
【2023年】ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート作品まとめ

この記事では、2023年ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres,SDJ)の情報についてまとめています。
2023年5月22日に各部門のロングリスト・ノミネート作品が発表されました。
Die Nominierungslisten 2023 – Spiel des Jahres: Dorfromantik, Fun Facts und Next Station London. Kennerspiel: Challengers, Iki, Planet Unknown. Kinderspiel: Carla Caramel, Gigamon, Mysterium Kids pic.twitter.com/nGr3ulIfW5
— Spiel des Jahres (@SpieldesJahres) May 22, 2023
目次
ドイツ年間ゲーム大賞2023のスケジュール
2023年ドイツ年間ゲーム大賞発表までのスケジュールは以下の通りです。
- 5月22日(月)にロングリスト・ノミネート作品を発表
- 7月16日(日)にドイツ年間ゲーム大賞&エキスパート大賞&キッズ大賞を発表
メモ
ロングリストからノミネート作品(ショートリスト)が選ばれて、選ばれなかったゲームは推薦リストに入る。
大賞部門のノミネート作品&推薦リスト
2023年大賞部門のノミネート作品は、以下の3つです。
- ドーフロマンティックボードゲーム(Dorfromantik: The Board Game)
- ファンファクト(Fun Facts)
- ネクストステーションロンドン(Next Station London)
ドーフロマンティックボードゲーム


ゲーム名 | ドーフロマンティックボードゲーム(Dorfromantik: The Board Game) |
デザイナー | Michael Palm Lukas Zach |
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 30~60分 |
日本語版の有無 | テンデイズゲームズから発売予定 |
関連ページ | BoardGameGeek |
ドーフロマンティックボードゲームは、六角形のタイルを配置して村を成長させていく、協力系タイル配置ボードゲーム。
ベルリンのゲームデザインの学生4人によって開発されたデジタルゲーム「Dorfromantik」のボードゲーム版です。
「ドーフロマンティックボードゲーム」、年間大賞最終ノミネートは本当に嬉しい。内容に惚れ込んで、これまでやりとりのほとんどなかったペガサスとやりとりを重ねた上で日本語版出版にこぎ着けて、訳者もビデオゲーム版と同じく新井さんに手掛けてもらって……と一つ一つ積み重ねただけに。
— タナカ マコト (@tanakama) May 22, 2023
ファンファクト(Fun Facts)


ゲーム名 | ファンファクト(Fun Facts) |
デザイナー | Kasper Lapp |
プレイ人数 | 4~8人 |
プレイ時間 | 30分 |
日本語版の有無 | なし |
関連ページ | BoardGameGeek |
質問に数字の大きさで回答して、それらを協力して並べるゲーム。
「睡眠不足のとき、どれくらい不機嫌になる?」「暗闇をどれだけ怖がる?」「スパイになることにどれくらい興味がある?」といった質問に対して、自分のボードに数字の大きさで答えを書く。ボードを裏向きにして、みんなで話し合いながら数字順になるように並べる(もちろん数字を言ってはダメ)。
ネクストステーションロンドン(Next Station London)


ゲーム名 | ネクストステーション ロンドン(Next Station London) |
デザイナー | Matthew Dunstan |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 25~30分 |
日本語版の有無 | なし |
関連ページ | BoardGameGeek |
ロンドンの地下鉄網を設計する、紙ペンゲーム。
乗り継ぎを効率良くし、たくさんの観光スポットを巡り、都市の条件を満たすように配慮しながら、地下鉄を繋げていく。
ロングリスト一覧
2023年エキスパート部門のロングリストに入っていた作品がこちら。(ノミネート作品を除く)
画像 | ※リンクはBGG | ゲーム名
![]() ![]() | アクロポリス(Akropolis) |
![]() ![]() | ヒットスター(Hitster) |
![]() ![]() | クズーカ(KuZOOkA) |
![]() ![]() | マンティス(Mantis) |
![]() ![]() | QE |
![]() ![]() | シーソルト&ペッパー(Sea Salt & Paper) |
![]() ![]() | それは帽子ではありません(That’s Not a Hat) |
▽アクロポリス 日本語版
エキスパート部門のノミネート作品&推薦リスト
2023年エキスパート部門のノミネート作品は、以下の3つです。
- チャレンジャーズ!(Challengers!)
- IKI(江戸職人物語)
- プラネットアンノウン(Planet Unknown)
チャレンジャーズ!(Challengers!)


