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犯人は踊るのルール&レビュー|犯人役が次々と変わる推理ゲーム

【ボドゲ紹介】『犯人は踊る』犯人役が次々と変わる推理ゲーム
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犯人は踊るは「犯人はお前だ!!」という探偵らしい台詞が言える、推理系カードゲームです。

このゲームの面白いのは「犯人役が次々と変わっていく」ところ!

「さっきまで隣の人が犯人だったけど、今はあの人かな?」というように、ゲームが進むと犯人が変わっている可能性があります。そのため、相手のプレイや表情から犯人を見つけ出す「推理力」が求められます。

今回はそんな探偵気分を味わえるカードゲーム『犯人は踊る』のルール&レビューを紹介します。

▼犯人は踊る(第三版)

▼犯人は踊るに合うスリーブ

商品名犯人は踊る
プレイ人数3~8人
プレイ時間10分
対象年齢8歳~
ジャンル心理戦
発売時期2013年
デザイナー鍋野 ぺす
販売元すごろくや

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目次

犯人は踊るはどんなカードゲーム?

犯人カードの行方を読み合うゲーム

犯人は踊るは、誰が犯人カードを持っているのかを推理する心理戦ボードゲームです。

手札に犯人カードを持っている人を当てると勝つことができますが、犯人カードはプレイヤーの手札を移動していくので、プレイ中に「犯人役」が次々と変わっていきます。

犯人役が次々と変わっていく|犯人は踊る

「さっきはAさんが犯人だったと思うけど、今はBさんかも?」というように、相手の行動や状況から犯人役を推理していきます。

「手札から1枚出すだけと簡単」&「カード効果がシンプル」なので、普段ボードゲームを遊ばない人と遊ぶ時に重宝しています!

鍋野企画から2013年に発売

犯人は踊るの画像

犯人は踊るは、鍋野企画から2013年のゲームマーケットで発売されました。その後、2014年に第二版となり、2015年にすぐろくやとの共同制作となった第三版が発売されました。

新版が出る度に「新カード追加」や「カード構成の調整」などの改良があり、どんどん進化していった経緯があります。

※最新は「第三版」なので間違えないようにしましょう。

犯人は踊るの内容物

犯人は踊るに入っているものは「カードのみ」です。

犯人は踊るの内容物「32枚のカード」

写真の通り、様々な種類のカードが32枚入っています。(カード効果は記事後半に一覧表でまとめています)

犯人は踊るのゲーム準備

まずはゲーム準備として、全部で32枚あるカードから今回使用するカードを用意します。

プレイ人数によって「必須カード」と「その他のカード」の枚数が異なります。実際にプレイする時は下記の表を参考にしてください。

人数必須カードその他のカード
3人第一発見者・犯人・探偵・アリバイ残りから8枚選ぶ
4人第一発見者・犯人・探偵・アリバイ・たくらみ残りから11枚選ぶ
5人第一発見者・犯人・探偵・アリバイ×2・たくらみ残りから14枚選ぶ
6人第一発見者・犯人・探偵×2・アリバイ×2・たくらみ×2残りから16枚選ぶ
7人第一発見者・犯人・探偵×2・アリバイ×3・たくらみ×2残りから19枚選ぶ
8人32枚全てのカード

犯人は踊るのルール

ここから『犯人は踊る』のルール・遊び方を紹介します。

ゲームの始め方

最初に、全員にカードが「4枚」配られます。

犯人は踊るのルール:全員にカードが4枚配られる

この4枚のカードが手札となります。

最初は、「第一発見者」カードを持っている人が、そのカードを場にだしてゲームスタートになります。順番は、第一発見者カードを出した人から時計回りです。

犯人は踊るのルール・遊び方:第一発見者カードを場に出したらゲームスタート

ちなみに、ルールでは第一発見者が「今回起こった事件の内容」を叫ぶことになっています。

例えば「俺の冷蔵庫にあったプリンが食べられた!これは事件だ!」といった感じです。もし思いつかなければ「冷蔵庫にあった〇〇がない!!」と言いましょう。

手番にやること

第一発見者カードを出した左隣の人から、順番にプレイしていきます。手番にやることは、とても簡単です!

