ボードゲームアリーナ(BGA)のおすすめゲーム30選を徹底紹介
最近、ボードゲームアリーナ(BGA)に追加されるゲームが急激に増えていて、現在遊べるボードゲームは500種類以上もあります。
僕は友達と通話しながら遊ぶのがメインでしたが、好きなボードゲームが追加されたので、最近はターンベースでもちょくちょく遊んでいます。
そこで今回は、僕が特に気に入っているボードゲームアリーナ(BGA)のおすすめゲーム30選を紹介します。
記事中では「さくっと遊べるゲーム」と「じっくり考えるゲーム」に分けているので、興味のある方がチェックしてみてください。
【さくっと遊べる】ボードゲームアリーナのおすすめ
まずは、ボードゲームアリーナ(BGA)の中でもルールが簡単でさくっと遊べるゲームを紹介します。
どれも気軽に遊べるシンプルなゲームばかりなので、僕はオンライン飲み会などでよく遊んでいます。
①ニムト
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 2人~10人 |
平均プレイ時間 | 18分 |
難易度 | 簡単 |
チュートリアル | あり |
ニムトは、手札から数字カードを1枚ずつ出して、場の4つの列に配置していくカードゲームです。
全員一斉にカード1枚を出して、小さい数字カードから順に、場の4列の決まった位置に昇順で並べていきます。
ただし、1列に置けるカードは5枚まで。各列の6枚目になってしまった人はペナルティとして、その列のカードを全て引き取らなければなりません(引き取ったカードはマイナス点になる)。そのため、みんな6枚目にならないようにカードを出す時には熱い読み合いになります。
友達7人で遊んだ時は、先の展開が読みづらくて、カードをオープンする度に「絶対大丈夫と思ったのに…」「おお、助かった」と盛り上がりました。ルールが簡単ですぐに終わるので、気軽に遊べるのが良いところです。ボードゲームアリーナの無料ゲームの中では特に人気が高くて、卓が立ちやすいです。
②ハゲタカのえじき
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 2人~5人 |
平均プレイ時間 | 4分 |
難易度 | 簡単 |
チュートリアル | あり |
ハゲタカのえじきは、1~15の数字が書かれた手札から一斉に1枚のカードを出して、一番大きい数字の人が得点をゲットするという競り系カードゲームです。
このゲームの面白いところは、他の人と同じ数字を出してしまうと、得点カードの獲得権がなくなるというバッティングシステム。
ゲーム中は「強い数字を出したいけど、他の人と被りそう…」というジレンマが常にあって、バッティングが起こる度に「うわーまた被った」「せっかく最強カード使ったのに…」といった叫び声が絶えず、すごく盛り上がります!
慣れてくると「あえて弱い数字を出す」「裏の裏をかいて、素直に強い数字を出す」といった駆け引きができるようになって、より一層面白くなります。
③スカル
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 3人~6人 |
平均プレイ時間 | 9分 |
難易度 | 簡単 |
チュートリアル | あり |
スカルは、相手が伏せたカードを読み合う心理戦ボードゲームです。
各プレイヤーの手札は「花3枚」と「ドクロ1枚」のみで、手番ではカード1枚を裏向きで重ねていきます。また、カードを置く代わりに「花を何枚めくれるか」を宣言することもできます。最も多い枚数を宣言したプレイヤーが場のカードをめくっていきます。
途中でドクロがでたら失敗で、自分のカードをランダムで1枚失います。全て花をめくれたら成功で、2回成功したプレイヤーの勝利です。
知らない人と通話なしで遊ぶとあっさり終わってしまうことが多いですが、友達とDiscordなどで通話しながらプレイすると、お互いに心理戦を仕掛け合って、スリリングな展開を楽しめます。特に「バラを置いたと見せかけて相手にドクロをめくらせる」ことでうまくハメた時は快感です!
