イチゴリラを徹底紹介!5枚もめくる神経衰弱系ボードゲーム
今回は、子供向けボードゲーム『イチゴリラ』のルール&レビューを紹介します。
イチゴリラはみんなが知っている神経衰弱のようなゲームですが、連続して5枚めくらなければならなかったり、紛らわしい絵が混ざっているなど、イチゴリラならではの独特な要素があります!
記憶力勝負だと普通に子供が大人に勝つことがあるので、親子で遊ぶにはぴったりのボードゲームです!我が家では3歳の時はタイルを少なめにして、4歳になってから通常ルールで遊んでいます。
▼イチゴリラ
商品名 | イチゴリラ |
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 10~20分 |
対象年齢 | 3歳~ |
ジャンル | メモリー |
発売時期 | 2010年 |
メーカー | すごろくや |
▼幼児向けのおすすめボードゲームはこちら
イチゴリラはどんなゲーム?
イチゴリラは、同じイラストのタイルを見つける、という神経衰弱系のボードゲームです。
神経衰弱と違うポイントは、絵柄ごとに枚数が違うこと。「にんじんなら2枚」「サンタなら3枚」「ヨットなら4枚」「ゴリラなら5枚」というように、それぞれ枚数が違います。同じイラストを連続で全てめくると、それらのタイルを獲得できます。
さらに独特なのが、「サンタとどろぼう」「ゴリラとごくう」など絵がすごく似ているけど実は違う、紛らわしいタイルがあること。この紛らわしい絵のせいで、記憶がごちゃごちゃになって間違えやすくなっています。
記憶力だと普通に子供が大人に勝てるので、とてもいいファミリーゲームだと思います。また、カード自体に厚みがあって硬いので、幼児が雑に扱っても劣化しにくいのもGOODです!
イチゴリラの『内容物』
イチゴリラの内容物がこちら。
様々な絵柄のタイルが全部で33枚あります(右上の数字の分だけ同じタイルがある)。
イチゴリラの『ゲーム準備』
イチゴリラは神経衰弱のように、タイルを裏向きにして並べます。
タイル1枚をランダムに選んで、ゲームから除外します。
これで、ゲーム準備完了です。
イチゴリラの『ルール』
ここからは、イチゴリラのルール・遊び方を紹介します。
同じタイルをめくろう!
最初のプレイヤーは、場から好きなタイル1枚を表にします。
表にしたタイルには数字が書いてあり、その数字は「その絵が何枚あるか」を表しています。
例えば、「3」のサンタなら3枚、「4」のヨットなら4枚、「5」のゴリラなら5枚あるということ。
上の通り、1枚しかないタイルもあれば、5枚あるタイルもあります。
最初に引いたタイルが全部揃うように、めくっていきます。同じ絵柄を全てめくったら、そのタイルを全て獲得できます。
上の場合だと、サンタクロースを3枚全てめくったので、この3枚を獲得できます。タイルを獲得したら手番終了で、次の人の番になります。
また、途中で違う絵柄を引いてしまったら、全て裏返して手番終了になります。
似ているイラストに注意!
イチゴリラの面白いポイントは、すごく紛らわしい絵が混ざっているところ。
下のように「にんじん・だいこん」「サンタ・どろぼう」「ゴリラ・ごくう」など似ているタイルがあります。
イラストで記憶していると、大人でも普通に混乱して間違ってしまいます…。
※だいこん・どろぼう・じょうぎ・ごくうもそれぞれ右上に書いてある枚数のタイルがあります。
ゲームの終了
場のタイルが全てなくなるか、それ以上揃わないことが分かったらゲーム終了です。
最も多くのタイルを獲得した人の勝ちです。
イチゴリラの『上級用タイル』
イチゴリラには、上級用ルールで使う2種類のタイルがあります。
①おばけタイル
おばけが出たら、すぐに全てのタイルを裏返して、おばけタイルと他のタイルの位置を入れ替えます。
記憶を妨害するお邪魔タイルです。たった1枚の場所を入れ替えるだけですが、これが結構効きます…。
②にじタイル
にじは、他の絵柄1種類を間に挟むようにめくると、にじと挟んだ絵柄の両方を同時に獲得できます。
例えば、「にじ⇒サンタ⇒サンタ⇒サンタ⇒にじ」という順でめくると、一度に5枚のタイルを獲得できます。
しっかり記憶していれば、一度に大量獲得できるタイルです。
イチゴリラの『レビュー』
最後は、イチゴリラのボードゲームレビューです。
難易度調整・時間調整がしやすい!
イチゴリラは、一度に5枚の絵を当てなければならなかったり、紛らわしい絵柄に混乱してしまうなど、ユニークな要素のある神経衰弱系ボードゲームです。
遊ぶ前は「紛らわしいとは言っても、大したことないでしょ」と思っていましたが、「ヨット・じょうぎ」「ゴリラ・ごくう」が曲者で、大人でも普通に混乱して「あれ、ごくうだっけ?ゴリラだっけ?」となって間違えます…。これが良いノイズになっているので、大人も子供と一緒にちゃんとゲームを楽しめるようになっています(僕は記憶系は苦手ですが…)。
我が家では、イチゴリラを3歳の時から遊んでいます。ただ、3歳だと全部のタイルを使うと難しかったので、紛らわしいタイルを抜いて半分の枚数にしたらちょうどいい難易度でした。タイルを抜くことで、簡単に難易度調整や時間調整がしやすいのも良いところです。
子供たちに年齢差がある時は、最年少の子の直前に大人がプレイして「ゴリラを4枚までめくって最後の1枚をわざと間違える」などしてヒントを与えてあげると良い感じでした。
皆が知っている神経衰弱だから子供達だけで遊べる!
4歳の時に保育園で神経衰弱を教えてもらったようで、お友達が遊びにきた時にも子供たちだけでルール説明してすんなり遊べました。みんなが知っている神経衰弱がかわいい絵柄になっているので、子供たちの食いつきは抜群です。友達親子が遊びに来た時やクリスマスパーティーなどにバッチリ活躍してくれます!タイルが分厚いので、子どもが雑に扱っても折れたりしないのも安心です。
以上が、『イチゴリラ』のルール&レビューでした。記憶力メインのゲームだと普通に子供が大人に勝てるので、とてもいいファミリーゲームだと思います。
ちなみに、場を盛り上げたい時は、ゴリラを4枚引いてから最後にごくうを引いて「やったー揃ったー」とわざと喜ぶと、「それごくうじゃん!!」と子供たちから総ツッコミを受けられるので、ぜひやってみてください。笑
▼イチゴリラ
また、イチゴリラのほかにも面白い幼児向けボードゲームはたくさんあります。詳しくは『幼児向けのおすすめボードゲーム』で紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
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