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3人・4人でできるボードゲームのおすすめ29選(軽量級~重量級)

『3人・4人で遊べる』おすすめの定番ボードゲーム20選
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僕が3~4人で集まった時によく遊ぶゲームの中から3人・4人でできるボードゲームのおすすめ29選を徹底紹介します。

今回の記事では、ボードゲームのプレイ時間別に以下の3種類に分けてみました。

気軽にサクッと遊びたい方は軽量級、しっかり満足感を得たい方は中量級、ガッツリ遊びたい方は重量級がおすすめです!

はとまめ

各ボードゲームを紹介した後にレビュー記事のリンクも載せているので、詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみてください!

▼ボードゲームのおすすめランキング

目次

【軽量級(~30分)】3人・4人でできるボードゲーム

まずは、3人・4人でできる軽量級ボードゲーム(プレイ時間30分以内)のおすすめを紹介します。

①ウボンゴ

ジャンルスピード系
人数1~4人
時間30分

ウボンゴは、パズルの完成スピードを競う簡単なパズル系ボードゲームです。

最初にサイコロで使用するピースを決めて、ボードの枠内にピースを隙間なく埋めることができたら完成です。

パズルの完成スピードを競う|ウボンゴ

全て埋めたら「ウボンゴ!」と叫び、一番早いプレイヤーから順番に宝石を獲得して、その点数を競います。

冷静になるとピースを回転させたり反転させればちゃんと解ける問題ですが、ゲーム中はつい焦ってしまい「ムリムリムリ!」「この問題、絶対解けないよ!」という叫び声が上がって盛り上がります。

>>ウボンゴのルール&レビューを見る

②ラミィキューブ

ラミィキューブ|ボードゲーム
ジャンルタイル配置
セットコレクション
人数2人・3人・4人
時間20分

ラミィキューブは、数字タイルで組み合わせを作って場に出していくボードゲームです。1980年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞しています。

ルールはとてもシンプルで、手持ちのタイルから「同じ色の連番」「異なる色の同数」の組みあわせを作って場に出していき、先に手持ちタイルを全て無くした人の勝ちです。

ラミィキューブ|数字タイルで組み合わせを作って場に出していくボードゲーム

面白いのは、既に場に出ているタイルを組み替えたり、付け加えたりできるシステム。もう出せないか…と思っていても、一瞬のひらめきで場を組みかえて手持ちタイルを出せた時は爽快です。一方で、タイルを並べ替えていると「あれ…どうやるんだっけ…」と途中で混乱してイメージ通りに出せなかった時は本当に悔しいです。

脳みそフル回転の頭脳戦ゲームですが、ルールがシンプルでタイルの引き運も大きいので、家族でも遊びやすいボードゲームです。

>>ラミィキューブのルール&レビューを見る

③キングドミノ

キングドミノ|ボードゲーム
ジャンルタイル配置
人数2人・3人・4人
時間15分

キングドミノは、2マス分の土地タイルを配置していき、5×5マスの王国を作るというタイル配置系ボードゲームです。

キングドミノの面白いところは、タイル選びのジレンマです。毎ターン場にあるタイルから1枚を選びますが、高得点のタイルを獲得してしまうと、次のタイル選びの順番が遅くなってしまうという独特のルールがあります。

土地タイルを配置して、自分だけの美しい王国を作り上げる|キングドミノ

そのため、「いま強いタイルを取るのか・次の手番のために弱いタイルを取るのか」といった判断に悩まされます。また、自分の得点を優先するのか、相手が欲しそうなタイルを取って邪魔するのかも考えどころです。

1プレイ15分くらいでルールも簡単なので、子供と一緒に遊ぶゲームとしてもおすすめです。

>>キングドミノのルール&レビューを見る

④チャオチャオ

チャオチャオ
ジャンル騙し合い・すごろく
人数2人・3人・4人
時間30分

チャオチャオは、サイコロを振ってウソの出目を言ってもいい騙し合いのすごろくゲームです。

筒の中でサイコロを振って出目の数だけコマを進めますが、出目は自分しか確認しないので、ウソの数字を言ってもOKです。他のプレイヤーはその数字が嘘だと思ったら「ウソだ!」と宣言することができます。

