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【バリアントルール】『プロジェクトL』の追加ルール3種類を紹介

『プロジェクトL』のバリアントルール3種類を紹介
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今回は、プロジェクトLのバリアントルール3種類を紹介します。

バリアントルールは説明書に載っていませんが、プロジェクトLを制作したBoardcubatorの公式サイトで確認できます。自分用に翻訳しましたが、せっかくなのでブログ用にもまとめました。

ちょっとした味変からガラッと変わるものまであるので、プロジェクトLを持っている方はぜひチェックしてみてください!

はとまめ

こんにちは、はとまめ(@boku_bodo)です。記事を見て遊べるように詳しく書いたので、翻訳するのが面倒な方はこの記事を見て遊んでみてください!

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目次

プロジェクトLのバリアントルール3種類

今回紹介するプロジェクトLのバリアントルール3種類がこちら。

  • スコアリング…特定のピースが追加得点になる。
  • ピース・アンロック…ロック解除したら新しいピースが使えるようになる。
  • アグレッシブデュエル…2人用。パズルを完成させて攻撃、完成したパズルで防御する。

バリアントルール①|スコアリング

まずは、プロジェクトLのバリアントルール①『スコアリング』を紹介します。

スコアリングの概要

スコアリングは、ゲーム開始時に特定のピースを選び、そのピースを多く持っているほど追加得点が得られるというルールです。相手が欲しいパズルやピースを先取りして妨害できるので、インタラクションがアップします。

はとまめ

スコアリングは、基本ルールにちょい足しするだけなので、最初に遊ぶバリアントルールとしておすすめ!

ゲームの準備

まずは通常通り、プロジェクトLをセットアップします。

プレイ順が最後のプレイヤーから順に、レベル3またはレベル4のピース1個を選び、それをお気に入りピースとします。(お気に入りピースは皆が確認できるように勝利ポイントパイルのそばに置いておく)

スコアリング|ブロジェクトLのバリアントルール

得点計算

スコアリングでは、最後の得点計算で追加ルールがあります。

全てのプレーヤーは、自分が持っているお気に入りのピース1つにつき1点を獲得できます。(自分のサプライにあるものでも、パズルに使っているものでもOK)

バリアントルール②|ピース・アンロック

次に、プロジェクトLのバリアントルール②『ピース・アンロック』を紹介します。

ピース・アンロックの概要

ピース・アンロックは「6枚のアンロックシート」を印刷して遊びます。

アンロックシート6枚|ブロジェクトLのバリアントルール

各プレイヤーは6枚のアンロックシートのうち1枚を受け取り、ゲーム中はアンロックしたピースのみを使うことができます。

ゲーム終了時には、自分がアンロックしなかったピースの分だけ追加点を得ることができます。

はとまめ

たくさんアンロックすればいいわけではなく、追加点があるので限られたピースでプレイすることが重要です!

【シートの印刷場所】
Boardcubatorの公式サイトに飛んで、「Project L – Gameplay variants」⇒「Piece Unlocking Variant」⇒「Piece Unlocking Variant – Unlock sheets.pdf」をダウンロードして印刷する

ゲームの準備

まずは通常通り、プロジェクトLをセットアップします。

そして、各プレイヤーは無作為に1枚のアンロックシートを選び、自分の前に置きます。

ゲームプレイ

プロジェクトLの基本ルールに、以下の追加ルールが加わります。

最初に使えるのはレベル1・2のみ

ゲーム開始時に使用できるのは「レベル1のピース」と「レベル2のピース」だけです。その他のピースはロック解除するまで使用不可です。

新アクション「ロック解除」

ロックを解除するには、ロック解除アクションを行います。(1アクション消費)

ロック解除シートには、上段に「ロック解除しないと使えないピース」、下段に「ロック解除するのに必要なピース」が載っています。

|ブロジェクトLのアンロックシートの解説

ロック解除アクションでは、ロック解除したいピースの真下の枠にぴったりはまるピースを置くことで、ロック解除できます。

ロック解除|ブロジェクトLのピース・アンロックルール

ロック解除したら、すぐにロック解除したコマ1個を獲得します。それ以降、その形のピースは入手・使用することができます。アンロックシートに置かれたピースはゲーム終了までそこに置いたままとなります。

得点計算

ピース・アンロックでは、最後の得点計算で追加ルールがあります。

アンロックシートの下段を確認して、ピースが置かれていない箇所(ロック状態)の数字を合計して、自分の得点に追加します。

上の画像では、アンロックされていない箇所の合計点が4点(2+2)なので、最終得点に+4点します。

バリアントルール③|アグレッシブ・デュエル(2人用)

プロジェクトLのバリアントルール③『アグレッシブ・デュエル(2人用)』を紹介します。

ゲームの概要

アグレッシブ・デュエルでは、パズルを完成させて相手を攻撃したり、完成済みパズルで防御するといった遊び方に変わります。相手の攻撃を防御できなければ即負けになります。

はとまめ

今回紹介するバリアントルールでは最も遊び方が変わるルールです!