④暗黒街の二人(District Noir)
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 2人 |
平均プレイ時間 | 5分 |
難易度 | 簡単 |
チュートリアル | あり |
暗黒街の二人は、暗黒街の支配権をめぐる2つの派閥の争いをテーマにした2人用ボードゲームです。
手番でやることは、「手札1枚を出す」か「場のカードを5枚獲得する」のどちらかだけ。同じ数字カードを相手よりも多く集めると得点できるので、基本的にはカードを集めて高得点を狙いますが、シティカードを3枚集めて無条件で勝利することもできます。
場のカードの獲得はラウンド中に1回しかできないので、どのタイミングで取るのかがとにかく悩ましい。「場がまあまあ良いから相手よりも先に取っておこうか…いや、これは撒き餌で、実はもっといいカードを隠していて後半に総取りするつもりでは…」といった読み合いで頭がめちゃくちゃ熱いです。
「何を出す、いつ取る」を選択するだけの超シンプルなゲーム性なのに、たった10分ほどで濃厚な読み合いを楽しめるのが良いところ。2人用ボードゲームの傑作です。
⑤お邪魔者
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 2人~12人 |
平均プレイ時間 | 31分 |
難易度 | 簡単 |
チュートリアル | あり |
お邪魔者は、みんなで坑道を掘り進めて、金塊を見つけるというカードゲームです。プレイヤーは通路カードを出していき、金塊のある3つのゴールへの道を作っていきます。
しかし、プレイヤーの中には裏切り者の『お邪魔者』が紛れ込んでいて、穴掘り道具の破壊・落石による進路妨害・嘘などで、金塊堀りの邪魔をします。
3枚のゴールカードのうち1枚だけある金塊を見つけたら金鉱堀の勝ち、最後まで金塊にたどり着けなかったらお邪魔者の勝ちです。
お邪魔者をボードゲームアリーナで遊ぶ時は通話しながらプレイするのがおすすめです。「ここに金があったよ!」「いや、それただの石ころだったけど」という真逆の言葉が飛び交って、誰を信用していいのか分からなくなります!読み合い・騙し合いが好き人におすすめの正体隠匿ゲームです。
⑥ルーム25
テーブル作成 | 誰でもできる(無料)※ベータ版 |
プレイ人数 | 1人~6人 |
平均プレイ時間 | 21分 |
難易度 | やや簡単 |
チュートリアル | なし |
ルーム25は、5部屋×5部屋で区切られた空間から制限時間以内に脱出することを目指すボードゲームです。
部屋は色んな種類があり、2人目が入ってきたら先にいたプレイヤーが死亡する酸のプールや、アクション回数が減る極寒部屋、入ったら即脱落する即死部屋など恐ろしい部屋もあります。
最初は隣の部屋がどのような部屋か分かりませんが、手番でできるアクション(移動する・隣を覗く・誰かを押し出すなど)を実行することで、部屋を探索していきたった1つの脱出部屋を探し出します。
ゲームの種類は「協力モード」や「対立モード」などもありますが、一番のおすすめはプレイヤーの中に裏切り者が潜んでいる「疑念モード」です。仲間だと思っていたら、いきなり部屋から押し出されて即死部屋に叩き込まれることもあります…。気軽にドキドキハラハラのスリルを味わいたい方におすすめです!
⑦ザ・クルー
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 2人~5人 |
平均プレイ時間 | 32分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | あり |
ザ・クルーは、プレイヤーが宇宙船の乗組員となって、みんなで協力しながらミッションのクリアを目指すカードゲームです。「トリックテイキングが協力ゲームになった」という点が革新的で大きな話題となり、2020年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞しました。
ザ・クルーでは「全員が手札のカードを1枚出す」ことを繰り返して、「あるプレイヤーが特定のカードを獲得すること」などの指令をクリアしていきます。
他プレイヤーのヒントや出したカードの意図をしっかり考えるのでカードプレイに重みがあり、「ゲームを台無しにしないように…」というヒリヒリとした緊張感があります。その分、クリアできた時の達成感はひとしおです!
