ウボンゴミニを徹底紹介!パズル部分だけが抽出されたミニ版
ウボンゴミニは、定番パズルゲーム『ウボンゴ』からパズル部分だけが抽出されたコンパクト版です。
ウボンゴミニの良いところは、何と言ってもお手頃価格になっているところ!ミニと言ってもゲームの本質は変わらないので、ウボンゴのお試し版として買いやすいと思います。
今回は、小さくなったパズルゲーム『ウボンゴミニ』のルール&レビューを紹介します。
▼ウボンゴミニ
商品名 | ウボンゴミニ |
---|---|
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 7歳~ |
ジャンル | パズル |
発売時期 | 2007年 |
デザイナー | Grzegorz Rejchtman |
販売元 | GP |
ウボンゴミニはどんなゲーム?
ウボンゴのコンパクト版
ウボンゴミニは、ウボンゴから「ダイスを振る・宝石を獲得する」などを取り除き、パズルのみに特化したコンパクト版です。カードの白いマスがぴったり埋まるように、パズルピースを配置します。
また、ウボンゴミニには「8個のピースから好きなピースを使う」「最初に完成した人がカウントダウンを始める」といったウボンゴとは異なる要素もあります。特に、ゲーム終了までの20秒のカウントダウンは、本家ウボンゴにはない強烈なプレッシャーで、かなり焦らされます!
※「ウボンゴミニの特徴を知りたい」という方は、下記の記事で『ウボンゴミニとスタンダード版の違い5つ』を解説しているので、こちらもチェックしてみてください。
ウボンゴミニ3種類の日本語版が発売!
ウボンゴ(Ubongo)はその人気からシリーズ化していて、海外では様々な種類が発売しています。最近では、ウボンゴミニ3種類の日本語版が発売しています。
また、立体パズルになって難易度が跳ね上がった『ウボンゴ3D』の日本語版も発売しました。
このように、国内でのウボンゴ人気の高まりにより、続々と日本語版がリリースされています。
ウボンゴミニはこちら
ウボンゴミニトライゴはこちら
ウボンゴミニの『内容物』
ウボンゴミニの内容物がこちら。
「32枚のカード」と「4人分のピース」だけです。
ウボンゴスタンダード版に入っている「宝石・砂時計・ダイス」などはありません。
ウボンゴミニの『ゲーム準備』
まずは、ウボンゴミニのゲーム準備からです。
「簡単な問題」か「難しい問題」かを選ぶ
最初に、「簡単な問題(A面)」か「難しい問題(B面)」のどちらかにするかを決めます。
どちらにするか決めたら、その面を下にして山札を作ります。
8個のピースを受け取る
各プレイヤーは、8個の異なるピースを手元に用意します。
8個のピースは全て形も色も違います。
ウボンゴミニの『ルール』
ここからは、ウボンゴミニのルール・遊び方を紹介します。
一斉にカードを表にしてゲームスタート!
山札から1枚ずつカードを取り、一斉に表にしたらゲームスタートです。
ウボンゴミニでは、どのピースを使ってもいいので、カードの白いマスがぴったり埋まるようにします。
ウボンゴ スタンダード版ではダイスを振って使用するピースを決めますが、ウボンゴミニでは「正しいピースの組み合わせが分からない」というのが独特な要素です。
ただ、全てのパズルの答えは3通り以上の組み合わせがあるので、そこまで難しくはありません。
完成したら「ウボンゴ」と叫んで、カウントダウンを始める
パズルが完成した人は「ウボンゴ!」と叫んで、20秒のカウントダウンを始めます。
カウントダウンの間、完成していないプレイヤーはパズルを続けます。
完成した人だけカードを獲得する
カウントダウンが終わったら、パズル終了です。
パズルが完成したプレイヤーは、そのカードを獲得します。また、最初に完成したプレイヤーは、パズルを解けなかったプレイヤーのカードも獲得できます。
カードを獲得し終わったら、山札から新しいカードを引いて、次のラウンドを始めます。
ゲームの終了
全8ラウンド終わったら、ゲーム終了です。
最も多くのカードを獲得したプレイヤーの勝利となります。
ウボンゴミニの『上級者向けルール』
ウボンゴミニの難易度を上げたい場合は「黄色のピースを取り除く」とさらに難しくなります!
