今回の記事では『おすすめの頭脳戦ゲーム10選』を紹介します。
推理力・記憶力・駆け引き・戦略性など頭を使うことがメインのゲームばかりです。じっくり考えて遊ぶのが好きな方はぜひ最後までチェックしてみてください。

頭脳戦ゲームのおすすめ10選
さっそく『頭脳戦ゲーム』のおすすめ10選を紹介します。
気になるゲームがあれば、各ゲームのレビュー記事もご覧ください。
①クリプティッド
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
クリプティッドは「未確認生物が潜む生息地1マスを見つけ出す」という推理系ボードゲームです。
各プレイヤーはそれぞれ異なる「未確認生物の手がかり」を秘密裏に知っています。お互いに生息地に関する質問をして、質問された人はボード上にコマを置いて答えます。
ボード上のヒントを頼りに、たくさんのマスからジワジワと正解の1マスを絞り込んでいく過程がたまらなく楽しいです。パズルがひとつずつ埋まっていくような感覚にワクワクして、正解が分かった時のモヤが晴れたような気持ちよさが最高です!
相手の答えが最短で分かるような質問を考えたり、自分の推理を記憶しておかなければならないので、かなり頭を使います。終わった後は心地よい疲労感があって、ゲーム後の満足度がとても高い頭脳戦ゲームです!

②タギロン
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 10歳~ |
タギロン(TAGIRON)は、お互いに数字タイルを隠し持ち、質問カードを使って先に相手の「数字」と「色」を順番通りにぴったり当てた人の勝ちという数字当てボードゲームです。
場にある6枚の質問カードから1枚を選んで「7はどこ?」「青の数字タイルは何枚ある?」などの質問を交互にして、その返答をメモ用紙に書き込んで相手の数字を絞り込んでいきます。
「答えが分かった時のスッキリ感」と「接戦でギリギリ負けた時の悔しさ」で、何度も続けて遊んでしまう頭脳戦ゲームです!

③ヨメン(YOMEN)
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ヨメン(YOMEN)は、ついたてで隠されたブロック配置を推理する頭脳戦ゲームです。
お互いに3個のブロックをついたてで隠しながら好きなように配置します。「真上や側面から何が見えるか?」という質問を繰り返して相手の配置を推理していき、先に当てたほうが勝ちです。
ヨメンの醍醐味はもちろん推理パートですが、それ以前に面白いのが「難しそうな答えを組み立てる」ところです。ブロックをできるだけ下段に集めたり、左側に寄せてみたり、ブロックとブロックを離してみたりと、どう配置したら相手が当てづらいのかを考えている時間がすごく楽しいです!
推理パートでは、相手の情報を引き出しつつ、自分の情報をださないように質問するのが重要になります。また、お互いに推理ブロックが見えているので、相手の推理の進行状況をリアルタイムで見れるというスタイルも新鮮です。
関連⇒ヨメンのルール&レビュー

④ザ・キー 岸壁荘の盗難事件
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ザ・キー 岸壁荘の盗難事件は、3つの盗難事件の「犯人・盗難品・逃走手段」を当てる推理系ボードゲームです。
ゲーム中は、場のカードを取って、目撃証言・監視カメラ画像・指紋などを手掛かりに推理していきます。今分かっていることを踏まえて、この次に「犯人&逃走手段」のヒントを得るのか、「犯行時刻&盗難品」のヒントを得るのかといったカード選びが重要です!
このゲームの秀逸な点は、推理ゲームでよくある“早解き”ではなく、どれだけ効率的に正解できたのかを競うところ。つまり、少ないヒントで正解した人が勝ちとなります。
スピード勝負ではないので、焦らず自分のペースでじっくり解けるというのが良かったです。さらに、「全員同時プレイで待ち時間なし」&「プレイ時間が10~15分くらい」なので、万人が遊びやすい推理ゲームの入門だと思います。


⑤コリドール
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 6歳~ |
コリドールは、自分のコマを1マスずつ動かしてゴールまで進むことを目指すボードゲームです。
手番でやることは「コマを進める・壁で相手の進路を塞ぐ」のどちらかで、特に重要なのは壁を使って相手の進路をブロックすることです!
相手をできる限り遠回りさせるために、どこに・どのタイミングで置くかが重要です。
運要素が一切ない頭脳と頭脳のぶつかり合いになるので、負けた時は本当に悔しくてすぐに再戦を申し込んでしまいます。2人で戦略的なゲームを楽しみたい方におすすめです。