簡単なミッション1から少しずつ難易度がアップしていくようになっているので、トリックテイキング初心者でもチュートリアルで練習しながら理解していける感じがGOODです。
⑧ファラウェイ
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2~6人 |
平均プレイ時間 | 7分 |
難易度 | やや簡単 |
チュートリアル | なし |
ファラウェイは「手札3枚の中から1枚を出す」を繰り返して、8枚出したら得点計算するというシンプルなボードゲームです。
このゲームの独特なポイントは、得点計算を逆順で行うところ。
自分が出した8枚のカードを全て裏返し、最後に出したカードから順番に表にして、「動物アイコン1つにつき4点」「赤色カード1枚につき3点」などの条件で得点していきます。ただし、得点の対象はオモテ向きカードのみなので、最初に出したカードほど表向きのカードが多いので得点しやすくなっています。
ボードゲームでは珍しく、最後に出すカードよりも最初に出すカードの方が大量得点できるので、序盤にどのカードを選ぶかが重要で、最初から気が抜けないボードゲームです。
⑨チャレンジャーズ!
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 1~8人 |
平均プレイ時間 | 20分 |
難易度 | やや簡単 |
チュートリアル | あり |
チャレンジャーズ!は、まるでTCG大会に参加しているような雰囲気を味わえるカードゲームです。1対1のカードバトルが複数の場所で同時に行われて、全7試合が終わったら上位2名での決勝戦が開催されます。
チャレンジャーズ!の独特な点は、試合がほぼオートで進むところ。対戦前にデッキを強化したら、デュエル開始。試合は山札からカードをめくっていくだけなので、難しい決断をする必要がなくサクサク進みます。
自分が調整したデッキがうまく回って、コンボが良い感じに繋がった時はかなり気持ちいいです。
デッキ構築ボードゲームを極限までシンプルにしたようなゲームなので、TCGが苦手な人やカードゲームに慣れていない人でも遊びやすいのがGOODです。
⑩タギロン
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~4人 |
平均プレイ時間 | 6分 |
難易度 | 簡単 |
チュートリアル | あり |
タギロン(TAGIRON)は、お互いに数字タイルを隠し持ち、質問カードを使って先に相手の「数字」と「色」を順番通りにぴったり当てた人の勝ちという数字当てボードゲームです。
場にある6枚の質問カードから1枚を選んで「7はどこ?」「青の数字タイルは何枚ある?」などの質問を交互にして、その返答をヒントに相手の数字を絞り込んでいきます。
「答えが分かった時のスッキリ感」と「接戦でギリギリ負けた時の悔しさ」で、何度も続けて遊んでしまう頭脳戦ゲームです!
⑪ラッキーナンバー
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~4人 |
平均プレイ時間 | 5分 |
難易度 | 簡単 |
チュートリアル | あり |
ラッキーナンバーは、1~20のクローバータイルを縦列・横列に昇順になるように配置して、全てのマスを先に埋めた人が勝ちというボードゲームです。
数字の入れ替えや他のプレイヤーが捨てた数字をうまく使って盤面を整えて、最終局面で広く受けられる状況を作るのがポイント。盤面が徐々に整っていく過程は気持ちいいですし、最後に待っていた数字を神引きした時は快感です!
運と戦略のバランスがいいので、負けると「次やったら絶対にうまくできるはず」と思って、すぐにもう1プレイしたくなる中毒性があります。ルールがシンプルなので、ボードゲーム初心者でも気軽に遊べる良作です!
⑫花火
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~5人 |
平均プレイ時間 | 11分 |
難易度 | やや簡単 |
チュートリアル | あり |
花火は、プレイヤーが花火師となって、数字カードを小さい順に出していくことで、綺麗な花火をたくさん打ち上げようという協力系ボードゲームです。
このゲームの独特なポイントは周りのプレイヤーの手札は見えるけど、自分の手札だけ見えないというところ!
そのため、他のプレイヤーから「コレとコレが黄色だよ」「コレだけ1ね」というように1種類の色か数字のどちらかを教えてもらいます。ただし、ヒントを出す時は限られたヒントトークンを使わなければなりません。
この厳しい状況の中、ヒントの意図を読み取ってドンピシャで当てた時は、ヒントを出した側も読み取った側も最高に気持ちよくなれます!
⑬ポイントサラダ
テーブル作成 | プレミアムゲーム※ベータ版 |
プレイ人数 | 2人~6人 |
平均プレイ時間 | 8分 |
難易度 | 簡単 |
チュートリアル | あり |
ポイントサラダは、野菜を集めてサラダを作るというテーマのカードゲームです。
野菜カードを手に入れて、その組み合わせでポイントを獲得していき、高得点を目指します。
ポイントサラダの特徴は「カードの両面を使う」ところで、表面には「野菜の種類」、裏面には「サラダレシピ(得点方法)」が載っています。どちらの面で獲得するのかで、カードの役割が変わるところがユニークです!
