脳みそフル回転で考える!頭脳戦ゲームのおすすめ15選
今回の記事では、じっくり頭を使う!頭脳戦ゲームのおすすめ15選を徹底紹介します。
推理力・記憶力・駆け引き・戦略性などが重要なボードゲームばかりです。じっくり考えるゲームが好きな方はぜひ最後までチェックしてみてください!
頭を使う!頭脳戦ゲームのおすすめ15選
早速、頭脳と頭脳でぶつかり合う頭脳戦ボードゲームのおすすめ15選を紹介します。
どのボードゲームも実際に遊んでレビュー記事を書いているので、気になるゲームがあれば関連記事からルール&レビューをチェックしてみてください。
①クリプティッド
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
クリプティッドは、未確認生物が潜む生息地1マスを見つけ出すという推理系ボードゲームです。
各プレイヤーはそれぞれ異なる「未確認生物の手がかり」を秘密裏に知っています。お互いに生息地に関する質問をして、質問された人はボード上にコマを置いて答えます。
ボード上のヒントを頼りに、たくさんのマスからジワジワと正解の1マスを絞り込んでいく過程がたまらなく楽しいです。パズルがひとつずつ埋まっていくような感覚にワクワクして、正解が分かった時のモヤが晴れたような気持ちよさが最高です!
相手の答えが最短で分かるような質問を考えたり、自分の推理を記憶しておかなければならないので、かなり頭を使うゲームです。終わった後は心地よい疲労感があって、ゲーム後の満足度がとても高い頭脳戦ゲームです!
②ラミィキューブ
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 7歳~ |
ラミィキューブは、数字タイルで組み合わせを作って場に出していくボードゲームです。1980年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞しています。
ルールはとてもシンプルで、手持ちのタイルから「同じ色の連番」か「異なる色の同数」の組みあわせを作って場に出していき、先に手持ちタイルを全て無くした人の勝ちです。
面白いのは、既に場に出ているタイルを組み替えたり、付け加えたりできるシステム。もう出せないか…と思っていても、一瞬のひらめきで場を組みかえて手持ちタイルを出せた時は爽快です。一方で、タイルを並べ替えていると「あれ…どうやるんだっけ…」と途中で混乱してイメージ通りに出せなかった時は本当に悔しいです。
脳みそフル回転の頭脳戦ゲームですが、ルールがシンプルでタイルの引き運も大きいので、家族でも遊びやすいボードゲームです。
③タギロン
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 10歳~ |
タギロン(TAGIRON)は、お互いに数字タイルを隠し持ち、質問カードを使って先に相手の「数字」と「色」を順番通りにぴったり当てた人の勝ちという数字当てボードゲームです。
場にある6枚の質問カードから1枚を選んで「7はどこ?」「青の数字タイルは何枚ある?」などの質問を交互にして、その返答をメモ用紙に書き込んで相手の数字を絞り込んでいきます。
「答えが分かった時のスッキリ感」と「接戦でギリギリ負けた時の悔しさ」で、何度も続けて遊んでしまう頭脳戦ゲームです!
④ヨメン(YOMEN)
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ヨメン(YOMEN)は、ついたてで隠されたブロック配置を推理する頭脳戦ゲームです。
お互いに3個のブロックをついたてで隠しながら好きなように配置します。「真上や側面から何が見えるか?」という質問を繰り返して相手の配置を推理していき、先に当てたほうが勝ちです。
ヨメンの醍醐味はもちろん推理パートですが、それ以前に面白いのが「難しそうな答えを組み立てる」ところです。ブロックをできるだけ下段に集めたり、左側に寄せてみたり、ブロックとブロックを離してみたりと、どう配置したら相手が当てづらいのかを考えている時間がすごく楽しいです!
推理パートでは、相手の情報を引き出しつつ、自分の情報をださないように質問するのが重要になります。また、お互いに推理ブロックが見えているので、相手の推理の進行状況をリアルタイムで見れるというスタイルも新鮮です。
⑤ザ・キー 岸壁荘の盗難事件
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ザ・キー 岸壁荘の盗難事件は、3つの盗難事件の「犯人・盗難品・逃走手段」を当てる推理系ボードゲームです。
ゲーム中は、場のカードを取って、目撃証言・監視カメラ画像・指紋などを手掛かりに推理していきます。今分かっていることを踏まえて、この次に「犯人&逃走手段」のヒントを得るのか、「犯行時刻&盗難品」のヒントを得るのかといったカード選びが重要です!
