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『ファフニル』のルール&レビュー:ニワトリが生む宝石を競るボードゲーム

『ファフニル』のルール&レビュー:ニワトリが生む宝石を競るボードゲーム

ファフニルは「ファフニルという名前のニワトリが生む宝石を競る」ボードゲーム。ただし、新しい宝石を得るためには手持ちの宝石を捨てなければなりません。

このファフニルはオインクゲームズの最新作で、ゲームマーケット2019秋(2019年11月23~24日)で先行販売されました。既に、北米・欧州での発売が決まっており、北米では2019年12月に発売予定です。

今回は『ファフニルのルール&レビュー』を紹介します。

ジャンル競り
プレイ人数2-4人
プレイ時間20分
対象年齢9歳以上
発売時期2019年12月
デザイナー佐々木隼
メーカーオインクゲームズ
価格
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ファフニルはどんなゲーム?

ファフニルは「ファフニルという名前のニワトリが生む宝石を競る」ゲームです。

ファフニルは1日に「2個以上の宝石」を生みます。

ファフニルは「ニワトリが生む宝石を競る」ボードゲーム

このニワトリが生んだ「宝石」を競り合います。

ただし、ファフニルが生んだ宝石を手に入れられるのは「手持ちの宝石をたくさん捨てた人」です。

ファフニルが生んだ宝石を手に入れられるのは「手持ちの宝石をたくさん捨てた人」だけ「捨てる宝石」を握って一斉に公開する

また、宝石の価値は常に変動していて、どれが高くてどれが低いのかハッキリとは分かりません。

最終的に、みんなが持っている人気の宝石は価値が高く、みんなが持っていない人気のない宝石は価値が低くなります。

宝石を捨てることで「この宝石の価値は低いよ」という雰囲気を作りだして、自分の持っている宝石の価値を高めましょう!

ファフニルに入っているもの

ファフニルに入っているものがこちら。

ファフニルに入っているもの

布袋 / 宝石80個 / 得点チップ45枚 / ファフニルボード / ついたて 4枚 /  捨て場ボード

 

このゲームで競りの対象となるのが「6色の宝石」です。

ファフニルに入っている「6色の宝石」

「金が20個」「それ以外の色が12個ずつ」入っています。

これらの宝石は袋の中に入れておきます。

ファフニル:宝石は袋の中に入れておく

ファフニルの『準備』

「ファフニルボード」を中央に置き、「ついたて」を1人1枚目の前に置きます。

ファフニルの準備:ファフニルボードを中央に置き、1人1枚ついたてを立てる

 

各プレイヤーは、袋からランダムに「10個の宝石」を取り出して、ついたての内側に置きます。(最初のプレイヤーは11個)

ファフニルの準備:袋からランダムに「10個の宝石」を取り出して、ついたての内側に置く

 

さらに、袋から宝石を3個取り出して、「捨て場ボード」に並べます。

ファフニルの準備:袋から宝石を3個取り出して、「捨て場ボード」に並べる宝石の色に対応した場所に配置する

ファフニルの『ルール』

①袋から宝石を『2個』取り出す

まずは、ファフニル(ニワトリ)が宝石を2個生みます。

最初のプレイヤーはファフニルの「世話係」として、袋の中身を見ずに「宝石2個」を取り出します。

ファフニルのルール:袋の中身を見ずに「宝石2個」を取り出す「緑」と「金」が出ました

「取り出した宝石2個」と「1点チップ」をファフニルボードに置きます。

ファフニルのルール:「取り出した宝石2個」と「1点チップ」をファフニルボードに置く

この「2つの宝石」と「1点チップ」が競りの対象となります。

2つの宝石が同じ色だった場合は、さらに袋から2個取り出します。ファフニルボード上に2色以上の宝石が出るまで繰り返しましょう。

ファフニルのルール:2つの宝石が同じ色だった場合は、さらに袋から2個取り出す
多くの場合「宝石2個」を競りますが、たまに「4個以上の宝石」を競ることになります。

②『捨てても良い宝石』を握る

ファフニルが生んだ宝石を手に入れるのは「手持ちの宝石を最も多く捨てた人」です。

各プレイヤーは「捨てても良いと思う宝石」を好きな数だけ握ります。

ファフニルのルール:「捨てても良いと思う宝石」を好きな数だけ握る

 

ただ1点注意したいのは「ファフニルが生んだ宝石と同じ色を握るのは禁止」ということ。

ファフニル:ファフニルが生んだ宝石と同じ色を握るのは禁止

上の場合だと、ファフニルボード上に『緑』『金』があるので、この2色を握ることはできません。

この制限があるので、「この色を捨てたいのに捨てられない…」という状況がよくあります。もし間違えて握ってしまった場合、その競りには参加できなくなるので注意してください。