チャオチャオ|ボードゲーム

ウソを見破ったら、手番プレイヤーのコマを橋の下に落とします。ウソじゃなかったら、「ウソだ!」といったプレイヤーのコマが落とされます。先に自分のコマ3個をゴールさせた人の勝ちです。

プレイ中はサイコロを振って「あー4出たわ、これでゴールするけどいいの?」と周りを煽ったり、「いやいや4出すぎでしょ!」「さすがに怪しいわ」というツッコミが入ったりして、煽り煽られながらワイワイできます。ウソを見破られないようにする演技力や相手の言葉の裏を読む力が重要で、手軽に心理戦を楽しみたい方におすすめのボードゲームです。

>>チャオチャオのルール&レビューを見る

⑤ザ・マインド

ザ・マインド|カードゲーム
ジャンル協力系
人数2人・3人・4人
時間20分

ザ・マインド「協力ゲームだけどお喋り禁止」という異色のカードゲームです。

遊び方は、各プレイヤーに1~100までの数字がランダムに数枚配られて、全員が無言で数字カードを小さい順に出していくだけです。

無言で数字カードを小さい順に出していく|ザ・マインド

ヒントになるのは”時間経過”で、「まだ誰も出さないなら、そろそろこの数字出してもいいかな?」というようにカードを出そうとするまでの時間からお互いの数字を推測します。

序盤はうまく噛み合わずにもどかしい展開になりがちですが、だんだんとお互いの感覚が合ってくるのが分かります。そして、何度も失敗しながらも高レベルをクリアできたときの達成感が気持ちよくて、難しいけど病み付きになってしまいます!一体感が深まっていくボードゲームなので、3人・4人で遊ぶのがおすすめです!

>>ザ・マインドのルール&レビューを見る

⑥ザ・ゲーム

ザ・ゲーム|カードゲーム
ジャンル協力系
人数1~5人
時間15~30分

ザ・ゲームは、プレイヤーが協力して数字カードを出し切ることを目指す、協力系カードームです。

「具体的な数字を言うのは禁止」という制約の中、曖昧な表現だけでお互いが持っている数字を擦り合わせて、数字カードを大きい順や小さい順に置いていきます。

プレイヤーが協力して数字カードを出し切ることを目指す|ザ・ゲーム

”まぁまぁ”近いから出すよ?」「私”かなり”近いのあるよ」「俺も”けっこう”近いんだけど」というような曖昧な会話でお互いの数字を探り合うのがめちゃくちゃ面白いです!プレイを重ねると、相手の表現と数字の大きさが読めるようになってくるので、みんなで成長しているような一体感があります。

終盤はとても息苦しい展開になりますが、「もう次回ってきたらヤバイ」というギリギリの状況で勝利できた時は本当に気持ちいいです!3人でも4人でも面白いカードゲームです。

>>ザ・ゲームのルール&レビューを見る

⑦アイスクール

アイスクール|ボードゲーム
ジャンルアクション系
人数2人・3人・4人
時間30分

アイスクールは、ペンギンコマを指ではじいて鬼ごっこするアクション系ボードゲームです。

プレイヤーの1人が風紀委員となって、その他の生徒役を追いかけます。 生徒は自分のコマを指ではじいて、風紀委員から逃げながら、特定のドアを通過することで点数カードを獲得できます。途中で風紀委員にぶつかってしまったら、生徒手帳を取られて、風紀委員に点数が入ります。

ペンギンコマを指ではじくアクション系ボードゲーム『アイスクール』

アイスクールの面白い点は、うまくはじくことで、カーブさせたり、壁を飛び越えたりできるところ。ドアを2つ通過するスーパーショットを決めた時はめちゃくちゃ気持ちよくて、すごく盛り上がります!

