【BBQ・キャンプ向け】アウトドアにおすすめのゲーム11選

今回は、キャンプやBBQなどのアウトドアで遊びやすいボードゲーム11選を紹介します。
気になるゲームがありましたら、各ゲームの詳細記事も書いているのでぜひチェックしてみてください。
BBQやキャンプに向いているゲームとは


これまでに何度かBBQやキャンプなどのアウトドアにボードゲームを持っていたことがあります。その時にいつも重視しているポイントは以下の3つです。
- ルールが簡単
- 持ち運びやすい
- スペースを取らない
ルールが簡単・持ち運びやすいは言うまでもありませんが、意外に大事なのが「スペースを取らずに遊べる」という点。
屋内で遊ぶ時のように大きなテーブルがない(あっても色んなものが置いてある)場合が多いので、テーブルにカードを並べるようなゲームはキャンプなどのアウトドアには不向きです。
そこで、今回は、この3つのポイントを押さえたアウトドア向きボードゲームを紹介します。
BBQ・キャンプにおすすめのアウトドア向けゲーム
『BBQ・キャンプに持って行きたいアウトドアで遊べるボードゲーム11選』を紹介します。
①ito(イト)


プレイ人数 | 2~10人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ito(イト)は、自分の数字カード(1~100)の大きさを「テーマに沿った言葉」で表現して、数字が小さい順に出していく協力系ボードゲームです。
例えば、テーマが「こわいもの」で自分のカードが「71」だった場合、71は100に近いのでかなり怖いもの(バンジージャンプなど)を表現します。(1は全然怖くないもの、100がめちゃくちゃ怖いもの)


各プレイヤーの表現を聞いて、自分の数字の方が小さいと思った人から場に出していき、全てのカードを小さい順に出すことができたらゲームクリアです。
40などの微妙な数字がきた時にはどう表現するかが悩ましくて、自分が遊んだ時には「コーラにちょっとだけドリアンを絞ったジュース」「来航前のペリー」などよく分からない個性的な表現が飛び出してとても盛り上がりました。
プレイ中は「1~3枚のカードを持つ」「テーブルにカードを1枚ずつ重ねていく」だけなので、BBQやキャンプでも遊びやすいゲームです。




②コヨーテ


プレイ人数 | 2~10人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
コヨーテは、みんなが持っている数字の合計値を予想するゲームですが、面白いのが「他の人の数字は見えるのに、自分の数字だけ見えない」というルール。


順番に「前のプレイヤーよりも大きい数字」を宣言していき、前のプレイヤーの数字がカードの合計値を超えたと思ったら「コヨーテ!」と宣言します。間違っていたプレイヤーがライフを1失い、3ライフ失ったら脱落となります。
ゲーム中は、他のプレイヤーの宣言や表情などをよく観察して、自分の見えない数字を推理していきます。一方で、自分の宣言で、小さい数字の人に大きな数字を持っているように思わせたり、逆に大きい数字の人に小さい数字を持っているように思わせたりして、他のプレイヤーを騙して勝つというのも醍醐味です。周囲を惑わせて勝利した時の快感は格別です!笑
コヨーテはカード1枚を頭にかざしてプレイするだけで全くスペースを必要としないので、アウトドアにも向いているボードゲームです。




③へんなかんじ


プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 10歳~ |
へんなかんじは、お題の言葉をオリジナルの創作漢字1字で表すという大喜利系ボードゲームです。
さっそくですが、下の漢字は何でしょう?


答えは「ハンモック」です。これは、木と木の間に「寝」という字をハンモックのように繋げた創作漢字です。こんな感じで、各プレイヤーは自分のお題をムリヤリ作った漢字で表現します。
他のプレイヤーに当ててもらえれば得点になりますが、それだけでなく、最後に「最も良い感じの漢字」をみんなで選び、その漢字を作ったプレイヤーに高得点が入ります。そのため、ただ伝わりやすいだけでなく、独創的な発想・上手い表現でみんなが認める漢字を作ることが重要なゲームです。
へんなかんじも、手元にミニホワイトボードとペンを持つだけでできるので、BBQやキャンプでも遊びやすいゲームです。




④ボブジテン


プレイ人数 | 3~8人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ボブジテンは、カタカナ語のお題を”カタカナを一切使わず”に説明して当ててもらうというゲームです。
出題者はお題カードをめくって、そのお題をカタカナを使わずに説明しなければなりません。例えば、お題が「ダウンロード」の場合、「パソコン」や「インターネット」などの言葉を使いたくなりますが、どちらもカタカナなので使えません!


