【パズル系ボードゲーム10選】早解き・3D・協力系などを徹底紹介
パズルゲームというと定番の「早解きパズル」を想像すると思いますが、今では「協力系」「立体パズル系」「バランス系」などの新しい要素が組み合わさった、新鮮なパズル系ボードゲームが増えています。
そこで今回は、『パズル系ボードゲームのおすすめ10選』を紹介します。
こんにちは、はとまめ(@boku_bodo)です。
各パズルゲームの詳しいルールが分かるレビュー記事も書いているので、気になるゲームがありましたらそちらもぜひチェックしてみてください。
パズル系ボードゲームのおすすめ10選
では、早速パズル系ボードゲームのおすすめ10選を紹介していきます。
①プロジェクトL
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
プロジェクトLは、パズルに『拡大再生産要素』が加わった新タイプのパズルボードゲームです。
最初の手持ちはピース2個だけですが、手番の度に「パズルやピースの獲得・ピースのグレードアップ・ピースの配置」などをして、パズルやピースが増えていきます。パズルの白枠が埋まるようにぴったりとピースを配置したら、新しいピースが手に入る上に使用済みのピースも再利用できるので、徐々に高難易度のパズルが解けるようになっていきます。
プロジェクトLの良いところは「パズルを完成させたときの喜び」と「ピースがどんどん増えていく気持ちよさ」があって、手番の度に気持ちよくなれる瞬間があること。特に、4枚のパズルを一気に完成させて大量のピースを一度に手に入れられた時は爽快でした!
パズルゲームというとほとんどが早解きですが、プロジェクトLは早解きじゃない&超簡単なので、早解きパズルが苦手な人でも楽しめる間口の広いパズル系ボードゲームです。
②メンタルブロックス
プレイ人数 | 2~9人 |
プレイ時間 | 10~20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
メンタル・ブロックスは、みんなで協力してブロックを積み上げて立体パズルの完成を目指すボードゲームです。
各プレイヤーはそれぞれ、自分だけ見ることができる「1方向から見た完成図」を持っています。
それぞれが正解の一部分だけを知っていて、その情報を教え合いながら一つの正解を作り上げます。
「こっちは良い感じ」「えっ、これだと私がダメだけど…」「これをこうしてこっちから見たらどう?」「あっいいね」「いや、それだとこっちがダメだわ」というように、ああでもないこうでもないと喋っている時間が楽しいです。また、全員がテーブルの周りをぐるぐる回って色んな方向から見るという独特なプレイ感も気に入っています!
③ウボンゴ3D
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
定番パズルゲームのウボンゴシリーズで、一番好きなのが『ウボンゴ3D』です!
ウボンゴ3Dは、パズルの枠に合わせて、立体ブロックを2段分ぴったり埋まるように組み立てたら完成です。
パズルボードには「簡単な面」と「難しい面」があり、難しい面は凄まじい難易度で、どれだけ時間をかけても解けないことも…。ただ、難問を解いた時は、本当に霧が晴れたようにスカッとします!
「組み立てる・壊すを素早く繰り返す慌ただしさ」と「クリアできた時の圧倒的な満足感」があり、大好きなパズル系ボードゲームです。
④ナインタイル パニック
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 7歳~ |
ナインタイルパニックは、9枚のタイルを素早くに動かして、お題に沿った町を完成させるというスピード系のパズルボードゲームです。
このゲームの特徴は、「3つのお題に沿うようにタイルを配置する」というところ。ゲームが終了したら、お題ごとに順位をつけて、上位の人ほど高い点数を獲得できます。
ゲーム中は「完成度かスピードのどっちを優先する?」「3つのお題のうちどれを重視する?」という悩ましさがあって、パズルゲームに考える要素がうまく融合した名作です!
お洒落なデザインとコンパクトな箱で特別感があるので、プレゼントにもぴったりです。
⑤ナインタイル
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ナインタイルは、「9枚のカードをお題通りに素早く並べ変える」という早解きボードゲームです。(先ほど紹介したナインタイルパニックは、このゲームの派生作品です)
お題カードを公開したら、全員一斉にゲームスタート!表・裏で絵柄の違う9枚のカードを動かしたり、ひっくり返したりしながら、お題カードと同じ配置になるよう目指します。
このゲームの良いところは「子供・大人関係なく、みんなが本気モードでプレイできる」ところ!
