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インサイダーゲームブラックを徹底紹介!5つのブラックルールが追加

『インサイダーゲームブラック』のルール&レビュー|5つのブラックルールが誕生!!
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インサイダーゲームブラックは、人気ボードゲームである『インサイダーゲーム』の上級版です。インサイダーゲームにはなかった新役職や新要素が追加されています。

個人的には、インサイダーゲームの弱点に良調整が入った新スタンダード版だと思います!

今回は、真っ黒に変貌した『インサイダーゲームブラック』の新要素5つとレビューを紹介します。※2020年3月に先行販売がありましたが、一般販売は2020年4月23日です。

▼インサイダーゲームブラック

商品名インサイダーゲームブラック
プレイ人数4~8人
プレイ時間15分
対象年齢9歳~
発売時期2020年
デザイナーteam Insiderrrr
販売元オインクゲームズ
価格2,420円(税込)
関連ページオインクゲームズ公式ページ

▼正体隠匿系ゲームのおすすめ紹介

目次

インサイダーゲームはどんなボードゲーム?

インサイダーゲームは「YES or NO」で答えられる質問を繰り返してお題を当てるクイズゲームです。

「YES or NO」で答えられる質問を繰り返す|インサイダー・ゲーム

ただし、メンバーの中に1人だけ答えを知っていて質問の流れを誘導しているインサイダー役(内通者)を見つけ出さなければなりません。

インサイダーゲームは内通者を見つけ出すボードゲーム

前半戦の「クイズゲーム」、後半戦の「インサイダー探し」という2部構成になっているクイズ&正体隠匿系ボードゲームです。

▽インサイダーゲームのルール&レビュー記事

インサイダーゲームブラックの内容物

インサイダーゲームブラックの内容物がこちら。

内容物|インサイダーゲームブラック

お題カード42枚+ブランクお題カード1枚 / 砂時計(約3分) / 役割カード8枚 / NG質問カード 5枚 / 遊び方説明書

インサイダーゲームブラックの5つの新要素

インサイダーゲームブラックの新要素5つ

インサイダーゲームブラックでは、通常版にはなかった5つのブラックルールが追加されています!

新要素①:新役職『フォロワー』

インサイダーゲーム通常版の役職は「マスター・庶民・インサイダー」の3つでしたが、ブラック版では新たに新役職「フォロワー」が加わります!

フォロワーはインサイダーの仲間です。

フォロワー|インサイダーゲームブラック

インサイダー役とフォロワー役はゲーム前に秘密裏にお互いを確認できます。ただし、フォロワーはお題が何かは分かりません。

フォロワーの勝利・敗北条件はインサイダーと一緒なので、インサイダー役がバレないようにフォローするのが重要です。そのため、フォロワー役になったら、インサイダーの発言をヒントに積極的に質問をして答えに導く・辿り着くことで、インサイダー役が疑われないようにしましょう。

新要素②:NG質問カード

2つ目の新要素は『NG質問カード』です。

NG質問カード|インサイダーゲームブラック

NG質問カードは、特定の質問を禁止する追加ルールカードです。

例えば、「見た目」の禁止カードなら、見た目に関する質問が禁止になります。

見た目のNG質問カード|インサイダーゲームブラック

この場合、「赤いですか?」「キレイですか?」「丸いですか?」といった見た目についての質問ができなくなります。

新要素③:お題カードの難易度アップ!!

インサイダーゲームでは、お題カードの内容も難しくなっています!

ただ、全部のお題が難しいというよりも、難しそうなお題の割合が増えた印象です。中には、簡単そうなお題もちらほらあります。

お題カード|インサイダーゲームブラック
難しくなったお題カード|インサイダーゲームブラック

強引に誘導するとすぐにバレそうなものが多いですが、ヒントを小出しにしてフォロワーに頑張ってもらうのが良いでしょう!

新要素④:正解者の勝利条件が追加!

今回のインサイダーゲームブラックでは、庶民がお題の正解者となるメリットができました!