子供に分かりやすい鬼ごっこ形式&指ではじくというアクション要素で、子供たちがハマるのも納得です!大人でもやりこみがいのあるテクニック要素があるので、子供と一緒に大人も楽しめるファミリー向けボードゲームです。

>>アイスクールのルール&レビューを見る

⑧ラッキーナンバー

ラッキーナンバー|ボードゲーム
プレイ時間20分
プレイ人数1人~4人
対象年齢8歳~

ラッキーナンバーは、1~20のクローバータイルを縦列・横列に昇順になるように配置して、全てのマスを先に埋めた人が勝ちというボードゲームです。

昇順になるように配置する|ラッキーナンバー

数字の入れ替えや他のプレイヤーが捨てた数字をうまく使って盤面を整えて、最終局面で広く受けられる状況を作るのがポイント。盤面が徐々に整っていく過程は気持ちいいですし、最後に待っていた数字を神引きした時は快感です!

運と戦略のバランスがいいので、負けると「次やったら絶対にうまくできるはず」と思って、すぐにもう1プレイしたくなる中毒性があります。ルールがシンプルなので、ボードゲーム初心者でも気軽に遊べる良作です!

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⑨スライドクエスト

スライドクエスト|ボードゲーム
ジャンルバランス・協力系
人数1~4人
時間15~45分

スライドクエストは、みんなで4本のレバーを持ちあってボードを傾けながら「騎士」をゴールまで導く協力型バランスボードゲームです。

騎士コマの裏にはボールが付いてるので、ボードを傾けることでスルスルと動くようになっています。

スライドクエストは、4人で協力して「騎士」をゴールまで導くバランス系ボードゲーム

4人でレバーを1本ずつ持つと、逆方向に行ったり、動きすぎたりして「そっちじゃない!」「ちょっと待って!」とわちゃわちゃしながら盛り上がります。ゲームに慣れてみんなの感覚が合ってくるとチームのレベルが上がったような一体感があって楽しいです。

レバーを押すだけという簡単なゲームですが、全20ステージの終盤にはかなりの難易度になるので遊び応え抜群です。子供に力加減やタイミングを教えながら大人も一緒に遊べるので、ファミリー向けの協力ゲームとしておすすめです!

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【中量級(30~60分)】3人・4人でできるボードゲーム

まずは、3人・4人でできる中量級ボードゲーム(プレイ時間30~60分)のおすすめを紹介します。

⑩ドミニオン

ドミニオン|ボードゲーム
ジャンルデッキ構築
人数2人・3人・4人
時間30分

ドミニオンは、お金で好きなカードを購入して、自分のデッキを強化していくというデッキ構築系ボードゲームです。

最初はみんな同じ10枚のデッキですが、コインを払って新しいカードを購入していくことで「お金が豊富なデッキ」「アクションカードばかりのデッキ」「妨害系が多いデッキ」など様々なデッキが出来上がります。

最終的にはデッキに勝利点カードがたくさん入っている人の勝ちとなりますが、勝利点カードを手に入れるとデッキが弱体化してしまうといったジレンマがあるので、勝利点カードを集め始めるタイミングが重要です。

どんなデッキにするのか悩みながらプレイするのが楽しくて、狙い通りのコンボが繋がった時の快感がクセになります。一時期、アナログゲームで遊ぶときの締めは毎回「ドミニオン」という時期があったくらい大好きなゲームです。

>>ドミニオンのルール&レビューを見る

⑪エルドラドを探して

エルドラドを探して|ボードゲーム
ジャンルデッキ構築・すごろく
人数2人・3人・4人
時間45分

エルドラドを探しては、プレイヤーが探検家となって、南米の奥深くにある伝説の黄金都市「エルドラド」に到達することを目指すボードゲームです。

このゲームの特徴は、「すごろく」と「デッキ構築」が融合しているところ!通常のすごろくゲームでは「ダイス」を振ってコマを進めますが、エルドラドでは「自分で作ったデッキ」から引いたカードを使ってコマを進めます。