このゲームの秀逸な点は、推理ゲームでよくある“早解き”ではなく、どれだけ効率的に正解できたのかを競うところ。つまり、少ないヒントで正解した人が勝ちとなります。
スピード勝負ではないので、焦らず自分のペースでじっくり考えられるのが良かったです。さらに、「全員同時プレイで待ち時間なし」&「プレイ時間が10~15分くらい」なので、万人が遊びやすい推理ゲームの入門だと思います。
⑥コリドール
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 6歳~ |
コリドールは、自分のコマを1マスずつ動かしてゴールまで進むことを目指すボードゲームです。
手番でやることは「コマを進める・壁で相手の進路を塞ぐ」のどちらかで、特に重要なのは壁を使って相手の進路をブロックすることです!
相手をできる限り遠回りさせるために、どこに・どのタイミングで置くかが重要です。
運要素が一切ない頭脳と頭脳のぶつかり合いになるので、負けた時は本当に悔しくてすぐに再戦を申し込んでしまいます。2人でじっくり頭を使うゲームを楽しみたい方におすすめです。
⑦クアルト
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
クアルトは、五目並べのように「2人で交互にコマを配置して一列揃えた方が勝ち」という2人用ボードゲームの定番です。
ただ、独特なのが駒の見た目がどれも違うところ!コマは「色・高さ・形・穴のありなし」と様々な要素が異なっていて、このうちどれか”1つの要素”を一列揃えた人の勝ちとなります。
また、「駒は自分で選べずに相手が選ぶ」というルールもユニークです。次に相手から渡されるコマ、そして次に自分が渡すコマを先読みして、相手を詰みの状態にする頭脳プレーが重要です。
ルールが簡単なのでオセロのような気軽さですぐに遊べるところが気に入っています。また、インテリアにもなる上質な見た目が素晴らしくて、棚に出しっぱなしにしても絵になる頭脳戦ゲームです。
⑧ピロス
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ピロスは、2色の玉を交互に置いていき、ピラミッドの頂点に自分の玉を置いたら勝ちという2人用の球体積みゲームです。
ピロスでは「自分の玉を節約する」ことが重要です。「玉4個を正方形状に並べる」ことで自分のストックの玉を残しながらプレイできるので、このルールをうまく利用して「いかに相手に玉を使わせて、自分の玉は残しておくか」というのが勝利の鍵となります。
ルールが簡単でサクッと遊べるので、我が家では就寝前に妻と遊ぶゲームのひとつです。序盤は優位に進んで「これは勝ったな」と思っていてもなぜか最後には負けてしまうことがよくあるので、最後まで気が抜けません。
⑨ドメモ
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ドメモは、見えない自分の数字を当てる数字当てボードゲームです。
各プレイヤーは1~7までのタイルをランダムに引きますが、自分のタイルが見えないように背を向けて立てなければなりません。
他プレイヤーの数字と場の数字をヒントに、見えない自分の数字を予想して「5」などと数字1つを宣言し、合っていればその数字タイルを倒すことができます。先に自分のタイル全てを倒した人の勝利となります。
見えている数字やみんなの発言から予想したり、時には周囲を惑わすような宣言をして心理戦をしかけることもできます。使うのは1~7の数字タイルだけなので、誰でもすぐに楽しめる頭脳戦ゲームです。
⑩バトルライン
プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 12歳~ |
バトルラインは、3枚のカードの組み合わせの強さを競って9つあるフラッグを奪い合う、2人用ボードゲームです。
9か所の戦場にカードを1枚ずつ配置していき、各戦場で3枚 vs 3枚で勝負して、役の強い方がフラッグを獲得できます。
面白いのは、 相手に見えるようにカードを1枚ずつ配置していくので、「相手がどこで何の役を作ろうとしているのか」が読めるところ。相手の役よりも強い役を完成させることも大事ですが、強い役を作ると見せかけて、その戦場での勝利を諦めさせたり、相手の強いカードを無駄に消費させたりするといったハッタリも重要です!
よく「最も好きな2人専用ゲーム」として挙げる人も多い名作中の名作で、2人でじっくり考えるゲームを遊びたい方におすすめです!