①手札を1枚出す

手札から1枚選んで、場に出します。

犯人は踊るのルール:手札のカードから1枚選んで出す

②カードの効果に従う

出したカードの効果に従います。

例えば、「取り引き」というカードを出したとすると、その効果は「誰かと手札1枚を交換する」なので、その効果に従います。

犯人は踊るのルール:カードの効果に従う

このほかにも「全員がカード1枚を左隣の人に回す」「全員、右隣の人から1枚引く」「誰か1人の手札を見る」といった様々な効果があります。

カード効果を実行したら手番終了で、次の人の手番になります。

ゲームに勝つ方法は3つ

ゲームに勝つ方法は全部で3つあります。

  1. 『探偵カード』で犯人を当てる
  2. 『犬カード』で犯人を当てる
  3. 『犯人カード』を出す(手札1枚の時のみ可)

勝ち方①:『探偵カード』で犯人を当てる

探偵カードをだしながら「犯人はお前だ!」などと言って誰か1人に使用し、その人が犯人カードを持っていれば探偵カードを使った人の勝ちとなります。

犯人は踊るの勝ち方①「探偵カードで犯人を当てる」

ただ、犯人カードは色んな人の手に渡っては交換されているので、そう簡単には見抜くことができません。プレイヤーの手札の交換具合からカードの動きを読んで、犯人カードの居場所を推理しましょう。

ただし、注意したいのは「アリバイカード」の存在!

探偵カードを使われた側は、「アリバイカード」を持っていれば、犯人カードを持っていたとしても「犯人ではありません」と言うことができます。

犯人は踊る:アリバイカードを持っていれば「犯人ではありません」ということができる

犯人のお助けアイテムですが、探偵カードを使う人にとってはかなり厄介なカードです。

勝ち方②:『いぬカード』で犯人を当てる

いぬカードは、誰かの手札から1枚選び、それが犯人カードであれば犬の勝利となります。犬の嗅覚で狙い撃つといったカードです。

犯人は踊るの勝ち方②「いぬカードで犯人を当てる」


犬の場合、アリバイの有無は関係ありません。

いぬカードは、相手のカードが複数であれば運要素も絡んでくるので犯人を当てるのがかなり難しいのですが、当てれば場が一気に盛り上がります!笑

勝ち方③:『犯人カード』を出す(手札1枚の時のみ)

犯人カードは手札が最後の1枚になった時にだけ出すことができますもし出せれば、最後まで探偵から逃げ切ったということで、犯人の勝利になります。

犯人は踊るの勝ち方③「犯人カードを出す」

プレイ人数が少ないと、犯人では勝ちづらい印象です。

犯人は踊るのカード効果

犯人は踊るに入っている『カード効果』をまとめました。全部で12種類あります。

画像カード効果枚数
第一発見者カード|犯人は踊る【第一発見者】
このカードを出してゲームを始める。
1枚
一般人カード|犯人は踊る【一般人】
出しても何も起きない。
2枚
うわさカード|犯人は踊る【うわさ】
全員、右隣の人の手札1枚を引く。
4枚
取り引きカード|犯人は踊る【取り引き】
誰か1人と手札1枚を交換する。
5枚
目撃者カード|犯人は踊る【目撃者】
誰か1人の手札を全部見る。
3枚
情報操作カード|犯人は踊る【情報操作】
全員、左隣の人に手札1枚を渡す。
3枚
アリバイカード|犯人は踊る【アリバイ】
手札にあれば「犯人ではありません」と答えられる。
5枚
たくらみカード|犯人は踊る【たくらみ】
犯人の味方になる。犯人が勝つと同じく勝ち、犯人が負けると同じく負け。
2枚
少年カード|犯人は踊る【少年】
他全員に指示して犯人を知ることができる。(全員目をつぶってもらい、犯人だけ目を開けてもらう)
1枚
いぬカード|犯人は踊る【いぬ】
誰か1人の手札を1枚選び、そのカードが犯人なら勝ち。(犯人でないなら戻す)
1枚
探偵カード|犯人は踊る【探偵】
誰か1人に「犯人ですね?」と聞き、当たれば勝ち。(2週目になるまで使えない)
4枚
犯人カード|犯人は踊る【犯人】
探偵に当てられてしまうと負け。最後の手札1枚の時だけ出せる。出せたら勝ち。
1枚

犯人は踊るを遊んだ感想

最後は、実際に犯人は踊るを遊んだ感想をレビューします。

ボードゲーム初心者が遊びやすい!