出題者以外のプレイヤーは、お題が分かった時点で当てることができ、最初に正解した人が点数を獲得できます。
カタカナを使わずに伝えようとすると、面白い発言や意味不明な言葉が飛び出したりして、終わったら「なんであんな説明なの!?」「他に言い方あったでしょ!」と総ツッコミを受けることも。子供も大人も一緒に遊べるので、キャンプなどのアウトドアにおすすめです!




⑤みんなでぽんこつペイント


プレイ人数 | 2~12人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 6歳~ |
みんなでぽんこつペイントは、お題を「直線」と「正円」だけで描いて伝えるお絵描き系パーティーゲームです。回答役以外のプレイヤーは共通のお題を与えられて、一斉に線と丸だけで絵を描きあげます。


このゲームの面白いポイントは「少ない画数の人から順に回答役に見せることができる」というルールです。回答役が当てた時点でゲーム終了となるので、「少ない画数で先に当ててもらうか、多い画数で確実に分かる絵に仕上げるのか」が悩みどころです。
少ない画数の絵を発表して「これじゃ絶対伝わらないでしょ!」とみんんからツッコミを受けたりして盛り上がります。このゲームも、手元にホワイトボードとペンがあればできるので、屋外でも遊びやすいボードゲームです。




⑥ワードバスケット


プレイ人数 | 2~8人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ワードバスケットは、誰でも知っている”しりとり”がベースの簡単なゲームです。
使うのは「ひらがな1文字のカード」だけ。「場の文字」から始まって、「手札の文字」で終わる言葉を宣言しながらカードを出します。


ただ、普通のしりとりと大きく違うのが、思いついたら誰でもすぐにカードを出せるというところ。そのため、カードを出そうとした瞬間に他の人に出されてしまい、「えっ今出そうとしたのに!!」と何度も悲鳴があがります。シンプルだけど、想像以上に盛り上がるカードゲームです。
手持ちのカードを出すときは箱に入れていくだけでテーブルのスペースを取らないので、BBQやキャンプにうってつけです!




⑦ワードウルフ


プレイ人数 | 2~8人 |
プレイ時間 | 5~10分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ワードウルフは、あるお題について話し合いをする中で、微妙に違うお題を配られた少数派(ワードウルフ)を見つけ出すパーティーゲームです。
例えば、プレイヤーの多くが「砂糖」というお題を与えられた場合、「塩」というお題を与えられた少数派がワードウルフ、ということになります。(下図参照)


最初、自分のお題を確認した段階では、自分が多数派なのか、少数派なのか分かりません。話し合いをしているうちに、自分が多数派だと思ったらワードウルフを見つけ出しましょう。もし自分がワードウルフかも…と思ったら、話を合わせたり、ウソをついたりして自分の正体がバレないようにします。
「ワードウルフだとバレるかも…」というちょっとしたドキドキ感が味わえるコミュニケーションゲームなので、BBQやキャンプで盛り上がるのにぴったりです!




⑧インサイダーゲーム


プレイ人数 | 4~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 9歳~ |
インサイダーゲームは、お題当てゲームをしながら1人だけ答えを知っていたインサイダーを見つけ出そうという正体隠匿系ゲームです。
出題者とインサイダーだけ答えを確認したらゲームスタート。庶民とインサイダーは「食べ物ですか?」「温かいですか?」などの質問を繰り返して、出題者は「Yes or No」で答えていきます。


