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カイトを徹底紹介!砂時計で凧揚げする協力型ボードゲーム

カイトを徹底紹介!砂時計で凧揚げする協力型ボードゲーム
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カイトは、凧揚げというテーマを砂時計で表現した協力型リアルタイムボードゲームです。

僕はito・ザマインド・ジャストワンなどの協力ゲームが大好きなので、協力系の新しいレパートリーとして手に入れました。

今回は、リアルタイム凧揚げボードゲーム『カイト』のルール&レビューを徹底紹介します。

\カイトにぴったりのスリーブ/

ゲーム名カイト 完全日本語版
プレイ人数2~6人
プレイ時間10分
対象年齢10歳~
発売時期2023年6月
デザイナーKevin Hamano
オリジナル版メーカーFloodgate Games
出版社アークライトゲームズ
価格3,300円(税込)
関連ページアークライトゲームズ公式ページ
BoardGameGeek

気になるところまで飛ぶ

目次

カイトはどんなボードゲーム?

カイトは、凧揚げを砂時計で表現した協力型リアルタイムボードゲームです。

手番に手札を出したら、カードの色と同じ色の砂時計をひっくり返します。いずれかの砂時計が落ちきる前に、全てのカードを出したらゲームクリアです。

協力型リアルタイムボードゲーム|カイト

大事なのは砂時計と手札の情報共有。「青ヤバい!」「青あるから、誰か白おねがい」「白やります!」という感じで、わちゃわちゃしながらもしっかり協力感があるのが良いところ。砂時計がどんどん落ちていく焦りと緊張感で、成功した時の達成感がスゴイです。

ルールが簡単で1ゲーム5~10分で終わるので、場を温めるためのアイスブレイク用ゲームにぴったりです。

カイトの公式動画(1分)

カイトの内容物

カイトの内容物は以下の通り。

スクロールできます

スクロールできます
砂時計6本
カイトの砂時計
凧カード53枚
カイトの凧カード
ハードモードカード12枚
カイトのハードモードカード

《内容物》
砂時計6本 / 凧カード53枚 / ハードモードカード12枚

砂時計は色によって砂の量が違うので、砂が落ちきるまでの時間が異なります。(30秒~90秒)

砂時計の色によって落ちる時間が違う|カイト

カイトのゲーム準備

まずは、カイトのゲーム準備からです。

全ての砂時計を横倒しにしておきます。

砂時計を横倒しにしておく|カイト

凧カードをシャッフルして、裏向きで配ります。(4人プレイなら4枚)

凧カードを配る|カイト

この時点では、まだカードの表側を見てはいけません。

残った凧カードは山札にして、テーブル中央に置いておきます。

カイトのルール

カイト|ボードゲーム

カイトのルール・遊び方を紹介します。

①白い砂時計を立てたらスタート!

最初のプレイヤーが白い砂時計を立てたら、ゲームスタートです。

白い砂時計を立てたらゲームスタート|カイト

スタートしたら、自分のカードを持って表面を確認します。

②カードを出して砂時計をひっくり返す

手番では、カードを1枚選んで場に出します。

カードを1枚出す|カイト

カードを出したら、そのカードのアイコンと同じ色の砂時計をひっくり返します(倒れている砂時計はひっくり返す代わりに立てる)