真っすぐな黄色のピースを除外することで、7個のピースでパズルを解くことになります。ピースが減っても、全ての問題を解くことができます。
また、この上級者ルールを子供と一緒に遊ぶ時のハンデに使うのもアリです。大人だけシンプルで使いやすいピースを失うので、いい感じのハンデになります。ファミリーで遊ぶときにおすすめのルールです。
ウボンゴシリーズの『難易度比較』
これまで日本語化されているウボンゴシリーズ5種類のレビュー記事を書いていますが、「実際にどれが難しいのか?」と思ったので、ウボンゴシリーズの難易度を比較してみました。
難易度を比較する方法として「10分間でパズルを完成させられる回数」を比べました。
その結果、ウボンゴシリーズの難易度をまとめると以下の通りです。(あくまで個人の見解です)
【ウボンゴシリーズの難しい順】
エクストリーム > トライゴ > 3D > スタンダード=ミニ
難しさにどのくらい差があるのかということは、別記事で「10分で正解できた回数」を詳しくまとめているので、シリーズの購入を検討している方はぜひ下記の記事もチェックしてみてください。
ウボンゴミニの『レビュー』
最後は、ウボンゴミニのボードゲームレビューです。
パズル部分を抽出したのが『ウボンゴミニ』
ウボンゴミニは、ウボンゴからパズル部分だけを抽出したボードゲームです。「サイコロを振る」「宝石を獲得する」という工程がない分、スピーディーに遊べるようになっています。
どのパズルの答えも3通り以上の組み合わせが用意されているので、パズルの難易度的にはかなり簡単です。そのため、子供と一緒に遊ぶ時は「子供は簡単な面・大人は難しい面」にしてハンデをつけるようにしましょう。
ただ、「難しい面」でも大人がやると1分かからずに解けてしまうので、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。「もっと難しいパズルをやりたい」という方は、まずは『ウボンゴミニトライゴ』に挑戦してみてください。難易度が2段階くらい跳ね上がったような難しさです!
カウントダウンで焦ってしまう!
ウボンゴミニの問題はそこまで難しくありませんが、このゲームの厄介なところは、最初に完成した人が数える「カウントダウン」です!
「10、9、8…」とカウントダウンされると、本家ウボンゴにはない強烈なプレッシャーを感じて、かなり焦らされます。カウントダウンのせいで焦って解けないこともあり、これがウボンゴミニの面白い部分だと思います。
【最後に】お手頃価格で、ウボンゴのお試し用にぴったり!
ウボンゴミニの一番の良さは、定価1,200円というお手頃価格です。家族の団らん用にウボンゴを購入しようとしている方は、まずはお試し用でウボンゴミニで遊んで、子供の反応を見るのもいいと思います。
ミニが気に入ったら「ダイスを振る・宝石を手に入れる」などの子供が好きな要素がある本家ウボンゴを手に入れましょう。(特に、小さい子供はキラキラの宝石が大好きです)
また、「ウボンゴなんて余裕!」という方はぜひ高難易度の『ウボンゴミニトライゴ』『ウボンゴミニエクストリーム』『ウボンゴ3D』に挑戦してみてください。めちゃくちゃ歯ごたえのある難易度でおすすめです!
▼ウボンゴミニ
▼ウボンゴミニ:トライゴ
▼ウボンゴミニ:エクストリーム
また、ウボンゴのほかにも面白いボードゲームはたくさんあります。僕のおすすめのボードゲームについては『ボードゲームのおすすめランキング』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。