人生ゲーム2016年verを徹底紹介
今回の記事では、2016年に発売した7代目スタンダードモデルの人生ゲーム2016年verを紹介します。
▽人生ゲーム(2016年ver)
商品名 | 人生ゲーム 2016年ver |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 6歳~ |
ジャンル | すごろくゲーム |
発売時期 | 2016年4月 |
価格 | 4,950円(税込) |
販売元 | タカラトミー |
人生ゲーム2016年verについて
人生ゲームとは「就職・結婚・出産・家の購入」など人生の様々なイベントを経て億万長者を目指す、すごろく型ボードゲームです。
人生ゲームのスタンダード版は1968年に発売されて以来、時代に合わせて7~10年ほどのスパンでリニューアルされ続けています。
▼ 歴代のスタンダード版 ▼
- 【初代】人生ゲーム 1968年ver
- 【2代目】人生ゲーム 1980年ver
- 【3代目】人生ゲーム 1983年ver
- 【4代目】人生ゲーム 1990年ver
- 【5代目】人生ゲームEX 1997年ver
- 【6代目】人生ゲーム 2008年ver
- 【7代目】人生ゲーム 2016年ver
- 【8代目】人生ゲーム 2023年ver
最新のスタンダード版は2023年4月に発売された8代目の『人生ゲーム2023年ver』です。
2023年verについて知りたい方は、別記事の『人生ゲーム2023年verの特徴&レビュー』をご覧ください。
人生ゲーム2016年verの『4つの追加エリア』
人生ゲーム2016年verの一番の特徴は『4つのエリアが追加できること』です。
4種類の追加エリアで、16通りのステージが作れる!
追加エリアは、以下の4種類があります。
- スタートダッシュエリア
- ドリームトレジャーエリア
- キャリアアップエリア
- ギャンブルエリア
これらの追加エリアは付け替え自由です。
つまり、ベーシックステージのみで遊んでもOKですし、
4つ全ての追加エリアを付けてもOKです!
もちろん、1つでも2つでも3つでもいいので、組み合わせのパターンは全部で16通りもあります!
ちなみに、追加エリアを付ける時は、ベーシックステージと追加エリアを「架け橋」にさして繋ぎます。
①スタートダッシュエリア
スタートダッシュエリアは「人生のスタートダッシュが決められるエリア」です。
このエリアを追加すると、スタート地点がスタートダッシュエリアからとなり、ゲーム開始時から他のプレイヤーよりも先に家を買ったり、就職できたりします。
全21マスのうち2マスが「就職マス」になっていて、このマスに止まった人は「農業家」や「漫画家」になれます。
また、通常では「家を買う」のは結婚した後にしかできませんでしたが、スタートダッシュエリアには「後先構わず家を買う」というマスがあります。
このマスに止まったら、ゲーム開始直後いきなり家を買うことができます!
②ドリームトレジャーエリア
ドリームトレジャーエリアは「お宝ゲットのチャンスがあるボーナスエリア」です。
3つのコース(スポーツ・トラベル・エンタメ)から1つを選び、ルーレットを回します。
「1~7」がでたらお金かお宝カードを獲得できるラッキーマスで、特に「7」なら超高額なお宝カードが手に入ります。
③キャリアアップエリア
キャリアアップエリアは、「お宝獲得」や「給料アップ」で人生を変えようというエリアです。
このエリアでは「お宝コース」と「転職・ランクアップコース」のどちらかのコースを選んで進みますが、面白いのがコース選びが3回あるところ。ストップマスが3マスあり、各ストップマスでコースが2つに分岐しています。
「お宝コース⇒お宝コース⇒お宝コース」と同じコースを突き進んでも良し、
「転職・ランクアップコース⇒お宝コース⇒転職・ランクアップコース」と交互に進んでもOKです。
④ギャンブルエリア
ギャンブルエリアは、ゲーム後半に一発逆転を狙えるギャンブルゾーンです!
最大で3つの賭けにチャレンジできて、ルーレットの結果次第で大金を獲得することができます。
人生ゲーム2016年verの『職業カード』
人生ゲーム2016年verはスタンダード版ということもあり、定番の職業が多いです。
職業カード(ランクアップ前)の種類は全部で「15種類」あります。
<ランクアップ前の職業一覧>
パティシエ、タレント、エンジニア、カフェ店長、アスリート、工芸職人、マンガ家、デザイナー、ビジネスマン、教師、政治家、科学者、農業科、医師、声優
また、これらの職業は「ビジネスマン⇒社長」「パティシエ⇒三ツ星パティシエ」「アスリート⇒メダリスト」といったようにランクアップすることができます。
ランクアップすることで、もちろん給料もアップします!