何回か遊んでみて、ポイントサラダの良いところは、戦略ゲームに寄り過ぎない遊びやすさだと思いました!カード運の影響は大きいですが、それでも毎ターンの最善を尽くして、得点を伸ばしていくのが面白いカードゲームです。
⑭ドラフトザウルス
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~5人 |
平均プレイ時間 | 5分 |
難易度 | やや簡単 |
チュートリアル | あり |
ドラフトザウルスは、恐竜をドラフトして素晴らしい恐竜動物園を作ろうというドラフト系ボードゲーム。
全員同時に複数の恐竜コマから好きなものを1つ選び、余った恐竜を隣の人に渡すことを繰り返します。選んだ恐竜は、ダイスを振って決められたエリアのいずれかのケージ(檻)に配置します。最終的に出来上がった恐竜動物園の状態で点数をつけて、最も点数の高い人の勝利です。
欲しいコマが回ってきた時の期待感の高まり、そこからのダイスで置きたい場所に置けなかった時のガッカリ感…このダイス運に左右されて思い通りにならないもどかしさがドラフトザウルスの面白いところ!シンプルなルール・分かりやすい盤面・待ち時間なしなので、特にボードゲーム初心者が遊びやすいドラフト系ゲームです。
ボードゲームアリーナでは、ボード面を「サマーサイド」「ウィンターサイド」「サマー/ウィンターモード」から選べます。
⑮ラマ
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~6人 |
平均プレイ時間 | 9分 |
難易度 | 簡単 |
チュートリアル | あり |
ラマは、「いつ降りるか」という引き際を見極めるのが重要なカードゲームです。
手番では、場のカードと「同じ数字」か「1大きい数字」を手札から出していくだけです。また、手札を出す代わりに「カードを1枚引く」or「ゲームから降りる」こともできます。
誰かの手札がなくなるか、全員がゲームから降りたらラウンド終了で、残った手札の数字がマイナス点になります。そのため、手番の度に「リスクがあるけどもう少し続けるか」「これ以上マイナス点を増やさないためにゲームから降りるか」という選択に悩まされます。
シンプルなルールに、程よいジレンマと運要素があって、王道感のあるカードゲームです。斬新さはありませんが、誰でも楽しめる安定感があります!
【じっくり考える】ボードゲームアリーナのおすすめ
次に、ボードゲームアリーナ(BGA)でじっくり考えるタイプのおすすめゲームを紹介します。
中にはルールが複雑なゲームもあるので、初めて遊ぶ友達とプレイするときはトレーニングモードでインストしてあげましょう。
⑯オリフラム
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 3人~5人 |
平均プレイ時間 | 10分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | なし |
オリフラムは、場の「左端に置くか・右端に置くか」を選択してカードを配置していく心理戦カードゲームです。
手番の度に、場のカード列の「左端」か「右端」に裏向きで手札を配置していきます。配置したカードは「公開するか・しないか」を選択することで、勝利点を貯めたり、カード効果を発動したりすることができます。
10種類のカードはどれも効果がシンプルですが、「左か右のどっちに置く?」「カードを公開する?しない?」という判断がとても悩ましいです。伏せられているカードが何かを予想しながら、コンボを考えてカードを配置したり、破壊される前に勝利点をギリギリまで貯められるよう公開するタイミングを見計らったりします。
1ゲームの20分という軽さでありながら濃密な読み合いができるので、個人的にはこの系統で一番気に入っている作品です!