デッキ構築系すごろくボードゲーム|エルドラドを探して

プレイ中は「デッキを強化するか、コマを前進させるか」どちらを優先するかという選択に悩まされます。エルドラドでは、このバランスの判断がとても重要です。

デッキ構築の代表作『ドミニオン』よりも「カード効果がシンプル&勝ち負けが分かりやすい」ので、「デッキ構築ゲームの入門」という位置づけにぴったりだと思います。

>>エルドラドを探してのルール&レビューを見る

⑫宝石の煌き

宝石の煌き|ボードゲーム
ジャンル拡大再生産
人数2人・3人・4人
時間30分

宝石の煌き(Splendor)は、宝石商となって集めた宝石でカードを購入していくというボードゲームです。

手番でできるのは、2~3枚の宝石を獲得するか、宝石を支払って場のカードを購入するかです。

宝石の煌き|宝石を支払って得点カードを購入する

購入したカードには、勝利点のほかに次の手番から使える割引ボーナスも付いています。割引ボーナスが増えるにつれてコストが下がっていくので、ゲーム後半にかけて購買力がぐんぐんアップしていきます。計画通りに効率よく購入できた時はすごく気持ちいいです!

また、このゲームの醍醐味は「相手の欲しいカードをとらせないようにしつつ、自分が欲しいカードを手に入れる」という駆け引きです。宝石がなくても場のカードを予約することもできるので、「相手の狙いを妨害するのか」「自分の戦略を優先するのか」で悩みます。欲しかった宝石が目の前で取られた時は本当に悔しい気持ちになります。

>>宝石の煌きのルール&レビューを見る

⑬プロジェクトL

プロジェクトL|ボードゲーム
ジャンルタイル配置
人数1~4人
時間30分

プロジェクトLは、パズルに『拡大再生産要素』が加わった新タイプのパズルボードゲームです。

最初の手持ちはピース2個だけですが、手番の度に「パズルやピースの獲得・ピースのグレードアップ・ピースの配置」などをして、パズルやピースが増えていきます。パズルの白枠が埋まるようにぴったりとピースを配置したら、新しいピースが手に入る上に使用済みのピースも再利用できるので、徐々に高難易度のパズルが解けるようになっていきます。

プロジェクトLの良いところは「パズルを完成させたときの喜び」と「ピースがどんどん増えていく気持ちよさ」があって、手番の度に気持ちよくなれる瞬間があること。特に、4枚のパズルを一気に完成させて大量のピースを一度に手に入れられた時は爽快でした!

パズルゲームというとほとんどが早解きですが、プロジェクトLは早解きじゃない&超簡単なので、早解きパズルが苦手な人でも楽しめる間口の広いパズル系ボードゲームです。

>>プロジェクトLのルール&レビューを見る

⑭カスカディア

カスカディア|パズル系ボードゲーム
ジャンル戦略系
プレイ時間30~45分
プレイ人数1人・2人・3人・4人
対象年齢10歳~

カスカディアは、「生息地」と「動物」の両方をうまく配置していく2層構造のパズル系ボードゲームです。

手番では、場にある「生息地タイル&動物ディスク」のペア4つから1つを選んで、手元に配置していきます。

生息地と動物を配置する2層構造パズルゲーム|カスカディア

生息地タイルはできるだけ地形が長く続くように配置して、動物ディスクは各動物の得点方法に則って高得点になるように配置します。

生息地と動物の2つのパズルを並行して行うので、生息地と動物のどちらを優先するかというジレンマが常にあります。一方で、タイルは四方八方に自由に伸ばせるので、窮屈感がなくて穏やかなプレイ感です。ルールがシンプルで遊びやすく、ゲーム後の満足度がとても高いので、ボードゲーム初心者やファミリーにもおすすめです。

>>カスカディアのルール&レビューを見る

⑮天下鳴動 DELUXE

天下鳴動 DELUXE
タイプ戦略系
プレイ人数2~4人
プレイ時間30分

天下鳴動 DELUXEは、プレイヤーが戦国武将となって、日本全国の城を取り合うという陣取りボードゲームです。

このゲームの独特な点は、3個のサイコロを振って2組に分けることで「兵を送る国」と「兵の数」を決めるところ。3つの出目をどのように割り振るのかで戦況が変わるので、めちゃくちゃ悩ましいです。