プレイ画像|犯人は踊る

犯人は踊るは、心理戦・推理要素のあるゲームなので難しそうに感じるかもしれませんが、「カードを1枚出すだけ」&「カード効果がシンプル」なのでボードゲーム初心者がとっつきやすいゲームです。ガチなゲームではなくパーティーゲーム寄りなので、気軽に遊べるのがGOODです!

僕は年末に帰省した時に、普段ボードゲームをやらない両親や弟家族と遊んですごく盛り上がりました。また、お酒を飲んでても遊べるくらい簡単なので、友達と宅飲みしながらプレイするのにもぴったりです。犯人は踊るを何十回と遊んでいますが、誰と遊んでも盛り上がる安定感のあるゲームだと思います。

5人以上で遊ぶのが面白い!

カード|犯人は踊る

このゲームの真価が発揮されるのは「大人数」で遊んだ時です。人数が多いほど、犯人カードの特定が難しくなり、推理が外れることが多くなるので「あれ、いつの間に移動した!?」「なんで違うの!!」と盛り上がれます!そんな混乱の中で、犯人カードの動きを読み切って当てた時はかなり気持ちいいです。

逆に、犯人は踊るの3人プレイは絶対におすすめしません。理由は、こちらの記事『犯人は踊るがつまらないと感じた時の対処法』に書いていますが、誰が犯人カードを持っているかすぐに分かってしまいます。3人なら他のボードゲームを遊ぶことをおすすめします…。僕の経験上では「5人以上」で遊ぶ時に向いていると思います。

最後に:手軽に心理戦を楽しめる傑作!

犯人カード|犯人は踊る

以上が、『犯人は踊る』のルール&レビューでした。

犯人は踊るは誰とでも手軽に「心理戦・読み合い」を楽しめるので、個人的にはすごく重宝しているゲームです。ゲームに慣れてくると運要素が強いと感じることがあるかもしれませんが、使用するカードを変えることで運要素を下げるといった調整もできます。

犯人は踊るの購入を考えている方は『スリーブ』も一緒に手に入れましょう。カードが紙製で、プレイ中はカードを引く・カードを出すことが多いので、何度も遊んでいるうちに傷が付いたり折れたりすることがあります。その傷や折れがマークとなってカード内容が分かってしまうと、ゲームが成り立たなくなってしまいます…。そのようなことにならないためにも、遊ぶ前にはしっかりとカードスリーブで保護するのがおすすめです。

※注意※
犯人は踊るの最新版は『第三版』なので、間違えて旧版を購入しないようにしましょう。

▼犯人は踊る(第三版)

犯人は踊るにぴったりのスリーブ

「犯人は踊る」はカードのやり取りがメインになるので、遊んでいるうちにカードに傷や汚れがついてしまいます。その傷が目印のようになってしまったらゲームとしては致命傷で、最悪買い換える…なんてこともあります。そうならないためにも、遊び始める前に「スリーブ」を装着しておきましょう。

犯人は踊るのカードサイズは「63×88mm」なので、このカードサイズにぴったりの『ホビーベース TCGサイズスリーブ・ハード』(66×91.5mm)がおすすめです。

スリーブ|犯人は踊る

ハードタイプでしっかりとした強度があるので、傷や折れに強いのが特徴です。

【ハードタイプ】
66×91.5㎜ / 50枚入り

その他のスリーブはこちら

【ハードタイプ】
66×92㎜ / 80枚入り

【ソフトタイプ】
66×90㎜ / 100枚入り

【ソフトタイプ】
65×90㎜ / 100枚入り

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