2020年版の人生ゲーム『人生ゲーム ジャンボドリーム』が2020年7月9日に発売しました。
このゲームの特徴は「宝くじ要素」「夢を実現する夢カード」「一発逆転可能なドリームブリッジ」の3つです。全体的にかなりマイルドでプレイ時間も短めになっているので、子供の最初の人生ゲームにぴったりだと思います!
今回は、『人生ゲームジャンボドリーム』の3つの特徴&レビューを詳しく紹介します。
商品名 | 人生ゲーム ジャンボドリーム |
---|---|
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 6歳~ |
ジャンル | すごろくゲーム |
発売時期 | 2020年7月 |
価格 | 3,980円(税抜) |
販売元 | タカラトミー |

人生ゲームジャンボドリームはどんなゲーム?
「夢」がテーマの人生ゲーム
人生ゲーム ジャンボドリームは、なんとシリーズ66作品目の人生ゲームです。ジャンボドリームというタイトルの通り、今作のテーマは「夢のある人生」です!
「宝くじ」で一攫千金を狙ったり、夢カードで「小さい夢」から「ジャンボな夢」までを実現したり、夢を掴んで大金を手にした人の勝利となります。また、ゲーム終盤に通る大きな橋「ドリームブリッジ」は見た目のインパクトだけでなく、大逆転要素が満載です!
全体的な印象としては、「子供が盛り上がれる要素が多い」&「マイナス要素の少ないマイルドな仕様」なので、小学生低学年の子供におすすめの人生ゲームです。
人生ゲームシリーズの2020年版
人生ゲームジャンボドリームは歴代66作目ということでこれまで様々な種類がありましたが、現在タカラトミーが扱っているラインナップはこちらです。
画像 | タイトル | 発売年 |
人生ゲーム | 2016年 | |
人生ゲーム ジャンボドリーム | 2020年 | |
人生ゲーム タイムスリップ | 2018年 | |
人生ゲーム ダイナミックドリーム | 2014年 | |
人生ゲーム+令和版 | 2019年 | |
人生ゲーム スポーツ | 2019年 | |
ドラえもん 人生ゲーム | 2019年 | |
人生ゲーム ポケットシリーズ | – |
近年では、2019年6月に『人生ゲーム+令和版』、2019年10月に『人生ゲーム スポーツ』が発売しました。ただ、この2作は「お金がない」「ミニゲームで遊ぶ」など少し毛色が変わった人生ゲームでした。
そして、2020年7月に発売した最新版が『人生ゲームジャンボドリーム』で、これは久しぶりの王道路線の人生ゲームになっています!
おすすめ⇒人生ゲーム8種類のおすすめを徹底解説
人生ゲームジャンボドリームの『内容物』
まずは、人生ゲームジャンボドリームに入っている内容物を紹介します。
内容物一覧
立体ボード
人生ゲーム ジャンボドリームには、ゲームボードにセットする立体物として「ドリームブリッジ・山2個・家3個」が入っています。
真っ先に目を引かれるのは何と言っても、高さ9cmもあるドリームブリッジ!
虹のようにかかった橋がインパクト大です!
職業カード
人生ゲームと言えば「職業カード」も魅力のひとつ!ジャンボドリームで最初に選べる職業カードは7種類です。
上の通り、「ビジネスマン・プロゲーマー・動画クリエイター・医者・アイドル・パティシエ・スポーツトレーナー」の7種類です。昔からの定番職業から現代で人気の職業まで入っています。これらの職業はゲーム中に職業がランクアップすることもあります(サラリーマン⇒社長)。
また、「転職」も可能で、高収入の職業に就くこともできます!
転職先には、「エスパー・UFO研究家・動物博士・トレジャーハンター・宇宙語通訳・ヒーロー」といった夢のある役職ばかり揃っています!
人生ゲームジャンボドリームの『3つの特徴』
ここからは、人生ゲーム ジャンボドリームの3つの特徴を詳しく解説します。
特徴①:「宝くじ券」が買える!
人生ゲームジャンボドリームの一番の目玉は「宝くじ」です!
見た目はまるで本物の宝くじ券のようです。
「宝くじ抽選会」などのマスに止まると、宝くじの抽選が始まります。
宝くじ抽選では、ルーレットを回して、ルーレットの数字と同じ番号の宝くじを持っていたら大金を獲得できます!
例えば、ルーレットを回して「7」が出た場合、宝くじ券の「7」を持っていたら大当たりで、20万ドルが手に入ります。
同じ数字の宝くじ券は4枚まで買うことができるので、当たった数字を4枚持っていたら、4倍の100万ドルを獲得できます!まさに夢のある一攫千金!ただ、1つの数字だけだと外れる可能性も高いので、数字を一点張りするか、分散するかはプレイヤーの性格が出るところです。
また、現実の宝くじと同じように、このゲームにも「前後賞」があります。例えば、抽選で「4」が出た場合、前後の「3」または「5」があれば、当選金額の10分の1の2万ドルが貰えます。