人生ゲーム2016年verの『お宝カード』
また、人生ゲームシリーズの定番要素「お宝カード」は、全部で20種類あります。
これらのお宝カードは「青白いマス」に止まることで獲得できます。
手に入れたお宝カードは、ゴール後にカードに表記されている金額に換金できます。
人生ゲーム2016年verの『立体パーツ』
人生ゲーム2016年verに入っている立体パーツは「ビル群」「山道」「橋」「家4個」です。
ボード上の空いてる箇所にパーツを置くことで、平面ボードに立体感が出ます。
人生ゲーム2016年verの『レビュー』
最後は、人生ゲーム2016年verのレビューです。
追加エリアの「新鮮さ」と「面白さ」
人生ゲーム2016年verの一番の特徴は「4つの追加エリアが付け替えられる」ことです。
組み合わせパターンは16通りもあるので、「先週はスタートダッシュとキャリアアップを付けたから、今日はドリームトレジャーとギャンブルにしよう」というように、遊ぶ度にステージを変えられるので、いつも新鮮な気持ちで遊べるのが良いところです。
また、子供にとっては「エリアを選ぶという面白さ」があって、ゲームの準備段階から楽しくなれる仕掛けになっていてとてもいいと思いました!
プレイ時間の調整ができる
また、親視点では「プレイ時間の調整がしやすい」のも嬉しいポイントです。
「あまり時間がないから、1時間以内で終わりたい」という時はベーシックステージのみ、「雨だからじっくり遊ぶぞ!」という時は全エリアを追加するというように、エリアの付け替えでプレイ時間を短くしたり長くしたりすることができます。
ちなみに、4つのエリアを追加した時のプレイ時間は、だいたい「4人で1時間30分~2時間」くらいです。平日夜に遊び始めると大変なことになるので、全エリア追加は休日に遊ぶのがおすすめです。
小さい子供がいる家族なら「ジャンボドリーム」がおすすめ!
スタンダード版のルールを確認して「うちの子にはまだ難しそう…」というご家庭には『人生ゲーム ジャンボドリーム』がおすすめです。
人生ゲームジャンボドリームには、子供が馴染みのない「自動車保険・生命保険・火災保険・株式」といった要素がなく、プレイ時間も短めになっています。また、プラスのマスが多くて借金しづらいので、子供が理解しづらい「約束手形」も発生しにくいです。
個人的には、より子供が遊びやすくなった人生ゲームという印象です。今回とは別に『人生ゲーム ジャンボドリームのレビュー記事』も書いているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
最後に:家族で人生ゲームを楽しもう!
以上が、人生ゲーム2016年verのレビューでした。
人生ゲームはルーレット次第で結果が決まる運頼みのゲームです。そのため、子供と大人が一緒に遊んでも子供が普通に勝てるので、ファミリーで遊びやすいゲームだと思います。
また、遊びながら子供に「お金・仕事・職業・保険」などについて教えることができるのも良いところです。ぜひ家族みんなで人生ゲームを遊んでみてください!
スタンダードモデルの最新版について知りたい方は『人生ゲーム2023年verを徹底紹介』の記事もチェックしてみてください。
▽人生ゲーム(2016年ver)
▽人生ゲーム(2023年ver)
その他の人生ゲームシリーズ
人生ゲームシリーズには、以下のように様々な種類があります。
画像 | シリーズ名 |
《2023年4月発売》 人生ゲーム(2023年ver) | |
《2024年3月発売》 人生ゲーム タイムスリップ100 | |
《2023年3月発売》 ドラえもん人生ゲーム ひみつ道具で大冒険! | |
《2022年10月発売》 人生ゲーム ゴールデンドリーム | |
《2022年7月発売》 呪術廻戦 人生ゲーム | |
《2022年5月発売》 スーパーマリオ 人生ゲームプラス | |
《2021年7月発売》 大逆転人生ゲーム |
今回の記事の他にも人生ゲームシリーズのレビューを書いているので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
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