⑰アルナックの失われし遺跡
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 2人~4人 |
平均プレイ時間 | 41分 |
難易度 | 難しい |
チュートリアル | なし |
アルナックの失われし遺跡は、未知の遺跡探索がテーマで、デッキ構築・ワーカープレイスメント要素のあるリソースマネジメントゲームです。
2個のワーカーコマを遺跡に向かわせて資源を手に入れたり、守護者の撃退や研究などをして勝利点を獲得していきます。5ラウンドプレイして最も勝利点が高いプレイヤーの勝利です。
限られたワーカーや資源をどう使うのかが本当に悩ましいです。
手番の選択肢が多いので、ボードゲーマー向け。実際のボードゲームだとセットアップが少し大変なので、個人的にはボードゲームアリーナで遊びたいゲーム。
⑱ブルゴーニュの城
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 2人~4人 |
平均プレイ時間 | 39分 |
難易度 | 難しい |
チュートリアル | あり |
ブルゴーニュの城は、ダイス2個を振って、その出目を使って領地を広げていくボードゲームです。
様々なタイルを獲得して個人ボードに配置していきますが、面白いのはタイル獲得もタイル配置もダイスの出目次第という点。獲得も配置もダイス次第なので運要素が強いですが、ダイスの出目を1ずらせる労働者チップをうまく使うのが大事。
タイルには様々な効果があるので、それらをうまく繋げてコンボになると気持ちいい!とはいえ、ダイスの出目に振り回されてうまく構築できないことも…。
ダイス運と戦略性のバランスが良いタイル配置ボードゲームの名作です!
⑲ダイスフォージ
テーブル作成 | 誰でもできる(無料) |
プレイ人数 | 2人~4人 |
平均プレイ時間 | 15分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | あり |
ダイスフォージは、ダイスの面を強化していくという珍しいタイプのボードゲームです。
各プレイヤーは2個のダイスを振り、その出目に従ってお金や資源を獲得していきます。お金を使ってダイスの面を購入したら、ダイスの面を付け替えて、より強力なダイスにアップグレードできます!
これを繰り返すことで、自分好みの強力なダイスを作って、より効率よく資源や勝利点を集めることができるようになります。
実際のボードゲームだと面の付け替えに時間がかかるので、ボードゲームアリーナだとサクサク遊べて快適でした!
⑳カタン
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 3人~4人 |
平均プレイ時間 | 43分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | あり |
カタンは、カタン島と呼ばれる無人島を誰よりも早く開拓しようというボードゲームです。世界中に有名で、販売数が2000万個を超える超ロングセラー作品です。
ダイスを2個振って、出た目の土地から資源(木材・レンガ・小麦・羊毛・鉱石)を獲得し、その資源を使って街道や開拓地を作っていきます。開拓地を建設すると1点、都市を建設すると2点が入り、最初に10点に到達したプレイヤーの勝利です。
カタンの一番の醍醐味といえば”交渉”です。お互いが納得すれば自由なレートで資源を交換できます。相手が欲しそうな資源を察して、「小麦2個あげるから、レンガ1個ちょうだい」などと相手も自分も喜ぶ提案ができるかが交渉成立のカギです。
戦略性・ダイス運・交渉・資源管理など、アナログゲームの面白さがギュッと詰まった王道感のあるボードゲームです。
㉑ウイングスパン
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~5人 |
平均プレイ時間 | 61分 |
難易度 | やや難しい |
チュートリアル | なし |
ウイングスパンは、自分のエリアにたくさんのカードを並べるほど1アクションでできることが増えるというエンジンビルドゲームの代表作です。2022年9月にボードゲームアリーナに追加されました。
自分の手番では「鳥カードを出す」か「餌 or 卵 or 鳥カードの獲得」のどれか1つを実行するだけなので、とても分かりやすいです。自分のボードに多種多様な鳥カードを配置していき、終盤に強力なコンボを発動できた時は爽快です!
点数の取り方は「高得点の鳥を出す」「卵を増やす」「ボーナスを狙う」など複数あるので、状況に合わせてどのようなエンジンを組み立てるかの判断がキモです。
また、特徴的なのが妨害要素がほとんどないところ。他の人のプレイを気にせず自分がやりたいことだけに集中できるので、ボードゲーム初心者でもめちゃくちゃ遊びやすいです。ただ、カーソルを合わせるまで日本語が表示されないので、初めての人がリアルタイムモードでいきなり遊ぶのは少し難しいと思います。
㉒アズール
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~4人 |
平均プレイ時間 | 12分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | あり |
アズール(Azul)は、プレイヤーがタイル職人となって、宮殿の壁に美しくタイルを配置することを目指すボードゲームです。2018年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞して以来、年々アズールシリーズ作品が増え続けています。
手番の度に共通の場にあるタイルから1色を獲得して、色ごとに自分のボードに並べていきますが、余ったタイルはマイナス点になってしまいます。
タイルを余らせないように計画的にタイルを獲得しつつ、いかに相手にマイナス点を押し付けるかを考えるゲームです。手番の度に「自分の欲しいタイルを取るか」「相手の妨害をするか」というジレンマに悩まされ続けるので、シンプルだけどしっかりとした遊び応えがあります。
2人でプレイしても面白いので、ボードゲームアリーナのホットシートモード(1台のデバイスで遊ぶモード)を使って、カップルや夫婦で遊ぶのもおすすめです!