天下鳴動DELUXE|ボードゲーム

天下鳴動の醍醐味は、自軍が連鎖的に増えていく援軍システムです。ひとつの地域で勝利すると、隣接する地域に援軍を送ることができます。計画通りに勢力を拡大できた時には爽快感があってかなり気持ちいいです。

また、慣れてきたら武将コマ&武将カードを追加することで、より戦略的なゲームを楽しめます。ダイス運と戦略性のバランスが絶妙で、中量級ボードゲームの中では屈指のお気に入りです。

ホビージャパン(HobbyJAPAN)
詳しく知りたい方はこちら

⑯街コロ

街コロ|ボードゲーム
ジャンル拡大再生産
人数2人・3人・4人
時間30分

街コロは、サイコロを振って自分の街を開発していく街づくりボードゲームです。

最初は「麦畑」と「パン屋」しかない小さな街ですが、サイコロを振ってお金を稼ぎ、そのお金で新たな施設を建設して、街を大きくしていきます。一番最初に、高コストの大型施設4つを作った人の勝利となります。

街コロの良いところは、サイコロを振るだけという簡単さ・街を大きくなっていくワクワク感・適度な戦略性もあるという点で、普段ボードゲームを遊ばない人を惹きつける要素が揃っています。

また、街コロをプレイする時は、拡張版の『街コロプラス』も加えると、戦略の幅が広がってぐんっと面白くなるのでおすすめです!

>>街コロのルール&レビューを見る

グランディング(Grounding)

⑰キャット・イン・ザ・ボックス

キャットインザボックス
ジャンルトリックテイキング
人数2~5人
時間30分

キャット・イン・ザ・ボックスは、手札から出したカードの強さを比べるトリックテイキングゲームですが、革新的なのがカードの色(スート)を自分で決められるところ。

一般的なトリックテイキングではスタートプレイヤーが出したカードと同じ色を出さなければなりませんが、このゲームのカードは全部真っ黒です。手札からカードを出した時に、プレイヤーが宣言した色(赤・緑・黄・青)になります。

キャットインザボックス|ボードゲーム

そして、プレイヤーを苦しめるのは、スート4色に対して同じ数字が5枚あるところ(1枚定員オーバー状態)。もちろん既に出ている色を宣言することはできないので、うまくやりくりしないと手札が出せないパラドックス状態になって、マイナス点をくらうことも…。終盤のカードを出せるか出せないかの瀬戸際で「誰か先に破綻してくれ」と祈るような緊張感がたまりません。

また、このラウンドで何回勝つかを予想するビッド(賭け)要素や、ボーナス点をアップする陣取り要素がうまく組み合わさっていて、革新的なトリックテイキングゲームになっています。新しいトリテを体験したい方におすすめです!

>>キャットインザボックスのルール&レビュー

⑱パンデミック

パンデミック|協力系ボードゲーム
ジャンル協力系
人数2人・3人・4人
時間45分

「協力ゲームと言ったらパンデミック!」というくらい有名なボードゲームです。ゲーム内容は、世界に蔓延する4種類のウイルスから世界を救うというもの。

下の画像のように、世界中に「4色の病原体コマ」が蔓延しているので、プレイヤーは各病原体に対応した4種類の治療薬を作ることを目指します。

4種類の治療薬を作ることを目指す|パンデミック

パンデミックの醍醐味は、やっぱり「達成感」や「団結感」です。3人・4人であーだこーだ相談しながらギリギリの状況でクリアできた時には、大きな仕事をやり遂げたような重みのある達成感があります!ゲーム後には一体感も高まってみんなの雰囲気が良くなります。

また、最後までクリアできるか分からない緊張感があるのも良いところ。難易度は3段階ありますが、中級でも結構負けます…。ただ、プレイを振り返って反省点を見つけやすいので、ゲームに負けても「次は、こういうプレイでいこう」とすぐにもう1度挑戦したくなります!