⑥クアルト
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
クアルトは、五目並べのように「2人で交互にコマを配置して一列揃えた方が勝ち」という2人用ボードゲームの定番です。
ただ、独特なのが駒の見た目がどれも違うところ!コマは「色・高さ・形・穴のありなし」と様々な要素が異なっていて、このうちどれか”1つの要素”を一列揃えた人の勝ちとなります。
また、「駒は自分で選べずに相手が選ぶ」というルールもユニークです。次に相手から渡されるコマ、そして次に自分が渡すコマを先読みして、相手を詰みの状態にする頭脳プレーが重要です。
ルールが簡単なのでオセロのような気軽さですぐに遊べるところが気に入っています。また、インテリアにもなる上質な見た目が素晴らしくて、棚に出しっぱなしにしても絵になる頭脳戦ゲームです。

⑦ピロス
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ピロスは、2色の玉を交互に置いていき、ピラミッドの頂点に自分の玉を置いたら勝ちという2人用の球体積みゲームです。
ピロスでは「自分の玉を節約する」ことが重要です。「玉4個を正方形状に並べる」ことで自分のストックの玉を残しながらプレイできるので、このルールをうまく利用して「いかに相手に玉を使わせて、自分の玉は残しておくか」というのが勝利の鍵となります。
ルールが簡単でサクッと遊べるので、我が家では就寝前に妻と遊ぶゲームのひとつです。序盤は優位に進んで「これは勝ったな」と思っていてもなぜか最後には負けてしまうことがよくあるので、最後まで気が抜けません。
関連⇒ピロスのルール&レビュー

⑧ドメモ
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ドメモは、他のプレイヤーの数字は見えるけど、自分の数字だけ見えないというのが特徴の数字当てボードゲームです。
自分の数字を予想して「5!」などと数字1つを宣言し、合っていればその数字タイルを倒すことができます。先に自分のタイル全てを倒した人の勝利となります。
他のプレイヤーの見えている数字やみんなの発言から予想したり、時には周囲を惑わすような宣言をして心理戦をしかけることもできます。使うのは1~7の数字タイルだけなので、誰でもすぐに楽しめる頭脳戦ゲームです。
関連⇒ドメモのルール&レビュー

⑨ヌメロン
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | -分 |
対象年齢 | 12歳~ |
Numer0n(ヌメロン)は相手が作った3桁の数字を当てるという頭脳戦ゲームで、フジテレビ系列の深夜番組で遊ばれていた人気ゲームです。
先手は相手の3桁の数字を予想して宣言し、宣言された側は「EAT・BITE」という言葉を使ってどの程度合っているかを発表します。この宣言を繰り返して、先に3桁の数字をぴったり当てた人の勝ちとなります。
このゲームの一番の特徴は「アイテムカード」の存在です。ゲーム開始時に3つのアイテムを選び、そのアイテムをうまく使うことで自分が正解に近づく・相手を正解から遠ざけることができます。うまく使うと一気に優勢になるので、どのアイテムをいつ使うかという悩ましさがあります。
▼ヌメロンの遊び方(公式)▼
⑩クルード
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 8歳~ |
クルード(Cluedo)は、「犯人・凶器・殺害現場」を当てる推理系ボードゲームです。
プレイヤーは「6人の容疑者・6つの凶器・9つの部屋」から、正しい3つの組み合わせを当てることを目指します。
ただ、単純な推理ゲームではなく、クルードでは「ハッタリ要素」が入ってくるので、すごく混乱します!手札にあるのにそのカードがないように振る舞ってミスリードを誘ったりするなどのプレイスタイルがあり、相手の推理の意図を読み合う奥深さがあります!
【まとめ】頭脳戦ゲームのおすすめ作品の一覧表
最後に、今回紹介した『頭脳戦ゲームのおすすめ10選』を一覧表にしてまとめました。
▼ 頭脳戦ゲームのおすすめ10選 ▼
画像 | ゲーム名 | プレイ人数 |
![]() | クリプティッド | 2~5人 |
![]() | タギロン | 2~4人 |
![]() | ヨメン(YOMEN) | 2人 |
![]() | ザ・キー 岸壁荘の盗難事件 | 1~4人 |
![]() | コリドール | 2~4人 |
![]() | クアルト | 2人 |
![]() | ピロス | 2人 |
![]() | ドメモ | 2~5人 |
![]() | Numer0n(ヌメロン) | 2人 |
![]() | クルード(Cluedo) | 2~6人 |
以上が、『頭脳戦ゲームのおすすめ10選』でした。
今回紹介したゲームは、推理力・戦略性・先読みなどが重要なゲームばかりですが、だからと言ってルールが難しいというわけではなく、どれも遊び方がシンプルですぐに遊べます!
「じっくり頭を使って考えるゲームが好き」という方はぜひ個別のレビュー記事も見てみてください。
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