ドブルを徹底紹介!同じ絵を素早く見つけるカードゲーム
ドブル(Dobble)は、カード同士を見比べて同じ絵柄を見つけるカードゲームです。2009年にフランスで発売され、アメリカでは「スポットイット!(Spot It!)」というタイトルで販売されています。
ルールがとても簡単なので、小さい子供でもすぐに遊べます。
今回は、カードゲーム『ドブル(Dobble)』のルール&レビューを紹介します。
▼ドブル(Dobble)
商品名 | ドブル |
---|---|
プレイ人数 | 2-8人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ジャンル | スピード系 |
発売時期 | 2009年 |
デザイナー | Denis Blanchot、Guillaume Gille-Naves、Igor Polouchine |
販売元 | ホビージャパン |
▼子供向けのおすすめボードゲーム
ドブル(Dobble)はどんなカードゲーム?
1枚のカードに8種類の絵柄がある
ドブル(Dobble)には、丸い形のカードがたくさん入っていて、1枚につき8種類の絵柄が載っています。
サングラス・月・ピエロなど様々な絵柄が描かれています。
見比べると、1つだけ同じ絵柄がある!
ドブルのカードで不思議なのが、2枚のカードを見比べると必ず1つだけ同じマークがあることです。
カードは全部で55枚ありますが、どの2枚を選んでも絶対に同じ絵が1つあります。
例えば、ランダムに選んだこの2枚を見比べてみると…
それぞれのカードに8種類のイラストが描かれていますが、共通しているのは「チーズ」だけです!
このように、ドブルではどのカードを比べても必ず共通の絵柄が1つだけ存在します。いやー不思議です!
ドブルの外箱は「金属ケース」
ちなみに、ドブルの外箱は金属ケースに入っています。
紙製だと子供に潰されたり、破られることがあるので、この缶タイプならとても安心です!また、大きさがコンパクトなので、旅行などにも持って行きやすくなっています。
ドブル(Dobble)のルール
ドブルには遊び方が「ザ・タワー」「井戸掘り」「アツアツポテト」「毒された贈り物」「スリーカード」という5種類の遊び方があります。
今回は、「ザ・タワー」「アツアツポテト」「スリーカード」の3種類のルールを紹介します。
以前は「全部集めよう!」という遊び方もありましたが、現在はその代わりに「スリーカード」が収録されているようです。
ドブルの共通ルール
まずは、ドブル(Dobble)の全てのゲームに共通しているルールを紹介します。
その共通ルールとは「カードを比べて同じマークを素早く宣言する」ことです。
どの遊び方でも「全員が同時に行動するスピードゲーム」なので、誰よりも早く共通のマークを見つけて宣言しなければなりません。
ルール①『ザ・タワー』
ドブル(Dobble)のルール『ザ・タワー』を紹介します。
カード1枚を裏向きで配る
各プレイヤーにカードを裏向きで1枚だけ配り、残りは「表向きの山札」にします。
ゲーム開始と同時に、一斉に自分のカードを表向きにします。
共通のマークを宣言して、カードを獲得
「自分のカード」と「山札のカード」を見比べて、共通するマークを探します。
先に共通するマークを宣言した人は、山札の一番上のカードを獲得し、自分のカードの上に重ねます。
カードを獲得した人は手元の一番上のカードが変わり、さらに山札の上に新しいカードが現れます。
先ほどと同じように「自分の一番上のカード」と「山札」で共通するマークを宣言して獲得することを繰り返します。
カードをたくさん獲得した人の勝ち
山札が全てなくなったらゲーム終了で、最後に一番多くカードを獲得した人の勝ちです。
誰かがカードを獲得する度に山札のカードが変わっていくので、とてもスピーディーなゲームです。
ルール②『アツアツポテト』
ドブル(Dobble)のルール『アツアツポテト』を紹介します。
カード1枚を手のひらにのせる
全員片手を出し、手のひらにカード1枚を裏向きで置きます。(残ったカードは次のラウンドで使用)
ゲーム開始と同時に、一斉にカードを表にしたらゲームスタートです。
共通マークを見つけたら、相手の上にのせる
「自分のカード」と「他の人のカード」で共通するマークを探します。共通マークを見つけたらそのマークを宣言して、手元のカードを相手のカードの上に重ねます。
カードがなくなったプレイヤーはゲームから抜けますが、他のプレイヤーはそのままゲームを続行します。
複数枚ある人は、全てのカードを相手の上に置く
手のひらにカードが複数枚あるプレイヤーは、「一番上のカード」と他のプレイヤーのカードで共通するマークを探すことになります。
複数枚のカードがあるプレイヤーが共通マークを宣言したら、全てのカードを相手の手元に置くことができます。
上の場合、「カギ」と宣言したプレイヤーの手元には2枚のカードがあるので、2枚とも相手のカードの上にのせます。
全てのカードを置かれた人の負け
全てのカードが置かれたプレイヤーはそのラウンドの敗北者です。
手のひらにある全てのカードを自分の前に置いておきます。
手元のカードが少ない人の勝ち
最初に決めておいたラウンド回数のゲームを繰り返します(最低5ラウンド)。
全ラウンドが終了時に、手元にカードが最も少ない人の勝利となります。
ルール③『スリーカード』
ドブル(Dobble)のルール『スリーカード』を紹介します。
9枚のカードを並べる
裏向きの山札を作り、9枚のカードを公開します。
3枚に共通するマークを宣言する
スリーカードでは、3枚のカードに共通するマークを宣言します。
宣言したら、その3枚のカードを獲得して、手元に置きます。新たに、山札から3枚のカードを引いて場のカードを補充します。
たくさん獲得した人の勝ち
「山札が尽きて場のカードが8枚以下になった」or「3枚に共通するマークがなくなった」時にゲーム終了となります。
最も多くカードを獲得した人の勝ちです。
▼ドブル(Dobble)
ドブル(Dobble)の絵柄の種類
ドブル(Dobble)のカードの絵柄は50種類以上あります!