宝石を握ったら、その拳を前に出します。

ファフニル:宝石を握ったら、その拳を前に出す

宝石を握りたくない(0個の)場合は、宝石を握ったふりをして拳を前に出します。

③『最も多く握った人』の勝ち

全員が拳を前に出したら、一斉に手を開きます。

「最も多く宝石を握っていた人」が競りの勝者です。

ファフニルのルール:「最も多く宝石を握っていた人」が競りの勝者

1位が2人いた場合は、最初のプレイヤー(世話係)の右隣の人から反時計周りに近い人が勝者となります。

④勝者は『ファフニルの宝石』と『得点チップ』をゲット

競りに勝った人は、ファフニルボードにある「宝石」と「1点チップ」を獲得します。

ファフニル:競りに勝った人はファフニルボードにある「宝石」と「1点チップ」を獲得する

獲得した宝石はついたての内側に加えます。

勝者が握っていた宝石は、捨て場ボードに捨てます。

ファフニル:勝者が握っていた宝石は、捨て場ボードに捨てる捨てる宝石も対応する色の所に置く

勝者以外の人は、握っていた宝石を各自のついたての内側に戻します。

競りの勝者が次の「世話係」となって、『①袋から宝石を2個取り出す』から始めて、競りを繰り返します。

⑤1色の宝石が一定数捨てられたら『得点計算』

ラウンドの終了

1色の宝石が一定数捨てられたらラウンド終了です。ラウンド終了になる個数は、プレイ人数で変わります。

プレイ人数1色の個数
2人6個
3人7個
4人8個

例えば、4人の場合なら1色の宝石が8個捨てられたらラウンド終了になります。

ファフニル:4人の場合なら1色の宝石が8個捨てられたらラウンド終了黄色が8個捨てられたので、ラウンド終了

得点計算

ついたてを外して、全員の持っている宝石を公開します。

ファフニル:ついたてを外して、全員の持っている宝石を公開する

宝石の色ごとに合計して、「最も多い色が1位」「次に多い色が2位」というように順位を付けます。(金を除く)

宝石は、下のように順位によって価値が決まります。金だけは順位をつけずに、いつでも「1つにつき1点」です。

ファフニル:宝石の色ごとに合計して、順位をつける

 

例えば「1位が緑、2位がオレンジ」の場合なら、下のように計算します。

ファフニル:得点計算の例

合計が8点なので、8点分のチップを受け取ります。

ただし、同じ色の宝石を『5個以上』持っている人は、その色からプラスの得点を受け取れません。同色を持ちすぎるのは禁物です!
得点計算が終わったら、次のラウンドを開始します。

⑥『40点以上』でゲーム終了

ラウンド終了時に、40点を超えている人がいればゲーム終了です。

ファフニル:40点を超えたらゲーム終了

その時点で、最も点数の高い人の勝ちとなります。

ファフニルの『レビュー』

ファフニルを遊んだ感想

個人的オインクゲームズNo.1!

ファフニルのレビュー:オインクゲームズで1番好きなゲーム

まだ回数を遊んでいませんが、競り系ゲームの定番『モダンアート』が好きな自分にとっては、オインクゲームズで1番好きなゲームになりそうです!スッキリ&コンパクトだけど、しっかり遊び応えのある競りゲームというのが嬉しい!

「読み合い」特化の競りゲーム

競りゲームといえば「より価値の高いもの」を頑張って獲得しようとしますが、ファフニルで競るのは「価値があるのか分からないもの」。

最終的な価値を見極めるために、周りが何を捨てようとして何を得ようとしているのかをよく観察して見抜くのが重要。「読み合い重視」の競りゲームです。

ボドゲ初心者の次のステップ向け

ファフニルのレビュー:ボードゲーム初心者の次のステップ向け

オインクゲームズの作品はどれも超簡単なものばかりですが、そんな中でファフニルはゲームの肝を掴むまでに少し時間がかかる気がします。全くのボードゲーム初心者が最初に遊ぶものというよりは、初心者が軽めのゲームを遊んだ後に「もう少し深い読み合いを楽しみたい!」という時にピッタリなゲームだと思いました。

また、各コンポーネントにルールが分かるイラストが描かれているのが良かったです!「あれ、ここどうだっけ?」となっても、手元のついたてや捨て場ボードに描かれているので、説明書に戻ることがなく、初めて遊ぶ人に親切な作りになっていました。

意表をついたプレイが難しい!?

周りを出し抜こうとして、「早い段階でいきなりゲームを終わらせる」「宝石の価値を逆転させる」などやってみましたが、これがなかなかうまく決まらない!結果的に自分が損をすることが多かったのですが、きっと綺麗に決まると気持ちいいはず…意表をつくのが難しそうですが、もう少し試したいと思います!

まとめ:コンパクトで満足度の高い競りゲーム!!

ファフニルのレビュー:コンパクトで満足度の高い競り系ボードゲーム

ガチガチに読み合うという楽しみ方はもちろんですが、「袋からランダムに引く」&「価値のあるものが分からない」ので、自分の嗅覚を頼りにラフに遊ぶのもアリです。色んな層の人が楽しめるゲームだと思います。

コンパクトでプレイ時間の操作もしやすく、ライトな割に遊んだ後の「ボードゲームらしい読み合いを楽しんだ!」という満足感も高かったです。これからも定番ボードゲームのレパートリーに加えて遊んでいきたいゲームです。もう少しプレイを重ねたら、またレビューを追記します!

▽競り系ボードゲームの定番『モダンアート』はこちら。

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