例えば、カードのアイコンが「赤」と「紫」なら、赤と紫の砂時計をひっくり返します。

アイコンと同じ色の砂時計をひっくり返す|カイト

砂時計をひっくり返したら、山札からカード1枚を引いて手札に加えます。

そして、次のプレイヤーの手番になります。

③アイコン1個なら白の砂時計をひっくり返してもいい

場に出したカードのアイコンが1個なら、その色の代わりに白の砂時計をひっくり返すことができます。

例えば、アイコンが「赤」1個なら、赤の砂時計をひっくり返してもいいですし、白の砂時計をひっくり返してもOKです。

アイコンが1個なら、その色の代わりに白の砂時計をひっくり返せる|カイト

ちなみに、白のアイコンはないので、白の砂時計はアイコン1個のカードでしかひっくり返すことができません。

④終盤は白の砂時計をひっくり返せない

山札がなくなったら、それ以降は白の砂時計をひっくり返せなくなります。

山札がなくなったら、白の砂時計をひっくり返せなくなる|カイト

⑤砂時計が落ちきったらゲーム終了

いずれかの砂時計の砂が落ちきったら、ゲーム終了です。

砂時計が落ちきったらゲーム終了|カイト

残った山札と手札の枚数を確認して、ゲームの達成度を確認します。

⑥手札を全部だしたら勝利

プレイヤー全員が手札を全て出し切ったら勝利となります。

勝利したら、ハードモードに挑戦しましょう。

カイトのハードモード

カイトは、先ほど紹介した通常ルールのほかに、ハードモードカードを混ぜて遊ぶこともできます。

ハードモードカードには「嵐が来るぞ!」「からまった!」「飛行機だ!」の3種類があります。

ハードモードカード3種類|カイト

山札からハードモードカードを引いたら、次の手番では必ずそのカードを出さなければなりません。

嵐が来るぞ!カード

嵐がくるぞ!カードを出したら、全ての砂時計をひっくり返します。

嵐がくるぞ!カード|カイト

からまった!カード

全てのプレイヤーはすぐに「手札1枚を選んで左隣に渡す」「右隣から1枚もらう」を実行します。

飛行機だ!カード

飛行機だ!カードを出した直後からすべてのプレイヤーは喋れなくなります。

このカードを出した人が、次の手番にカードを出した瞬間にこの制限はなくなります。

カイトのレビュー

カイトを実際に遊んでみた感想をレビューです。

情報共有でわちゃわちゃ盛り上がれる!

手札|カイト

カイトの良い点は、短時間でわちゃわちゃ盛り上がれるところ。

クリアするには情報共有がとても大事なので、「紫ヤバい!」「紫もってない!次誰か出して」「黄色もなくなりそう!」という感じで、砂時計の状況と手持ちのカードの情報が飛び交います。紫をひっくり返そうとしたら、ひっくり返したくない赤まで一緒にひっくり返すことになったりして、一筋縄ではいかないジレンマがあります。

僕がよく遊ぶ協力系ボードゲームは『ito』『ザ・マインド』『ジャストワン』などですが、みんなで協力しているという実感はカイトの方が上です。「青落ちそう」「やります!誰か白」「白こっちでやる!」というやりとりがスピーディーに行われるので、チームで協力している感がスゴいです。

そして、盛り上がりのピークは、山札がなくなって白をひっくり返せなくなった時。ここから必ず1分以内に終わる(白の砂時計は1分)ので、みんなのギアが1段上がって、終盤になってさらに盛り上がれるのもGOODです。

実際に遊んだ時は1ゲーム目にはわりと早い段階でゲームオーバーになりましたが、次第にコツ(リズム?)が掴めてきて、3ゲーム目には白い砂時計が落ちきるギリギリでなんとかクリアできました。成功した時の達成感・一体感が気持ちよくて、最後はみんなでハイタッチして盛り上がりました!

どんなシーンに向いているか?

カイトのカード

カイトはみんなが喋って盛り上がれる&短時間で終わる(インスト3分・1プレイ5~10分)ので、場を温めるためのアイスブレイク用のゲームにぴったりです。

連続して何度何度も遊ぶというゲームではない気がする(1回クリアしたら満足)ので、自分の環境ではボードゲーム会の最初や中量級ボードゲームの合間に2~3回遊ぶ感じになると思います。

最後に:カイトの評価

最後に、カイトの感想&評価をまとめます。

カイト
総合評価
( 4 )
メリット
  • 皆でわちゃわちゃ盛り上がれる
  • 協力系ボードゲームの中でも特に協力感が強い
  • クリアした時の達成感がスゴイ
  • 短時間で遊べる(インスト3分・1プレイ5~10分)
  • アイスブレイク用ゲームにぴったり
デメリット
  • リプレイ性がやや低め

カイトはリアルタイムゲームゆえ好き嫌いが分かれると思いますが、僕はワイワイできる協力ゲームが好きなので、余裕でレパートリー入り確定です。ハードモードがかなり厳しいですが、いずれクリアしたいところ。

また、このほかにも面白いボードゲームはたくさんあります。僕のおすすめのボードゲームについては『ボードゲームのおすすめランキング』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。

カイトに合うスリーブ

カイトは素早くカードを引いたり出したりするので、カードが折れてしまう可能性があります。そのため、スリーブは折れに強いハードタイプがおすすめです。

カイトのカードサイズは89×57㎜なので、ホビーベース アメリカンサイズスリーブ ハード(92×60㎜)がちょうどいい大きさです。

カイトに合うハードスリーブ

カード枚数は65枚なので、50枚入りのホビーベース アメリカンサイズスリーブ ハードなら2袋あればOKです。

その他のスリーブについては、下記サイトの『カイトのカードサイズに合うスリーブを徹底紹介』をご覧ください。

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