>>パンデミックのルール&レビューを見る

⑲リトルタウンビルダーズ

リトルタウンビルダーズ|ボードゲーム
ジャンルワーカープレイスメント
人数2人・3人・4人
時間30分

リトルタウンビルダーズワーカー(労働者コマ)をマスに配置していくワーカープレイスメントゲームです。

手番にやることは「ワーカーを置く or 建物を建てる」の2択だけ。ワーカーを置くとその周囲8マスの土地から資源を獲得できます。そして、獲得した資源を支払って自分の建物タイルを建てていきます。

このゲームの独特なポイントは、1金支払うことで、他のプレイヤーの建物タイルの効果も使えるところ。相手が良い建物を建てたら、その近くに自分の建物タイルを配置して、建物のコンボにしてしまうのもアリです!

ワーカープレイスメント系の中でも特にシンプルなので、ワカプレの入門にぴったりのボードゲームだと思います。

>>リトルタウンビルダーズのルール&レビュー

⑳アズール

アズール|ボードゲーム
ジャンルタイル配置
人数2人・3人・4人
時間30~45分

アズール(Azul)は、プレイヤーがタイル職人となって、宮殿の壁に美しくタイルを配置することを目指すボードゲームです。

手番の度に共通の場にあるタイルから1色を獲得して、色ごとに自分のボードに並べていきますが、余ったタイルはマイナス点になってしまいます。

アズール(Azul)|タイル配置ボードゲーム

タイルを余らせないように計画的にタイルを獲得しつつ、いかに相手にマイナス点を押し付けるかを考えるゲームです。手番の度に「自分の欲しいタイルを取るか」「相手の妨害をするか」というジレンマに悩まされ続けるので、シンプルだけどしっかりとした遊び応えがあります。

「3人・4人で戦略的なゲームをじっくり遊びたい」という方におすすめです。

>>アズールのルール&レビューを見る

㉑アズール:サマーパビリオン

アズール:サマーパビリオン|ボードゲーム
ジャンルタイル配置
人数2人・3人・4人
時間30~45分

アズール:サマーパビリオンは、先ほど紹介したアズールシリーズの第3弾です。

サマーパビリオンでも、アズール同様に「タイルの獲得」「タイルの配置」を繰り返しますが、「好きな色として使えるワイルドカラータイル」「特定の配置によるボーナスタイルの獲得」など、これまでになかった新しい要素も加わっています。

印象としては、本家アズールを「ガチ寄り」とするなら、サマーパビリオンは「カジュアル寄り」です。他プレイヤーからの妨害を受けづらくなっています。そのため、アズールほど相手のボードを気にすることがなく、自分のボードとにらめっこして「どう得点を伸ばすか」に集中しやすいので、遊び心地は快適です!

ボードゲーム初心者ならまずはアズールよりもサマーパビリオンから入るのがおすすめです。

>>アズールサマーパビリオンのルール&レビューを見る

㉒リビングフォレスト

リビングフォレスト|ボードゲーム
ジャンルデッキ構築・バースト系
人数2人・3人・4人
時間40分

リビングフォレストは、森の精霊になって、悪しき鬼火に対抗するために、鬼火を消火したり、木を植えたり、守護獣を目覚めさせたりするデッキ構築系ボードゲームです。

面白いのは、デッキからカードを引くたびに「さらに引くか・やめるか」を選択できるところ。カードをたくさん引けばアクションの強度が高まっていきますが、3枚目の黒丸カードが出たらバーストして、その後のアクション回数が減ってしまいます。

ボードゲーム『リビングフォレスト』

ドロー時は常に「バーストしないようにここでやめるか、より強力なアクションができるように強気に引くか」というジレンマに悩まされます。ドキドキしながらも大量のカードをめくることができた時はかなり気持ちいいです!

また、勝利条件は「火を消す・木を植える・花を集める」の3つがあるので、どれを狙うかでデッキ構築・タイル配置・トークン集めの動きが変わるのも面白いポイント。特にデッキ構築とバースト系が好きな人におすすめの中量級ボードゲームです。

>>リビングフォレストのルール&レビュー

㉓クランク!

