品名 | キャプテンリノ |
---|---|
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 10~15分 |
対象年齢 | 5歳~ |
ジャンル | バランス系 |
発売時期 | 2010年 |
ゲームデザイン | Scott Frisco・Steven Strumpf |
販売元 | HABA |
▼子供向けのおすすめボードゲーム
目次
キャプテン・リノはどんなゲーム?
キャプテン・リノは、タワーを倒さないように、壁と屋根を積み上げていくバランスゲームです。
折り曲げた壁カードを立て、その上に手札の屋根カードを置いていき、先に手札をなくした人の勝ちです。ゲームが進むにつれ、どんどん高くなり、時には1メートルを超えることも!

屋根カードには「1回休み」や「逆回り」など、ゲームを盛り上げる様々な効果があります。特に番狂わせを起こしやすいのが「リノカード」で、このカードが出されたら次の人はキャプテン・リノのコマをタワーの上に置かなければなりません。コマの重みでタワーが崩れることもあるので、ハラハラドキドキすること間違いなしです。
タワーがぐらつく度に「もう回ってこないで!」と叫びたくなるほど、スリル満点のゲームです。
このくらい高くなります!

キャプテン・リノの内容物
キャプテンリノに入っているものがこちら↓

「土台カード」「屋根カード」「壁カード」「キャプテンリノのコマ」の4種類が入っています。
キャプテン・リノのゲーム準備
机の真ん中に、建物の一番下となる「土台カード」を置き、その横に皆で共有して使う「壁カード」を置きます。

手札となる屋根カードを「5枚」ずつ配ったら準備完了です。(2人プレイ時は7枚)

カードは自分だけ表面が見えるように持ちます。
キャプテン・リノのルール
ここからはキャプテンリノのルール・遊び方を詳しく紹介します。
やることは2つだけ
自分の手番でやることは「①壁を立てる」⇒「②屋根カードを重ねる」という2つだけです。

実際のプレイはとてもシンプルなので、子供でもすぐに遊べます!
①「壁カード」を立てる
まずは、壁カードを立てます。
場の一番上にあるカード(最初は土台カード)の線に沿って「壁カード」を立てます。

上のカードでは線が2本あるので、2枚の壁カードを折り曲げて立てます。
線に沿って置きました↓

②「屋根カード」を置く
次は「屋根カード」を置きます。
手札からカードを1枚選んで、壁カードの上に重ねましょう。

これで、手番終了です。
やることはたったこれだけなので、とてもシンプルです!
③どんどん建物が高くなっていく!!
次の人も同じように、直前の人が出した屋根カードの線に沿って壁カードを置きます。

壁カードを置いたら、同様に手札から好きな屋根カード1枚を上から置きます。
このように「壁を立てる⇒屋根を置く」を繰り返して、建物がどんどんと高くなっていきます!

60cmくらいの高さになると、カードを置くだけでゆらゆらするので、高くなればなるほどハラハラ感が増していきます!!
④『特殊カード』を使おう!!
次に、このゲームの醍醐味でもある「特殊効果カード」を紹介します。
屋根カードの中には、角にマークの付いた「特殊効果カード」があります。

上のように、「方向転換」「1回休み」「追加のカード」「2枚重ね」といった効果があります。
この効果、ほぼ「UNO」ですね。笑
僕がゲームを説明する時にはよく「UNOとバランスゲームが合体したものだよ」と言っています。
⑤バランスを狂わせる!!『リノカード』
そして、もうひとつ、ゲームを面白くする特殊カードがあります。
それが、この「キャプテン・リノ」のイラストが描かれているカードです!

このカードが出たら、次の人はそのイラストの上に「キャプテンリノのコマ」を置かなければなりません。
こんな感じで、イラストの上にコマをのせます↓

コマを置くことで建物のバランスが変わるので、次の人が建物を壊すきっかけを作れる、かなり攻撃的なカードです!
ちなみに、既に建物にキャプテンリノが置かれている場合は、キャプテンリノを移動させなければなりません。

建物が高くなっている時は、コマを取ったときの小さな衝撃で崩れてしまうこともあるのでドキドキです!!
⑥ゲームの終了
ゲームの終了条件は2つあります。
A. 手札を全て出しきった時
誰かが手札を全て出しきったら、そのプレイヤーの勝利となります。
B. 建物が壊れた時

誰かが建物を壊してしまったら、そのプレイヤーの負けです。
その他の人で、手札のカードが一番少ない人の勝利となります。もし、枚数が同じだったら、手札に特殊カードが多く残っている人の勝ちとなります。
キャプテン・リノを遊んだ感想

キャプテン・リノは、単純になりがちなバランスゲームに、「特殊効果」や「キャプテンリノの駒」が良いアクセントになっている良ゲームです。特に、キャプテンリノのカードが出たら、リノを移動する時のハラハラ感でかなり盛り上がります。
建物が高くなってギリギリのバランスで立っているときには「もう回ってこないで!」とドキドキしっぱなしです。なんとか自分の手番が終わってホッていたところに、次の人が「逆回り」に変えて、またすぐ自分の番になって絶望…なんてこともよくあります…笑
また、キャプテン・リノは紙製のカードでできているので、倒れても安心です。大きな音もなければ、ケガをする心配もありません。老若男女問わず、みんなで楽しめます。
我が家の娘たちは5歳くらいからキャプテンリノで遊び始めて、8歳(小学2年生)になった今でも遊んでいます。
子供たちとキャプテンリノを遊ぶ様子

崩れても大きな音がならないので、就寝前に家族で遊ぶ定番ゲームになっています!
以上が、キャプテン・リノのルール&レビューでした。
▼キャプテン・リノ
▼キャプテン・リノ 巨大版
こちらのボードゲームもおすすめ!
-
子供におすすめの人気ボードゲーム45選(未就学児~小学生まで)
-
我が家の3歳児が特に気に入っているボードゲーム10選
-
我が家の4歳児が選ぶ!ボードゲームランキング10選
-
我が家の5歳児が選ぶ!ボードゲームランキング15選
-
我が家の6歳児が選ぶ!ボードゲームランキング15選
-
親子で楽しめる!家族で遊べるゲーム40選を徹底紹介
-
スティッキーのルール&レビューを徹底紹介
-
ねことねずみの大レースを徹底紹介!チーズを集めるすごろくゲーム
-
すすめコブタくん(こぶたのおんぶレース)を徹底紹介
-
ドブルを徹底紹介!同じ絵を素早く見つけるカードゲーム
-
ナインタイルを徹底紹介!タイル9枚の早解きパズルゲーム
-
ウボンゴのルール&レビュー|枠にぴったり合わせるパズルゲーム