インサイダーゲームでは、クイズが終わったら正解者裁判(正解者がインサイダー役だと思うかの多数決)をします。

正解者裁判|インサイダーゲームブラック

インサイダーゲームブラックに追加されたルールでは、正解者裁判で庶民に過半数以上の票が入り「あなたはインサイダーである」という間違った結果になってしまっても「インサイダーチームとともに正解者も勝ち」となります。(通常版では、インサイダーチームの勝ちとなる)

つまり、庶民チームが負ける状況でも、正解者になった庶民だけは勝つことができるということです。この勝利条件が追加されたことで、インサイダーゲームの弱点が克服されたと思います。(詳しくはレビューに記載)

⑤砂時計の落ちる時間が短くなった!

インサイダー通常版の砂時計は5分でしたが、インサイダーゲームブラックではなんと3分の砂時計になっています!

3分の砂時計|インサイダーゲームブラック

5分でもタイムアウトになることがあったので、かなりスピーディーに質問していかないとすぐにタイムアウトになってしまいます!

最大11人プレイができる!

通常版のインサイダーゲームがあれば、通常版とブラック版を混ぜることで「最大11人のチーム戦」ができます!

インサイダーゲーム通常版とブラック版を混ぜると11人プレイができる

「ホワイトチーム」と「ブラックチーム」に分かれて、お題当てとインサイダー探しを行います。

インサイダーゲームはお手軽ゲームなので、大人数で遊べるようになるのはありがたいですね。インサイダーゲームが遊びなれた人でも、新鮮な感覚で遊べそうです。

インサイダーゲームブラックのレビュー

最後はインサイダーゲームブラックのレビューです。

インサイダーゲームの弱点「質問しなくなる」を克服!

インサイダーゲームブラックのプレイ画像

インサイダーゲームブラックは、インサイダーゲームに足りなかったピースが埋まった完成形だと思います。こういうインサイダーゲームを待っていました!

個人的にすごく良いと感じたのは「フォロワーの追加」と「勝利条件の追加」です。

インサイダーゲーム通常版のレビューにも書いていますが、通常版の弱点は勝ち負けにこだわるとゲームが成立しなくなることでした。勝つことだけを考えれば、庶民は「インサイダーを炙り出すためにあまり質問をしない」のが得策です。庶民が質問しなくなると、インサイダーも正体がバレやすくなるので質問できなくなります。そのため、本気で遊ぶと「質問をしない」が正解になってしまっていました…。

一方で、今回のインサイダーゲームブラックでは「積極的に質問できるゲーム」になっています!庶民は正解者になると庶民チームが負ける状況でも自分だけ勝つというメリットがあるので積極的に質問できます。フォロワーはインサイダーが誰か分からないように、インサイダーの発言をヒントに質問を繰り返します。その結果、ガチでやると消極的になりえたゲームが積極的に当てにいくゲームになりました。ブラック版はとても良い調整が入ったインサイダーゲームだと思います!

インサイダゲームブラックこそスタンダード版!

役割カード|インサイダーゲームブラック

これぞ、インサイダーゲームの弱点を克服した完成形だと思います!これで、ゲーム前に「勝ち負けを気にせずに、積極的に質問しよう」なんて言う必要もなくなります!(依然として、インサイダー役が答えに近づく質問をせずにタイムオーバーを狙って全員負けにするという戦法は取れますが、そこは空気を読みましょう。笑)

個人的には、インサイダーゲームの上級版というよりも、ブラックこそスタンダード版だと思います。勝利条件の追加は、インサイダーゲーム通常版にも絶対に導入することをおすすめします!

▼インサイダーゲーム ブラック

▼インサイダーゲーム(通常版)

▽インサイダーゲームのルール&レビュー

インサイダーゲームブラックに合うスリーブ

インサイダーゲームブラックを遊ぶ前に、役割カード・お題カードにスリーブをつけて、傷や汚れから保護しましょう。特に、役割カードは傷で印がついてしまうと、カードの状態で正体がバレてしまうことになりかねません。

インサイダーゲームブラックのカードにスリーブを付けた写真がこちら。

スリーブ|インサイダーゲームブラック

詳しくは、『インサイダーゲームの役割&お題カードにおすすめのスリーブ』で紹介しています。

▽役割カードに合うスリーブ

▽お題カードに合うスリーブ

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