クランク!|ボードゲーム
ジャンルデッキ構築系
プレイ人数2~4人
プレイ時間60分

クランク!は、ドラゴンのいる洞窟を探検するデッキ構築系ボードゲームです。

カードを購入してデッキを強化しながら、ダンジョンを進んでいき、洞窟の奥に眠るお宝を持ち帰ります。

ボードゲーム『クランク!』

ダンジョンの奥深くにいくほど価値の高い宝が手に入りますが、地上に戻るのが遅くなるとそれだけドラゴンにやられて脱落してしまう可能性も高くなります。そのため、他のプレイヤーの動きやドラゴンの状況を見て「ダンジョンの浅いところで確実にお宝を持ち帰るか」「貪欲に潜って価値の高いお宝を取りにいくか」の判断が悩ましくも面白いところ。

デッキ構築にすごろく要素やチキンレース要素が見事に融合していて、デッキ構築ゲームの定番『ドミニオン』とは全然違った面白さがあります!

アークライトゲームズ

【重量級(60分~)】3人・4人でできるボードゲーム

まずは、3人・4人でできる重量級ボードゲーム(プレイ時間60分~)のおすすめを紹介します。

㉔イーオンズエンド

イーオンズエンド|ボードゲーム
ジャンルデッキ構築・協力
人数1人・2人・3人・4人
時間60分

イーオンズ・エンドは、「デッキをシャッフルしない」というのが特徴の協力型デッキ構築ボードゲームです。

プレイヤーは魔法使いになって、協力しながら敵であるネメシスを倒すことを目指します。

イーオンズエンドは協力型デッキ構築ボードゲーム

カードを購入してデッキを強くしていくというスタンダードなデッキ構築ゲームですが、大きく違うのはデッキが尽きたら捨て札をシャッフルせずにそのままひっくり返すだけというところ。そのため、自分のカードを捨てる順番によって、その後のターンでの手札の組み合わせを操作して、カードコンボが決めやすくなっています。

ボスは全部で4体いますが2体目以降はかなり強く、歯ごたえのある難易度になっています。4人で遊ぶとデッキ強化に時間がかかってしまうので、3人で遊ぶのがおすすめです!

>>イーオンズエンドのルール&レビューを見る

㉕カタン

カタン|ボードゲーム
ジャンル拡大再生産
人数2人・3人・4人
時間60~90分

カタンは、カタン島と呼ばれる無人島を誰よりも早く開拓しようというボードゲームです。

ダイスを2個振って、出た目の土地から資源(木材・レンガ・小麦・羊毛・鉱石)を獲得し、その資源を使って街道や開拓地を作っていきます。

無人島を舞台に様々な資源を集めながら、島を開拓していく|カタン

カタンの一番の醍醐味といえば”交渉”です。お互いが納得すれば自由なレートで資源を交換できます。相手が欲しそうな資源を察して、「小麦2個あげるから、レンガ1個ちょうだい」などと相手も自分も喜ぶ提案ができるかが交渉成立のカギです。

戦略性・ダイス運・交渉・資源管理など、アナログゲームの面白さがギュッと詰まった王道感のあるボードゲームです。2人プレイだと交渉がつまらなくなるので、遊ぶときは3人・4人プレイがおすすめです。

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㉖ウイングスパン

ウイングスパン|ボードゲーム
ジャンル拡大再生産
人数1~5人
時間40-70分

ウイングスパンは、自分のエリアにたくさんのカードを並べるほど1アクションでできることが増えるというエンジンビルドゲームの代表作です。

自分の手番では「鳥カードを出す」か「餌 or 卵 or 鳥カードの獲得」のどれか1つを実行するだけなので、とても分かりやすいです。自分のボードに多種多様な鳥カードを配置していき、終盤に強力なコンボを発動できた時は爽快です!

ウイングスパン|ボードゲーム

点数の取り方は「高得点の鳥を出す」「卵を増やす」「ボーナスを狙う」など複数あるので、状況に合わせてどのようなエンジンを組み立てるかの判断がキモです。

また、特徴的なのが妨害要素がほとんどないところ。他の人のプレイを気にせず自分がやりたいことだけに集中できるので、ボードゲーム初心者でもめちゃくちゃ遊びやすいです。エンジンビルドの気持ちよさを実感したい方は、まずはこの作品からです!