ゲーム名 | チャレンジャーズ!(Challengers!) |
デザイナー | Johannes Krenner Markus Slawitscheck |
プレイ人数 | 1~8人 |
プレイ時間 | 45分 |
日本語版の有無 | ホビージャパンから発売予定 |
関連ページ | BoardGameGeek |
チャレンジャーズ(Challengers!)は、複数人で遊んでいても1対1で勝負するデッキ構築ボードゲーム。
トーナメント方式で、1ラウンドごとに自分の対戦相手が変わっていきます。
IKI(江戸職人物語)


ゲーム名 | IKI |
デザイナー | 山田 空太 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 60~90分 |
日本語版の有無 | なし |
関連ページ | BoardGameGeek |
IKI(江戸職人物語)は、最も粋な江戸っ子を目指すボードゲーム。
プレイヤーは江戸時代の親方になって、職人を雇ったり、旬の魚を食べたり、煙管を買ったりして、粋な人を目指します。
日本のボードゲームデザイナーの山田空太さんの作品で、2014年にゲームマーケットで発表した「江戸職人物語」がもとになっています。
『IKI(江戸職人物語)』がなんと、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞(KdJ)にノミネートされました!!
— やまだくうた | ボードゲームデザイナー (@postmanrace) May 23, 2023
関わってくださった皆様のおかげです。ありがとうございます。 https://t.co/gOvGrBSWAe
プラネットアンノウン(Planet Unknown)


ゲーム名 | プラネットアンノウン(Planet Unknown) |
デザイナー | Ryan Lambert Adam Rehberg |
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 60~80分 |
日本語版の有無 | Engamesから発売予定 |
関連ページ | BoardGameGeek |
プラネットアンノウンは、中華テーブルに乗ったタイルを選んで、未知の惑星を開発していくタイル配置ボードゲーム。
手番プレイヤーが中華テーブル(回転するテーブル)を回してタイルをとり、他のプレイヤーは自分の前にきたタイル(2つのうちどちらか)を取るというのが特徴。
弊社にて日本語版を製作中の『プラネットアンノウン』がKDJにノミネートされました。
— Engames (@EngamesToyama) May 22, 2023
すでに原稿は仕上がっており、印刷出来次第の流通となります。今しばらくお待ちください。 pic.twitter.com/cJ2QNiGQBg
ロングリスト一覧
2023年エキスパート部門のロングリストに入っていた作品がこちら。(ノミネート作品を除く)
画像 | ※リンクはBGG | ゲーム名
![]() ![]() | 影の評議会(Council of Shadows) |
![]() ![]() | マインドバグ(Mindbug) |
キッズ部門のノミネート作品&推薦リスト
2023年キッズ部門のノミネート作品は、以下の3つです。
- カルラキャラメル(Carla Caramel)
- ギガモン(Gigamon)
- ミステリウムキッズ(Mysterium Kids)
カルラキャラメル(Carla Caramel)


ゲーム名 | カルラキャラメル(Carla Caramel) |
デザイナー | Sara Zarian |
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 10~25分 |
日本語版の有無 | なし |
関連ページ | BoardGameGeek |
アイスクリーム屋さんになって、子供たちにアイスを届ける協力系ボードゲーム。
ダイスを振って、アイスクリームに味をつけたり、太陽を1つ動かしたり、子供たちにアイスクリームをあげたりして、アイスクリーム屋さんの前に並んでいる子供たちを満足させることを目指す。太陽の光で、アイスクリームが溶けてしまうことがあるので注意。
箱がそのままアイスクリームスタンドのようになるので、アイスクリーム屋さんごっこのように遊べる。
ギガモン(Gigamon)


ゲーム名 | ギガモン(Gigamon) |
デザイナー | Karim Aouidad Johann Roussel |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
日本語版の有無 | なし |
関連ページ | BoardGameGeek |
ギガモン(Gigamon)は、特殊効果のある神経衰弱系ボードゲーム。
場に3×3のカードを裏向きで並べて、神経衰弱のように2枚めくる。ペアが揃ったら、それらのカードを獲得するとともに固有の特殊効果を発動する。(山札から1枚カードを獲得・裏向きのタイルを4枚見れる・手番を1回増やすなど)
同じ種類のカードを3枚獲得するとギガモンを捕まえることができる。最終的に、ギガモンをたくさん持っていた人の勝ち。
ミステリウムキッズ(Mysterium Kids)


ゲーム名 | ミステリウムキッズ(Mysterium Kids) |
デザイナー | Karim Aouidad Johann Roussel |
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 20分 |
日本語版の有無 | なし |
関連ページ | BoardGameGeek |
ロングリスト一覧
2023年キッズ部門のロングリストに入っていた作品がこちら。(ノミネート作品を除く)
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