㉓宝石の煌き
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~4人 |
平均プレイ時間 | 17分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | あり |
宝石の煌き(Splendor)は、宝石商となって集めた宝石でカードを購入していくというボードゲームです。
手番でできるのは、2~3枚の宝石を獲得するか、宝石を支払って場のカードを購入するかです。
購入したカードには、勝利点のほかに次の手番から使える割引ボーナスも付いています。割引ボーナスが増えるにつれてコストが下がっていくので、ゲーム後半にかけて購買力がぐんぐんアップしていきます。計画通りに効率よく購入できた時はすごく気持ちいいです!
また、このゲームの醍醐味は「相手の欲しいカードをとらせないようにしつつ、自分が欲しいカードを手に入れる」という駆け引きです。宝石がなくても場のカードを予約することもできるので、「相手の狙いを妨害するのか」「自分の戦略を優先するのか」で悩みます。欲しかった宝石が目の前で取られた時は本当に悔しい気持ちになります。
㉔ヒート(HEAT)
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 1人~6人 |
平均プレイ時間 | 31分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | あり |
ヒートは、デッキから引いたカードをプレイすることで車を前進させていくカーレース系ボードゲームです。
ギアをシフト(1速~4速)することでプレイできるカード枚数を決定し、カードの数値で車の速度をコントロールして、誰よりも速くゴールすることを目指します。
このゲームの肝は「ヒートカードの管理」です。プレイヤーはデッキにお邪魔要素の「ヒートカード」を加えることで、ブーストしてよりスピードアップしたり、コーナーをオーバースピードで走り抜けることができます。ただ、ヒートカードを溜め込み過ぎると、手札の選択肢を狭めたり、最悪の場合コーナーで曲がり切れずにスピンしてしまうこともあります。そのため、タイミングを見て車をクールダウンさせて、ヒートカードをデッキから排除するのも大事です。
また、後続車を押し上げるシステムがあるので、抜きつ抜かれつの白熱したレース展開になりやすいのも良いところ。デッキに強力なカードを3枚だけ入れて車をカスタマイズできるのも面白いし、天候や路面状況を変化させて毎回違ったレースを楽しめるのもGOODです!
㉕パークス(PARKS)
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~5人 |
平均プレイ時間 | 62分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | あり |
PARKS(パークス)は、プレイヤーがハイカー(ハイキングをする人)となって、アメリカ国立公園を巡るボードゲームです。
プレイヤーは2つのハイカーコマを持ち、国立公園に続く小道を移動していきます。旅の道中で、水筒を手に入れたり、写真撮影したり、様々なハイキンググッズを購入しながら、4シーズンに渡って旅を続けます。
PARKSの悩ましいところは、何と言っても「ハイカーの移動」。小道はいつも混雑していて、とにかく皆のハイカーが邪魔…。後ろに戻れない・同じマスに入れないという制限があるので、同じマスに入れるようになる「キャンプファイヤー」の使いどころにはかなり悩まされます。
キャンプファイヤー以外にも、「水筒集める?」「写真撮りまくる?」「ギア多め?」「パークメインでいく?」など戦略の幅も広くて、何を重視するかも悩ましくて面白いです。
㉖リビングフォレスト
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~4人 |
平均プレイ時間 | 23分 |
難易度 | やや難しい |
チュートリアル | なし |
リビングフォレストは、森の精霊になって、悪しき鬼火に対抗するために、鬼火を消火したり、木を植えたり、守護獣を目覚めさせたりするデッキ構築系ボードゲームです。
面白いのは、デッキからカードを引くたびに「さらに引くか・やめるか」を選択できるところ。カードをたくさん引けばアクションの強度が高まっていきますが、3枚目の黒丸カードが出たらバーストして、その後のアクション回数が減ってしまいます。
ドロー時は常に「バーストしないようにここでやめるか、より強力なアクションができるように強気に引くか」というジレンマに悩まされます。ドキドキしながらも大量のカードをめくることができた時はかなり気持ちいいです!