3組の家族で集まった時に遊んだら、大人が本気で遊んで5歳の子供に負けてしまうので、その度に大盛り上がりでした!終わったら「うちでもこれやりたい!」とその場で全家族がナインタイルを買ったほどでした。子供のいる家族なら、一家に一個持っておいて損のないパズル系ボードゲームです。
⑥カタミノ
プレイ人数 | 1~2人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 3歳~ |
カタミノ(Katamino)は、カラフルなブロックをボード上に隙間なく埋めたら完成、というパズル系ボードゲームです。
カタミノの特徴は、「仕切り棒の位置」と「使用するブロック数」を変えることで難易度調整が簡単にできるところ。様々な難易度のパズルが500問用意されているので、3歳から99歳まで遊べます。
我が家の子供たちが3歳の時は幼児向けの簡単ルールで遊んでいましたが、6歳にもなるとブロックを置く前に「ここに置くと、これが置けなくなるから…」と次の状況をイメージしながら遊べるようになりました。
また、大人でも使用するブロックが6個を超えるとかなり苦戦させられます。パズル好きな人でも歯ごたえのある難易度に挑戦できるので、子どもから大人まで楽しめる本格パズルゲームです。
⑦ウボンゴ
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ウボンゴは、パズルの完成スピードを競う定番のパズル系ボードゲームです。テレビ番組でもよく取り上げられる人気作です。
最初にダイスを振り、今回使用するピース3枚を決めて、ボードの枠内にピースを隙間なく埋めることができたら完成です。
全て埋めたら「ウボンゴ!」と叫び、一番早いプレイヤーから順番に宝石を獲得して、その点数を競います。
冷静になるとピースを回転させたり反転させればちゃんと解ける問題ですが、ゲーム中はつい焦ってしまい「ムリムリムリ!」「この問題、絶対解けないよ!」という叫び声が上がって盛り上がります。
⑧ウボンゴミニ:トライゴ
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 7歳~ |
ウボンゴミニ:トライゴは、「三角形が連なったピース」に変化したウボンゴです。四角型のピースと比べて、形状がかなり複雑になっています。
また、トライゴの独特な点は「ピースを配置する白い枠が左右に2か所ある」ということです。
「どのピースをどちらに置くのか分からない」というのが難しいところで、左が完成して「よし、あとは右だけ!」となっても、右側がどうしても完成せずに、結局完成していた左側を崩してやり直す、なんてもこともあります…この時の絶望感といったら…笑
また、他のウボンゴは上級面で4個のピースを使うところ、トライゴだけは「6個のピースを使う」というのも難易度を高くしているポイントです。
⑨ウボンゴミニ:エクストリーム
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 7歳~ |
ウボンゴミニ:エクストリームは、「六角形が連なったピース」に変化したウボンゴです。
エクストリーム版の特徴は、何と言ってもその難しさです。ピースの形の複雑さはトライゴ以上で、1個のパズルを枠にはめるだけでも「あれ、合わない…」と苦戦します。完成させるためには、運の要素も大きいパズルだと思います。
今回紹介している中でも難易度MAXのパズルゲームなので、パズルに自信のある方はぜひ挑戦してみてください。
⑩トゥキ
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
対象年齢 | 8歳~ |
トゥキは「お題カードの通りに、ブロックを素早く正確に積み上げる」バランス系パズルゲームです。ゲームデザイナーはウボンゴを作ったパズルゲームの第一人者であるグレゼゴルツ・レヒトマン氏です。
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上のように、石(カラーブロック)と雪(白ブロック)を積み上げていきます。雪は、石ブロックをお題通りに組み立てるための補助的な役割で、どのように配置してもOKです。
「バランスゲーム」と「パズルの早解き」が良い感じに融合していて、プレイ感が新鮮なパズル系ボードゲームです。
【最後に】一番好きなパズルゲームはコレ!
以上が、『パズル系ボードゲームのおすすめ10選』の紹介でした。
僕の一番のお気に入りは、拡大再生産×パズルの『プロジェクトL』です。
パズルゲームの気持ちよさと拡大再生産の気持ちよさが両方味わえて、とても心地いいゲームです。また、スピード勝負ではないので、早解きパズルが苦手な人でも楽しめる間口の広いゲームだと思います。
また、大人同士でパズル対決をするなら『ウボンゴ3D』、子供と一緒に遊ぶなら『ナインタイル』がおすすめです!
また、このほかにも面白いボードゲームはたくさんあります。僕のおすすめのボードゲームについては『ボードゲームのおすすめランキング』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
▼プロジェクトL
▼ウボンゴ3D
▼ナインタイル
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