ナインタイルを徹底紹介!タイル9枚の早解きパズルゲーム
ナインタイルは「9枚のタイルを動かして、一番早くお題通りに並べるだけ」というボードゲームです。一時期テレビ番組「今夜はナゾトレ」で紹介されて、売り切れ状態になり価格が高騰してなかなか手に入らなくなったほどの人気ゲームです!いまでは普通に買えます。
ナインタイルの良いところは「子供も大人もみんなが本気モードで一緒に遊べる」ことです!3歳でもルールが理解できて、5歳くらいになると普通に大人とスピード勝負できます。
今回はボードゲーム『ナインタイル』のルール&レビューを紹介します。
※ナインタイルは「旧版」が高い値段で販売されていることがあるので注意してください。
▼ナインタイル(新装版)
商品名 | ナインタイル |
---|---|
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ジャンル | スピード系 |
発売時期 | 2015年 |
ゲームデザイン | Jean-Claude Pellin |
販売元 | オインクゲームズ |
▽子供向けのおすすめボードゲームはこちら
ナインタイルはどんなボードゲーム?
9枚のカードをお題通りに並べるゲーム
ナインタイルは、「9枚のカードをお題通りに素早く並べ変える」という早解きボードゲームです。
お題カードを公開したら、全員一斉にゲームスタート!表・裏で絵柄の違うカード9枚を動かしたり、ひっくり返したりしながら、お題カードと同じ配置を目指します。
最初に完成した人がすぐにそのお題カードを獲得し、全部で4枚集めた人の勝ちとなります。
ナインタイルの歴史
ナインタイルは、2015年に開催された「ゲームマーケット2015秋」で発売されました。
その後、2017年にテレビ番組「今夜はナゾトレ」で東大生が遊んでいるところが紹介されて脳トレゲームとしての認知度が高まり、一時的にナインタイルが手に入らない品切れ状態となりました。さらに、2018年には、遊びのスペシャリストが選ぶ賞「グッドトイ賞2018」を受賞しています。
さらに、2020年には発行部数が国内10万部を突破しました。コロナ禍により、家で過ごす時間が増えたことで、2020年の5月までの売上は昨年比182%となったそうです。
ナインタイルの『内容物』
ナインタイルの内容物がこちら。
【内容物】
お題カード30枚 / プレイヤータイル4セット9枚 / 説明書
①プレイヤータイル
プレイヤー1人ずつに「9枚のタイル」があります。このタイルはみんな同じ内容です。
このタイルの特徴は「表と裏で絵柄が違う」こと。
上のように、表が「ピンクの記号」なら、裏が「緑の記号」になっていて、表と裏で違う絵柄になっています。
②お題カード
もうひとつ入っているのが「お題カード」。
お題カードには「9つの絵柄」が描かれています。
ナインタイルの『ルール・遊び方』
ナインタイルのルールはとても簡単です。
実際に遊ぶ前のルール説明は10秒くらいでできてしまいます!
①ゲームの準備
自分の手元に9枚のタイルを適当に並べます。
「お題カード」は裏向きの山札にして、全員の中央に置いておきます。
②お題カードを1枚めくる
お題カードを1枚めくったら、ゲームスタートです。
③お題カードと同じ配置を目指す
手元の9枚のタイルを並べ替えて「お題カードと同じ配置」を目指します。
タイルを動かしてみたり、
タイルをひっくり返したりします。
一見簡単なようですが、タイルの表と裏の組み合わせをよく考えないとうまく揃いません!
お題カードと同じ配置にできたら、完成です!
④最初に完成した人がお題カードを獲得!
完成したら、すぐにお題カードの上に手をのせます。
最初に手をのせたプレイヤーが、得点として今回のお題カードを獲得します。
⑤お題カードを4枚獲得した人の勝ち
②~④を繰り返して、お題カードを4枚ゲットした人の勝利です。
ナインタイルで『8人で遊ぶ方法』
ナインタイルで唯一残念に思うことは、4人までしか遊べないことです…。小さい子供からおじいちゃん・おばあちゃんまで一緒に遊べるゲームなので、5人以上で遊びたいという機会もあると思います。
そんな時は、2箱使えば最大8人まで遊べるようになります。お正月やクリスマス会などで大人数で遊びたい時は2箱用意すればOKです。
ちなみに、5人以上で遊ぶときは、最初にお題カードを2枚同時にめくります。こんな感じです↓
プレイヤーはどちらのお題を目指してもOKです。誰かがお題を完成させてしまったら、もう一方のお題に狙いを変えましょう!
ナインタイルの『レビュー』
最後は、ナインタイルのボードゲームレビューです。
誰でも遊びやすい万能系ボードゲーム
9枚のタイルを並べ替えるだけなので、インスト不要で誰でもすぐに遊べるのが良いところ。子供の友達が家に来た時でも親が説明せずに遊べますし、実家に帰省した時はおじいちゃん・おばあちゃんもすぐにプレイできます。
実際に何度も遊んでいると、まずはお題通りにざっくり並べてから、置けないタイルを1枚ずつ入れ替えていくというプレイになります。これを繰り返せば確実に正解にたどり着けるのですが…ただ、これはスピード勝負です!
ゆっくり確実にタイルを入れ替えているとすぐに他のプレイヤーが完成してしまうので、スピーディーに入れ替えなければなりません。「早く完成させないと…」という焦りの中で直感や記憶を頼りにパズルを完成させるのがナインタイルの面白いところです!
我が家の幼児(3歳)でも遊べる!
最近では、我が家の双子(3歳)が「おはなのゲームやろ~」と言ってよく遊んでいます。子供たちは、それぞれの絵柄の形のことを「お花・花火・クッキー・チョコレート」などと呼んでいます。
我が家でお花のゲームと呼ばれている『ナインタイル』。
9枚のカードをお題カードと同じ配置に並べるだけなので、3歳でも普通に遊べます!就寝前の1ゲームにぴったり😄 pic.twitter.com/FU0OdbjM5B
— はとまめ@ぼくとボドゲ (@boku_bodo) September 23, 2020
今は考えるよりもとにかく手を動かして完成させるという感じですが、二人とも集中して遊んでいます。
ただ、3歳と大人だとさすがに勝負にならないので、「大人は20秒数えてからスタート」などのハンデをつけて遊ぶようにしています。
【最後に】ナインタイルはプレゼントにもおすすめ!
以上が、ナインタイルのルール&レビューでした。
とても子供ウケが良かったので、友達の子供にもプレゼントしてみましたが喜んでもらえました。ナインタイルのカードは見た目がカラフルで見栄えがいいので、ちょっとしたプレゼントにもぴったりだと思います!
また、外箱が大人の手に収まるほどの大きさなので、旅行先や実家にも気軽に持って行けるのもGOODです。
ファミリーなら、1個持っておくと色んなシーンで活躍してくれるおすすめボードゲームです!
※ナインタイルは「旧版」が高値で売られていることもあるので注意してください。
▼ナインタイル(新装版)
また、ナインタイルのほかにも面白い子供向けボードゲームはたくさんあります。詳しくは『子供向けのおすすめボードゲーム』で紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
ナインタイルの『シリーズ作品』
現在、ナインタイルには「木製版・派生作品・コラボ版」が登場しています。
以下にナインタイルシリーズをまとめました。
最近では、ナインタイルのコラボ版がどんどん増えています。
子どもたちが好きなキティちゃんやピカチュウが出てくるので、ついつい『サンリオ版』と『ポケモン版』も買ってしまいました!
我が家のナインタイルシリーズ
それぞれレビュー記事を書いているので、気になる作品があれば、ぜひチェックしてみてください。
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