ドラゴミノを徹底紹介!ドラゴンを集めるタイル配置ボードゲーム
ドラゴミノは、いま毎晩のように遊んでいる我が家の大ヒットゲームです!ドラゴンを集めるというテーマ、カラフルな見た目、卵をめくるワクワク感と、子供心を鷲掴みする要素ばかり。
ドラゴミノは『キングドミノ』の子供向けverで、2021年ドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞しています。2021年9月にテンデイズゲームズさんから日本語版が発売されました。
今回は、ドラゴミノのルール&レビューを紹介します。
▼ドラゴミノ
商品名 | ドラゴミノ 日本語版 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ジャンル | タイル配置 |
発売時期 | 2021年9月 |
デザイナー | Bruno Cathala Marie Fort |
版元 | Blue Orange Games |
日本語版販売 | テンデイズゲームズ |
価格 | 3,630円 |
関連ページ | BoardGameGeek |
▽子供におすすめのボードゲームはこちら
ドラゴミノはどんなボードゲーム?
土地を繋げてドラゴンの卵を手に入れる
ドラゴミノは、ドラゴンをたくさん集めるタイル配置系ボードゲームです。
場から土地タイルを獲得して、自分の土地に同色のタイルを繋ぐとその色の卵が貰えます。
ドラゴンの卵には「赤ちゃんドラゴンが入った卵」だけでなく、「空っぽの卵」もあり、めくってみるまで分かりません。このくじ引き要素で「やったードラゴンだ」と子供たちは大盛り上がりです!
また、卵の色ごとにドラゴンの出現率が違ったり、タイル配置の仕方で一度に2~3個の卵を獲得できたりするので、子供向けだけど大人もしっかり楽しめるのが良いところ。個人的には、めちゃくちゃおすすめのファミリーゲームです!
2021年ドイツ年間キッズゲーム大賞
ドラゴミノは、2021年ドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞した作品です。
近年のキッズゲーム大賞がこちら。※タイトルのリンクはレビュー記事に飛びます。
ドラゴミノの他にも、キッズゲーム大賞になった作品のレビュー記事を書いているので、他のゲームも気になる方は関連記事をチェックしてみてください。
ドラゴミノの『内容物』
ドラゴミノの内容物がこちら。
【内容物】
最初のドミノ4枚 / 探検ドミノ28枚 / ママドラゴン駒 / 卵トークン69個
ドラゴミノの『ゲーム準備』
まずは、ドラゴミノのゲーム準備です。
テーブルに卵トークンの卵面を上にして、色ごとにまとめて並べます。
写真のように中央を開けて並べるのがおすすめです。
手元には「最初のドミノ」を置きます。また、最初のプレイヤーは「ママドラゴン駒」を受け取ります。
これで、準備完了です。
ドラゴミノの『ルール』
ここからは、ドラゴミノのルール・遊び方を紹介します。
①探検ドミノ4枚を並べる
裏向きの探検ドミノの山から、探検ドミノ4枚を引いて場に並べます。
②ドミノを1枚選んで、自分のゾーンに配置する
場の探検ドミノを1枚ずつ取っていきますが、最初に選べるのは「ママドラゴン駒」を持っているプレイヤーです。(後は時計回り)
場の4枚の探検ドミノから1枚選んで、自分の土地に繋げます。最低でも1マスの1辺が接するように配置します。
上の画像では雪原の土地が接するように置きましたが、土地の種類が一致しなくても配置してOKです。
同じ種類の土地が接したら、その地形の卵トークンを獲得できます。先ほどのように雪原同士が接したら、雪原の卵を1個選びます。
卵トークンを獲得したら、その裏側を確認します。そこに描かれているのは「ドラゴン」か「卵の殻」です。
ドラゴンなら1点獲得です!
卵の殻ならハズレです…ただ、残念賞として「ママドラゴン駒」が自分の手元に移動します。
ママドラゴン駒は次のラウンド開始時に持っていれば、最初に探検ドミノを選べます。ただのハズレじゃないところが良心的です!