絵柄の一部ですが、10種類だけまとめてみました↓
幼児にもすぐに分かるイラストばかりです!ちなみに、左下のキャラクターの名前はドブルくんです。
ただ中には、子供に説明しづらい絵柄もあります。それがこの3つ!
陰陽・南京錠・照準の3種類の絵柄が、子供からすると「?」という感じになります。この馴染みのないイラストが、子供向けゲームとして少し残念ですね。
そのため、我が家では呼び方を少し変えて、「陰陽⇒白黒」、「南京錠⇒カバン」、「照準⇒マルバツ」と言っています。カバンは子供たちが名づけました。笑
ドブルの幼児向け『ドブルキッズ』
ドブルには、『ドブルキッズ』というより幼児向けに特化したゲームもあります。
ドブルキッズの大きな違いは「絵柄が動物ばかり」になっているところ。全て動物なので、マークを宣言する時に、名前を知らなくて困ってしまう…ということがありません。
また、1枚のカードにあるマークの数は「ドブルが8つ」「ドブルキッズが6つ」となっており、数が少なくてより簡単になっています。
ドブルキッズのその他の違いがこちら。
ドブル | ドブルキッズ | |
---|---|---|
カード枚数 | 55枚 | 30枚 |
プレイ人数 | 2人-8人 | 2人-5人 |
カードの絵柄 | 8つ | 6つ |
対象年齢 | 6歳~ | 4歳~ |
どちらを買うかは好みですが、我が家の子供が2歳の時にドブル通常版で同じ絵柄を見つけて指差すことができたので、個人的には「幼児だからと言ってドブルキッズにする必要はないかも…」と思います。
また、ドブルキッズにするとプレイ人数が「5人まで」になってしまうので、皆でワイワイ盛り上がれるというパーティー系ゲームの醍醐味が薄まってしまいます。ドブルの方が人数的にも年齢的にも長期間遊べるので、迷ったら「ドブル」で間違いないと思います。
▼ドブルキッズ
ドブル(Dobble)のレビュー
我が家の双子は2歳の時から「同じ絵柄を見つけるだけ」という簡単な遊び方にして遊んでいますが、「もう1回!もう1回!」とドハマりしています。笑
3歳になってからは、「山札から2枚引いて、同じ絵柄を見つける」⇒「見つけたら、新たに2枚引く」を繰り返して、たくさんカードを集めた人の勝ちという遊び方で楽しんでいます!
双子とドブル!
2枚のカードを引いて同じイラストを見つけるだけ、という簡単ルールで。ほぼ毎日やっている我が家の恒例ゲーム😆 pic.twitter.com/fVjjJV3E0f— はとまめ@ぼくとボドゲ (@boku_bodo) February 2, 2020
本当に毎日毎日「ドブルやるー!」と言いながら缶を持ってくるので、かなり気に入っているようです。
また、友達の子供(4歳)が家に遊びに来た時にもドブルで遊んでみましたが、「あった!あった!」と大盛り上がりで、友達は帰ってからドブルを購入したそうです。単純なゲームですが、子供ウケはかなり良いと思います!
ルールが簡単・盛り上がる・多人数対応なので、特に子供の人数が多い時に力を発揮してくれます!幼児・子供のいるファミリーなら、雨の日や就寝前に家族で楽しめるので、一家にひとつは持っておきたいカードゲームです。
▼ドブル(Dobble)
▼ドブルキッズ
【追記】ドラえもんドブルが登場!
ドラえもん版のドラえもんドブルが登場したので、すぐに購入しました!
絵柄が全てドラえもんのイラストになっていて、のび太・しずかちゃん・ドラミちゃんなどのキャラクターや、スモールライト・どこでもドアなどの秘密道具も載っています。
わが家の子供たちはドラえもんが大好きなので、これを見て大興奮でした!
▼ドブル ドラえもん
▽ドブル ドラえもんのルール&レビューはこちら
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