>>ウイングスパンのルール&レビューを見る

㉗エバーデール

エバーデール|ボードゲーム
ジャンルワーカープレイスメント
人数1人・2人・3人・4人
時間40~80分

エバーデールは、エバーデール谷に住む動物たちのリーダーとなって、森の小動物たちの街を作るという街づくりボードゲームです。

エバーデールでは、ワーカー(労働者)コマを森のエリアに配置することで様々な効果を受けます。小枝や樹液などの資源を集めたり、建物を建てたり・仲間を集めたりして、自分の街を発展させていきます。

エバーデール(Everdell)

冬から始まって、冬⇒春⇒夏⇒秋という流れで1年を過ごし、最終的に最も勝利点の高い人の勝ちです。

手番の選択肢はシンプルで遊びやすく、ワーカープレイスメント&カードコンボの面白さがギュッと詰まっている名作です。イラストやコンポーネントが美しくて、動物たちの街づくりという雰囲気に浸かってゲームに没頭できます!

>>エバーデールのルール&レビューを見る

㉘アクワイア

アクワイア|ボードゲーム
ジャンル戦略系
人数2人~6人
時間90分

アクワイアは、ホテルの合併吸収を繰り返してお金を稼ぐボードゲームです。

手番では、手持ちの建物コマ1個をゲーム盤に配置していきます。建物タイルが2個以上つながったら、ホテルが建設されて、株式が買えるようになります。

アクワイア|ボードゲーム

アクワイアの醍醐味は合併システムで、2つのホテルがくっついたら、大きいホテルが小さいホテルを吸収します。吸収された側のホテルの株券を持っている人は、配当金を受け取れます。この吸収合併をうまく利用して、最も多くのお金を稼いだ人の勝ちです。

株価が安い時にたくさん買っておいて、高くなったら買収させて儲けるなど、マネーゲーム感を存分に味わえます。株や投資などの経験がある大人こそハマるボードゲームです。

>>アクワイアのルール&レビューを見る

アークライト(Arclight)

㉙パレオ

パレオ 人類の黎明|ボードゲーム
ジャンル協力系
人数2人・3人・4人
時間45~60分

パレオ~人類の黎明~は、石器時代を生き抜いて壁画の完成を目指す協力型ボードゲームです。

食料・木材・石材などの資源を集めたり、松明・石斧・縄などの道具を作ったり、時にはヘビやオオカミ、マンモスと対峙することも!過酷な環境を生き抜きながら、壁画タイル5枚を集めたらゲームクリアです。

石器時代を生き抜くボードゲーム|パレオ 人類の黎明

パレオの面白い点は、最初はクリアするために何を目指せばいいのか全く分からないところ。ゲームを進めてデッキ内容が少しずつ明らかになってくると、壁画を作るために必要なことが分かってきます。この徐々にデッキの全体像が見えてくる感じは、大昔の人類が世界の未知を解き明かしていくというコンセプトにぴったりで、カードを公開する度にワクワクします!

プレイ時間が60分級ですが、ルールがスッキリしていて遊びやすいので、万人向けの協力系ボードゲームです。おすすめのプレイ人数は3人で、4人プレイだと上級者向けになります。

>>パレオのルール&レビューを見る

【最後に】ヘビロテしているボードゲームはコレ!

以上が、3人・4人でできるボードゲームの徹底紹介でした。

この中でも、特に僕が3~4人集まった時にヘビーに遊んでいるのは『ドミニオン』『ラミィキューブ』『ザ・マインド』『エルドラドを探して』『天下鳴動』『宝石の煌き』『カスカディア』あたりです。どのゲームも、ついつい「もう1回!」といってやめ時が分からない中毒性の高いゲームです!

また、今回の記事の他にも、人数別のおすすめボードゲームを紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

今回紹介したゲーム以外にも、3人・4人で遊べるボードゲームはたくさんあります。

下記のボタンから『3人で遊べるボードゲームの一覧』『4人で遊べるボードゲームの一覧』を表示できるので、他のゲームも知りたい方はぜひチェックしてみてください。

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