特徴②:夢を実現する「3つの夢カード」
人生ゲームジャンボドリームには、夢を叶える「夢カード」があります!
夢カードには星マークで示される3つのレベルがあり、「ちっちゃい夢(★)」「まぁまぁな夢(★★)」「ジャンボな夢(★★★)」があります。
夢カードを獲得する時は、それぞれの山札からカードを引きます。
星1なら「アイスをお腹一杯食べた」といったちっちゃい夢、星3なら「宇宙旅行に行った」というジャンボな夢が実現して、星の数が多いほど大金を獲得できます。
これらの夢カードはゴールした後にお金に換金することができます。
特徴③:後半の大逆転要素「ドリームブリッジ」
人生ゲームジャンボドリームで一番目立つのが、ボードを横断する大橋『ドリームブリッジ』です!
ドリームブリッジでは、「100万ドル」や「ジャンボな夢カード」など大金を手に入れるチャンスです。
ドリームブリッジはゲーム終盤に通るので「後半の大逆転要素」になっています。一気に稼ぐことができるので、ルーレットで小さい数字をだしてできるだけゆっくり渡りたいところです。
ちなみに、この橋は「全9マス」からなるので、ルーレットで「10」が出てしまった時の悲しみといったら…笑
人生ゲームジャンボドリームの『レビュー』
最後は、人生ゲームジャンボドリームのレビューです。
宝くじ要素で盛り上がる!
友達家族が遊びに来た時に子供たちと遊びましたが、「宝くじ抽選」がすごく盛り上がりました!宝くじ券は複数枚持てる上に前後賞もあるので、分散して3枚くらい持っていれば当たりやすく、子供たちは「当たったー!」「前後賞だ!」と当選する度にとても楽しそうでした。
また、ゲーム後半の「ドリームブリッジ」や、ゲーム終了後の「全員参加の大抽選会」など終盤にしっかりとした山場が用意されていて、最後まで誰が勝つか分からないところもGOODです!
マイナスが少ないので、子供が楽しく遊べる!
テーマが「夢」というだけあって、基本的にポジティブなマスが多くて、「お金を取られる」というマイナス要素はとても少ないです。借金で苦しむということはまずないので、気持ちよくお金を増やしていくことができるタイプのゲームです。(人生ゲームシリーズでは、人生ゲーム ダイナミックドリームと同じ甘口路線です)
全体的に甘口な人生ゲームになっているので「少しぬるすぎない?」と思うかもしれませんが、小さい子供が「お金を取られて機嫌が悪くなる」ということが起きづらいので、親からすると安心して遊べるゲームだと思います!
また、「プレイ時間も短めに調整されている」のもジャンボドリームの特徴です。3人だと40~45分くらいで遊べます。「1時間を超えると子供の集中力が続かない」というファミリーでも遊びやすいプレイ時間です。
子供が理解しづらい「保険証券・株券」がない
もう1点、子供が遊びやすい理由としては「保険証券・株券がない」というのもあります。
人生ゲームのスタンダード版では「生命保険・火災保険・自動車保険・株券」があって、「人生ゲームを通して子供に保険証券や株券について教えた」という家庭も多いと思います。
ただ、子供が小さいの場合、保険証券や株券を理解できずに難しい要素になってしまうこともあります。
また、プラスのマスが多いことで借金しづらいので、子供が理解しづらい「約束手形」も発生しにくいです。そのため、子供からすると馴染みのない要素が排除されているので、個人的には「小さい子供でも遊びやすくなった人生ゲーム」という印象です。
【最後に】初めての人生ゲームとしておすすめ!
以上が、『人生ゲーム ジャンボドリームの3つの特徴&レビュー紹介』でした。
人生ゲーム ジャンボドリームの印象をまとめると、人生ゲームのシビアな部分がなくなり、子供向けにマイルドに調整された人生ゲームです。宝くじシステムは子供たちが一喜一憂して盛り上がれるので、今後のシリーズにもサブ要素として搭載してほしいシステムです!
シリーズの中でも特に小さい子供が遊びやすいゲームだと思うので、「6歳前後の子供がいる家庭」や「人生ゲームを初めて遊ぶ子供」におすすめの作品です。
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『人生ゲームシリーズ8選』のおすすめ解説
人生ゲームにはスタンダード版以外にもたくさんの種類があります。「シリーズ作品についても知りたい」という方は、別記事の『人生ゲームシリーズ8選のおすすめを徹底解説』もチェックしてみてください!

『人生ゲーム 2016年ver』のレビュー
今回のジャンボドリームと同様に、スタンダード版の『人生ゲーム 2016年verのレビュー』も書いているので、まだスタンダード版を持っていない方はぜひこちらも参考にしてみてください。

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