⑪ローゼンケーニッヒ
プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ローゼンケーニッヒは、イングランドで起こったバラ戦争を題材にした2人用の陣取りボードゲームです。
ボード上にある共通の王冠コマを動かすことで自分の陣地を増やしていきますが、独特なのが手札を使ってコマを動かす点。 手札には「進行方向」と「何マス進めるか」が描かれています。
カードは公開情報なので、盤面の状況と相手の手札から先の展開をしっかりと予想して次の手を考えなければなりません。 また、ゲーム中に4回だけ相手の陣地を自分の陣地に変えることができるので、いつどの位置で使うのかも悩ましいところ。
囲碁に似ていますが、カードの引き運要素と手札公開による先の読みやすさもあって、囲碁や将棋よりも断然遊びやすいボードゲームです。1対1でバチバチの頭脳戦を楽しみたい方におすすめです!
⑫ツィクスト
プレイ人数 | 2人・4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ツィクストは、囲碁からインスパイアされた陣取りボードゲームです。
手番でやるのは、自分の色のペグを1本差し込むだけです。自分のペグ同士が一定の距離にあればブリッジをかけることができます。相手よりも先に端から端までブリッジを繋げた方の勝ちです。
先の展開を読んで、相手の進路を妨害しつつ自分のブリッジを伸ばしていくようなペグ配置が肝です。
初めて遊んだときはどう戦略を立てればいいのか分からなかったのですが、一度に複数のブリッジがかけられるコンビネーションの型などを覚えて慣れてくると一気に面白くなります。運要素が一切ないので、頭脳と頭脳のガチンコ勝負がしたい方におすすめです。
⑬ノッカノッカ
プレイ人数 | 2人用 |
プレイ時間 | 5分~ |
対象年齢 | 6歳~ |
ノッカノッカ(NOCCA×NOCCA)は、盤面に各自コマを5つ配置して、相手陣営のゴールを目指す2人対戦ボードゲームです。
自分のコマを1マスずつ動かしてゴールを目指しますが、特徴的なのが「相手の駒にのっかることで、相手のコマの動きを封じる」ことができるところ。
最大3段まで乗せることができて、下のコマは動かすことができなくなります。相手のコマの上にのっかって動きを封じつつ、相手よりも先にゴールへたどり着けば勝ちです。
一切運が絡まないので、先の先の展開を読む頭脳戦を楽しみたい方におすすめです!
⑭ヌメロン
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | -分 |
対象年齢 | 12歳~ |
Numer0n(ヌメロン)は相手が作った3桁の数字を当てるという頭脳戦ゲームで、フジテレビ系列の深夜番組で遊ばれていた人気ゲームです。
先手は相手の3桁の数字を予想して宣言し、宣言された側は「EAT・BITE」という言葉を使ってどの程度合っているかを発表します。この宣言を繰り返して、先に3桁の数字をぴったり当てた人の勝ちとなります。
このゲームの一番の特徴は「アイテムカード」の存在です。ゲーム開始時に3つのアイテムを選び、そのアイテムをうまく使うことで自分が正解に近づく・相手を正解から遠ざけることができます。うまく使うと一気に優勢になるので、どのアイテムをいつ使うかという悩ましさがあります。
▼ヌメロンの遊び方(公式)▼
⑮クルード
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 8歳~ |
クルード(Cluedo)は、「犯人・凶器・殺害現場」を当てる推理系ボードゲームです。
プレイヤーは「6人の容疑者・6つの凶器・9つの部屋」から、正しい3つの組み合わせを当てることを目指します。
ただ、単純な推理ゲームではなく、クルードでは「ハッタリ要素」が入ってくるので、すごく混乱します!手札にあるのにそのカードがないように振る舞ってミスリードを誘ったりするなどのプレイスタイルがあり、相手の推理の意図を読み合う奥深さがあります!
【最後に】バチバチの頭脳戦を楽しもう!
以上が、頭脳戦ゲームのおすすめ徹底紹介でした。
イチオシは、1対1でバチバチの頭脳戦を楽しめるバトルラインです。2人でじっくり考えるゲームを遊びたい方におすすめです!
今回紹介したボードゲームは、推理力・戦略性・先読みなどが重要なゲームばかりですが、だからと言ってルールが難しいというわけではなく、どれも遊び方がシンプルですぐに遊べます。
「じっくり頭を使うゲームが好き」という方はぜひ遊んでみてください。
また、このほかにも面白いボードゲームはたくさんあります。僕のおすすめのボードゲームについては『ボードゲームのおすすめランキング』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。