また、勝利条件は「火を消す・木を植える・花を集める」の3つがあるので、どれを狙うかでデッキ構築・タイル配置・トークン集めの動きが変わるのも面白いポイント。特にデッキ構築とバースト系が好きな人におすすめの中量級ボードゲームです。
㉗タペストリー
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 1人~5人 |
平均プレイ時間 | 49分 |
難易度 | 難しい |
チュートリアル | あり |
タペストリーは、「科学・技術・探求・軍事」という4つの分野を進歩させる文明発展系のボードゲームです。
「タイル配置による領土拡大」「ミニチュアでマップを埋めていくパズル要素」など色んなことができますが、手番中の選択肢は「4つの分野のうち1つを選んで発展させる」という4択だけです。重量級ボードゲームの中でも特にシンプルなので、初めて遊ぶ重量級ゲームとしてもおすすめです!
ボードゲームアリーナなら自動処理なのでサクサク遊べます。
㉘ニダヴェリア
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~5人 |
平均プレイ時間 | 24分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | あり |
ニダヴェリアは、ドラゴン討伐のために優秀な傭兵を競りあって、最強の師団を作ることを目指す競り系ボードゲームです。
場に提示されているドワーフたちをコインで競り合いますが、面白いのが5枚のコインをグレードアップさせていくところ。ゲーム中は常に5枚だけのコインしか持つことができず、そのコインをより価値の高いコインに変えることができます。
コインのグレードアップをするためには競りで負けることになるので、「コインの強化を優先するか、強力な傭兵を優先するか」という判断が悩ましい!
相手が何を集めているか、今何を取ろうとしているのかを察知して、どのくらいの大きさのコインで勝負するのかという判断が重要なボードゲームです。
㉙キング・オブ・トーキョー
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 2人~6人 |
平均プレイ時間 | 16分 |
難易度 | 普通 |
チュートリアル | あり |
キングオブトーキョーは、自分が巨大なモンスターとなって戦う怪獣バトルボードゲームです。サイコロを振って、「攻撃・回復・カード購入」をしながら戦います。
キングオブトーキョーの面白いところは「ダイスの振り直し」です。6個のダイスを振り、振り直したいダイスを選んで2回まで振り直せます。
どのダイスを振り直すかという選択が本当に悩ましく、単純な運ゲーではないところが面白いです!
㉚アーク・ノヴァ
テーブル作成 | プレミアムゲーム |
プレイ人数 | 1人~4人 |
平均プレイ時間 | 59分 |
難易度 | 難しい |
チュートリアル | なし |
アークノヴァは、自分の動物園の魅力と収入を上げて発展させていく重量級ボードゲームです。
手番ではアクションカードを1枚選択し、カードを獲得したり、動物を飼い始めたり、建物を建てたり、後援者からの力を借りたりします。
知名度と保護活動への貢献度を総合し、いちばん高い成果を上げた人の勝利です。
最後に:BGAで世界中のプレイヤーや友達と遊ぼう!
以上が、ボードゲームアリーナ(BGA)で遊べるおすすめゲームの紹介でした。
無料ゲームとプレミアムゲームの両方を紹介しましたが、無料会員だからといってプレミアムゲームを遊べないというわけではありません。無料でできないのはプレミアムゲームのテーブル作成なので、無料会員でも誰かが作ったプレミアムゲームのテーブルに参加することはできます。
そのため、自分が友達と遊ぶときは持ち回りでプレミアム会員になっていました。誰か1人がプレミアム会員になれば、他の友達は無料会員のまま遊べます。
まだ遊んだことがないけど興味がある方は『ボードゲームアリーナの始め方・遊び方』の記事で詳しい使い方を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。ぜひ1度遊んでみてください!
また、お気に入りのボードゲームが増えたら追記していきます。
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