ゲームの準備

まずは通常通り、プロジェクトLをセットアップします。

そして、全てのプレイヤーは『レベル1のピース3つ(防御用)』を勝利ポイントパイルのそばに置きます。

防御用のレベル1のピース|ブロジェクトLのアグレッシブデュエル

ゲームプレイ

プロジェクトLの基本ルールに、以下の追加ルールが加わります。

パズルが完成したら攻撃!

パズルが完成したら相手を攻撃します。攻撃の強さは、完成したパズルの勝利点と同じです。つまり、3点のパズルを完成させた場合、攻撃力3になります。

パズルが完成したら攻撃|ブロジェクトLのアグレッシブルール

複数のパズルが一度に完成した場合は、それぞれ別の攻撃としてカウントされ、攻撃を受ける側はそれぞれ防御する必要があります。防御できなかった場合、そのプレイヤーの負けとなります。

完成済みパズルで防御する

防御する側は、自分の勝利ポイントパイルにある完成済みパズルを使って防御することになります。

防御の強さは「パズルの勝利点報酬+1」です。つまり、パズルの点数が「2」の場合、そのパズルで得られる防御力は「3」ということです。

完成済みパズルで防御する|ブロジェクトLのアグレッシブルール

攻撃を防ぐためには、防御の強さが攻撃の強さと同じでなければなりません。例えば、攻撃側の攻撃力が3なら、防御側は防御力3で受ける必要があります。

また、防御時の細かなルールは以下の通り。

  • 複数のパズルを使って防御してもOK(防御力を合計する)
  • 1つのパズルで、複数の攻撃を防ぐことはできない
  • ゲーム準備時に用意したレベル1ピースを「防御力1のシールド」として使える

防御に使ったパズルは裏返します。裏返したパズルはそれ以降防御に使うことができません。

新アクション「装填」

装填アクションでは、手持ちのピースを積むことで、攻撃力にボーナス値をプラスしてより強力な攻撃をすることができます。(1アクション消費)

装填時は、自分のサプライからピースを1つ取り出して、目の前の未完成のパズルの上に置きます。最終的な攻撃力は「パズルの点数+装填したピースのレベル」になります。

装填の細かなルールは以下の通り。

  • ピースは何個積んでもOK
  • 装填時の攻撃力のMAXはパズルの点数の2倍(例:3点のパズルなら最大攻撃力は6)
  • マスターローディングアクション(1ターンに1回) – 1回のアクションで、手元にある各パズルに最大1個のピースを積むことができる

パズルが完成したら、装填に使ったピースはリザーブに戻します。(自分のサプライには戻らない)

ゲームの終了

ゲームの終了方法は以下の2通りです。

  • 防御側が攻撃を防ぐことができなかった時(攻撃力と同じ強さの防御を組み立てられなかった場合)
  • 黒いパズルの山がなくなった時(基本ルールと同じ)

黒いパズルの山がなくなってゲーム終了した場合、最後の仕上げではパズルを完成させても攻撃できません。

得点計算

アグレッシブ・デュエルでは、最後の得点計算で以下の追加ルールがあります。

  • 裏返しのパズルは0点
  • ゲーム準備時に用意した防御用のレベル1のピースは0点

プロジェクトLの『改訂版ルール』

実はBGGにプロジェクトLの改訂版ルールがアップされています。

公式によると、プロジェクトLを遊んだ多くの人たちからフィードバックをもらったことで、より面白くなるように微調整を加えたそうです。

改訂版ルールでは、以下の6つの変更点があります。

プロジェクトLの改訂版ルールの変更点まとめ

場に欲しいパズルがないときの新アクションや、パズルを取り過ぎた時のペナルティなどの良調整が入っています。詳しい内容は『プロジェクトLの改訂版ルールを紹介』にまとめているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

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【最後に】バリアントルールでまだまだ楽しめる!

以上が、プロジェクトLのバリアントルール3種類の紹介でした。

公式でここまで幅広いルールを用意してくれているのはとてもありがたいですね!

どれを遊ぶか迷ったら、まずは基本ルールにちょい足しの『スコアリング』がお手軽なのでおすすめです!

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