ちなみにですが、卵は色によってドラゴンの出現率が異なり、「赤の卵は獲得しづらいけどドラゴンが出やすい」「黄色の卵は獲得しやすいけどドラゴンが出にくい」などの違いがあります。この点も踏まえてタイル選びをすると、ドラゴミノがより楽しめます!
獲得した卵トークン(ドラゴン or 卵の殻)は2つのマスの間に置いておきます。
《補足》一度に複数の卵を獲得できる!
探検ドミノを配置した時に複数のマスと繋がれば、その数だけ卵トークンを獲得できます。
以下の場合は、それぞれ2個の卵トークンを獲得できます!
例:探検ドミノの1マスが同じ土地2マスと繋がる場合
例:探検ドミノの2マスがそれぞれの土地と繋がる場合
例として2個獲得する場合を挙げましたが、うまくやれば一度に3個獲得することも可能です!
③全員選んだら、次のラウンドへ
全員が探検ドミノを1枚ずつ獲得したら、残っている探検ドミノを除外して、新たな探検ドミノ4枚を並べます。
そして、これまでと同様に、ママドラゴン駒を持っている人から順に、1枚ずつ獲得していきます。(①~②を繰り返す)
④ゲームの終了
全ての探検ドミノがなくなったら、ゲーム終了です。
自分の土地にいる「ドラゴン1枚=1点」として、合計点を数えます。
さらに、「ママドラゴン駒」を持っている人は追加の1点が貰えます。
最も点数が高いプレイヤーの勝利です!
ドラゴミノの『レビュー』
最後は、ドラゴミノのボードゲームレビューです。
子供がハマる要素が盛りだくさん!
毎晩のように「ドラゴンのゲームやろう」と言われ、何連戦したことか。子供たちが短期間でここまで回数を遊んだのはドラゴミノが初だと思います。
まず、ドラゴン集めというテーマ&華やかな見た目で、初見から子供心にグッときたようです。そして、特に子供ウケが良いのは、卵をめくる「くじ引き要素」。卵をめくるたびに「やったードラゴンだ」「なんでカラなんだよ~」と一喜一憂しながら盛り上がってます!
また、ドラゴンの絵が全部違うのも良いところ。子供たちはドラゴンがでると「このドラゴンかわいい」「ふとっちょドラゴンだ」と楽しそうに絵を見て話しています。
さらに、子供にやさしいポイントが「ハズレを引いてもママドラゴン駒が貰える」というルール。ドラゴンが出ないと子供たちは悲しくなっちゃいますが、ママドラゴンが貰えることでその悲しさが良い感じに緩和されている気がします。ただのハズレではないところがGOODです!
大人も普通に楽しめるのが嬉しい!
少し前までは『果樹園ゲーム』や『雲の上のユニコーン』を一緒にやっていたのですが、大人が何連戦もするのはさすがに疲れます…。ただ、今回のドラゴミノは何連戦やっても全然大丈夫なくらい普通に楽しめています!
というのは、ただの運ゲーじゃなくて、「効率的に卵を獲得するためにどう配置するか」「みんなの卵獲得状況から何色を獲得するのがベストか」「次の人が欲しいタイルを取ってしまうか」といった考えどころがあったり、大人もちょっとワクワクできる卵くじがあったりするからだと思います。
とはいえ、ガチで遊ぶと子供たちが勝てなくなってしまうので、適度に頭を空っぽにして遊んでますが、それでも十分に楽しいです。我が家の子供たち(4歳)と大人が一緒に楽しめるちょうどいいラインのゲームです!
最後に:今年の子供ウケNo.1ゲーム!
以上が、ドラゴミノのルール&レビューでした。
間違いなく今年我が家の子供たちに大ヒットしたボードゲームのひとつです。前回のドイツ年間キッズゲーム大賞だった『スピーディロール』よりもこっちの方が断然好みそうでした。
ちなみに、対象年齢は「6歳~」となっていますが、4歳でもちゃんとルール通りに遊べています。家族で遊べるゲームを探している方はぜひ遊んでみてください!
▼ドラゴミノ 日本語版
また、ドラゴミノの他にも子供が楽しめるボードゲームはたくさんあります。詳しくは『子供におすすめのボードゲームを徹底紹介』の記事にまとめているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
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