【2019年】ドイツ年間ゲーム大賞2019は『ジャストワン』『ウイングスパン』が受賞!
2019年7月22日発表の『ドイツ年間ゲーム大賞2019』。
今年の大賞部門では『ジャストワン』、エキスパート大賞部門では『ウィングスパン』が受賞しました!!
今回の記事では、受賞したボードゲームがどのような内容なのかを紹介します。
【2019年】ドイツ年間ゲーム大賞の大賞
大賞は『ジャストワン』
ジャンル | 表現力・想像力 |
プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 3-7人 |
ドイツ年間ゲーム大賞2019に輝いたのは『ジャストワン』です。
ジャストワンは「みんなのヒントから答えを連想する」という協力系のクイズゲームです。
このゲームの面白いポイントは「自分のヒントが他の人と被ったら、そのヒントが消えてしまう」というルールです。
ヒント被りしたらアウトなので、ヒントを出す方はみんなが書きそうなありきたりなヒントではなく「ちょっと外したヒント」を作らなければなりません。これがけっこう悩ましいんですよね。一方で、解答者は「微妙なヒントばかりから連想しなければならない」という難しさがあります。
ゲームが終わった後も「なんでこのヒントなの!?」「あそこで被らなければなー」などとワイワイ言い合いながら盛り上がれる、おすすめのゲームです。
▼『ジャストワン』はこちら。
※ジャストワンのルールは下記で紹介中↓
その他のノミネート作品
惜しくもドイツ年間ゲーム大賞2019を受賞できなかったノミネート作品は『ラマ』と『ワーワーズ』でした。
ノミネート作品①『ラマ』
ラマは「ラマカード」と「1~6の数字カード」を使い、手札を出し切った人の勝ちという、とてもシンプルなゲームです。
ルールがシンプルでありながら、手番の度に「ゲームから降りる/降りない」のジレンマに悩まされます。すぐに遊べて、テンポのいい良作です。
▼ラマ(LAMA)日本語版
▽ラマのルールはこちらで紹介中↓
ノミネート作品②『ワーワーズ』
ワーワーズは、答えを知っている出題者に「はい / いいえ」で答えられる質問を繰り返して、答えを当てるゲームです。
このゲームには人狼ゲームのような役職があり、正解に誘導する「予言者」や正解に辿り着かないようにしたい「人狼」などの役職があって、この要素が良いスパイスとなっています。また、専用アプリもあって遊びやすくなっています。
▼『ワーワーズ』はこちら。
【2019年】エキスパート部門の大賞
ジャンル | 拡大再生産 |
プレイ時間 | 40-70分 |
プレイ人数 | 1-5人 |
エキスパート大賞には、異色の鳥類系ボードゲーム『ウィングスパン』が受賞しました!「鳥」にフォーカスしたテーマとその美しい見た目から、各所で話題となっていたゲームです。
ウィングスパンは「鳥の愛好家になって、餌を集める・鳥を呼び寄せる・卵を産ませるなどして、自分の敷地の鳥を繁栄させよう」というボードゲームです。
「餌箱型のダイスタワー」や「鮮やかな卵トークン」のクオリティーが高くて、見た目がとてもお洒落です!
大盛り上がりするゲームではありませんが、戦略の幅が広いので、終わる度「次はもっとうまくできるはず!」と沸々と再戦欲が湧いてくるゲームです!
重量級ボードゲームにしてはルールがかなりシンプルなので、ボードゲーム初心者でも遊びやすいです。
▼2019年10月に日本語版が発売しました!
※ウイングスパンのルール&レビューはこちらで紹介中↓
以上が、『ドイツ年間ゲーム大賞2019の大賞部門&エキスパート大賞』の紹介でした!
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