答えが当たったら、1人だけ答えを知っていて質問の流れを誘導していたインサイダー役を見つけ出さなければなりません。庶民は「あの質問、怪しかったよね?」と不自然な誘導がなかったかを話し合い、インサイダー役を当てたら庶民の勝ち、間違っていたらインサイダーの勝ちとなります。
ゲーム前半は「お題当て」、ゲーム後半は「インサイダー捜し」という2部構成になっているので、短い時間で2種類のゲームを遊んだような満足感があるのが良いところ!正体隠匿要素がありますが、ハードな騙し合いや脱落がないので、誰でも遊びやすい万人向けのボードゲームです。


⑨クアルト・ミニ


プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
クアルトは、五目並べのように「2人で交互にコマを配置して一列揃えた方が勝ち」という2人用ボードゲームの定番です。
ただ、独特なのが駒の見た目がどれも違うところ!コマは「色・高さ・形・穴のありなし」と様々な要素が異なっていて、このうちどれか”1つの要素”を一列揃えた人の勝ちとなります。


また、「駒は自分で選べずに相手が選ぶ」というルールも面白くて、先の展開をしっかりと読む必要があります。
ルールが簡単なのでオセロのような気軽さですぐに遊べるところが気に入っています。少人数でキャンプに行くときにおすすめです。
クアルトは通常サイズとミニサイズがありますが、持ち運びを考えるとクアルトミニがおすすめです。




⑩コリドール・ミニ


プレイ人数 | 2人・4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 6歳~ |
コリドールは、自分のコマを1マスずつ動かしてゴールまで進むことを目指すという簡単なゲームです。
手番でやることは「コマを進める・壁で相手の進路を塞ぐ」のどちらかで、特に重要なのは壁を使って相手の進路をブロックすることです!


相手をできる限り遠回りさせるために、どこに・どのタイミングで置くかが重要です。
運要素が一切ない頭脳と頭脳のぶつかり合いになるので、負けた時は本当に悔しくてすぐに再戦を申し込んでしまいます。2人キャンプで戦略的なゲームをじっくり遊びたい方におすすめです。
こちらも持ち運びを考えるとコリドールミニがおすすめです。




⑪ゴブレットゴブラーズ


プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 5分 |
対象年齢 | 5歳~ |
ゴブレットゴブラーズは、自分のコマを縦・横・斜めのいずれか一列に並べたら勝ちという簡単な2人用ゲームです。プレイヤーはそれぞれ大・中・小のコマを持っていて、そのコマを3マス×3マスの盤面に置いていきます。
このゲームの面白いのは、コマを配置する・動かすだけでなく、既に置かれているコマの上に自分のコマを被せることもできること!


上のように、自分が置こうとしているコマよりも、配置済の相手のコマが小さければ上から被せることができます。そのため、毎手番で「どの大きさをどこに置くのか」が本当に悩ましいです!
さらに、コマの配置の仕方以外にも、実は「記憶力」も重要です!ゲーム終盤で手元にコマがなくなったら盤面のコマを動かさなければなりませんが、移動させたことで下のコマが出てきて、相手のコマが一列そろって負け…なんてこともよくあります。




【まとめ】アウトドア向けボードゲームの一覧表
最後に、今回紹介した『BBQ・キャンプに持って行きたいアウトドアにおすすめのゲーム』を一覧表にしてまとめます。
画像 | タイトル | プレイ人数 |
![]() ![]() | ito(イト) | 2~10人 |
![]() ![]() | コヨーテ | 2~10人 |
へんなかんじ | 2~4人 | |
![]() ![]() | ボブジテン | 3~8人 |
![]() ![]() | みんなでぽんこつペイント | 2~12人 |
![]() ![]() | ワードバスケット | 2~8人 |
![]() ![]() | ワードウルフ | 2~8人 |
![]() ![]() | インサイダーゲーム | 4~8人 |
![]() ![]() | クアルト・ミニ | 2人用 |
![]() ![]() | コリドール・ミニ | 2人・4人 |
![]() ![]() | ゴブレットゴブラーズ | 2人用 |
以上が、『アウトドアで遊びやすいボードゲーム11選』でした。
どれもルールが簡単・スペースが必要ない・短時間で遊べるので、キャンプやBBQで遊びやすいゲームばかりです。気になるボードゲームがあれば、ルールやレビューを詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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